(cache) 民主支援の清水氏初当選 さいたま市長選 - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  さいたま市長選で当選を確実にし、支持者らと万歳して喜ぶ清水勇人氏(中央)=24日午後9時ごろ、さいたま市見沼区

    民主支援の清水氏初当選  さいたま市長選

     任期満了に伴う、さいたま市長選は24日投開票され、無所属新人で民主党埼玉県連が支持する元県議清水勇人氏(47)が、自民、公明両党の県組織推薦で3選を目指した現職相川宗一氏(66)ら無所属5人を大差で破り、初当選を果たした。投票率は42・78%で、前回を7・27ポイント上回った。

     民主党の鳩山由紀夫代表就任後、初の大型地方選挙。自民党が分裂状態だったとはいえ、清水氏が当選したことで、民主党は政権交代を目指す次期衆院選に向け弾みにしたい考えだ。

     清水氏は同日夜、支持者を前に「さいたま市の政権交代から日本全体の政治改革へのうねりに変わっていくことを期待する」と勝利宣言。一方、相川氏は「政党選挙は望ましくないと言っていたが、もろにそうなって残念だ」と記者団に述べ、敗北を認めた。

     清水氏は3月に自民党を離党したばかりだが、民主党は選挙戦終盤に鳩山代表のほか前原誠司元代表らが応援に入るなど強力に支援。教育、医療政策の充実を訴えて民主党支持層を固め、東京都内に通勤する「埼玉都民」にも浸透した。

     相川氏は都市基盤整備など2期8年の実績を強調したが、合併前の旧浦和市の市長も3期務めており「多選」批判を受けた。女性国会議員らの応援を受けた自民党前衆院議員の中森福代氏(59)に自民、公明両党支持層の票が流れたのも響いた。

     共産党推薦の党県委員松下裕氏(64)と元市議日下部伸三氏(50)、元知事特別秘書高橋秀明氏(52)の3人も支持を広げられなかった。

     清水氏は日大卒業後、松下政経塾、土屋品子衆院議員秘書を経て、県議2期目の3月に出馬表明した。

      【共同通信】
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