社会メニュー

ここから本文

社会社会のRSS

東京・三鷹の25歳男性感染 新型インフル

2009.5.23 00:47
操作メニューをスキップして本文へ

 東京都は22日、大阪市から帰京した三鷹市に住む映画制作関係の自由業男性(25)について詳細(PCR)検査の結果、新型インフルエンザの感染を確認したと発表した。都は、男性の行動から感染が拡大する可能性は低いとして、休校などの措置は取らない。

 都内の患者は八王子市在住の女子高生(16)と目黒区在住のダンス教師の女性(36)に続き3人目。国内感染者は検疫段階と合わせ、埼玉、東京、神奈川、滋賀、京都、大阪、兵庫の7都府県で計317人になった。

 都によると、男性は14日から20日まで大阪市に旅行、お笑いライブやテーマパークなどに行った。2カ所の旅館に宿泊し、終始1人で行動したという。20日に大阪市から新幹線で帰京し、JR中央線に乗り帰宅。21日は発熱のため自宅で過ごした。

 男性は19日に38・5度を発熱、20日からせきが出始めた。22日に三鷹市内の診療所の簡易検査でインフルエンザA型陽性となり、武蔵野市内の医療機関の発熱外来を受診、都健康安全研究センターが詳細検査をした。発熱、のどの痛みなどの症状があり、武蔵野市内の病院に入院した。

 また、埼玉県は22日、感染が確認された同県鷲宮町の男性(29)と一緒に関西へ旅行した同県久喜市の友人男性(29)が発熱したと発表した。簡易検査ではA型、B型とも陰性だったが、詳細検査をしている。

 同県疾病対策課によると、友人男性は22日午前7時ごろ「熱っぽい」と訴えた。午前11時半ごろ発熱外来で検温したところ、38度だったため入院し、タミフル投与などで37度に下がったという。友人男性は20日と21日に、東京都北区の勤務先やパチンコ店に立ち寄っているため、県は接触者の状況などの調査を始めた。


PR

Ads by Google

企画特集

注目サイト