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2008/04/16のBlog
J・ホイーラー氏死去米国の物理学者

John Archibald Wheelerが死去した。享年96歳。

From the Big Bang to the Big Crunch

ジョン・ホイーラー博士は、この自由にして奇想天外でユニークな発想の
理論物理学者としてつとに有名であった。

かの「御冗談でしょう、ファインマンさん」の著者、リチャード・ファインマン博士
はこのジョン・ホイーラー博士の愛弟子であった。

ジョン・ホイーラー博士の関心は、量子力学と相対性理論、原子核理論、
素粒子理論、観測の理論、宇宙論などなど、ミクロからマクロの世界まで
あらゆるものに及んだ。

ホワイトホールからブラックホールにつながる”ワームホール”の創始者。”ブラックホール”という言葉を使い始めたのもジョン・ホイーラー博士であった。


かのアルバート・アインシュタイン博士と湯川博士ともうひとりの”なぞの博士”。このスリーショットの写真はつとに有名で、誰か一度は見たことがあるはずである。この一番右がこのジョン・ホイーラー博士である。

私は、この幸せそうな3人の写真は非常に好きな写真である。

また、ジョン・ホイーラー博士は、非常に優れた”物理の先生”、物理学のチップス先生のような存在であった。

ジョン・ホイーラー博士の教育によって有名になった博士や巣立った学生は数知れず。量子電磁気学のファインマン先生、量子カオスのデュレック博士などなど。

また1人物理学の巨人が旅立った。

御冥福を心から祈りたい。
2008/04/15のBlog
研究機関ランク、東大は世界12位 順位1つ上げる

トムソンもどうやら気が狂ったようだ。

米国の学術情報サービス会社トムソンサイエンティフィックは、
世界約3800機関のうち日本の研究機関ランキングを発表したという。

総合ランク
1位、東京大(世界12位)
2位、京都大(世界28位)
3位、大阪大(世界33位)
4位、東北大(世界65位)
5位、科学技術振興機構(世界92位)

分野別ランク
東京大・物理学(世界2位)
東大・生物学・生化学(世界3位)
東北大・材料科学(世界3位)
京都大・化学(世界4位)

これらは、日本の大学から公表される出版論文の被引用数で
ランキングをつけたものである。
まあ、一言で言えば、”良い論文”を書いた数のランキングである。

このランキングについては、すでにここで昨年の今頃書いていた。
地方は痴呆化した?:”教育再生会議への提言”
”研究世界ランキング”から見える日本の姿

しかし、待ってもらいたい。

これでは、その論文を作るためにかかった経費が考慮されない。

その後、「東大の論文1本で一軒家が買える?
で紹介したように、国内の研究機関でどれだけ論文経費がかかったかの
ランキングが公表された。

これによれば、「論文1つあたりに要した研究費」は以下となっている。

1位、東京大(1845万円、4553本)総額840億円
2位、大阪大(1735万円、2581本)総額448億円
3位、東北大(1622万円、2669本)総額433億円
4位、京都大(1592万円、3111本)総額495億円
5位、北海道大(1228万円、2062本)総額253億円
6位、名古屋大(1228万円、1981本)総額243億円
7位、東工大(1088万円、1829本)総額199億円
8位、九州大(1071万円、2596本)総額278億円
9位、熊本大(1039万円、713本)総額74億円
10位、筑波大(942万円、1429本)総額135億円

もちろん、これ以外に「年収ランキング」に見るように、大学教授や
職員は、馬鹿にならない高額所得者である。
平均すれば、1130万円の年収がかかっている。
大学人の「ぼかあ、幸せだなあ」

だから、トムソンのように被引用回数だけを見て、良い論文かどうか
を見る時代はもはや時代錯誤なのである。むしろ、その論文を
出した研究者が良い研究者かどうかを見なくてはならない。

そのためには、

「どれだけ少ない経費でどれだけ被引用回数の多い論文を出したか」

どうかで見なくてはならない。

この価値観で見れば、上のランクにある中では、東大より京都大の方が
より少ない出版経費でより多い被引用数の論文を出していることになり、
京都の方が東大よりずっと上だということになる。つまり、京都大の
研究者の方が能率が良いということになるわけである。
言い換えれば、京都大の研究者の方がオリジナリティーが高いということになる。

まあ、この問題もすでに以下のもので3年前に論じていることである。

いよいよ科学研究バブル崩壊に突入!
日本の科学研究「効率悪い」、その理由は?

かつて偉大なアメリカの建築家バックミンスター・フラーは、
シナジー効果のことをこう表した。

”より少ないパーツで最大の効果を引き出すこと”

すなわち、科学的シナジー効果とは、おそらくこうなるだろう。

”より少ない研究費で最大の研究成果を引き出すこと”

この意味で、いかにアルバート・アインシュタインが偉大であったか、
良く分かろうというものである。

東大の研究者には”恥じ”を知って欲しいものですナ。
一軒家の値段でたった1本の論文しか出せないのだからナ。

トムソンの統計をまともに信じているとすれば、トムソンも狂っているとしか言いようがない。

いやはや、困ったものですナ。
1年ほど前、私はここでこんなジョーク:
ゴア元副大統領が演説すると桶屋が儲かる?
を紹介していた。(「バイオ燃料の行方?:金持ちvs貧乏人」、「バイオエタノールの”不都合な真実”」)

