検索オプション


ここから本文です

医薬品ネット販売、法廷決着へ

5月25日12時53分配信 医療介護CBニュース

 医薬品などをインターネットで販売するEコマースサイトを運営するケンコーコム株式会社(後藤玄利代表取締役)と、有限会社ウェルネット(尾藤昌道代表取締役)は5月25日、6月1日に施行される「薬事法施行規則等の一部を改正する省令」が「二重の意味で違憲」として、一般用医薬品のネット販売の権利確認と「違憲・違法省令」の無効確認・取り消しを求める訴えを東京地裁に起こした。

 両社は医薬品の郵便などによる販売について、それに起因する問題や事件が存在しないにもかかわらず、明確な理由がないまま一般用医薬品のネット販売そのものを禁止する規制は、「法律的な見地からみても、行き過ぎた過度の規制であって、営業の自由を保障した憲法に違反するもの。さらに、それを省令で定めること自体も違憲」と主張。改正省令は二重の意味で違憲と指摘している。

 厚生労働省の担当者は「関知していないので、コメントしようがない」としている。


【関連記事】
医薬品販売で経過措置、省令を来週にも公布―厚労省
医薬品のネット販売、離島などに2年の経過措置
医薬品のネット販売に時限的な経過措置―厚労省
消費者が求める販売方法は?―医薬品販売検討会
「医薬品ネット販売、97%が規制反対なのに」―規制改革会議が遺憾表明

最終更新:5月25日12時53分

医療介護CBニュース

 

この話題に関するブログ 6件

主なニュースサイトで 医薬品ネット販売 の記事を読む

ブログパーツ

国内トピックス