Blog
2009/04/24のBlog
[ 19:58 ]
大変残念ながらDoblogのサービスは5月30日をもって終了。 ということで、Hakodadiは下記のブログサービスに移転しました。
http://hakodadi.iza.ne.jp/blog/
前から利用していたこのブログIza!をHakodadiの後継として使用することにし、3月初めから、実質的にそちらで運用をしています。
なお、過去記事はすでに移転していますが、大半について写真の掲載ができていませんのでご了承ください。
http://hakodadi.iza.ne.jp/blog/
前から利用していたこのブログIza!をHakodadiの後継として使用することにし、3月初めから、実質的にそちらで運用をしています。
なお、過去記事はすでに移転していますが、大半について写真の掲載ができていませんのでご了承ください。
2009/02/07のBlog
[ 11:15 ]
[ 観光 ]
函館市の公式観光情報サイト「はこぶら」についての本ブログでの論評にはすでに多数のコメントをいただき、関心の高さがうかがわれる。
さて、今回は3回目。
市民協働とは名ばかり?
なぜ、市民協働がうまくいかないか、おすすめ情報が集まらないか(集まっているのだが公開されないだけなのかもしれない。そうだとすればもっと重大だが)についての私見。
「はこぶら」サイトには・質問・意見を送る ・おすすめ情報を送る というふたつの投稿フォームが用意されている。
1)質問・意見 についてはその情報が直接サイトに反映されることはなく、質問・意見とそれへの回答がサイト上に公開されることもない。市民に「協働」をよびかける一方で、これはないだろう
2)おすすめ情報 市民からの「おすすめ情報」がどのように処理されるのかは上記の投稿フォームの中には記載がないが、別のページ「ご利用上の注意」「事務局より」の記載から大雑把な状況が浮かび上がる。
本サイトに掲載している情報は、「函館観光情報サイト"はこぶら"運営委員会」メンバーからの情報提供や一般ユーザーからのオススメ情報の投稿と取材によって提供しております。【ご利用上の注意】
「こんな素敵なお店」、「こんな素敵なお土産」、たくさんのお勧め情報をお待ちしています。皆様から寄せられた情報は、運営委員会メンバーで作成する訪問店候補、お土産候補のリストに加えさせていただきます。(中略)本サイトに掲載されているお店やお土産などの商品はすべて、函館観光情報サイト"はこぶら"運営委員会のメンバーや、メンバーの信頼する知人、函館市民や函館を訪れた人たちが、実際に利用したり、買ったり、使ったりしたものを、市民の視点から紹介しています。お店からのご依頼や売り込みにより掲載している情報はございません。【事務局より】
つまり、おすすめ情報の投稿はあくまでも、はこぶら「取材」チームの取材候補のひとつとなるだけ、実際の記事は取材チームがするということのようだ。
いまや、ネットの世界ではユーザーからの写真や記事の投稿を積極的に取り込んで情報の多彩さとスピードを競うというのが当たり前。
投稿した本人にすれば、自分の投稿がいったいいつ採用され、記事となるのか、おおいに待ち焦がれるところであろう。
しかし、採用の可否すら知らされないとしたら、投稿の意欲は急速に萎む。そもそも、リアルタイムに投稿がアップされるようなサイトが数多あるなかで、そんな悠長なサイトに誰がつきあうだろうか。
現実問題として、はこぶらスタート時に60件あった飲食店情報に新規データが追加(それも5件)されたのはなんと2か月後。これが「おすすめ情報」からきたものか、取材チームの独自ネタなのかは判然としないが、それにしても「おすすめ情報」がほとんど集まっていないことは容易に想像できる。
さて、今回は3回目。
市民協働とは名ばかり?
なぜ、市民協働がうまくいかないか、おすすめ情報が集まらないか(集まっているのだが公開されないだけなのかもしれない。そうだとすればもっと重大だが)についての私見。
「はこぶら」サイトには・質問・意見を送る ・おすすめ情報を送る というふたつの投稿フォームが用意されている。
1)質問・意見 についてはその情報が直接サイトに反映されることはなく、質問・意見とそれへの回答がサイト上に公開されることもない。市民に「協働」をよびかける一方で、これはないだろう
2)おすすめ情報 市民からの「おすすめ情報」がどのように処理されるのかは上記の投稿フォームの中には記載がないが、別のページ「ご利用上の注意」「事務局より」の記載から大雑把な状況が浮かび上がる。
本サイトに掲載している情報は、「函館観光情報サイト"はこぶら"運営委員会」メンバーからの情報提供や一般ユーザーからのオススメ情報の投稿と取材によって提供しております。【ご利用上の注意】
「こんな素敵なお店」、「こんな素敵なお土産」、たくさんのお勧め情報をお待ちしています。皆様から寄せられた情報は、運営委員会メンバーで作成する訪問店候補、お土産候補のリストに加えさせていただきます。(中略)本サイトに掲載されているお店やお土産などの商品はすべて、函館観光情報サイト"はこぶら"運営委員会のメンバーや、メンバーの信頼する知人、函館市民や函館を訪れた人たちが、実際に利用したり、買ったり、使ったりしたものを、市民の視点から紹介しています。お店からのご依頼や売り込みにより掲載している情報はございません。【事務局より】
つまり、おすすめ情報の投稿はあくまでも、はこぶら「取材」チームの取材候補のひとつとなるだけ、実際の記事は取材チームがするということのようだ。
いまや、ネットの世界ではユーザーからの写真や記事の投稿を積極的に取り込んで情報の多彩さとスピードを競うというのが当たり前。
投稿した本人にすれば、自分の投稿がいったいいつ採用され、記事となるのか、おおいに待ち焦がれるところであろう。