『”地球温暖化”現象改善のために、
アメリカのゴア元副大統領が映画を作り、
世界中を駆け巡る。
すると、世界中の知識人やお金持ちの意識が良い方向に変わり、
病んでしまった地球改善のためにその対策にお金を投資するようになる。
バイオ燃料やエタノール燃料の研究に投資するようになる。
そのためには、植物や動物が必要だ。
すると、もっとも安いトウモロコシや大豆など、
あるいは海藻の類いが材料となる。
すると、それを主食として生活している人間、
それも安い食料しか買うことのできない人々が食うに困る。
結果として、主食のトウモロコシは高騰し、
経済的弱者から路頭に迷い、餓死者が続出する。
結果として葬儀屋が儲かる。』

まあ、最初これを読んだ人は、悪い冗談だと思っただろう。

あれから1年。これが現実に起こったことを誰もが認めることだろう。
今やトウモロコシ、小麦や大豆が2、3割も物価上昇。
トウモロコシを必須とする鶏卵業者では倒産したところも数知れない。
そして今度は麺業者もその方向にある。

また、こんなジョーク:
カオス理論の新しい標語:”自爆テロ効果”
も紹介していた。つまり、

「イラクで自爆テロが起こるとアメリカで巨大竜巻が起こる」(アメリカ版)

これは、物理の「バタフライ効果」を説明した例え話である。
一見まったく無関係に見える何気ない出来事が、
非線形効果によって遠く離れた別の重大な現象に影響する。
そういう例えである。

さらに「今年のノーベル平和賞は”不都合な真実”へ」の中でこう書いていた。

『しかし、この2つは異なると見るべきだろう。
「地球温暖化」を指摘することと、その解決策として、
代替燃料としてバイオ燃料をエタノールに取ること、
さらにはその原料としてトウモロコシやさとうきびや大豆などの
主食に関わる食物を当てることとは異なるはずだからである。』

これもまた、ゴアにとっての「不都合な真実」となった。

というのは、ゴアの政策のおかげで何が起こったか、と言えば、
地球のCO2削減に最も大きな貢献している南米のジャングルが
どんどん伐採されて、大豆やトウモロコシ畑に開墾され、
もはや酸素供給すら危ぶまれる状態になってしまったからである。

これも、バイオエタノールに洗脳された欧米企業がその方が儲かるために
それを推進しているからである。
その証拠に、ではどこの企業が”アマゾンの伐採”を行っているか
と言えば、アメリカの大企業(もちろん、イギリス系のアメリカ企業、
つまり東インド会社系列の大企業)であるからである。

まあ、イギリス人大得意の”二枚舌”、”三枚舌”の政策を
「地球温暖化問題」でも行っているというわけである。

言い換えれば、英米大企業が、「地球温暖化問題」を
南米を経済支配するための”道具”にしているにすぎないということである。
決して本当に「地球温暖化問題」を解決したいわけではない。

要するに、英米の”王家”企業は、世界中のお金を支配したい
だけなのである。貧乏人が食うに困ろうが、死のうがそんなことは
連中には関係ない。それよりは、自分の王様生活が脅かされることを
恐れているにすぎないということである。

ところで、この中で私はこうも書いていた。

『ところで、私はかねてからヨーロッパ人、つまり白人、
のもつかなり際立った特徴が気になる。
これは、どうしてなのだろうかは私はよく分からないが、
確かにそういう傾向がある。

例えば、かつてアメリカ新大陸にヨーロッパ人が進出した時、
アメリカにコルテスなどもっとも残虐なものが行った。
そしてアメリカのインディアンやインディオを皆殺しにした。
ところが、しばらくすると、
それを今度は同じ白人の中から止めようとするものが現れる。
しかし、実際には完全に解決はできないのだが、
悪者どもに抗して行った行動を本国で評価され、そのものは評価される。
一方で、白人に占拠され滅ぼされてしまった原住民の生活はほとんど変わらない。

要するに、地球は「白人劇場」なのである。
「白人劇場」の前で原住民は蹂躙されるのである。

かつて、インカ帝国もそうして滅び、アメリカインディアン、アボリジニ、
ハワイアンもそうやって蹂躙された。

ハワイが舞台となったプレスリーの青春映画のストーリーもこれと同じだった。
黒真珠集めが目的の悪い白人がハワイアンを利用しているところへ、
良い白人のプレスリーがやって来て追い出す。
しかし蹂躙されたハワイはもう戻らない。

どうも私には今の「地球温暖化」問題の話の展開は、
この白人社会特有のお決まりの展開と瓜二つのように思えて仕方がない。』

まあ、今やこれもまた真実であるということは明白だろう。

実は、これと同じことがチベットでも起きているにすぎないのである。
つまり、こんな感じの物語となるだろう。

”チベットの地下資源集めが目的の悪い白人が中国人をそそのかして
チベット人を利用しているところへ、
良い白人がやって来て追い出す。
しかし蹂躙されたチベットはもう戻らない。”

こういう、物語で何が難しいかといえば、悪い白人がだれで
良い白人がだれか見定めることであろう。
悪い白人は、イギリス王家かもしれないし、ロシア人かもしれない。
あるいは、アメリカ人かもしれない。
良い白人もまた、イギリス王家かもしれないし、ロシア人かもしれない。
あるいは、アメリカ人かもしれない。
果たして現実はどうなっているのか、実に把握するのが難しいのである。

