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新型インフル、新たな感染は減少 休校明けの警戒継続

 豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの国内発症が初めて確認されてから23日で1週間が過ぎた。患者は同日で検疫段階の5人を含め338人に達したが、新たな患者確認は20日をピークに減少傾向が続く。「休校の影響ではないか」とみられる。ただ兵庫、大阪の2府県から7都府県に感染は拡大しており、休校明けでさらに広まらないよう注意が必要だ。

 水際対策の検疫ではなく、国内で新型インフルエンザに初めて感染が確認されたのは16日。神戸市の県立高校3年の男子生徒(17)で、同日中に同じ高校で2人、クラブ活動で交流があった同市の別の県立高校の生徒5人の計8人の感染が確認された。

 翌17日にはこの2つの県立高校の生徒以外で、大阪府茨木市の私立高校に通う生徒を中心に感染確認が相次ぎ、53人に達した。18日以降も兵庫、大阪2府県で感染者が確認され、20日には77人と最多に。その後は21日が27人、22日は20人、23日は26人と20人台が続いた。(23日 21:37)

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