しかし、採用の可否すら知らされないとしたら、投稿の意欲は急速に萎む。そもそも、リアルタイムに投稿がアップされるようなサイトが数多あるなかで、そんな悠長なサイトに誰がつきあうだろうか。
現実問題として、はこぶらスタート時に60件あった飲食店情報に新規データが追加(それも5件)されたのはなんと2か月後。これが「おすすめ情報」からきたものか、取材チームの独自ネタなのかは判然としないが、それにしても「おすすめ情報」がほとんど集まっていないことは容易に想像できる。
著作権譲渡という問題
もうひとつ、重要な問題を指摘しておく。
【ご利用上の注意】の中に、サイトのコンテンツの著作権に関する記述がある。
本サイトに掲載している全てのコンテンツ(画像,文章)の著作権は,函館市観光コンベンション部ブランド推進課に帰属しています。
本サイト内の記事は、コンテンツ業者のスタッフや運営委員会メンバー(その友人)が書き、かつ原稿料の支払いがあるとすれば、その成果物であるコンテンツの排他的利用権がサイトのオーナー(=函館市)にあるのは一応は理解できる。しかし、通常いうところの著作権は有償で納品しても原著作者にあるとするのが、今日ではほぼ常識。
いわんや、サイトへの投稿についてサイトのオーナー側が著作権の無償譲渡を主張するというのは、時代錯誤。
ところが、このサイトのプロポーザル公募の段階で、以下の文章が堂々と書かれていた。
受託者は, 委託業務の成果物に対し, 著作権法( 昭和4 5 年法律第4 8 号) 第2 1 条,(複製権) 第2 3 条( 公衆送信権等) , 第2 6 条の2 (譲渡権) , 第2 6 条の3 (貸与権) , 第2 7 条( 翻訳権, 翻案権等)および第2 8 条( 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利) に規定する権利を, 成果物の納入, 検査合格後, 直ちに本市に無償で譲渡するものとする。本市は, 著作権法第2 0 条( 同一性保持権) の2 に該当しない場合においても, その使用のために目的物の改変を行うことができるものとする。
この条項によれば、「著作権」に含まれる大半の権利が、投稿した途端に原著作者から市に譲渡されたと【みなす】ということになる。
長くなるので、これ以上述べないが、この点はすでにプロポーザルに関わるQ&Aで3回にわたって議論されているので、ご興味ある方はそちらを参照されたい。 募集に関するQ&A 13,17,19項に該当箇所がある。
こういう考え方を基本姿勢としたサイトに、市民がボランティアで投稿するだろうか。多少でもブログなどを使ったことのあるひとならば、自分の書いた文章に関わる重要な権利が安易に第三者に帰属し、かつ事前同意なしに転載されたり改変されたりすることがどういう意味をもつか、当然深刻に考える筈だ。
そして、どういうアクションになるか。そういうサイトには投稿しない・・それだけだ。
市内で活発にブログなどを発信している方で「「はこぶら」に投稿している」人は多分皆無。みな覚めた目でみているのではなかろうか。
著作者の基本的な権利を尊重しないような官製サイトに(しかもどのように取り扱われるのかも不明朗な)投稿する人が(特別に頼まれた人以外には)出てこなくても不思議はない。
投稿記事を直接サイトに表示させないという措置も、著作権の問題での紛争を避けるための姑息な手段なのかもしれない。そのことが、ますます市民協働の精神から遠ざかることに繋がることを関係者が認識していないとすれば・・・
これはほとんど絶望的に深刻な事態だ。
もうひとつ、重要な問題を指摘しておく。
【ご利用上の注意】の中に、サイトのコンテンツの著作権に関する記述がある。
本サイトに掲載している全てのコンテンツ(画像,文章)の著作権は,函館市観光コンベンション部ブランド推進課に帰属しています。
本サイト内の記事は、コンテンツ業者のスタッフや運営委員会メンバー(その友人)が書き、かつ原稿料の支払いがあるとすれば、その成果物であるコンテンツの排他的利用権がサイトのオーナー(=函館市)にあるのは一応は理解できる。しかし、通常いうところの著作権は有償で納品しても原著作者にあるとするのが、今日ではほぼ常識。
いわんや、サイトへの投稿についてサイトのオーナー側が著作権の無償譲渡を主張するというのは、時代錯誤。
ところが、このサイトのプロポーザル公募の段階で、以下の文章が堂々と書かれていた。
受託者は, 委託業務の成果物に対し, 著作権法( 昭和4 5 年法律第4 8 号) 第2 1 条,(複製権) 第2 3 条( 公衆送信権等) , 第2 6 条の2 (譲渡権) , 第2 6 条の3 (貸与権) , 第2 7 条( 翻訳権, 翻案権等)および第2 8 条( 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利) に規定する権利を, 成果物の納入, 検査合格後, 直ちに本市に無償で譲渡するものとする。本市は, 著作権法第2 0 条( 同一性保持権) の2 に該当しない場合においても, その使用のために目的物の改変を行うことができるものとする。
この条項によれば、「著作権」に含まれる大半の権利が、投稿した途端に原著作者から市に譲渡されたと【みなす】ということになる。
長くなるので、これ以上述べないが、この点はすでにプロポーザルに関わるQ&Aで3回にわたって議論されているので、ご興味ある方はそちらを参照されたい。 募集に関するQ&A 13,17,19項に該当箇所がある。
こういう考え方を基本姿勢としたサイトに、市民がボランティアで投稿するだろうか。多少でもブログなどを使ったことのあるひとならば、自分の書いた文章に関わる重要な権利が安易に第三者に帰属し、かつ事前同意なしに転載されたり改変されたりすることがどういう意味をもつか、当然深刻に考える筈だ。