現実の歴史では、中国共産党を庇護して来たのは、イギリス王家であった。
(決してイギリス政府ではないことに注意。諜報機関は王家直属だからだ。
ちなみに、アメリカにCIAを作ったのもイギリス王家である。
アメリカ政府ではない。
だから国際紛争では必ず英米が協力するように見えるわけだ。
ついでに言えば、今ここ日本で日本版CIAを作ろうとしている
のもまたイギリス王家だろうと私は見ている。おそらく
自民党をコントロールしている電通を通じてだろう)

これに対して、今中国共産党を糾弾しているのもまたイギリス王家である。
要するに、「架けたはしごを外した」のである。
つまり、中国にとっての”悪い白人”も”良い白人”もどちらも
イギリス人だったということである。中国は、イギリス人のお釈迦さまの
手のひらの上で踊らされている孫悟空のようなものである。

英米はよくこういうことをするが、これが「イギリス外交」である。

そして、今やイギリス王朝はアメリカへも「架けたはしごを外し」にかかっている。
これがサブプライムローン問題である(日本では、バブル崩壊、格差社会)。

コールマン博士に代表される一部のアメリカ史研究者だけが知っているらしいが、
”アメリカにはアメリカ人が所有できる土地はない”という。

現在アメリカの不動産物件で扱う証書の類はすべて見せ掛けのものである。
イギリス王家の血筋を引く一部の白人アメリカ人家系のみが、
大英帝国時代の王家から証書(ローヤリティー)をもらい、
土地所有者となったに過ぎない。
したがって、現実の土地売買は、名義の付け替えに過ぎず、何かがあれば
イギリス王家に返却されることになっているというのである。

だから、現実に、戦略上何かあれば、アメリカ人の土地を国が必要に応じて
所有できる法案というものを今のジョージ・ブッシュ大統領が
議会に提出したのである。

また、金本位制をルーズベルトが止めにして以来
(というより、イギリス王家がルーズベルトに金本位制を止めさせた)、
アメリカ人はドル札(お金)で金貨(金)に変えることはできなくなった。
金が欲しければ、お金で金を買う他ない。
しかし、昔のアメリカでは、ドルは金と等価な価値を持っていた。
フラーが見抜いたように、金塊はケンタッキー州フォートノックス
の山奥の洞窟内に保管されているという。

要するに、「金本位制を止める」ということは、「金の流出を止める」ということである。
この流れから、ドル札発行はアメリカ銀行(バンクオブアメリカ)、
金利をコントロールするのはFRBということとなった。
どちらもイギリス王家の所有する民間企業である(けっしてアメリカ政府の持ち物ではない)。
こういうふうに、アメリカ人は大英帝国時代からいまだに真に独立していないのである。
これに気付いて変革しようとしたリンカーン、ケネディーは暗殺。ニクソンは失脚。
これが現実だというのがコールマン博士の説である。

信用取り引きとは聞こえが良いが、実際には「お前さんは紙切れで我慢しろ」
という意味である。ましてや「電子通貨」とは、「お前さんは電子データで我慢しろ」
という意味である。
言い換えれば、「刃向かえば、全部ゼロにするぞ」という脅しのことである。

結局、どこに一番金が眠っているかと言えば、それは大英帝国のイングランド銀行である。その次が、アメリカケンタッキーのフォートノックスだろう。

こうしてみると、どうして英米人がこれほどまでに”金(ゴールド)”に
こだわるのか、実に良く分からない。
人は、水と食物があればそこそこ生きていける。
金は人が生きる上では直接は関係ない。

そこには、”何か特別な理由”があるのだろう。

一説では、金を食わないと人としての姿が失われて怪物の本性が出てしまうからだという、アイクのレプティリアン説のようなもある。

あるいは、人類創成の「神々」であったニビル星人には、ニビル星の環境保全のため
に多量の金が必要で、奴隷として作った地球人に金集めさせている、という
シッチン博士の説もある。まあ、金融などと言いながら、
実は金を一ケ所に集めさせるために、地球の白人をうまく利用しているという説。
神々が地球人を作ったのは金掘削のための奴隷だったというのだから、
それもまあしかたないのだろう。ニビルがやってくる1400年後まで人類は
せっせと金集めに興じるというわけである。

こんなふうに「神々」や「オリンピアンズ」や「新保守主義(ネオコン)」の
考えることは、我々一市民には理解不能である。
しかし、トウモロコシや小麦の値段や石油の値段が上がることくらいは分かる。
なんとかして欲しいものである。

いずれにせよ、ゴアさんよ、嘘つきは神様に舌抜かれるらしいゾ!
2008/04/14のBlog
[ 10:08 ] [ サッカーJリーグ ]
鹿島の連勝記録「14」でストップ、浦和に敗れる

昨夜のスポーツニュースで、この試合の得点シーンを見たが、永井の最初の得点は明らかなオフサイドだったヨ。このシーンは「オフサイド」のルールを勉強するのに非常に良い練習となる。

現在のサッカーのオフサイドルールでは、

「パスが出た段階でオフサイドの位置にいた選手がプレーに関与しなければオフサイドにはならないが、その選手がその次のプレーに関与すればオフサイドとみなす」

となっている。

パスが出された時点で、一番右にいた永井と中央の選手、そして一番左のトゥーリオの3人はオフサイドの位置にいた。パスは微妙な位置にいたトゥーリオに出た。普通ならこの段階でオフサイドとなるはずだったが、トゥーリオはオフサイドとはならなかった。

