※本文の無断転載を禁じます。
May
25
2009
この時期、再び「核実験」をやらかした北朝鮮。「やらかした」という表現がこれほど似合う国もない。まるで駄々っ子のよう。でも、どうして核実験なんかするのだろう?と常々疑問に思うのは私だけではないと思う。「核実験」するからには、それなりの理由がなければ・・・。前回の時、ちゃんと爆発しているのか?という疑問の声が上がっていたが、今回はどうも本物らしいということで、疑う国は無くなったようだ。おまけにどうやら、ミサイルまで発射したというのだから参ってしまう。
「核実験」に関しては、国際間で様々な応酬が常に巻き起こる。記憶に新しいのは1995年のフランスの核実験強行だ。一応フランスは「核保有国」だったのだが、技術的にどうしても確立しておきたい部分があって、未消化のプログラムを実行したかったらしい。あのシラク大統領だから、やった、という説もあります。それから1998年のインドとパキスタンの核実験の応酬も、非常に怖かった。特にパキスタンの実験は、一説には北朝鮮の代理実験だったとも言われ、インドとの関係は一触即発まで行っていたといわれています。過去に、核保有国は十分に実験を重ねていて技術を確立しているわけで、後進国が行う核実験に対し、文句を言うのは確かに「筋違い」とも言える。現に、インドもパキスタンも、そして北朝鮮でさえ、この論法なのだろうと思う。しかし、隣国とすれば、そして世界で唯一の被爆国とすれば、北朝鮮の行為は非常に怖い。いや、「核実験」そのものが、非常に怖いという感覚があります。その、感覚を、もっと国際社会で主張し、訴えるべきなのだ、と思います。
アメリカへの遠慮、と言われていますが、原爆を落とされて多数の市民が犠牲になって、これほどおとなしい国なんて、国際社会では考えられないでしょう。おまけに、国民を拉致までされて、ミサイルまで打たれて、おとなしくしていろと言うほうが無理なのだ。もし、日本に軍備があって、交戦権が認められていたとして、この核実験やミサイル発射実験を理由に、戦争を仕掛けたとしても、アメリカのイラク侵攻よりもよほど真っ当な理由になるはずだ。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |
「脱市場原理主義の最終列車に遅れるな Ⅱ 日本経済 前編」
の校正が終わり、今夜ようやくアップすることになりました。約1ヶ月半にわたり、書き続けた気合の作品で、とにかく調査すればするほどに、日本の実態は情けないものでした。こんなことやっていて、よくもまぁ、ここまで来れたものだと、ため息ばかりが出ました。やはり、どうしても一度、政権交代をして、この10年間を真面目に総括しないと、日本は大変なことになります。というか、今、後編を書いていますが、容易ならぬ事態となりそうで、怖いです。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |
May
24
2009
政府の「ECOポイント」で、家電量販店が絶好調らしいです。ハイブリッドカー購入助成金で、そちらも絶好調ということらしいですが、私はこういう類の景気対策は、納得できませんね。理由は、著しく公平性を欠いているからです。
ただでさえ、可処分所得が大幅に減って、消費者の購買姿勢は非常に慎重になっています。その中で、ありとあらゆる業種のすべての企業が、一生懸命に努力をしているのにですね、政府がこんな不公平な景気対策を打ち上げたなら・・・・。もちろん、対象となる商品は売れるでしょうが、大多数の対象とならない商品は、より売れなくなってしまうではありませんか!そんなことで、いいのでしょうかね。
ドイツで自動車購入助成金のお陰で非常に良く売れたそうですが、ただその物真似をしただけ・・・。何故、自動車業界だけ助けるのでしょうか?同様に、オバマ大統領がグリーンニューディールというよく判らない政策を発表したら、日本政府もECOだというので、ECOポイント!?ふざけるにも程がある!高速道路の¥1,000-だって、ETC搭載車のみってどういうこと!?
公平性を確保するなら、減税しかないのです。地方税は前年ベースでの課税ですから、負担増。自動車税も5月。固定資産税も分納は5月から・・・。給料は大きく減ってしまった・・・。冗談じゃない、これで減税しないで、何をしろっていうのでしょうかね?