そして、どういうアクションになるか。そういうサイトには投稿しない・・それだけだ。
市内で活発にブログなどを発信している方で「「はこぶら」に投稿している」人は多分皆無。みな覚めた目でみているのではなかろうか。
著作者の基本的な権利を尊重しないような官製サイトに(しかもどのように取り扱われるのかも不明朗な)投稿する人が(特別に頼まれた人以外には)出てこなくても不思議はない。
投稿記事を直接サイトに表示させないという措置も、著作権の問題での紛争を避けるための姑息な手段なのかもしれない。そのことが、ますます市民協働の精神から遠ざかることに繋がることを関係者が認識していないとすれば・・・
これはほとんど絶望的に深刻な事態だ。
2009/02/05のBlog
[ 17:36 ]
[ 産業政策 ]
今日の道新に大きく「谷地頭温泉売却」方針の記事がでています。
だいぶ前にも新聞報道がありましたが、いよいよ本格始動のようですね。
それにしても、売却額が8億円とは。察するところ、温泉会計の赤字額の穴埋め資金から逆算したものなのだろうが、これが果たして高いか安いか。きちんと時価評価と事業性を検討したうえでの数字ならいいが。昨今の「かんぽの宿」の売却問題もあるので、初期投資(土地・建築費用)と現在の帳簿価格、そして時価評価などをきちんとオープンにした上で、入札を実施するなど透明性を確保して進めることを期待する。
今回の記事で驚いたことは、湯の川の温泉の配給単価の異常な安さだ。
70円/を70%値上げしてもまだ熱海の単価より安いと解説があるが、問題は通常の水道料金との比較だ。
一般家庭用水道料金 基本料+無料~153円(10ごとに段階的にあがる仕組み)
事業用の水道料金は基本料金+153円/
公衆浴場用水道料金 基本料+72円/
今回の記事によれば、
公衆浴場用の水道料金=温泉料金
ということになるのだろう。つまり浴場の場合、熱水が通常の事業用水道料の半額で使えたというわけだ。
ちなみに湯の川温泉の業務用の温泉使用量は日量3700トン(60施設)、一施設の月間使用量は1850トン。基本料金が配水管の口径200mmとして198千円+従量料金1850X70円=130千円 合計 328千円。
湯の川の温泉旅館・ホテルの[掛け流しのお湯]が意外な低コストだったということが判明したわけだ。
観光函館の温泉どころを優遇するという。目的での優遇だったのか、それにしても観光客の減少に悩む湯の川のホテル・旅館業界には痛手であることは確か。
今後に注目したい
だいぶ前にも新聞報道がありましたが、いよいよ本格始動のようですね。
それにしても、売却額が8億円とは。察するところ、温泉会計の赤字額の穴埋め資金から逆算したものなのだろうが、これが果たして高いか安いか。きちんと時価評価と事業性を検討したうえでの数字ならいいが。昨今の「かんぽの宿」の売却問題もあるので、初期投資(土地・建築費用)と現在の帳簿価格、そして時価評価などをきちんとオープンにした上で、入札を実施するなど透明性を確保して進めることを期待する。
今回の記事で驚いたことは、湯の川の温泉の配給単価の異常な安さだ。
70円/を70%値上げしてもまだ熱海の単価より安いと解説があるが、問題は通常の水道料金との比較だ。
一般家庭用水道料金 基本料+無料~153円(10ごとに段階的にあがる仕組み)
事業用の水道料金は基本料金+153円/
公衆浴場用水道料金 基本料+72円/
今回の記事によれば、
公衆浴場用の水道料金=温泉料金
ということになるのだろう。つまり浴場の場合、熱水が通常の事業用水道料の半額で使えたというわけだ。
ちなみに湯の川温泉の業務用の温泉使用量は日量3700トン(60施設)、一施設の月間使用量は1850トン。基本料金が配水管の口径200mmとして198千円+従量料金1850X70円=130千円 合計 328千円。
湯の川の温泉旅館・ホテルの[掛け流しのお湯]が意外な低コストだったということが判明したわけだ。
観光函館の温泉どころを優遇するという。目的での優遇だったのか、それにしても観光客の減少に悩む湯の川のホテル・旅館業界には痛手であることは確か。
今後に注目したい
2009/02/04のBlog
[ 10:57 ]
[ 産業政策 ]
数日前、丸井今井の経営破たんが伝えられた。
本店以外の道内店舗、函館店、旭川店の閉鎖という事態も考えられるという。
旭川も函館も市を挙げての「存続」要請に動き始めた。
一方では百貨店という業態がすでに「終わって」いるという指摘もある。
函館店の場合でも
・車で来るには不便。駐車場が遠い、買い物をしなければ料金がかかる
・衣料品などはユニクロなど専門量販店のほうが質・価格とも有利
・有料顧客対策も混乱:
有料顧客向けのカードも、昨年の一時期、優遇措置を変更(買い物金額が多い場合の割引率の割り増し)しようとして不評を買い、元に戻すなど迷走。
向かいのダイエーが先日閉店を発表したが、数年前の西武百貨店の撤退後、五稜郭地区の「商店街」の活性化策はほとんど実効があがっていないように思う。
すでに路面の物販業は撤退・閉店が加速、五稜郭一体は「商店街」→「飲食店街」に変貌しつつある。
考えてみれば、いま函館の「中心商店街」はどこにあるというのだろうか。そこまで「商店街」機能が衰弱したのは行政のみならず経済界にも責任の一半があろう。
商店街の組合も
昨年、五稜郭商店街振興組合が内紛で、前理事長などが脱退、あたらしく
協同組合五稜郭を設立(丸井函館店は後者に所属)。五稜郭地区に2つの商店組合が並存・対立するという意常事態下にある。
昨日から始まった、「丸井」存続の署名活動も2つの組合が個別に行うという。
今後も事態を注視していきたい
