(cache) 平和奥田、ほかにも無価値の土地購入 損失9億円
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  •  ニュース詳細

  •  送検のため大阪府警本部を出る山元康幸容疑者=27日午前8時57分

    平和奥田、ほかにも無価値の土地購入  損失9億円

     滋賀県の中堅ゼネコン平和奥田の土地取引をめぐる特別背任事件で、同社は取引した問題の山林のほかに、資産価値がない土地や事業化のめどがない土地の購入を繰り返していたことが27日、大阪、滋賀両府県警の合同捜査本部の調べで分かった。

     2003年以降、少なくとも3件あり、損失額は約9億5000万円以上になる。捜査本部はこれらの中にも特別背任にあたる取引がないか解明を進める。

     捜査本部や同社の調査結果によると、購入した土地に産業廃棄物が埋まっていたり、実現する見通しがない土砂採取事業のために土地を購入したりしていた。

     このうち土砂採取事業では、地元自治体から必要な許可を得ておらず、自治体担当者は「許可申請の打診を受けた記録さえない」と話している。

     これらの土地は、元社長奥宗嗣容疑者(46)=特別背任容疑で逮捕=らの共犯として逮捕された不動産コンサルタント業山元康幸容疑者(51)の紹介案件が多かったという。

      【共同通信】

    ソーシャルブックマークへ投稿: ソーシャルブックマークとは
    ロード中 関連記事を取得中...