2009年1月8日

[資料] 朝鮮半島における海苔(チェックリスト)

 

こんばんは。numlk01でございます。
朝鮮半島での海苔について調べ始めて早三ヶ月。
きっかけは次のHPやスレでした。


鍾路のり巻き
http://koreawatcher.at.infoseek.co.jp/docs/KimHistory.htm
 * 全てのコピー元になるページ。ここから始まった。
長さに対して
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=pfood&nid=58482
 * 8inni8の最初のスレ。鍾路のり巻きのページを元にしているが、根拠を追加してある。



で、一つ一つ文献を検証していくという方針で進めて参りましたが、
遺漏を防ぐために、ここでチェックリストを作成しておきます。
[海苔]
三國遺事 第一卷 1 紀異 延烏郎 細烏女
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102812
* 「藻」です。
『酉陽雑俎』段成式[撰]--->旁説話=金錐説話(パンソリ自体は朝鮮後期の作)
未調査
『慶尙道地理志』における「海衣」(1/2)
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103987
『慶尙道地理志』における「海衣」(2/2)【参考:「海菜」の記述】
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103989
 * 「海衣」の初出とされている文献。地方の特産品として。海苔食、海苔養殖の記事なし。
「海衣」の記述 [世宗莊憲大王實錄十四冊 卷第四十五]
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=96796
新增東國輿地勝覽 第40卷 光陽縣
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=96737
 * 「海衣」と「甘苔」とは別の産品として記録されている。
本草綱目 第16冊 第19巻 草部八 (草之八 水草類二十二種)
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102800
 * 「海藻」の部分に「新羅國」についての記述がある。
許筠『屠門大嚼』 蔬菜之類
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103008
 * 「海衣」と「甘苔」は別個の食べ物とされている。また、その特徴から、アマノリに相当するのは「甘苔」である。
その結果、この時代の「海衣」は、海苔とは別個の海藻だということになる。
『東醫寶鑑』における「甘苔」他の記述
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103916
 * 「海衣」の記述がなく、「甘苔」の記述がある。
ただし、「海菜」の部分に、本草の記述の引用として「紫菜」の説明がある。
潛谷先生遺稿卷之六 請順湖南民情。速爲變通箚。 戊戌七月初十日
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102970
 * 「海衣」と「海苔」が別の物として記されている。
[機械翻訳] 光陽海苔始殖址指定番号:全羅南道記念物第113号
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102761
光陽の朝鮮時代6 -事実を知り是非の判断の先駆者,金汝翼海苔養殖に成功する
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102760
 * 「始殖海衣」の記述。現在墓標は残っていない。
莞島郡伝承
未調査
『物名攷』
未調査
 * 「海衣 採海中石衣 作薄片如紙」の記述があるとされる。
丁若鏞 『經世遺表』 第14冊 均役事目追議 第1 藿税
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102973
 * 「海苔」の初出とされていたが、より古い記述がある。現在の分類に直接関連している?
『萬機要覽』 財用編三 海稅
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=104083
全羅道光陽縣玉谷面太仁島海衣及津下面船所鎭浦市收稅冊
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102969
朝鮮総督府農商工部編纂『韓國水産誌』[第1冊]第1輯
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103033
* 古老への聞き取り調査。
鄭文基「朝鮮海苔」(『朝鮮之水産』第百四十四號別刷)
未調査
 * 上述の伝承などに関連する文献。
鄭文基 朴九秉 朴丞源 金仁培 저 「韓國近世科學技術 100年史 調査硏究 」
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103034

[のり巻き]
「海衣裹」の記述
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103910
 * 『京都雜志』『洌陽歲時記』『東國歳時記』の調査。海衣で飯を包んだ料理は、『洌陽歲時記』以降。
また、『京都雜志』と『東國歳時記』との比較により、 「海衣裹」は、19世紀に入ってからの風俗だということが判明する。
[その他]
卷228_66 《春日江村五首》杜甫
「扶病垂朱紱,歸休步紫苔。」
http://www.xysa.com/quantangshi/t-228.htm
 * 「紫苔」の記述。
靑苔錢にいう”靑苔”について調べてみた
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102348
 * 「青苔」について調べた。韓国では現在、甘海苔と同じ言葉と説明されているが、中国語では「苔(moss)」でした。
朝鮮王朝實錄における”海苔””甘苔”の記述(国史編纂委員会様へのお手紙を含む)
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102885