本店以外の道内店舗、函館店、旭川店の閉鎖という事態も考えられるという。
旭川も函館も市を挙げての「存続」要請に動き始めた。
一方では百貨店という業態がすでに「終わって」いるという指摘もある。
函館店の場合でも
・車で来るには不便。駐車場が遠い、買い物をしなければ料金がかかる
・衣料品などはユニクロなど専門量販店のほうが質・価格とも有利
・有料顧客対策も混乱:
有料顧客向けのカードも、昨年の一時期、優遇措置を変更(買い物金額が多い場合の割引率の割り増し)しようとして不評を買い、元に戻すなど迷走。
向かいのダイエーが先日閉店を発表したが、数年前の西武百貨店の撤退後、五稜郭地区の「商店街」の活性化策はほとんど実効があがっていないように思う。
すでに路面の物販業は撤退・閉店が加速、五稜郭一体は「商店街」→「飲食店街」に変貌しつつある。
考えてみれば、いま函館の「中心商店街」はどこにあるというのだろうか。そこまで「商店街」機能が衰弱したのは行政のみならず経済界にも責任の一半があろう。
商店街の組合も
昨年、五稜郭商店街振興組合が内紛で、前理事長などが脱退、あたらしく
協同組合五稜郭を設立(丸井函館店は後者に所属)。五稜郭地区に2つの商店組合が並存・対立するという意常事態下にある。
昨日から始まった、「丸井」存続の署名活動も2つの組合が個別に行うという。
今後も事態を注視していきたい
[ 10:36 ]
[ 観光 ]
昨日書き忘れたこと。
「はこぶら」のシステム上(あるいはシステムのカストマイズ)の欠陥ともいえることである。
1)マップの表示時間が遅い
筆者はNTTの光通信を使用しているが、「はこぶら」のマップが表示されるには30秒もかかる。マップ上に表示される各種のスポット情報(約250件)を一度全部読み込むという作業をしているのが表示時間の遅さにつながっていると推測される。
これもスタート当初から指摘されていた筈だが、改善された気配はない。超高精細画像の表示ならいざしらず、いまどき特定のコンテンツの表示に30秒もかかるようなウェブ機能では誰もみにいかなくなる。なお、マップに表示しているスポットは固定情報の「飲食店」「観光スポット」など約250 箇所。この情報が今後も増えていくとさらに表示に時間がかかるのだろうか。
2)Hot!Chot☆Blog の固定リンク
Blogと称しているのにBlogの基本機能である、個々のブログ記事の固定リンク機能がない。このため、特定の記事を参照したり(たとえばメールで友人に教える)、自分のサイトやブログから記事へのリンクをはることが出来ない。「はこぶら」はPloneというCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を使っているというが、ブログ記事の固定リンク機能は当然標準装備であろう。要は、何か理由があって、その機能を使わないように設定しているだけではなかろうか。
3)検索エンジン対応
特定の記事が検索エンジンで上位にランクされるかは、サイトの認知度に関わる重大な関心事。そこで「はこぶら」で紹介された木古内の「寒中みそぎ」について調べてみた。
キーワードは(寒中みそぎ、木古内)
Googleのサイト検索では ヒット数5470
はこぶらの記事は70位にやっと顔を出している。
Googleのブログ検索ではヒット122件
はこぶらの記事は出てこない
ブログ検索にはこぶらの記事が出てこない理由は2)の固定リンク機能がないことに起因するものと思われる。至急の改善を要する。
「はこぶら」のシステム上(あるいはシステムのカストマイズ)の欠陥ともいえることである。
1)マップの表示時間が遅い
筆者はNTTの光通信を使用しているが、「はこぶら」のマップが表示されるには30秒もかかる。マップ上に表示される各種のスポット情報(約250件)を一度全部読み込むという作業をしているのが表示時間の遅さにつながっていると推測される。
これもスタート当初から指摘されていた筈だが、改善された気配はない。超高精細画像の表示ならいざしらず、いまどき特定のコンテンツの表示に30秒もかかるようなウェブ機能では誰もみにいかなくなる。なお、マップに表示しているスポットは固定情報の「飲食店」「観光スポット」など約250 箇所。この情報が今後も増えていくとさらに表示に時間がかかるのだろうか。
2)Hot!Chot☆Blog の固定リンク
Blogと称しているのにBlogの基本機能である、個々のブログ記事の固定リンク機能がない。このため、特定の記事を参照したり(たとえばメールで友人に教える)、自分のサイトやブログから記事へのリンクをはることが出来ない。「はこぶら」はPloneというCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を使っているというが、ブログ記事の固定リンク機能は当然標準装備であろう。要は、何か理由があって、その機能を使わないように設定しているだけではなかろうか。
3)検索エンジン対応
特定の記事が検索エンジンで上位にランクされるかは、サイトの認知度に関わる重大な関心事。そこで「はこぶら」で紹介された木古内の「寒中みそぎ」について調べてみた。
キーワードは(寒中みそぎ、木古内)
Googleのサイト検索では ヒット数5470
はこぶらの記事は70位にやっと顔を出している。
Googleのブログ検索ではヒット122件
はこぶらの記事は出てこない
ブログ検索にはこぶらの記事が出てこない理由は2)の固定リンク機能がないことに起因するものと思われる。至急の改善を要する。
2009/02/03のBlog
[ 13:17 ]
[ 観光 ]
函館市(観光コンベンション部)が20年の事業の目玉の一つとして昨年12月1日にスタートさせた函館市の「公式」観光ポータルサイト“はこぶら” .