ー┌一一一一一一一一一一一一一一一一一一一┬
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーー④ー|
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーー◎ーー| 
ー|ーーーーーーーーーーーーーーー・ーーー| ①トゥーリオ
ー|ーーーーーーーーーーーーーー・ーーーー| ②選手2
ー|一一一一一一┐ーーーーーー・ーーーーー| ③永井
ー|ーーーーー●|ーーーーー・ーーーーーー| 
ー|一一┐ー③ー|ーーーー・ーーーーーーー| 
┌|ーー|ーーー|ーーー・ーーーーーーーー|
||ーー|ーー●|ーー・ーーーーーーーーー| 
└|ーー|ー②ー|ー・ーーーーーーーーーー| 
ー|一一┘ーーー|・ーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーーーー・ーーーーーーーーーーーー| 
ー|一一一一一●┘ーーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーー①ーーーーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
ー└一一一一一一一一一一一一一一一一一一一┴

そこで、トゥーリオはドリブルして切り込み、ゴールライン付近からマイナスのパスで折り返し、フリーでいた永井がゴールにプッシュした。この段階で、永井はオフサイドに位置した場所から次のプレーに関与したわけだから、オフサイドとなるべきだった。しかし、得点となった。

ー┌一一一一一一一一一一一一一一一一一一一┬
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー| ①トゥーリオ
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー| ②選手2
ー|一一一一一一┐ーーーーーーーーーーーー| ③永井
ー|ーーーーーー|ーーーーーーーーーーーー| 
ー|一一┐ーーー|ーーーーーーーーーーーー| 
┌|ー●|ーーー|ーーーーーーーーーーーー|
|←◎③|ーーー|ーーーーーーーーーーーー| 
└|・②|●ーー|ーーーーーーーーーーーー| 
ー|・一┘ーーー|ーーーーーーーーーーーー| 
ー|・●ーーーー|ーーーーーーーーーーーー| 
ー|①一一一一一┘ーーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーー一ーーーーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー| 
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
ー|ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
ー└一一一一一一一一一一一一一一一一一一一┴

この問題の何が微妙かと言えば、おそらくトゥーリオのプレーの解釈だろう。

もしトゥーリオが、2列目のオフサイドでないポジションから走り込んで、永井たちのオフサイドポジションを追いこし、パスを受けたのであれば、トゥーリオがパスをトラップした段階で永井たちのオフサイドは解消される。だから、永井はオフサイドにはならない。それゆえ、得点は認められる。

この戦法はフランス代表がもっとも得意とする「走り込み戦法」である。要するに、ラグビーといっしょで、ボールを蹴った間に前にいるオフサイドポジションの選手たちをパスを受ける間に全部抜き去るという方法である。

しかし、今回のトゥーリオは、永井とほぼ同じ位置にいた。トゥーリオがパスをトラップしたときには決して永井を抜き去ってはいなかった。だから、永井はまだトゥーリオの前のオフサイドポジションにいたわけだ。もちろん、この段階でトゥーリオの方が前であれば、永井が最初からオフサイドの位置にい続けたとしてももうオフサイドにはならない。

したがって、その後トゥーリオがドリブルで永井を抜き去っても、永井の最初のオフサイドは消えない。それゆえ、永井のシュートは「オフサイド位置からのプレーへの関与」というオフサイドとなる。あるいは、「戻りオフサイド」のようなものである。

まあ、解釈はいろいろあり得るが、最初からトゥーリオのオフサイドにしておけば一番無難であったということだろう。

それにしても、この試合の主審といい、大分vs川崎戦の主審(イエローカード、レッドカードで10枚近かったのではないか)といい、どうしようもない(家本政明主審的な)レベルの審判がまだまだたくさんいるようだ。はっきり言って人材不足である。(審判はイエローカード3枚でレッドカード?

私の個人的感想では、ブラジル人ストライカーばかり呼ぶのも良いが、ブラジル人やアルゼンチン人の主審を雇うというのも良いだろう。

なんとかして欲しいものである。
2008/04/13のBlog
【天地創造の叙事詩】

惑星ニビルよ
天と地球の交わる道を占め
上にも下にも行けず
その通過を待つのみ

惑星ニビルよ
天界にさんぜんと輝き
その真ん中の場所を占め
天の星は、彼をあがめり

惑星ニビルよ
疲れを知らぬ彼は
ティアマトの軌道のただ中を目指す
その名を「横切るもの」と呼ばん
天界の中央を占めるものよ

-------------

古代バビロニアの叙事詩に謳われた天地創造の星ニビル。
太古の43万年前に地上に人類を創世した神々ニビルの人々。

シッチン博士の研究によれば、人類の文明の発達には
3600年の周期があるという。

1万3000年前のノアの大洪水の後
紀元前1万1000年(=1万3000年前)の農業の開花
紀元前7500年(=9500年前)の新石器時代
紀元前3800年(5800年前)の文明開化
紀元前200年(2200年前)のギリシャ文明開化

これらはすべて惑星ニビルが火星と木星の間に入る大接近の
時代に重なっているという。

では、最後の大接近が終わって次の大接近が起こるのはいつだろうか?

それは、3600一2200=1400の今から14世紀後
(正確には1392年後)のAC3400年のことである。

では、果たして彼等は今どこにいるのだろうか?

