宇和島市は日振島など島しょ部のし尿と資源・粗大ごみを収集運搬する新造船「うわじま」を建造。20日、同市市明倫町2丁目の赤松造船所で進水式があった。
これまで同市の島しょ部は、し尿と資源・粗大ごみをそれぞれ1隻ずつで収集してきたが、両船とも老朽化が著しいため、市が約1億1400万円をかけ、2008年から建造していた。うわじまは、し尿も資源・粗大ごみも収集運搬でき、効率化を図った。
し尿は約40トン、資源・粗大ごみは約3トンを運搬可能。全長19・7メートル、幅4・5メートル、総トン数は19トン。対象となるのは日振島、戸島、嘉島、九島、竹ケ島の5島。