朝鮮王朝實錄における”海衣”の記述(附、”海帯”の記述)
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102948
大和本草巻之八  草之四 瓜類、蔓艸、芳草類、水草類、海草類
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=102848


numlk01@作成中 ver.2008.04.23

 

numlk01|03-26 21:17

許浚『東醫寶鑑』が未調査なのは、奎章閣の原文ページが見られなくなったことによる。保存しておくべきだった。

xiaoke|03-26 21:22

ほんとですねぇ…奎章閣は有用なサイトだったのに。

erocup|03-26 21:28

ε(*@д@)^o/∩幾つか読んだことあるニダ

numlk01|03-26 21:30

ありがとうございます。とにかく昆布と若布がよく分類されていない時代のものなので、原文にあたって調べるしかないですw。

numlk01|03-26 21:29

邦訳文献はかなりあるので、原文に拘らなければ、残りは割とすぐに調べられるかもしれません。

numlk01|03-26 21:33

手許に大和本草のPDFがあるので、番外として、スレ化します。ある意味、本草綱目に対する当時の模範解答だと思います。貝原益軒って、やはりすごいと思いました。

numlk01|03-29 00:03

朝鮮海苔 /鄭文基 著京城(서울) : 朝鮮總督府, 昭和12[1937]朝鮮之水産第百四十四號別刷

numlk01|03-30 15:00

http://www.nas.go.kr/member/member_detail.asp?num=195

numlk01|03-30 03:56

'海苔'擬人化家電小説'海衣国史' http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2007/09/30/0200000000AKR20070928185800005.HTML

numlk01|03-30 03:57

http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2007/09/30/0200000000AKR20070928178100005.HTML

numlk01|03-30 08:29

http://www.morningnews.or.kr/read.php3?no=1936&read_temp=20040210&section=20

numlk01|03-30 08:53

http://gall.dcinside.com/list.php?id=history&no=133034

numlk01|03-30 06:03

http://e-kyujanggak.snu.ac.kr/GDS/GDS_EPJICHRR.jsp?ptype=list&subtype=ej&lclass=03&cn=GR33590_05&subtitlenum=5462

numlk01|04-20 13:06

「c.ホンブ歌ホンブ歌は本来新羅時代時から伝えて下った部屋異説化[旁説話]=今秋説話(金錐説話)とも言うこれを土台にして朝鮮後期高宗時パンソリで作われました.kimを意味する 甘苔と言うものが出ます ホンブ歌に傷に 甘苔を付けると出ます. パンギム(板海苔)の形態ではなくては絶対に不可能です」

numlk01|04-20 13:06

『酉陽雑俎』段成式[撰]に記載があるようです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%89%E9%99%BD%E9%9B%91%E4%BF%8E

numlk01|04-20 13:06

「バンイ説話【出場】唐の段成式が作った『酉陽雑俎』クォン1課『のんき御覧』クォン481 別名‘金錐説話’ともする。 “私の鼻が席子”ということわざも歯から起因したのだ。新羅時代にバンイ兄弟が生きたのに兄のバンイはとても貧しくて,もの乞いをしながら生きたし,弟(妹)は金持ちであった。ある年なのかバンイが弟(妹)に蚕と穀物種子をもの乞いしたのに意地悪が荒っぽくて暴悪な弟は蚕卵と種子をゆでて与えた。これを知らない兄は蚕を熱心に打って種もばら撒いて,よく育てた。卵中で蚕一匹が生じると牡牛ぐらい大きくなった。嫉妬が出た弟(妹)がきて,蚕を殺したが四方の蚕が皆集まって,糸をつけてくれて,兄は蚕王になった。また種子でも落ち穂が一つだけ私とした者が超えて育ったのにある日鳥一羽が飛んできて,落ち穂を噛んで逃げるやバンイは鳥をア山に入った。そこには夜をむかえたバンイは突然な子供たちが現れて,金棒を取り出して,石をたたくと望み次第食べ物があふれ出た。彼は隠れていて子供たちが別れた後置いて行った棒を拾って戻って,弟よりさらに大金持ちになった。意地悪が出た弟も兄のように行動して,鳥を坊や子供たちに会うことになった。しかし子供たちに金棒を盗み出した泥棒に集まって池を掘る罰を受けて象のように鼻を選ばれた後に戻った。家に戻って,彼は恥をこらえることができなくて気をもんで死んでしまった。(他の本によればほとんど死ぬことになった時,バンイがこの消息を聞いて駆け付けて,病気ク・ワンをして病気が治った。) そして棒は子孫に伝えられたのに,ある子孫が“このように便出せ。”で戯れたところ突然雷が打ちながらオディロンジ消えてしまった。新羅の人バンイに対する説話. 兄と弟(妹)の間の葛藤を通じて勧善懲悪を見せている。」http://www.kuyam.net/bbs/zboard.php?id=L0003& amp;page=1&sn1=&divpage=1&sn=off&ss=on&sc=on&select_arrange=headnum&desc=asc&no=78&PHPSESSID=2ae6d7c0bad7eb43828dd670695789a2....