1800年で最も遠い位置にいるはずだから、
17世紀の1600年代がその時である。
それから400年後の現在では、少し近付いて来ているはずである。

図示すれば、こんな感じだろう。

果たして14世紀後の人類、どんな文明を築いているのだろうか?
2008/04/11のBlog
ヒトiPS細胞、バイエルが先に作製…特許も出願か

”外資系製薬会社のバイエル薬品(大阪市)が2007年春に、様々な臓器や組織に変化する、人の新型万能細胞(iPS細胞)の作製に成功していたことがわかった。

 京都大の山中伸弥教授が人のiPS細胞を作製した時期(07年11月発表)よりも早く、すでに特許出願しているとみられる。

 グループ筆頭企業のバイエル社が特許を日本で取得した場合、内容次第では医療への応用で影響を受ける恐れがある。作製したのは、07年12月に閉鎖されたバイエル薬品神戸リサーチセンター(神戸市)の桜田一洋センター長(当時)ら。06年8月、山中教授によるマウスでのiPS細胞の作製発表を受けて、直後に人のiPS細胞づくりに着手した。

 今年1月にオランダの科学誌「ステム・セル・リサーチ」(電子版)に掲載された論文や桜田さんによると、新生児の皮膚細胞に、山中教授の初期の手法と同じ四つの遺伝子を組み込んでiPS細胞を作製。遺伝子の導入に使うウイルスが1種類異なっていた。

作製日時や特許出願については「バイエルとの秘密保持契約があり、明らかにできない」としている。しかし、センターの実質的な研究が07年10月中に終わったことやiPS細胞の培養を約200日していることなどから、山中教授に先行しているとみられる。一般に外国企業が医療関連の特許をとると、医療費が割高になることが多い。山中教授がマウスで基本特許を取得しても、人のiPS細胞の作製や臓器に変化させる方法など応用面で特許を押さえられると、日本の医療に影響が出る恐れがある。”

という、”衝撃的”ニュース。

後発の外資系企業に勤める日本人が、外人のために自国の技術を見事に売ってしまったという、まさしく「アカデミック売春婦」の典型のような事件である。(「アカデミック売春婦」vs「アカデミックゴマスリ」

この1月に「時事ブラックジョーク」にこんなジョークを書いていた。

iPS細胞研究
iPS細胞研究、国あげて支援へ…国費30億円投入

「iPS細胞」の創始者、山中教授は言った。
「欧米との研究競争は厳しい。私は息切れした」
「支援はありがたいが、中途半端な支援ではないほうがまし」
「今は、このまま進むか、撤退するかのどっちかだ」

アメリカの猛追がある中、山中教授に撤退されては困ると感じた文科省や厚労省のお役人たちは、異例の早さで対処し「iPS細胞研究センター長」を設けた。そして言った。

「これからは山中教授には会議にもたくさん出ていただき、政治的にも活躍してもらわないとな」
-------------

その後、厚生労働省や文部科学省は、ドリームジャパンチームを発足して、一気に優勢に出るはずであった。

ところが、これまた私が「「万能細胞」そんなに急いでどこへ行く?」に

”仮に、山中博士がすべての競争に勝ち、大筋を解明して、「万能細胞作りの方法」が解明されたとしよう。

では、その後、これが医療に生かされるのは、どの国が一番早いのか?

こういう疑問である。

もし、日本人が何かを解明しても、その臨床実験や応用が欧米の方が早ければ、結局、日本人の発明によって、海外の大企業だけが儲けてしまうという問題である。なぜならその薬なりは海外大企業を通じてしか買えず、あるいはその医療による処置方法は海外の病院でしかできないために、日本人は高い渡航費や医療費を支払わなければアメリカなどで手術できないということになるからである。”

と書いていたように、「日本人が何かを解明しても、その臨床実験や応用が欧米の方が早ければ、結局、日本人の発明によって、海外の大企業だけが儲けてしまうという問題である」という問題が早速生じてしまったようだ。

アメリカにいる日本人研究者が、仮にアメリカの大学で発見されたこういう技術を”2番手”で始めてから一番乗りすれば、おそらく「産業スパイ事件」としてかなり強硬に当の研究者を処遇することだろう。

しかし、今回のは、日本にいる日本人研究者が外資系企業のために行った。まあ、アメリカで言えば、アメリカ人研究者が日本企業のために行ったということになる。おそらくこの場合も非常に危ない立場に置かれ、産業スパイ扱いされかねないだろう。

果たして、今回の事件は、どうなるのだろうか?

桜田一洋センター長なる人物は、「産業スパイ」として捕まってしまうのだろうか?

まあ、「スパイ天国」(「犯罪者天国」)の日本ではどうということはないのだろう。

あるいは、見通しの甘かった山中教授は、”詐欺罪”を適用されてしまうのだろうか?

まあ、ノーベル賞候補にそういうことはないだろうが。

いずれにせよ、『渡海紀三朗文部科学相が12月22日、”今後5年間で100億円超”の研究費を万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」について投入する方針』と言って即刻投資された100億円は、無惨にも欧米の”禿げ鷹”大企業に見ごとに出し抜かれたということとなる。無駄になりそうですナ。

いやはや、困ったことだ!
2008/04/10のBlog
柔道代表選考見直し?山口女子強化委員、ポイント制導入提言
谷亮子「負けても北京」さあママでも金
再送:五輪=準優勝の谷が柔道代表に、女子は5人が優勝者以外から選出
柔道・日本代表に決まった選手たち

かつてアメリカ陸上の100m代表選考会で、ダントツの優勝候補だったカール・ルイスが負けてアトランタ・オリンピックの100mに出場できないことがあった。1発勝負の恐さ、しかしカール・ルイスは文句も言わず、走り幅跳びに出て優勝した。

