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営業部は草野球好きなのに…身近に感じる「格差」

アンケート企画「現場のホンネ」

 ワーキングプアやネットカフェ難民の増加。一方で年収1000万円を超える高所得者も増え続けていることで、ますます広がる「所得格差」。それでは、両者に当てはまらない人たちは、幸せなワークライフを送っているのだろうか? 全国20、30代の男女300人にネット調査を行った。

【不遇な世代が感じる格差とは?】

 「仕事内容は社員と全く一緒なのに、派遣の私の方が給料が少なくてボーナスもない」(女性/34歳/長崎県)、「景気がいい時に入社した社員は給料が高いのに、不景気の時に入社した私はずっと低いまま」(女性/31歳/石川県)。同じフロアで同じ仕事をしていても、雇用形態や入社時期が違うだけで、ギャップを埋めるのが困難な所得格差が存在する。

【役員クラスと平社員の出張費には20倍もの格差が!】

 「役員クラスは短時間労働、社用車通勤、報酬アップ、ファーストクラスでの出張と四拍子ぞろい。部長以下はあらゆる経費がカットされ長時間労働を強いられているのに」(男性/34歳/埼玉県)という、大きな“階級格差”を感じている人も。「どんどん社員が辞めていくから能力の格差が激しい。店長、主任クラスと一般社員の差は歴然」(女性/28歳/富山県)と、景気低迷により過重労働が避けられなくなったことで生まれてしまった“能力格差”も。

【草野球も職場の格差の原因に?】

 「営業部はみんな野球好きなのに、東京では草野球を楽しめる場がない」(男性/34歳/東京都)なんていう、都心部ならではの“勤務地格差”も存在する。また「笑顔でお世辞を言えるかどうかで評価が変わる」(女性/26歳/愛媛県)。明確な評価システムが整備されていない職場での“人事制度格差”に悩む声もあった。

 金融危機や景気低迷が引き金となっている所得格差を埋める特効薬は、当分見つかりそうもない。それならば、せめて上司の顔色くらい気にせずに仕事をしたい!?(MSN求人)

ZAKZAK 2009/04/15

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