numlk01|04-20 13:06

「酉陽雑俎(ゆうようざっそ)は、中国の唐代に荒唐無稽な怪異記事を集録した書物である。段成式(773年 - 863年)撰、20巻・続集10巻。860年(咸通元年)頃の成立である。」「テキストの伝世に関しては、不明な点が多く、後集10巻の中には、明代の遺文を蒐集した部分が少なからず含まれるとされる。」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%89%E9%99%BD %E9%9B%91%E4%BF%8E

numlk01|04-20 13:09

"キム・ヤンシク,日本より韓国が先立って‥事実上世界最初" http://news.empas.com/show.tsp/cp_cb/20080324n02007 "あえて見渡すとは…制が'海苔'である" http://jb.breaknews.com/sub_read.html?uid=2407

numlk01|04-23 09:29

http://www.hangeulmuseum.org/new/information/bookData/book_view.jsp?fileName=00172a00000aa000a&d_code=00172&g_class=&pg=0

numlk01|10-03 11:41

http://coldstar.egloos.com/2940119

『萬機要覽』 財用編三 海稅

『萬機要覽』 財用編三 海稅

20080422120887082170775100

20080422120887094506796000

引用元:http://www.itkc.or.kr/index.jsp?
bizName=MK&url=/MK/MK_BOOKLIST.jsp%3Fseojiid=kc_mk_e001


numlk01@作成中 ver.2008.04.21
 * 19世紀初頭の文献です。

 

fmdoll89|04-22 23:54

乙(・_・;つ

『慶尙道地理志』における「海衣」(2/2)【参考:「海菜」の記述】

 

『慶尙道地理志』における「海衣」の記述、後半です。
では、どうぞ。
pp.70-72

20080421120877342015787800

20080421120877350461636800

pp.86-89

20080421120877358195594900

20080421120877365374380100

以上が初出とされる文献に挙がっている、「海衣」の記述全部です。



で、これらの記述は、当該地方の特産品としての「海衣」なのですが、どこにもそれを食べたとか、養殖したなんて記述はありません。この点の確認が第一点です。
次に確認すべきなのは、海産品のうち藿(わかめ)の記述はあるのですが、海藻、昆布、甘苔などの記述がない。他の文献にもある藻類で見つけられたのは、「海菜」の記述です。

pp.203-205

20080421120877412494190100

20080421120877418419709800

* 最終ページの一部が切れているが、文字の確認には支障がないので、そのまま。

なので、本当に「海衣」がアマノリを指す言葉かどうかは疑問の余地があります。
(1つの仮説として、幅の広い褐藻類全般を指す言葉であった可能性がある。)


numlk01@何とか確認終了 ver.2008.04.21

 

numlk01|04-21 19:46

まあ、地理志に海衣を食べた話や養殖した話が書いてあるとは、最初から考えてませんでしたけど。確認するまでもない話です。

『慶尙道地理志』における「海衣」(1/2)

 

