1月、東京・文京区にある中央大学の校舎トイレで、理工学部・高窪統教授(当時45)が刃物で何者かに刺され殺害された事件で、警視庁は21日夜、中央大学の卒業生の男を逮捕した。容疑を認めており、動機については「今は話したくない」と話している。 殺人の疑いで逮捕されたのは、高窪教授の教え子だった中央大学卒業生で神奈川・平塚市に住むアルバイト店員・山本竜太容疑者(28)。この事件は、1月14日、文京区にある中央大学の校舎4階のトイレで、高窪教授が40か所以上を執ように刺され何者かに殺害されたもの。
警視庁によると、高窪教授の関係者らから事情を聴くなど調べを進める中で、5年前までゼミに在籍していた山本容疑者が浮上し、21日午前、自宅で任意同行を求め、事情を聴いたところ、犯行を認めたため逮捕したという。
山本容疑者は「刃物で何度も刺して殺したことに間違いありません」などと犯行を認めており、動機については「今は話したくない」と話している。