これは、国内レベルが高く、国内選考会で優勝することの方がオリンピックでメダルを取るより難しいというような国でしばしばお目にかかることである。


さて、最近、私は日本の柔道を見ていても少しも楽しくない。なぜなら、今や日本の柔道選手が”タレント化”し、プロ野球選手と結婚したりして、知名度が上がったり国内で有名人となると、「勝負はもはややる前から分かっている」、あるいは、「代表選考ももはややる前から分かっている」(つまり、出来レース、俗に言う、八百長めいてきている)からである。

今の柔道界は、ひと昔前の陸上長距離界のように、全く無名の新人が有名選手を負かして日本代表となるというような”下克上”の面白さがなくなったからである。

谷亮子は、「選考会の一発勝負に負けてもいつも代表となる」。本人が引退宣言でもしない限り、他の選手に全くチャンスがない。これでは、選手は腐ってしまう。日本の柔道界の後々に”しこり”を残す。今や、谷亮子や井上康生などは柔道界の”障害”となってしまったからである。

これは、「金メダルさえ取れば文句なかろう」という奢り高ぶった精神構造から来る。日本人がもっとも忌み嫌う態度である。


かつて理論物理学者で東大柔道部出身の故柘植俊一博士の秘蔵っ子であった福見知子選手が高校生の時、谷亮子を破った。その後もここ最近この福見選手は何度も選考大会で谷亮子を破り優勝した。しかし、一度もオリンピック代表に選ばれなかった。

そして今回、この福見は、例え優勝しても代表選考は谷亮子に決まっているこの大会に挑んだが、集中力を欠き、初戦であっさり敗退。すぐに帰ってしまった。それもそのはず、何度優勝しても優勝者がオリンピック代表になれないからだ。

今回、福見は優勝しなかったが、今度は同じく若手の旗手山岸絵美選手が谷亮子に完勝し優勝した。しかし、オリンピック代表は再び谷亮子となった。

同じく高校生で48kg級の有望株の中村美里選手は、どうせ優勝しても谷亮子が代表になるのだからと一階級上げて52kg級に出場した。すると、あっさり優勝してしまった。この階級には谷亮子のような有名選手がいなかったせいか、そのままオリンピック代表となった。

これでは、何度も谷亮子を破って優勝しても代表になれなかった福見は可哀想である。


しかし、これもすべて谷亮子の”後ろ”にいる糞野郎(おっと失礼)、人相の悪い、吉村和郎のせいであろう。
谷亮子優勝:”吉村和郎の高笑い”が聞こえる?
世界柔道”惨敗”の原因は、その選考方法にあり!
よどんだ谷亮子の目に腐敗の影:谷亮子インタビュー
谷選考の”謎”
48kg級福見優勝、なのに代表は谷の”謎”?

この糞野郎(おっと失礼)のせいで、柔道界は”暗黒の世界”へと変ぼうした。ブッシュのアメリカと同じである。この際、谷亮子には即刻”引退”してもらいたいものである。

「金メダルさえ取れば文句なかろう」という奢り高ぶった精神構造、結果至上主義がいかにスポーツをだめにするかという典型的な事例となったようだ。

いずれにせよ、スポーツ選手がタレント化すると、スポーツ界を”私物化”するからだめになるということのようですナ。
2008/04/09のBlog
悪化なら国際ルート中止もIOCが9日に緊急理事会

いやはや、なんてこった。

こんなことなら最初からオリンピック委員会は北京五輪招致の段階から「チベット問題」をあげて中国を落選させるべきだったのではないか。大阪オリンピックの方が無難だったのではないか。このおかげで大借金を作ってしまった大阪市は浮かばれない。

しかしそれにしてもこの「チベット問題」の今回の騒動は良く分からないことだらけである。

なぜわざわざオリンピック直前のこの時期に騒ぎ立てるのか?
北京オリンピックを失敗させて喜ぶのはだれか?
アメリカ人が騒ぐべきことはイラク撤退であるはずなのに、なぜチベットなのか?
なぜIOCに嫌がらせのようなことをするのか?

などなど、実に良く分からない。

例えば、元外務官僚の天木 直人氏のブログの「チベット問題に関する中国と米国の出方に注目したい」に見るように、この問題は国際社会における米中の対立問題であるという見方がある。

しかし、私個人はまったくそうは思わない。まったく本質を見失っているように感じる。

むしろ、「世界新資源戦争」あるいは「チベット騒乱の背後に地下資源問題」に見られるような、「国際資源獲得戦争」にチベット人はさらされ、蹂躙されているというのがより”真実”に近いだろうと見るからだ。

しかし、この見方すらまだ本質を見失っていると私は感じる。


というのは、その記事にそれとなくあることだが、そこがもっとも核心部であると感じるからだ。日経ビジネスの記事の最後にこうある。

『さらに、チベットの人たちが心配していることは、資源開発に伴う環境破壊である。今、チベットはまさにゴールドラッシュ。中国企業のみならず、カナダ、オーストラリアなどの外資も権益を取得して探鉱・開発に参入してきている。これに対して、“自由チベット”の活動家たちは反対の声を上げている。

 例えば、カナダのコンティネンタル・ミネラルズ(Continental Minerals Corp.)がラサの南西240キロの地域で行っている4.5億ドルの銅・金鉱床の開発プロジェクトが標的になっている。』

これを見れば明らかだが、ここにはアメリカがない。これがもっとも大事な点である。カナダとオーストラリアというイギリスの植民地だった国々が入り込んでいるということである。