http://www.hakobura.jp 本ブログではオープンから10日経った時点で「激励」を兼ねた紹介記事を書いた。
その中でいくつか心配な点を挙げておいたが、2か月経って、現状はどうか。
正直いって期待はずれといわざるをえない。主たる対象は函館に観光で来ようというひと向けだから、市民から格別な声はでていないのかもしれないが、「役立つ」「魅力的」なサイトとして一定の支持を得るにはまだ道遠し。
もっとも市民にしても関心をもちにくいだろうし、突然「おもてなしの心をもって」口コミ情報などで協力してくださいといっても、理解をえるには時間がかかるのではなかろうか。
ひとの揚げ足をとりたくはないが、もう2か月経っているのだから, 多分さまざまな意見やアドバイスもでているだろうに、改善の気配がみえないのだから、あえてこのブログで問題点・課題をとりあげる次第だ。
ともあれ、コンテンツの質・量、そしてなにより更新頻度の点で現状は合格点はだせないだろう。
●毎日のホットな話題を提供 Chot!Hot☆BLOG。
ブログ形式での地域情報紹介ぺージだが、これの新規投稿数が依然低調。単純に記事数(ブログ数)では全8地区累計で130。一見けっこう多いようにみえるが、実は、ひとつのブログ記事に写真が一枚しか入らない(?)ためにひとつの記事がブログの数では6-8個になるようなケースが多い。(複数の写真を扱えるように設定を変えれば済む話。)
その膨らんだ部分を補正すると実質記事数は47。スタートから60日後だから一日0.8件というわけだ。ブログというから、市民からの広範な投稿(口コミ)を期待していたのだが、どうも一人または数人の固定「記者」が自分で取材してアップしており、市民一般からの投稿に基づく取材はごく少ないのが現状のようだ。
●飲食店。観光スポット
スタート時に 飲食店60、観光スポット125件だったが、その後2か月間まったく新規追加情報がなく、ようやく数日前に飲食店の4件が追加された。
スタート時の飲食店情報はのべ30人以上(?)が匿名(30代OLとか50代男性とか)で書いていたようだが、その後、継続して記事を書いている人はごく少ないように見受けられる。「市民の口コミ」がもっとも期待される分野だけに、ここの情報の追加・、更新が貧者なのは残念。
リピーターは更新情報がなければだんだん遠のく。これはサイトの運営では常識。
ちなみに、このサイトの運営メンバーは正月はしっかり休暇をとったようで、お正月情報はほぼ皆無
●ホテル、お土産情報(3)
いずれも他の紹介サイトへのリンクで済ませていたが、最近お土産にやっと3件の情報がアップされた。市の「公式」サイトなので、特定の業者の宣伝にならないようにという配慮があるのだろうが、それにしてもカテゴリーがあるのに中身がないという異常事態は早めに解消してほしい。
●おすめコース(3)、交通情報(23)
いずれも前回から増えていない。(交通情報の大半が有料駐車場の情報だったりする。一方でなっちゃん撤退後のフェリーは黙殺。
●道南・青函
この観光ポータルサイトには道南、青函圏など広域の情報も載せるとうたっていた筈だが、はこぶらにはその片鱗もない。先日、木古内の「水ごり」が記事になっていたが、ブログの地域区分には木古内を収容できる場所がないので「暫定的」に「函館・北部」エリアに載せたている。
記事の内容も若者の海中突入場面という決定的シャッターチャンスを逃すなど、記者の苦労は察するが、とてもプロのシゴトとはいえない。 ご興味ある方は以下のサイトを比較してみたらいい。
■はこぶら 「寒中みそぎ祭りへ」など10本
下ふたつは個人またはボランティアのシゴトだ。
■かむい&masaの部屋 寒中みそぎを見てきたよ
■ハコダテ150
函館トピックス 「肌に飛び散る水しぶき」
今日のハコダテスタッフ日記 「みそぎ祭り&」
●5か国語表示
これは他の観光サイトにない機能として非常に期待していた。リリースは一部が12月中旬、英語は12月末までずれ込んだ。
内容は残念だが貧弱、たとえば
東本願寺函館別院
英語の説明は
Hakodate Higashihongan-ji Temple Annex Japan's first reinforced concrete temple (National Important Cultural Asset)
これに写真1枚とマップ(日本語表示)のみ
もっとも日本語版の説明も内容が希薄なのはさして変わらない。(交通、開館時間などがあるだけましか)
東本願寺函館別院日本初の鉄筋コンクリート造寺院。国指定重要文化財。 住所: 函館市元町16-15 電話番号: 0138-22-0134 営業時間: 9:00 ~ 16:00 定休日: 無休 それにしても日本語表示のページと外国語表示のページのメニューが違うというのはなぜだろう?
