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2009/05/26 16:22 KST
北朝鮮の挑発行為ないよう軍事対応準備、軍当局者


【ソウル26日聯合ニュース】国防部当局者は26日、大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)全面参加を理由に北朝鮮が挑発を敢行しないよう、確固とした軍事対応態勢を整えていると明らかにした。

 政府のPSI全面参加発表直後に記者団に対し述べたもの。政府は外交通商部を中心に関連官庁協議を行い、遮断原則履行に向けた与件を策定し任務分担と協力体制を構築中だと伝えた。ただ、韓国がPSIに全面参加しても、事前承認により指定された海上航路帯で南北を運航する北朝鮮船舶は、依然、南北海運合意書の適用を受けると強調した。

 当局者は、南北海運合意書により、北朝鮮船舶の韓国海域への運航は航路通りと承認された場合に限り可能で、海洋警察が統制し、乗船・立入検査を行っていると説明した。必要に応じ海軍もこれを支援している。こうした状況にPSI全面参加による変化はないとした。

 PSI参加に対する北朝鮮の反発に関しては、PSIの原則は参加国の裁量権だとした上で「南北衝突がないよう、韓国の意志で活動範囲と水準を決定する」と述べた。