佐渡ケ嶽部屋、オランダ公演中止 インフル予防対策
大相撲の佐渡ケ嶽部屋が夏場所終了後の6月上旬に予定していたオランダ公演を、新型インフルエンザの予防対策のため取りやめたことが23日、明らかになった。
師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)によると、力士ら一行は6月2日に出発し、アムステルダムで5、6日に公演を実施する予定だった。公共交通機関を利用することに感染リスクが伴うことなどから、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)の助言も受けて決断したという。佐渡ケ嶽親方は「オランダ側には大変申し訳ないが、万が一のことも考えて決めた」と話した。