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郵便料金不正でニセ稟議書、厚労省係長らを逮捕へ

5月26日15時1分配信 読売新聞

郵便料金不正でニセ稟議書、厚労省係長らを逮捕へ
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読売新聞
 障害者団体向けの料金割引制度が悪用された郵便法違反事件に絡み、厚生労働省の障害保健福祉部係長(39)が、自称障害者団体「白山会」(東京都文京区)の前身「凛(りん)の会」(解散)に対し、制度の適用を受けやすくするため偽の「稟議(りんぎ)書」などを作っていた疑いが強まり、大阪地検特捜部は26日、虚偽公文書作成、同行使の両容疑で、係長の取り調べを始めた。

 凛の会元会員(68)についても両容疑の身分なき共犯として聴取しており、容疑が固まり次第、2人を逮捕する方針。係長は容疑を認めているという。

 凛の会は、郵便事業会社(日本郵便)に対し、厚労省発行とされる偽の障害者団体証明書を提出しており、特捜部は、この偽証明書についても係長らの関与を追及する。日本郵便がかかわった郵便不正は、厚労省も巻き込んだ事件に発展する可能性が出てきた。

最終更新:5月26日15時1分

読売新聞

 

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