もういい加減に、辞めて欲しいです。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |
May
23
2009
アメリカは「景気はいい方向へ向いつつある」という演出に躍起になっています。日本でも日銀が、景気判断を上方修正すると言うことらしいですが、そんなこと、誰も信じないでしょう。その証拠が、株式市場にも為替にも現れています。5月に入り、ドルは急激に下げてきました。ストレステストをやって金融機関の信用を一気に回復しようと目論んだFRBでしたが、これが市場では完全に裏目に出ました。「自己申告制」のストレステストなど、誰も信じなかったのでしょう。アメリカの金融機関の内情はもう即死の状態ですから。一方、日本の状況は、1~3月のGDPがマイナス15.2%、そして4~6月の市場予測は、もっとマイナスです。つまりは、景気の悪化は現在進行形であることに変わりはないのです。そして、またぞろ、商品市況が着々と上昇しています。なかでも金価格の値動きは、100$到達でさらに上をうかがっている状態。日本でも1g=¥3,000-は時間の問題でしょう。投資家は、アメリカの景気が回復するなどとは、思っていない証拠でしょう。
現在の株式市場の戻りは、「単なる戻り」であると思います。世界的に5月いっぱいの相場で、6月は下落に転じる可能性大でしょう。本当の不況はここから始まると思います。そして、もし世界経済が大きく動くとすれば、それはインフレ時代の始まりかもしれません。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |
May
22
2009
多少方針が変わろうと、日本経済がどうなろうと、私は自作ファンのために、今後もケースを作り続けようと思います。パソコンで一番目立つのはケースデザインであり、性能を維持するためにもケースはもっとも重要なものです。もちろん、ただの箱を作ればいいと言うものではありません。
ただ、怖いのはインフレで、ごく近い将来インフレ時代は必ず来る。今も原材料は反転して上昇し始めているし、環境はますます厳しくなるだろう。ほんの一時の価格ダウンも、まもなく出来なくなることは必至の情勢だ。しかし、自作すること、ものを作ることは、楽しいから。楽しいことは、ずっと続けます。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |
この写真、そう、「手打ちうどん」を切ってるところですが・・・。この人物が、WiNDyケースを作っているなんて・・・・とても想像できないと思いますが・・・・。
実は、地元に「石打うどん」というお店を構えて、趣味!?のうどん作りに励んでいるH氏です。このお店に今日、アイエヌジー社員全員で、昼食にお邪魔しました。
申し訳なかったのですが、私は、「お味」に関しては半信半疑でしたが、行ってみるとこれが、最高に旨い!もう、ビックリ仰天でした。
もちろん、驚かされたのは味だけではなくて、その料金です。写真撮るの忘れてしまいましたが、なんとたったの¥500-(税込)で食べ放題なんですよ。そしてそれがただの食べ放題じゃないところがまた凄い。この食べ放題には、「てんぷら2品」「小鉢1品」がつきます。そしてさらに凄いのは、「冷たい付け汁」「温かい肉汁」「温かいきのこ汁」が好きなだけいただける。さらに、うどんは300g、400g、500gと好きなだけ頼めて、無論いくらでも追加OKという、なんとも豪快な内容!そして、名物になっている「だし巻き卵」がこれがまた旨い。
こんな、凄いメニューで「儲からないだろう?」と聞くと、今の2倍お客さんがくれば、「トントン」ということ。「いくらでも食べられるだけ食べてみればいい!」なんていわれて挑戦したけれど、500g止まりでした。(若い社員は700gペロでしたが・・・)。
近いうちに、ホームページ作ってあげようと思います。これは、とても秘密になどしておけません。場所が少々わかりにくいのが難点かも知れないですが、でも、地元の方は是非!ご賞味あれ。
(裏話)
このH氏、実は私が市内の某ホテルで披露宴を行ったときの、総料理長だったのです!もう20年も前のことですが・・・。人生って本当にわかりませんね^^
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |
駄作と思ったJAZZがあるヒントから完全に生き返った。というより、かなり良くなってしまった。これだから、製品開発はわからない。ダメだと思っても、何か一つ良いアイディアがひらめいたりすると、俄然復活する。そういえば、FX2000も同じような感じだった。開発当初は、かなり違和感があって冷却にも物足りなさを感じていた。しかし、エアチャンバーをつけたらいいというアイディアを昔のNA時代のF1雑誌を見ていて気が付いた。自動車工学でエアチャンバーの運用に関して確認してみると、どうもいけそうだという感触を持った。そして実験してみると、これが相当に効いたのだ。そしてその時点で俄然、FX2000は甦った。
JAZZと並行してた機種も開発しているが、そちらの方は順調に進んでいます。まぁ、会心の出来に近い格好で来週早々には2次プロト製作が出来るのではないかと思っています。
初代JAZZ(JAZZ LV)奥側とJAZZ2006(手前) 進化は歴然!?
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
人生は音の器だ!僕は人生を思い切りロックする
誰だって過去を振り返るとそこに音楽があるはずだ。時代の流行歌や 好きだった歌が聞こえるだろう?人は音楽に思い出を託す。人生とは 音楽の器なのです。
希望の欠片 IV
~倒産編・希望編~
すべてを失ってなお、人生を賭けて著者が守ろうとするものは?自伝というにはあまりに鮮明なタッチで、総てを書きつくす著者入魂の結末編!
希望の欠片 番外編
中小企業繁栄の最大の鍵を握る雇用問題!著者の赤裸々な雇用体験は、総ての中小企業経営者に雇用の本質を問いかける!堰を切ったようにあふれ出るリアリズムの世界!