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機内検疫を中止 関空「効果あった」

 関西空港検疫所は22日、米国便を対象に実施していた機内検疫を原則中止すると発表した。政府の新型インフルエンザ対策本部が、より柔軟な対応がとれるよう方針を変更したことを受けての措置。関西空港での機内検疫では新型インフルエンザへの感染者は1人も確認されず、担当者は「一定の効果はあったのではないか」としている。

 同検疫所では米国からの週10便を対象に4月28日から機内検疫を実施。ゴールデンウイークの出国、帰国ラッシュが重なることから、近隣の検疫所や病院、陸上自衛隊などから医師や看護師の派遣を受け、帰国ラッシュのピークとなった5月5~8日には、通常の倍近い約80人の検疫官で検疫を実施した。

 同検疫所によると、検疫対象は延べ35便約5000人とみられている。このうち、5日到着の米国便に搭乗していた京都市の女児が新型インフルエンザへの感染が疑われるとして一時入院したものの陰性だった。

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