中国・杭州で開催されたアジア杯から帰国。高級マスクでしっかり防護して空港ロビーに現れた福原愛=羽田空港
卓球の福原愛(20)=ANA=が22日、アジア杯(中国・杭州)を終え、羽田空港着の航空機で帰国。国内でのマスク品薄状態を耳にして「作ればいいんですよ。母がこの間も作ってくれましたよ」と、報道陣に“手作りマスクのススメ”を説いた。
この日は協会支給の高性能マスクだったが、福原家では母・千代さんの手作りが当たり前。「ちゃんと蛇腹になっているんです。布なので何回も洗える。よく遠征に持っていきました」と、黄砂が吹く中国で大活躍したという。
収穫十分の帰国だ。アジア杯では世界6位のフォン・ティエンウェイ(シンガポール)を4-0で破る快挙で5位。「大会中に成長できた」とマスク越しの笑顔。現地滞在中に日本情報もチェック。「消毒して、体調管理します。私は大丈夫。母が強い子に産んでくれたから」と笑わせた。
6月は中国OP、ジャパンOPを経て、サンリツの一員として日本リーグに出場する。「日本リーグはレベルが高い。優勝できるように貢献したいです」。母のマスクを常備して、インフルにも試合にも勝つ。