「タミフル」個人輸入に注意喚起―厚労省
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厚生労働省はこのほど、抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」のインターネットでの個人輸入を避けるようホームページ上で注意喚起した。
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国内でタミフルの製造・販売を承認されている製薬会社は中外製薬（本社＝東京都中央区）のみで、その他の業者の扱う“タミフル”は未承認だ。
一部報道では、国内での新型インフルエンザ発生に伴い、タミフルのインターネットによる個人輸入が行われているとされる。厚労省ではこうした報道を踏まえ、タミフルについて、▽現在、国および地方自治体において、十分な備蓄を進めている▽医師の処方に基づき服用されるべき医薬品で、患者自らの判断で服用することは危険が伴う▽現在、薬事法上承認を取得している製品以外は、品質、有効性、安全性の確認がなされていない―としている。
その上で厚労省では、海外から未承認の医薬品を安易に個人輸入して使用することについて、それが偽造製品である場合や、有害な物質を含んでいる場合があるなど、望ましいものではないとして、タミフルをインターネットなどで個人輸入して使用することはくれぐれも避けるよう注意喚起している。
更新：2009/05/26 13:18 キャリアブレイン
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