韓国:盧武鉉前大統領、登山中に転落…極めて危険な状態

2009年5月23日 10時31分 更新:5月23日 10時45分

韓国の盧武鉉前大統領=鹿児島県指宿市で2004年12月17日(代表撮影)
韓国の盧武鉉前大統領=鹿児島県指宿市で2004年12月17日(代表撮影)

 【ソウル大澤文護】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領(62)が23日朝、韓国南部・慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キメ)市の自宅近くで登山中、転落した。地元メディアの報道によると、人工呼吸器などで蘇生手当てを受けているが、極めて危険な状態が続いている。

 警察当局によると、盧前大統領は同日午前6時40分(日本時間同)ごろ、秘書官1人とともに自宅裏の山に登ったが、山道から転落し頭部を負傷。釜山市内の病院に運ばれた。

 警察当局は前大統領が足を踏み外して転落したのか、または自殺を図ったのかについて、関係者から事情聴取している。

 盧前大統領は、在任中、家族らが有力支持者から計600万ドルを受け取った不正資金疑惑で検察当局から事情聴取を受けていた。

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