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2008年11月 9日 (日)

日本の孔子擁護派

読者よりいただいたコメントについて。

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おまえ馬鹿か。

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「ししびしお」は「しし(肉)」+「ひしお(塩漬け)」で、単に肉の塩漬けをさす言葉です。

当時の中国には人を塩漬けにしてしまう刑罰があり、件の著者はこれを知識不足からか意図的にか混同したのでしょう。

ちなみに孔子は弟子の子由がこの刑を受けて以降、塩漬け・漬物の類は一切食卓に出させなかったそうです。

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2つは2008年1月6日のものと2006年11月19日の記事に書かれたコメント。、

何故ここまでして儒教と孔子を彼は擁護する必要があるのか、不思議だ。

確か「孔子は朝鮮人説」であると聞く。

だから血の結束で、孔子までも擁護する気なのであろうか。

そしてこの書き手は、朝鮮人と言うことなのだろうか。なぜならここまで歪曲してまで孔子を日本人が擁護する必要はまったくないのだ。

史記やその他の中国の書籍に書かれた事実などが、今日過去を知る唯一の物だからだ。、

したがってこのコメントとして書かれた話は、事実の歪曲である。

「ししびしお」は、「肉醤」と漢字で書く。しおから。史記抄では「醢・醤はみそなり」と書いてある。麹または塩に浸しならして製する。

さらに、魚・鳥の肉の塩漬けであり、食用としての加工を施すのか、ししびしおだ。

単に塩漬けではない。肉を切り刻み、味噌のように発行させたのは何故か。食すためなのだ。

また「呪われた中国人」‘中国食人史‘の重大な事実(黄文雄・著)を、読んで欲しい。

この本は、台湾人の黄氏があらゆる中国の文献を読みつくし書き上げた本であるから、「目から鱗が落ちる」状態なのだが、特に36ページ以降が孔子関連の話である。

儒教は人肉特に敵の肉を食わねば悟れないという思想。

孔子は生きているときに相当数の人間を食している。

中国では自分の人肉を薬として親に与えるのが最も親孝行だと考えられている。

また処刑としての塩漬けであるが、これは勝者に食される運命を指す。

敵の肉を食って、悟るのが儒教だからだ。

孔子の十大弟子の一人「子路」が、衛国の大夫である孔悝の荘園の行政官になっていた頃、衛国に父子の王位争いが起きたという。

子路はこのお家騒動に撒き込まれて殺されたという。子路の屍は細かく切り刻まれ、無残にも「醢」にされた。それは孔子の食卓にも届けられたのだ。

その後、孔子は大好物の醢を食すのを止めたと、「呪われた中国人」‘中国食人史‘の重大な事実(黄文雄・著)に書いてある。

これは「礼記」「東周列国志」「荘子」にも記されているという。

コメントくださった方、これを知識不足というが、どちらがかな。

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コメント

「ソースは黄文雄(キリッ」

http://d.hatena.ne.jp/mujin/20060331/p1

孔子が人肉を食ったという明確な証拠は何一つありません
愛国心があるのなら、世界に醜態を晒さぬよう気をつけて下さいね

投稿: | 2009年5月21日 (木) 14時56分

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