阪神が、元西武のクレイグ・ブラゼル内野手(29)=米独立リーグセイントポール・セインツ=を獲得することが23日、決定的となった。セインツが公式ホームページで「阪神に(ブラゼルとの)契約を売却した」と伝えた。
同HPでは『さよならブラゼル、日本の球団が購入』と題して、「セイントポールで過ごした時間は素晴らしかった」という本人のコメントを掲載。阪神球団関係者は、「(セインツは発表が)早いですね。(来日は)すぐにとはいかない。キッチリと手続きを進めていきたい」と話した。
攻撃陣の不振でチームは借金6の4位と低迷。新外国人ケビン・メンチ外野手(31)も不調で2軍落ちとあって、新外国人獲得に乗り出していた。昨年、西武で121試合で4番を務め、27本塁打を放ったブラゼルに候補を一本化。22日には真弓監督の承諾も得て、代理人と条件面を詰める段階まで来ていた。
米独立リーグでは7試合で打率.581、4本塁打、12打点、18安打と絶好調。来週半ばにも来日、チームに合流する見通しだ。