岡山放送局

2009年5月23日 20時1分更新

和気町のバラ園が見ごろ

岡山県和気町で、地元の人たちが手作りしたバラ園のバラが色とりどり花を咲かせ、見ごろを迎えています。

バラが咲いているのは、和気町の日笠地区にある町営の福祉施設「もりおか友遊ハウス」前のバラ園です。

このバラ園は地元のお年寄りたちのグループがつくったもので、メンバーが水やりや草とりなどしながら丹精して育てている88品種、およそ220本のバラが、色とりどりの花を咲かせています。

このうち、高さ2メートル余りのアーチには、黄色の「ゴールドバニー」や赤色の「サラバンド」など6つの品種のバラがからまるように咲いていて、甘い香りを漂わせています。

また、「アンネの想い出」と名づけられたバラは、第2次世界大戦中にナチスドイツから迫害を受けたアンネ・フランクをしのんで開発された品種で、オレンジやピンク色などの可れんな花を咲かせています。

今年は例年よりも5日ほど早く5月12日ごろから花が咲き始め、今が満開だということで、訪れた人たちは色鮮やかな花の姿や香りを楽しんでいました。

このバラ園の花は5月いっぱい楽しめるということです。