ホットクリックの説明会に行ってみた
ホットクリックって皆さんご存知?
サイトは、こちらなんですが→『HotClick -みんなが集まる携帯向けエンターテイメント情報サイト、ホットクリック-』
ほんとはこの記事は、金曜くらいに書いてて、書き終わる寸前でFirefox君の強制終了という反乱にあい、消えてしまいまして…。
改めて書いていきます。
実は、先週の火曜日くらいにお客さんに相談があるからと呼び出されまして。
てっきりサイトの更新についての話しかなと思っていったんですが、行ったらほかのお客さんと打ち合わせ中。
あれ、時間間違えたかな。と思ったんですが、手招きされていっしょに話をきくことに。
で、その話というのが、ジャストメールって携帯コンテンツについての話。
まぁ、多段階に分けてメールが送れたり、属性決めてメールが送れたり。っていうステップメールなんですけどね。
でもこれが他社と違うのは結構な機能がついてて安い。ってこと。
パンフレット見た限りでは、ほんと安いと思いました。
ただ、これはユーザー数が1000未満までの話。
3000を超えるとちょっと違う。
まぁ、だんだん高くなっていくのは当たり前なんだけど、ここには裏技があって。
一般的な企業さんが、もしジャストメールを導入したいと思ったら、それよりもホットクリックの代理店になる方が安上がりだということ。
ん?と思った方もいらっしゃるでしょうが、ホットクリックの販売代理店(ジャストメールとか、その他のコンテンツも販売できる)になれば、ホットクリックの利用料金で、ジャストメールや、他のコンテンツの機能が使えるんです。
そりゃぁ初期費用や月額費用は高くなりますが、いろいろな機能が使えるということを考えると、割安。
さぁ、御社も導入してみてはいかがでしょうか。
いや、販売代理店になってみませんか?
ホットクリックの…。
と、まぁ、こんな感じで説明を受けてたわけですが。
さらにここから深い話になるわけで。
(以下、業者説明は業と表記します)
業:もし販売代理店になって、他に代理店(代理店A)を見つけてくればあなたにマージンが入ります。
まぁ、ここまではあってもおかしくないかな。って思いまして。
業:さらに、その見つけた代理店Aが、さらに代理店さん(代理店B)を見つけてくれたらあなたにマージンが入ります。
ただし、その権利を得るためには、あなたが最低2つの代理店さん(代理店BとC)を見つける必要があります。
あれ、なんかおかしい気がしてきた。と思い始めまして。
業:さらにさらに、代理店Bさんが代理店さんを見つけたら…。
という話が何度かありまして。
話聞いて帰ろうかと思ったら、説明会に一緒にきて欲しいとのこと…。
しぶしぶ福岡は薬院で行われた、運営会社ワースワイルドットコムのホットクリック説明会に行って来ましたよ。
内容としては、1時間半ほど長い前ふりの説明。その後40分くらいジャストメールとホットクリック代理店の話。
参加しているのはちょっと高齢の人が多かったかな。若者も数名。
僕としては最初の10分で帰りたくなった。
これからの時代は携帯がきます。だから早くみなさんも実践して、先行者利益をあげましょう。とか。
あとは、横文字(といっても僕は理解できる話)ならべて、いかにもすごい感じをアピールしてたように思えた。
で、大してすごくもないのに、おばちゃんなんか「わぁ、すご~い」なんて言っちゃってるもんだから…。
結局1時間で腰が痛くなって、体勢を変えながら、落書きしながら、説明会を乗り切りました。
ただし、説明後の質問などの受付は一切なし。
一方的に説明されただけ。
それが終わったのが夜10時過ぎ。
帰ろうと思ったら、なんだかちょっとえらい感じの人と名刺交換…。
で、またわけのわからんことを聞かされて。
ようやく解放されて、家に着いたら深夜0時あたり…。
翌朝もちろん、検索、検索…。
「ジャストメール」「ホットクリック」
でてくる、でてくる、あやしい話が(^^ゞ
まぁ、代理店としてサイト作ってるところもあったけどね。
(WEB制作会社が代理店として作ってるところもあった)
結局のところ、僕のお客さんは結構お金をつぎ込んでるし、ジャストメールの機能が気に入ってて、そのお金を投資してるみたいなので、あえて僕の意見は何も言いませんでした。
ただ、サイトみて掲載内容みていけば、何かしらおかしいというのは気づくはず。
もし、あとあとだまされたと感じても、それは間違いだと思います。
自分自身がそれがどういったものなのか、調べることを怠った結果だと思いますし。
でも、こうやって無知な人たちを囲い込んで、うまい話を説明して、お金を得ることは道徳に反してると思いますけどね。
結局、そういう説明会に来る人たちのほとんどが、僕みたいに検索かけて調べたりしないから、カモなんでしょうけどね。
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コメント
本当にそうですね。
同感です。
微妙に納得する話もありましたが
販売代理店になるのに
初期費用がかかるというところで怪しい。。。
結局ねずみですよね。。。
Posted by:goomikan | 2007年06月12日 17:53
「よくわからないけど、うんなるほど」って、説明会に来た人が思うように仕組んであるんでしょうね。
やっぱねずみはすごいっす(^^ゞ
ねずみ企業としては、そういったことにお金をつぎこんでも、それ以上の見返りがあるから、しっかりした「なぜか納得してしまう説明会」をするんでしょうね。
Posted by:shozo | 2007年06月12日 21:22
はじめました。
京都でウェブ構築をやってるものです。
客が「ホットクリックの代理店を事業として取り組む」と言い出したので困ってます。
あえてネットワークビジネスを否定しませんが、これは長持ちしないでしょ。
一応止めましたが、洗脳されてしまった後で効果なしです。。。
同じ境遇で同じ現象にお会いになったかたがおられたのでコメントさせていただきました。
Posted by:con | 2007年07月07日 12:20
conさん、お返事遅くなってすいません。
ほんとにお客さんが手を出すのには困りますね。
やはり、一般の方には難しい言葉をたくさん並べてるから、おかしい点がわかりにくいのかもしれませんね。
なかなか、わかってくれるお客さんも少ないですよねぇ。
うちのお客さんは、まだやってるみたいです…。
Posted by:shozo | 2007年07月16日 01:13
札幌でwebdesignをしているものです。私のお客様も最近ジャストメールを始められました。説明会にも同席させられ、まったく同じ状況(笑)ウェブのシステム自体は問題ないが販売員が全員ねずみに見えてしまった。これでぐるなびを追い越す!と豪語していたのを聞いた時は噴出しそうになるのをこらえるのがやっとでした。早く摘発されないかな~
Posted by:hit | 2008年03月01日 03:51
うちのお客さんは本業の方の経営もせっぱつまってきた感じがします。
でもホットクリックにもいくらかつぎこんでますからね。
原因の一つになってるのかもしれません。
最近のホットクリックは結構代理店も増えてない感じもしますから、摘発される前になくなってしまうかもしれませんね。
Posted by:shozo | 2008年03月03日 00:20