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カード偽造:グループリーダーを窃盗容疑で逮捕 警視庁

 全国の銀行や農協などのキャッシュカードが偽造され多額の現金が引き出された事件で、警視庁捜査3課は22日、東京都葛飾区東新小岩1、暴力団幹部、和知公(ひろし)容疑者(44)を窃盗などの容疑で逮捕したと発表した。同課によると、「やっていない」と容疑を否認しているという。

 同課の調べでは、和知容疑者は偽造グループのリーダーで、06年12月以降、北洋銀行(札幌市)や中国銀行(岡山市)など全国11の金融機関の口座から約4億1400万円が引き出された事件に関与した疑いがあるという。被害者は全国の約500人で、約9割が東京都港区の健康食品販売会社の会員。内部資料が流出し、口座番号を基にカードが偽造された可能性があるという。

 逮捕容疑は、岡山県の女性(66)が名義の中国銀行の口座のカード1枚を偽造し、06年12月31日に都内で5回にわたり現金計100万円を引き出した疑い。

 警視庁などはこれまでに現金の引き出し役などの男女13人を窃盗容疑などで逮捕している。【古関俊樹】

毎日新聞 2009年5月22日 21時05分

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