当初から「浪漫函館(市が発行する観光パンフ・5ヶ国語)」に「最初は」準拠するとされていたようだが、追加情報の翻訳はしないのだろうか?
●アクセス数、コメント
こうしたサイトにはつきものの アクセスカウンターがない。ユーザーからのコメントも掲載されるページはない。インタラクティブな対応は最初から諦めているのだろうか。ちなみに、類似サイトの「観光コンベンション協会」のサイトの過去1年間の累積アクセス(PV)が37万件、一日1,000PVということになる。ひとりのPVは普通5-7件とされるので、日平均訪問者数は 150といったところか。はこぶらはこれを上回るアクセスを獲得できているのか?興味あるところ。
是非アクセス数を公開していただきたいもの。
http://www.hakobura.jp 本ブログではオープンから10日経った時点で「激励」を兼ねた紹介記事を書いた。
その中でいくつか心配な点を挙げておいたが、2か月経って、現状はどうか。
正直いって期待はずれといわざるをえない。主たる対象は函館に観光で来ようというひと向けだから、市民から格別な声はでていないのかもしれないが、「役立つ」「魅力的」なサイトとして一定の支持を得るにはまだ道遠し。
もっとも市民にしても関心をもちにくいだろうし、突然「おもてなしの心をもって」口コミ情報などで協力してくださいといっても、理解をえるには時間がかかるのではなかろうか。
ひとの揚げ足をとりたくはないが、もう2か月経っているのだから, 多分さまざまな意見やアドバイスもでているだろうに、改善の気配がみえないのだから、あえてこのブログで問題点・課題をとりあげる次第だ。
ともあれ、コンテンツの質・量、そしてなにより更新頻度の点で現状は合格点はだせないだろう。
●毎日のホットな話題を提供 Chot!Hot☆BLOG。
ブログ形式での地域情報紹介ぺージだが、これの新規投稿数が依然低調。単純に記事数(ブログ数)では全8地区累計で130。一見けっこう多いようにみえるが、実は、ひとつのブログ記事に写真が一枚しか入らない(?)ためにひとつの記事がブログの数では6-8個になるようなケースが多い。(複数の写真を扱えるように設定を変えれば済む話。)
その膨らんだ部分を補正すると実質記事数は47。スタートから60日後だから一日0.8件というわけだ。ブログというから、市民からの広範な投稿(口コミ)を期待していたのだが、どうも一人または数人の固定「記者」が自分で取材してアップしており、市民一般からの投稿に基づく取材はごく少ないのが現状のようだ。
●飲食店。観光スポット
スタート時に 飲食店60、観光スポット125件だったが、その後2か月間まったく新規追加情報がなく、ようやく数日前に飲食店の4件が追加された。
スタート時の飲食店情報はのべ30人以上(?)が匿名(30代OLとか50代男性とか)で書いていたようだが、その後、継続して記事を書いている人はごく少ないように見受けられる。「市民の口コミ」がもっとも期待される分野だけに、ここの情報の追加・、更新が貧者なのは残念。
リピーターは更新情報がなければだんだん遠のく。これはサイトの運営では常識。
ちなみに、このサイトの運営メンバーは正月はしっかり休暇をとったようで、お正月情報はほぼ皆無
●ホテル、お土産情報(3)
いずれも他の紹介サイトへのリンクで済ませていたが、最近お土産にやっと3件の情報がアップされた。市の「公式」サイトなので、特定の業者の宣伝にならないようにという配慮があるのだろうが、それにしてもカテゴリーがあるのに中身がないという異常事態は早めに解消してほしい。
●おすめコース(3)、交通情報(23)
いずれも前回から増えていない。(交通情報の大半が有料駐車場の情報だったりする。一方でなっちゃん撤退後のフェリーは黙殺。
●道南・青函
この観光ポータルサイトには道南、青函圏など広域の情報も載せるとうたっていた筈だが、はこぶらにはその片鱗もない。先日、木古内の「水ごり」が記事になっていたが、ブログの地域区分には木古内を収容できる場所がないので「暫定的」に「函館・北部」エリアに載せたている。
記事の内容も若者の海中突入場面という決定的シャッターチャンスを逃すなど、記者の苦労は察するが、とてもプロのシゴトとはいえない。 ご興味ある方は以下のサイトを比較してみたらいい。
■はこぶら 「寒中みそぎ祭りへ」など10本
下ふたつは個人またはボランティアのシゴトだ。
■かむい&masaの部屋 寒中みそぎを見てきたよ
■ハコダテ150
函館トピックス 「肌に飛び散る水しぶき」
今日のハコダテスタッフ日記 「みそぎ祭り&」
●5か国語表示
これは他の観光サイトにない機能として非常に期待していた。リリースは一部が12月中旬、英語は12月末までずれ込んだ。
内容は残念だが貧弱、たとえば
東本願寺函館別院
英語の説明は
Hakodate Higashihongan-ji Temple Annex Japan's first reinforced concrete temple (National Important Cultural Asset)
これに写真1枚とマップ(日本語表示)のみ
もっとも日本語版の説明も内容が希薄なのはさして変わらない。(交通、開館時間などがあるだけましか)
東本願寺函館別院日本初の鉄筋コンクリート造寺院。国指定重要文化財。 住所: 函館市元町16-15 電話番号: 0138-22-0134 営業時間: 9:00 ~ 16:00 定休日: 無休 それにしても日本語表示のページと外国語表示のページのメニューが違うというのはなぜだろう?
