【2009年05月22日19時09分 更新】


1.県庁知事室付近にガソリン?男を逮捕
 (05/22 18:55)

22日午前、県庁の知事室付近に、ガソリンのような液体がまかれ、警察は、現場にいた、55歳の無職の男を現行犯逮捕しました。この事件によるけが人はいませんでしたが、県庁内は、一時騒然となりました。(田島記者リポート)「知事室前の廊下です。現場には今も、ガソリンのような臭いと、大きなしみが残っています」22日午前11時15分ごろ、県庁本館2階にある知事室付近の廊下で、スーツ姿の男が、ガソリンのような液体をまきました。男は、県庁の男性職員に取り押さえられ、通報を受けて駆けつけた警察に、現行犯逮捕されました。威力業務妨害の現行犯で逮捕されたのは、宮崎市恒久の無職、北野時義容疑者55歳です。けが人などはいませんでしたが、当時、県庁には、数十人の観光客もいて、一時、騒然となりました。(県庁を訪れた人は)「市民としては、すごく知事さんが頑張っていらっしゃって、そういうところに液体をまかれるっていうことは、私たちには考えられないですね」「危ないですよね。僕も初めてここに来たので、そういうことが無いように、警備も強化してもらったらいいんじゃないかと思います」また、同じフロアにある記者室には、当時、記者など約20人がいましたが、警察がドアを外側から押さえたため、約55分にわたって、記者室から出られない状態となりました。一方、東国原知事は、別室で会議中のため、知事室にはいませんでした。(東国原知事)「ここは、県内有数の観光地ともなっておりますから、ここでそういうことがあるのはイメージダウンにつながることですから厳しく、厳正に対応、対処していきたいと考えております」県警の捜査幹部の話によりますと、北野容疑者は、県に何度か相談に来ていて、「対応に一部不満があった」と話していますが、「東国原知事をねらったものではない」と供述しているということです。警察で犯行の動機を調べています。


2.延岡にオフィスビル建設・310人雇用
 (05/22 18:54)

雇用情勢が深刻さを増すなか、県北に、新たな雇用の受け皿がつくられます。大阪市に本社がある、物流業者「センコー」の関連企業が、延岡市にオフィスビルを建設し、310人を新規雇用することになりました。オフィスビルを建設するのは、大阪市に本社がある、物流業者「センコー」の関連企業、「センコービジネスサポート」です。22日は、県庁で立地調印式が行われ、東国原知事立会いのもと、センコービジネスサポートの遠山泰社長と、延岡市の首藤正治市長が、協定書を交わしました。(東国原知事)「この(景気)低迷の中で、こんなにたくさんの地元雇用を生んでいただくと、大変心強く思っております」オフィスビルの建設に伴う新規雇用者数は、来年度から2015年度にかけて310人。原則、正社員としての雇用で、地元を中心に採用されます。センコービジネスサポートは、3年前から、延岡市に約60人体制で、事業所を開設していますが、今回、事業拡大に伴い、延岡市天下町にある「クレアパーク延岡工業団地」に、オフィスビルを建設。経理や人事に関する事務処理などの面で、企業をサポートする事業を拡大するほか、新たに、コールセンター事業も始めることにしています。(センコービジネスサポート・遠山泰社長)「コールセンターの事業は、まだまだ拡大できる市場である。地方の中で、そういう事業が伸びていくんじゃないかと」今回、オフィスビルが建設される延岡地区の、3月の有効求人倍率は、県内最低の0.32倍。雇用情勢が厳しさを増すなか、地元延岡市民からは、歓迎の声が聞かれます。(延岡市民は)「大歓迎です。地元の活性になりますので、お願いしたいですね、ぜひとも」「新たな雇用の場ができるんであれば、嬉しい限り。こういった時期だから」(延岡市・首藤正治市長)「工業都市延岡ということで、今まできた中で、全く新しい範疇に属する企業誘致と思ってますし、雇用を一人でも多く広げていただきたい」不況の中、新たな雇用の場として期待される、オフィスビルの建設。センコービジネスサポートでは、来年5月から、事業をスタートさせることにしています。


