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職員「ほっとした」 府庁移転条例案否決

 WTCへの移転案が流れた24日。現庁舎に勤務する職員からは、「ほっとした」というホンネの声がもれた。

 ある幹部職員は「職員にとっては、通勤時間が延びなくてよかった、という程度の関心しかないのが正直なところ」と冷めた様子。

 また、中堅職員は「移転するのは別に構わないが、中之島などの中心地がいい」と話した。

 一方、大阪府関係職員労働組合(府職労)の平井賢治・執行委員長は「WTCには、防災面や府民の利便性の面で問題があり、移転すれば職員の通勤時間も平均で20分ほど延びることになるので、否決されたのはよかった。橋下知事には、高い支持率を背景にしたおごりがあったのではないか」と苦言を呈した。

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