当初から「浪漫函館(市が発行する観光パンフ・5ヶ国語)」に「最初は」準拠するとされていたようだが、追加情報の翻訳はしないのだろうか?
●アクセス数、コメント
こうしたサイトにはつきものの アクセスカウンターがない。ユーザーからのコメントも掲載されるページはない。インタラクティブな対応は最初から諦めているのだろうか。ちなみに、類似サイトの「観光コンベンション協会」のサイトの過去1年間の累積アクセス(PV)が37万件、一日1,000PVということになる。ひとりのPVは普通5-7件とされるので、日平均訪問者数は 150といったところか。はこぶらはこれを上回るアクセスを獲得できているのか?興味あるところ。
是非アクセス数を公開していただきたいもの。
2009/02/02のBlog
[ 09:30 ]
[ 観光 ]
JR九州の新幹線とリレー特急に乗車してきました。
乗車区間は熊本-鹿児島中央。
熊本から新八代はリレー特急「つばめ」その先は新幹線の「つばめ」
熊本駅は市の中央からはやや離れていますが、市電がすぐ前まで乗り入れています。易者はなかなか風情のある外観
乗車区間は熊本-鹿児島中央。
熊本から新八代はリレー特急「つばめ」その先は新幹線の「つばめ」
熊本駅は市の中央からはやや離れていますが、市電がすぐ前まで乗り入れています。易者はなかなか風情のある外観
熊本駅から約20分で新八代です。驚くのが列車の外観、黒ののメタリックボディで、非常に洗練されたデザインです。内部(写真は撮り忘れ)も非常に凝ったデザイン。たとえば荷物入れは航空機のそれに似ていますし、グループ用の4人がけのテーブル付きの半個室もあります。全体に木目調のシックな雰囲気。
2009/01/26のBlog
[ 13:57 ]
[ 情報・IT・関連ブログ&サイト ]
文中の記載を一部訂正、追加しました。該当箇所は【 】で
北海道新聞で最近しばしばみかける広告。初春巴港賑(はつはるともえのいぎわい)。2月15日市民会館大ホール。要は歌舞伎の公演らしい。(しかも31回)
ところで、この歌舞伎、いったい誰が演じるのか、なんの記載もない。
調べてみると、【どうも「地元各界の名士が出演する市民歌舞伎」(つまりは素人)ということらしい。 ある意味では「野外劇」の歌舞伎版ともいえそうだ。】
【知人から、この「歌舞伎」の出演者は、一般市民も含む幅広いもので当初の記述「『官・財界』などのお歴々」という表現はまじめな出演者に失礼である とのご指摘を受けたので、関係者にお詫びを申し上げるとともに、この部分を上記の通り訂正しました。なお、「地元各界の名士」という表現は下記の函館新聞の表記に従いました】
道理で入場料1,500円という格安。
それにしても、予備知識のないヒトには随分と不親切な広告ではないか?市民なら誰でも「知っている筈」というような横柄さが垣間見える。
そして、この広告の露出度。感覚的には週に2回は登場しているのではなかろうか。昨年末から登場だから。開演までに15回?くらいは読まされそうだ。それにしても結構高い広告掲載料の筈だが、主催者側はよほどお金があまっているらしい。(それとも広告スペースが埋まらない?道新から掲載回数に特別のはからいをされているのだろうか)
いずれにしても、「本格的」歌舞伎を期待して出かける人がでないように、もう少し説明責任をはたすべきではないか。
【ちなみに1月13日、函館新聞にはこの「歌舞伎」が記事として掲載されているのだが、北海道新聞では昨年12月以降一度も記事にはなっていないようだ。
知人は、「長年やっていて市民は皆知っているはず」と広告の表現の不備を弁護していたが、果たしてそうか?出演者の紹介のまったくない不思議な広告は今日も何の訂正もなく届けられている。】
北海道新聞で最近しばしばみかける広告。初春巴港賑(はつはるともえのいぎわい)。2月15日市民会館大ホール。要は歌舞伎の公演らしい。(しかも31回)
ところで、この歌舞伎、いったい誰が演じるのか、なんの記載もない。
調べてみると、【どうも「地元各界の名士が出演する市民歌舞伎」(つまりは素人)ということらしい。 ある意味では「野外劇」の歌舞伎版ともいえそうだ。】
【知人から、この「歌舞伎」の出演者は、一般市民も含む幅広いもので当初の記述「『官・財界』などのお歴々」という表現はまじめな出演者に失礼である とのご指摘を受けたので、関係者にお詫びを申し上げるとともに、この部分を上記の通り訂正しました。なお、「地元各界の名士」という表現は下記の函館新聞の表記に従いました】
道理で入場料1,500円という格安。
それにしても、予備知識のないヒトには随分と不親切な広告ではないか?市民なら誰でも「知っている筈」というような横柄さが垣間見える。
そして、この広告の露出度。感覚的には週に2回は登場しているのではなかろうか。昨年末から登場だから。開演までに15回?くらいは読まされそうだ。それにしても結構高い広告掲載料の筈だが、主催者側はよほどお金があまっているらしい。(それとも広告スペースが埋まらない?道新から掲載回数に特別のはからいをされているのだろうか)