ここにこのチベット問題の”秘密”がありそうである。

なぜなら、カナダやオーストラリアの主要大企業の所有者の大半は、アメリカと違って、イギリス王朝やその貴族たちの所有する会社(つまり、東インド会社に単を発する現代版の企業群)であると言われているからである。

要するに、チベット問題は、「米中問題」ではなく、むしろ「英中問題」なのである。アメリカは英国と比べれば、まだずっと中国に好意的な国である。ましてや日本は3000年来の友好国である。この永年の歴史を無視してはならない(たかが毒餃子の一個や二個程度でこの数千年の歴史を忘れるほど日本人は馬鹿ではあるまいがナ)。


ジョン・コールマン博士の「300人委員会」によれば、かつて毛沢東の共産党を陰で支持して中国に大混乱を導いたのも(アヘン戦争を起こしたのも)、チベットのダライラマを支持してきたのもイギリス政府だということである。もちろん、御存じの通り、日本に明治維新を引き起こさせたのも大英帝国であった。

良きにつけ悪しきにつけ、イギリスは他国の政治構造を革命的にいじくるのが大好きな国の代表格である。アメリカなどまだまだその比ではない。

こういった国際政治を裏から糸引いているのが、「300人委員会(オリンピアンズ)」と呼ばれる人々であると言われている。

この世界300人には日本人が1人だけいた。故大来佐武朗(おおきさぶろう)氏であったという。決して天皇家ではなかった。この「300人委員会」のメンバーはメンバーが死ぬとその代わりにその家族が世襲するという”世襲政治”に基づく。しかし、日本人の場合は良くわからないが、現在は小和田雅子妃の父親である小和田恒氏と考えられている。これまた、天皇家ではない(実はこれが現在の天皇家の問題の根源のようであるナ)。

ついでに言えば、これまたコールマン博士の研究によれば、パキスタンのブット首相(今回暗殺されたブット女性元首相の父親)は、コールマン博士同様、元イギリス諜報部MI6の工作員だったという。イギリスの工作員が一国の首相となる(なぜか小泉純一郎に似ている気配がある)。そして、その辺りをもらされないように暗殺されたというのが、コールマン博士の考えである。そして、今回イギリス留学帰りのブットの娘のブット元首相も暗殺された。

こういう”血なまぐさい”政治を行うのが、イギリス式であるらしい。この点、日本の戦国時代の歴史と似ていて、我々日本人にはなぜか実に面白く感じさせるから不思議である。

日本人は、太古の昔に「イスラエルの失われた10支族」の”ガド族”(これが帝(みかど)となった)や”エフライム族”や”マナセ族”の血がそうさせるのかも知れない(「「エクソダス」と「エフライムの木」」、「目白と駒込」 )

「イスラエルの12支族」というのは、シッチン博士によれば、「シュメールの神々」が産んだ直系の子孫で、半神半人、すなわち神と人間の合の子のことである。ノアは半神半人の神の子であったという。そのノアの子孫がアブラハムであり、その子らが「イスラエルの12支族」(ベニヤミン、ユダ(シメオン)、アシェル、ナフタリ、ダン、マナセ、ゼブルン、イッサカル、ガド、エフライム、ルベン、モアブ(ケモシュ))である。その内の10もの支族が東洋を旅して、日本へ辿り着いた。もちろん、中国にも韓国にもその派生した子孫がいるはずである。

イギリス王朝を作ったのが、欧州へ散らばったもう一つの筋、ベニヤミン族とユダ族といわれ、これらがロスチャイルドやロックフェラーの先祖である。イギリス王家を作り、大英帝国を作ったのも、こうした欧州の王家の血筋の人々である。

まあ、そんなわけだから、中国にもそういう血筋があり、イギリスにも日本にもそういう血筋がある。要するに世界の大半は、「シュメールの神々」が生み出した”同族”なのである。

同族どうしの争いほど見苦しいものはない。

即刻、ばかなことは止めにして、北京オリンピックで人類最高峰の競技を見せて欲しいものだ。

チベットの地下資源は、世界のものである。決して特定の国や人々のものではない。

どうもこの辺が今の地球人には良く分からないらしいナ。

ちなみに、IOCは「300人委員会(オリンピアンズ)」には入っていない。(「300人委員会の直接影響下にある組織」)だから、オリンピアンズがオリンピックに嫌がらせをするというわけだ。というのも、IOCは、創立時はともかくとして、現在では元オリンピック選手たちが運営しているからである。みな労働者階級の”平民”にすぎない。決して貴族階級ではない。

逆に言えば、それゆえ、オリンピックは大事なのである。

「平民の、平民による、平民のための競技大会」

だからである。決して”王家”でも”お金持ち”でもそれだけではスポーツで勝てない。ここにスポーツやオリンピックの良さがある。これを一部のイギリスの馬鹿に乗せられた馬鹿な政治活動で潰してしまうとすれば、自分で自分の首を絞めることに繋がる。

マインドコントロールされた人々にはこのあたりは分からないのだろうヨ。もっともここに書いたのは、私の妄想のようなものであり、信じるには及ばないが。
2008/04/08のBlog
米軍兵長が首謀者…沖縄のタクシー強盗、4少年が供述

日本人にみじんも”思いやり”を持たない米軍兵士とその家族たちへの”思いやり予算”。そんなものはもはや必要無い。

一市民を守れずして世界を守れるはずがないからだ。まあ、どこぞの愚連隊のようなものだ。

まあ、やっていることと言えば、日本の「サスケ」以下のちんたら訓練。実際、米軍兵士やスワット出身者でもサスケの2ラウンドまでいければ良いほどの体たらくだ。日本の猟師や消防士やガソリンスタンド店員の方がはるかに身体能力が高い。