3.南九州大学 27日に新学部再申請
 (05/22 18:55)

南九州大学都城キャンパスが、去年、学部申請を取り下げた問題で、大学側は、学科名や定員を変更したうえで、今月27日に、再度、申請することを明らかにしました。南九州大学都城キャンパスには、保育士などを養成する、「人間発達学部」が設置される予定でしたが、国の審議会で理解が得られなかったため、去年12月、大学側は、学部申請を取り下げていました。22日は、南九州大学を運営する、南九州学園の長谷川二郎理事長が、都城市議会の特別委員会に出席し、今月27日、文部科学省に、学部設置を再申請することを明らかにしました。大学側によりますと、申請するのは、「人間発達学部・子ども教育学科」で、定員を50人減らし、80人に変更したということです。都城市は、大学移転費の半分にあたる、最大20億円までを補助する予定ですが、先月開設した都城キャンパスの「環境園芸学部」の入学者は、定員より21人少ない、109人にとどまっています。


4.中学生が救急蘇生法学習
 (05/22 18:51)

生徒たちに人命救助の方法を学んでもらおうと、日南市の榎原中学校で、救急蘇生法の講習会が開かれました。講習会には、全校生徒31人が参加し、消防の職員から、心臓マッサージやAED、自動体外式除細動器の使い方を学びました。このあと、生徒1人1人が実習に臨み、AEDの電源の入れ方や、電極パッドを張る位置などを確認していました。(生徒)「(手順が)難しかった。すぐに助けられるようにしたい」来月からは、水泳の授業も始まるだけに、生徒たちは、真剣な表情で講習会に臨んでいました。


5.ゴールデンゲームズ20周年展
 (05/22 18:51)

今年で20回目を迎える、陸上の記録会「ゴールデンゲームズインのべおか」を盛り上げようと、延岡市で、事前イベントが始まりました。会場には、第1回大会から前回までのゴールデンゲームズのプログラムや、ポスター、それに、レースの写真などが展示され、大会の歴史を知ることができます。このイベントは、今月29日まで、「延岡市民協働まちづくりセンター」で開かれます。20回目となる今大会は、今月30日に開かれます。


6.がんばれ松田選手!世界水泳応援懸垂幕
 (05/22 17:09)

今年7月にイタリアで開かれる、世界水泳選手権に出場する、松田丈志選手を応援しようと、22日、延岡市役所に懸垂幕が掲げられました。延岡市出身の松田選手は、先月開かれた競泳の日本選手権で、200メートルバタフライや400メートル自由形など、3種目で優勝し、7月にイタリアのローマで開催される、世界水泳選手権の代表に選ばれました。その松田選手を応援しようと、延岡市役所には、22日、長さ10メートルの懸垂幕が掲げられました。懸垂幕には、「自己ベストでいい色のメダルへ」と書かれていて、設置した延岡市では、地元出身の松田選手を、市民全体で応援したいとしています。松田選手は、来月東京で開かれる、競泳の「ジャパンオープン」に出場したあと、スペインでの合宿を経て、世界選手権にのぞみます。


7.チョロ船3隻目の復元作業
 (05/22 17:09)

かつて県南の沿岸漁業で活躍した、小型帆走木造漁船「チョロ船」の、3隻目の復元作業が、日南市で進められています。チョロ船は、郷土の歴史を伝承しようと、地元の保存会が中心となって、2001年に、約50年ぶりに2隻が復元され、イベントなどに活用されています。そして、今回は、観光面などに活かしていこうと、3隻目の復元が進められていて、16歳のころからチョロ船を造っていた、ベテランの吉田良市さん78歳と、このほど吉田さんに弟子入りした、大工の大野三雄さん63歳が、ほとんど手作業で船作りにあたっています。このチョロ船、来月には完成し、7月の油津港まつりで、お披露目される予定です。


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