2008-09-24 19:39:00

貢がれる人と貢ぐ人

テーマ:楽しい接客

久しぶりに心斎橋に行きました。

買い物は梅田ですることが多いですが、

何故か心斎橋筋が大好きなので頑張って行ってみました。

しばらく体が動かなかったため、実に半年振りです。


現在はオシャレモチベーションが妊娠によって

ダウンしているのと、アパレルショップには

申し訳ないので入れない。

(ご試着どうそ~サイズ出しますので~と声を

掛けてくれる販売スタッフさんが、ハラを見てギョッとするため)

妊婦は気を使われる分、こちらも多少気を使う。


ブランドショップやら百貨店や堀江まで足を伸ばしてみました。

すると久々に某ブランドショップで、外国人女性にプレゼントを

かってあげるオジサマを見ました。

もちろんこのような光景は珍しいわけではありませんが、

私は大変懐かしかった。


ジュエリーショップで働いている時には、オジサマと褐色の肌を持つセクシーな

女性が来店するのは日常的な光景だったからだ。

外国の女性、特に気温の暑い方の女性は、感情表現が

豊かに見える。オジサマが指輪やネックレスを買ってあげると、

「だ~り~ん☆アリガト、超ウレシインダケド!!☆」という感じで本当に嬉しそうな顔をする。

とても可愛い。

あまり可愛げのない日本人女性の場合だと、彼が好きなの選べよ、

と言っても(さんざん迷ったあげく)「・・・これで(!)いい」と言ったりする。

もちろん素直に喜ぶ女性もいましたが、

外国人女性を見習って欲しい、と心から思ったものだ。


暑い国の方が感情表現が豊か、と書きましたが

現在バブリーな感じの北方面の国の方も負けてはいません。

一緒に来店するオジサマのアタマくらいのところに、ヒップがあるような

スタイル抜群なこの国の女性。

同じ日本人としてオジサマにいたく同情しました。

プラチナの輝きが彼女達の肌の美しさを一層引き立てます。

オジサマにプレゼントされると、「テンキュー☆(サンキューのこと)」

といって、オジサマのほっぺにブチュッと口紅のあとが・・・

そのような抱擁に照れまくって言葉が出ない日本人男性-。

わが国の文化があまりスマートでは

ないことを教えてくれます。


宝石屋さんに勤めると一般的に

耳年増になります。

ジュエリーに愛はつきものですから、

仕方がありません。

しかし、なかなか面白いのも事実。


外国人女性でも、中にはねだり下手な人もいます。

来日したてでしょうか、オジサマが5万円くらいのもので

よいと言っているのだけれど、1万円くらいの寂しい感じの

リングを選びます。

初々しさを感じますが、商売をやっている方としては

ねだり上手になっていただきたい、と販売スタッフ全員

思っておりました。



しかし、まだ私も20代前半のころ、60代の女性チーフが

いいました。「しんさん、プレゼントはね、5万円超えると彼女達も

大変なのよ・・・」と。

これは、何かと申しますと、お察しのとおり、

5万円を超えるプレゼントを受け取ると、

一歩進んだ関係をオジサマに迫られる、ということを

意味しているそうです。

5万円が高いのか安いのか・・・

日本とは著しく貨幣価値が違う中で生きて

こられた外国人女性。

ねだり下手にも理由があったのね・・・とその時

外国人女性の律儀さを知った思いでございました。


しかし、もちろんツワモノもいるのです。

私自身は貢がれたことなどサッパリありませんが、

貢がれる運命の方、というのは当然モテるのです。

きっと男性からして、「貢がせたいオーラ」がかもし出ているのでしょう。

そして、そのような女性は大抵ねだり上手です。

男の人からプレゼントしてもらえる、

お金を出してもらうことは非常に自然なことと捉えています。

(わ・・悪い意味でなく・・・あくまでナチュラルに・・・)

金額は上の方までかなりの確率で狙えます。

甘え上手なのです。

オジサマたちも、「ええ~」とか頭掻きながら言いつつ

かなり嬉しそうです。

もちろん、男性の方も下心だけではなく(大前提ではあるものの)

好きな人を驚かせたい、プレゼントで喜ばせてあげたい、という

女を幸せにすることによって、自らのステータス感を

ただ単純にアップさせたいだけ、の方も大勢います。


このテクニックをもっている女性の特徴というのは、

日本人でも外国人でもそう変わりないようです。

ヘンに遠慮する女性は、あまりモテない傾向にあるようです。

男の人からすると可愛くないのでしょう。

自分のことだとサッパリ分からないのですが、

販売スタッフとして客観的に見ていると、

その辺の女性の「可愛さ」「男性に甘える手法」などが

よく見えます。(なのに何故自分のは見えないのだ・・・トホホ・・・)

すごい、うまい、すばらしい、これを魔性の女というのか、

という女性にもめぐり合いましたが、皆さんが皆さん美人で

あるとは限らないのがおもしろいところです。

美人でそのテクを持っていれば最強、

顔は今ひとつでもその愛嬌があれば最強。

「これを計算でやっているとしたら、相当すごい・・・」

とため息が出てしまいます。


その素晴らしいテクニック、今後の日本の経済発展のためにも

多くの女性が持つことを望むしだいです。

しかし、このテク、模倣するにはあまりに高度、かつ

その他大勢女性に嫌われることを前提としなければ

ならないので、それを良しとする潔さを持った女子だけが

手に入れることができるのだと思います。





コメント

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1 ■無題

このテーマはドキッとしますね。

だって、僕が貢ぐ専門だから。

会社に貢ぎ。

家族に貢ぎ。

部下に貢ぎ。

彼女に貢いでみたい!!!!!!

だれか、貢いでくれる人いないかしら?

2 ■無題

しんさん、絶好調ですねー。

いつもいつも、読み逃げですまんかった。

うちのパソコン馬鹿で画像認証できないんですよー

3 ■無題

師匠さん
師匠に「貢ぐ」・・という言葉はどうも似合いませんよね・・・
女の子に貢ぎたい人って、結局自分ダイスキですよね・・・きっと・・・そして世界は回る~

碑文谷さん
読んでくださるだけでうれしいです~☆
アホ日記つけるのが今のところの楽しみです!

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