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家で「隔離」1週間 感染の高校生、電話でつながる家族(2/2ページ)

2009年5月23日17時0分

 父親は会社に「娘が新型インフルエンザに感染した」と報告し、自宅待機を命じられた。母親も食料品などを大量に買い込んで外出を控えた。

 16日には女子生徒の姉(19)も37.5度の発熱。翌日、市の発熱相談センターに何度も電話をかけたがつながらない。やむなく病院に電話しても「まずは相談センターへ」。18日にようやくつながり、検査を受けることができた。幸い陰性だった。

 「県大会が近いし、早く学校で部活の練習をしたい」と女子生徒。一方、父親には1週間分の仕事がたまっている。「症状は季節性インフルエンザと変わらなかった。新型なので厳格な対応は仕方なかったのかもしれないが、家族にとっては振り回された1週間だった」(金指光宏)

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