いずれにしても、「本格的」歌舞伎を期待して出かける人がでないように、もう少し説明責任をはたすべきではないか。
【ちなみに1月13日、函館新聞にはこの「歌舞伎」が記事として掲載されているのだが、北海道新聞では昨年12月以降一度も記事にはなっていないようだ。
知人は、「長年やっていて市民は皆知っているはず」と広告の表現の不備を弁護していたが、果たしてそうか?出演者の紹介のまったくない不思議な広告は今日も何の訂正もなく届けられている。】
2009/01/20のBlog
[ 20:59 ]
[ 観光 ]
銘板によれば、ここは幕末の攘夷事件で有名な「神戸事件」の現場とか。
神戸事件とは慶応4年1月11日(1868年2月4日)、神戸三宮神社前で備前藩(現・岡山県)兵が隊列を横切ったフランス人水兵を負傷させた事件。明治政府初の外交問題となった。この事件により一時、外国軍が神戸中心部を占拠するなどの動きにまで発展したが、その際に問題を起こした隊の責任者であった滝善三郎が切腹する事で一応の解決を見た。相前後して堺事件が発生し、共に外国人に切腹を深く印象付けた。 (Wikipedia)
神戸事件とは慶応4年1月11日(1868年2月4日)、神戸三宮神社前で備前藩(現・岡山県)兵が隊列を横切ったフランス人水兵を負傷させた事件。明治政府初の外交問題となった。この事件により一時、外国軍が神戸中心部を占拠するなどの動きにまで発展したが、その際に問題を起こした隊の責任者であった滝善三郎が切腹する事で一応の解決を見た。相前後して堺事件が発生し、共に外国人に切腹を深く印象付けた。 (Wikipedia)
ところで、この神社の狭い境内に20人以上の年配者が集合、熱心に何かを聴いている。どうも、この事件についての「語り部」の独演会。それにしても10分以上の懇切丁寧な説明に(しかも繁華街なので車の騒音でしばしば聞き取りにくいのに)皆さん熱心に聞き入っている。そうやっているうちにも、境内の外を同じような団体がいくつも通っていく。
2009/01/19のBlog
[ 20:32 ]
[ 産業政策 ]
旧聞に属するが 1月6日道新にこういう記事が載った。
函館市西部地区の銭湯三軒がこの日、入浴料金を引き下げた。近くに温泉施設ができて利用者が減ったため、対抗措置として踏み切った。
七日付の北海道新聞(函館市内版)によると、値下げしたのは蓬莱町(現在の宝来町)の「海水湯」と「百草湯」、春日町(同青柳町)の「春日湯」。前年末に西部振興と銘打って開業した蓬莱温泉に客を奪われたという。
ここまで読んで、なるほど最近は街の銭湯もスーパー銭湯の乱立で経営が厳しいのかと納得。いやあそれとも昨年の原油高等で引き上げた料金を、昨今の原油価格低下で元に戻すのか・・・・とも。ところで「蓬莱温泉」という名前のスーパー銭湯あったかな?
ところが次の文章で目が点に
料金は大人十七円を十四円、中人十四円を十円に下げた。
あれあれ、今日の話ではなかったのか。なんと昭和36年1月6日のニュースであったというわけだ。
それにしても、うっかりすると信じてしまいそうな記事。歴史は繰り返すというわけだ。
そういえば、谷地頭温泉「売却」検討はどうなったのだろうか。公衆浴場法や条例にもとずく下水道料金の超優遇措置(一般の6-7%?の料金)などがスーパー銭湯の乱立の背景にあって、そのあおりで街の銭湯がつぶれる(そのトップが公営の谷地頭温泉というのがミソ)という本末転倒は、行政の無策の結果で早く是正すべき。(市も下水道料金の優遇は縮小する方向というが)
既得権益の縮小廃止の難しいこのハコダテで、さあて、どうなるか注視。
今日のスーパー銭湯と既存銭湯との競合を思わせる。
函館市西部地区の銭湯三軒がこの日、入浴料金を引き下げた。近くに温泉施設ができて利用者が減ったため、対抗措置として踏み切った。
七日付の北海道新聞(函館市内版)によると、値下げしたのは蓬莱町(現在の宝来町)の「海水湯」と「百草湯」、春日町(同青柳町)の「春日湯」。前年末に西部振興と銘打って開業した蓬莱温泉に客を奪われたという。
ここまで読んで、なるほど最近は街の銭湯もスーパー銭湯の乱立で経営が厳しいのかと納得。いやあそれとも昨年の原油高等で引き上げた料金を、昨今の原油価格低下で元に戻すのか・・・・とも。ところで「蓬莱温泉」という名前のスーパー銭湯あったかな?
ところが次の文章で目が点に
料金は大人十七円を十四円、中人十四円を十円に下げた。
あれあれ、今日の話ではなかったのか。なんと昭和36年1月6日のニュースであったというわけだ。
それにしても、うっかりすると信じてしまいそうな記事。歴史は繰り返すというわけだ。
そういえば、谷地頭温泉「売却」検討はどうなったのだろうか。公衆浴場法や条例にもとずく下水道料金の超優遇措置(一般の6-7%?の料金)などがスーパー銭湯の乱立の背景にあって、そのあおりで街の銭湯がつぶれる(そのトップが公営の谷地頭温泉というのがミソ)という本末転倒は、行政の無策の結果で早く是正すべき。(市も下水道料金の優遇は縮小する方向というが)
既得権益の縮小廃止の難しいこのハコダテで、さあて、どうなるか注視。
今日のスーパー銭湯と既存銭湯との競合を思わせる。