『慶尙道地理志』における「海衣」の記述を全部掲載します。
画像が多いので、スレが2つになります。
pp.4-5

20080421120877240002892200

pp.40-41

20080421120877249889941400

pp.41-44

20080421120877258922150800

20080421120877267292716600

pp.57-60

20080421120877275641313700

20080421120877283399024700

pp.63-64

20080421120877297346880200

pp.64-66

20080421120877308973492800

引用元:http://search.i815.or.kr/ImageViewer/ImageViewer.jsp?
tid=co&id=1-L01278-000


numlk01@力業で探してみた ver.2008.04.21

 

numlk01|04-21 19:44

調べて分かったこと。韓国の一流の研究者が調べた文献でも、網羅的に全部挙げられていないし、挙げたものが間違っていたりした。あてにならん。

2009年1月6日

『東醫寶鑑』における「甘苔」他の記述

許浚『東醫寶鑑』 湯液篇 巻之二 菜部

20080420120866239399179800

20080420120866243332838100

引用元:http://147.46.181.118/IMAGE/kyu00512.pdf p.76-77


numlk01@整理中 ver.2008.04.20
* 『東醫寶鑑』では、”海衣”の記述がない。また、分類上、草部ではなく、菜部であることに留意する。
** 「甘苔」についての記述もあるが、「海菜」の説明で、本草からの引用として「一名紫菜」との記述がある。本草綱目の混乱を引き継いで、ここでも名前の混乱がある。

 

numlk01|04-20 12:42

『東醫寶鑑』の湯液篇では”海衣”の記述がない(もし見つけた方がいらっしゃったら、教えて下さい)。ここでも韓国での姑息な使い分けが見える。

numlk01|04-20 12:44

"あえて見渡すとは…制が'海苔'である" http://jb.breaknews.com/sub_read.html?uid=2407 「また東医宝鑑には"海苔は味は甘いながら塩辛くて性質は(埋まる)ける"として"土砂クァク欄で吐いて説沙下(サハ)や中が苦しいのを治療しながら,痔を治めて寄生虫を除去する。"で記述されている。」

numlk01|04-20 12:48

もう一つの注目点。某サイトにて見えないはずの史料の見方。裏技のヒント。

dameman_kuga|04-20 15:12

(´_`)ノ∩ 乙です。じっくり読ませてもらいます。

「海衣裹」の記述

 

『東國歳時記』 p.11 「海衣裹」の記述がある。

20080420120864816562517200


 畜匏瓜■蕈諸乾物及大豆黄卷蔓菁蘿■謂之陳菜必於是日作菜食之凡瓜顱茄皮蔓菁葉皆不棄■乾亦爲烹食謂之不病暑以菜葉海衣裹飯啗之謂之福裹按荊楚歳時記人日採七種菜作羮今俗移於上元而抑亦衛風御冬之旨畜也

『洌陽歲時記』 p.7 「海衣」を用いて飯を包む料理があります。

20080420120864834658813200

『京都雜志』 p.19 該当するものがない。

20080420120864879083462100


numlk01@確認中 ver.2008.04.20
 * 某HPでの"文字起こし(仮)"には誤植が多い。注意されたし。
また、私の起こした文も、漢字表記に問題があるので、ぜひ原文画像で確認して下さい。
さらに、念のため。「裹(か)」とは、包むという意味です。「裏(り)」じゃないですから。
 ** 19世紀中葉に成立したとされる『東國歳時記』。その30年前に成立し、ソウルの風俗を描いた『洌陽歲時記』にも記述がある。しかしながら、『東國歳時記』の元になったとされる『京都雜志』には、その記述がない。この辺りがヒントになりそうである。

 

numlk01|04-20 08:58

引用元は”「煖爐會」の記述(東國歳時記、洌陽歲時記、京都雜志)http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=103876”と同じ。省略。

fmdoll89|04-20 10:42

乙( ゚∀゚)o彡゜

dameman_kuga|04-20 15:11

(´_`)ノ∩ 乙です

numlk01|04-20 15:30

「裏(り)」との表記間違い。某HP(確認していなかった時点で、私も間違って表記したものがある)および8inni8(当然、気付いていない)、 http://manadeva.tistory.com/3620、http://uriculture.com /s_menu.html?menu_mcat=100247&menu_cat=100001&img_num=sub1、及び、これらを引用した韓国のブログ。

