2009年5月23日 20時1分更新
看護の道を志す高校生が倉敷市の病院で実際の看護の仕事を体験しました。
これは医療現場の仕事を体験してもらおうと倉敷市の倉敷紀念病院が行ったもので、23日は県立倉敷中央高校の看護科の高校生6人が参加しました。
はじめに病院の看護師がお年寄りがいすに座ったまま入浴できる装置の使い方や車いすの動かし方などを説明しました。
そして高校生が患者役もつとめながら入浴や車いすでの移動を体験し、患者の不安をとりのぞくため「大丈夫ですか」などと声をかけながら行っていました。
その後、実際に患者が入院している病室を訪れ看護師の指導を受けながら車いすの介助をしたり、入院しているお年寄りの髪をとかしたりして、患者との接し方を学んでいました。
参加した高校生の1人は、「緊張しましたが患者さんの気持を知ることができました。今後の看護の勉強に生かしていきたいです」と話していました。