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巨大ワニの胃から人体の一部、行方不明の男性か オーストラリア

  • 2008年10月14日 16:04 発信地:シドニー/オーストラリア
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オーストラリア北部ダーウィン(Darwin)近郊のアデレード川(Adelaide river)で、肉片につられ姿を現したイリエワニ(2008年9月2日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD

【10月14日 AFP】オーストラリア・クイーンズランド(Queensland)州警察当局は13日、同州クックタウン(Cooktown)近郊で捕獲された巨大クロコダイルの胃の中から、人間の遺体を発見したと発表した。同地域では前月末、男性が行方不明になっていた。

 行方不明になっていたのは、漁業を営むアーサー・ブッカー(Arthur Booker)さん(62)。ブッカーさんは前月30日朝、同地の川に仕掛けたクラブポット(カニをとる仕掛け)を引き揚げにいったまま戻らなかったという。車で待っていた妻が探したところ、水辺にクロコダイルが移動した跡があり、その近くにブッカーさんのカメラなどが落ちていたため当局に通報した。

 クイーンズランド州警察は、ブッカーさんが最後に目撃された場所で捕獲された体長4.5メートルのクロコダイルの胃の内容物を検査したところ、人間の男性の一部であると判断したという。警察当局は、ブッカーさんの遺体であると最終的に判断するためには、より詳細なDNA検査を行う必要があるとしている。

 豪メディアの報道によると、人体の一部が確認される前にクロコダイルのレントゲン写真を撮影したことろ、体内に結婚指輪があることが明らかになったという。一方、警察側は、レントゲンによってクロコダイルの腸の中に円形の物体があることは分かっているが、それが結婚指輪かどうかは確認できていないとしている。(c)AFP

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