numlk01|04-20 21:00

正しい表記の例:福裹 http://krdic.daum.net/dickr/contents.do?query1=A017411300

numlk01|04-20 15:52

各歳時記の成立年代については、割と検証が甘いようだが、一応、韓国での定説(同時に日本でも通説)を前提に考える。そうすると、『京都雜志』の1770年代にはなく、『東國歳時記』の1849年には名前が確認できる風俗だったということです。そして、『洌陽歲時記』の1819年には、料理自体が存在する。以上から、19世紀前半にソウルで始まったもので、19世紀中葉に歳時風俗として確立したと考えてよいと思われる。なお、洪錫謨は、行事自体の起源は、梁時代の『荊楚歳時記』だと考えているが、テラ中国wwwwwとか言わないように。

kobaya4|04-20 22:30

少し解りづらいね。蛇足ながら、「福包み」は 19世紀中盤の東国歳時記に出る. 福包みは旧歴十月15日に山菜や白菜葉,あるいは海衣にご飯を包んで食べることを言う.福包みはいくつかを作って器にノ-ゾックサッドッが高く積んで城主様にあげた後に食べれば福が来ると伝える. http://coldstar.egloos.com/3515671(2007/12/04)

numlk01|04-20 22:54

その人のページは肉焼きの時も参考になった。でも、それらの韓国での”常識”を検証するのが一連の投稿の目的だったりするよ。で、料理自体は『洌陽歲時記』の段階で出来ているね。その点も、今回の確認事項。

kobaya4|04-20 23:07

質問だけど、問題にしている点はなんですか?

numlk01|04-20 23:24

このスレでの問題点は、朝鮮における”海衣裹”の成立時期です。韓国での”のり巻き”の起源と主張されているものです。

numlk01|04-20 23:39

そして、「上元での菜食の歳時風俗が新羅時代からあったから、昔からのり巻きを食べていたんだ」という主張の検証でもあります。

numlk01|04-20 23:27

で、「海苔」「海苔食」「海苔養殖」「板海苔」「のり巻き」について、それぞれ整理しつつ、調べています。全体像は、「[資料] 朝鮮半島における海苔(チェックリスト)http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory& nid=1943528」をご覧下さい。随時更新しています。

鄭文基 朴九秉 朴丞源 金仁培 저 「韓國近世科學技術 100年史 調査硏究 」

韓國近世科學技術 100年史 調査硏究 - 水産分野 -
鄭文基 朴九秉 朴丞源 金仁培 저
2・2 水産養殖業

20080331120696597431289800

20080331120696605374736800

20080331120696610161619900

20080331120696616114388800

20080331120696623808198000

http://rnd.kosef.re.kr/jsp/report/report_view.jsp?ord=102399&gubun=BR50200


numlk01@とりあえず一区切り ver.2008.03.31
 * この上なく良心的な日本人である、numlk01が、現在、韓国における海苔養殖の起源主張の元になっている論文を掲載しましょう。
 この論文中にある、朝鮮海苔 /鄭文基 著 京城(서울) : 朝鮮總督府, 昭和12[1937]朝鮮之水産第百四十四號別刷、がそれです。しかしながら、この論文は日本語のようなので、直接読んでいるとは思えません(*a)。で、鄭文基教授他の”百年史”の方が引用されているのだと思います。

 *a ちなみに、NANETにて検索したのですが、この論文は原文を確認できませんでした。明太子の論文は面白いので、後日、掲載するかもしれません

 上の画像はハングルなので、詳細は分かりません。なので、韓国人の皆さん、奮って原文起こしをしてみてくださいね。とはいいつつ、漢字ハングル混淆文なので、ここの韓国人が読めるかは疑問符が付きますけどねw。
 がんばれ、韓国人!君たちの努力に期待しているよw。
 追伸:韓国人ってどうしてこんなにも朝鮮總督府が好きなのかなー(棒読み)。

 

numlk01|03-31 22:28

とりあえず、今回の原文調査は、一区切りになります。実録の方は時間を見て、少しずつ調べてみることにします。

xiaoke|03-31 22:49

ご苦労様です。どうして韓国人は自国の誇るものとやらについてきちんと調査しないカナ?(棒

numlk01|03-31 22:57

赤組から強力な武器を提供されても、たぶん何も出来ないのではないかとw。

hhh55555000|04-01 12:51

捏造の.使命..