できることといえば、未成年少女や若い女をたらしこむことだけ。私生児ばかり作って逃げまわる。一方、将軍クラスは、みかけだけはかっこいいが、今や毎日毎日貴族生活でもはやマッカーサーの時代の志気の高さはない。

とまあ、こんな駐留米軍になってしまったらしい。

さて、最近知ったことだが、日本に駐留する在日米軍というのは、今や基地内の居住区から勝手に出て、地方や都市の一等地を買い漁り、(今や失われたはずの)アメリカの中流家庭並みの豪華一軒家に住んでいる。その一角はまったくの治外法権で、日本人がひとりで歩くことが危なくなって来ているらしい。

こうやってまた一地方が米軍と家族の”植民地”となって行く。

これもどうしてそれが出来たかと言えば、日本政府がここまで(1000兆円にも近付く)赤字であるにもかかわらず、毎年以下のように無償で寄付しているからである。

1978年 62億円
1979年 280億円
1980年 374億円
1985年 807億円
1990年 1680億円
1995年 2714億円
2000年 2567億円
2001年 2573億円
2002年 2500億円
2003年 2460億円
2004年 2441億円
2005年 2378億円
2006年 2326億円
2007年 2173億円
2008年(予算) 2083億円
総額2兆7418億円

もしこれが、国民に回っていれば、東京や大阪など大都市、それどころか全国の貧困に喘ぐ人々に職を与えることが出来たはずである。日本には「格差社会」もホームレスも存在しなかったはずである。

この”思いやり予算”の推移と日本の貧困層の推移を比較すれば、両者が無関係でないことはだれにも分かるはずである。

要するに、

自民党政府は、”日本人のため”にではなく、”アメリカ軍のため”に働いて来た

ということである。このことを見事に証明しているいえるだろう。

どうやら、この日本政府、米軍のからくりをあまり御存じないように見える。

実は、米軍というのは、単に白人の労働者階級(もちろん現在ではみかけ上人種差別はないが)のためのものとして生まれた、奴隷階級のものにすぎない。この背後に、現在では政治家や実業家という顔をしているイギリス王家の血筋を引く名門家の(実質上の)王族階級がいる。それが、大統領になる家系の人々である。

事実、ごく最近もニュースになったが、オバマ候補の白人の母方の血筋がこの名門家系の血筋であり、見かけは黒人だが、オバマ氏も立派な王家の血筋なのである。

「300人委員会」の暴露本で有名なジョン・コールマン博士の研究調査では、これまでアメリカ建国以来、イギリス王家の血筋を持たないものが大統領になったことはたった一度もない、という事実があるようである。

これが、なぜ黒人のオバマ氏が暗殺されることもなく、大統領選を優位に進めていられるかの最大の理由なのである。

この労働者階級の米軍を組織し運営しているのが、軍産複合体と呼ばれるもので、これがかつてバックミンスター・フラーが論破したように、法律家資本主義を弄して、米軍から得られる利益をことごとく吸い上げているのである。

つまり、日本の”思いやり予算”や日本の防衛費の大半は、見事に吸い上げられて、米軍の背後にいる王家の人々の持つ兵器産業や軍需産業や民兵斡旋業などの個人企業に行くようになっているというわけである。

まあ、労働者階級なのだから、ちょっとリッチにしてやれば、平気で自分の命を投げ出す。そうやって、米軍をコントロールしているということらしいナ。

”思いやり予算”、そんなものはもはや必要無い。

いやはや、世も末ですナ。

ついでに付け加えておけば、”思いやり予算”がついてから30年。これは、「日本をならず者国家の攻撃から守る」という大義名分のもとで行われたのだろう。しかし、「自殺大国日本」で見たように、毎年2一3万人の人々が死んでいる。図から明らかのように、自殺率の伸びもまた”思いやり予算”の伸びに比例している。

この30年ですでに90万人の人々が経済的理由などで命を絶ったわけだ。広島の原爆1発で失われた人々が20万人。それを大きく上回っているわけだ。まだ一発も核攻撃されていないにもかかわらず、その予防のためだといってすでに広島型原爆4つ分以上の被害に相当する人々が死んでいるというわけだ。

これは核の傘で核攻撃防止のためにアメリカ軍に協力すべきか、無防備の真っ裸になって核攻撃に耐えるかを選択した場合、アメリカに協力することもまた一種の核攻撃にさらされたのと同じだということを意味している。すなわち、どっちもどっちなのだ。

どうもこの辺の理屈が日本人には良く分からないようですナ。
2008/04/06のBlog
[ 12:25 ] [ ジョーク ]
M・トケイヤーの「ユダヤ・ジョーク集」に次のようなジョークがある。

【子供の宣伝】
アメリカの小さな町で洋服屋を開いているモーゼスの店の前に、
小さな子供たちが集まって、「ユダ公、ユダ公」と罵り声を上げて騒いでいた。

夕方になると、モーゼスは、子供たち全員に25セントずつ渡し、
「ありがとう、ありがとう」と言った。

翌日、また子供たちが集まって来て、「ユダ公、ユダ公」と騒ぎ立てた。

夕方になると、また「ありがとう、ありがとう」と言いながら、
モーゼスは、子供たちに15セントずつ渡した。

その翌日も、やはり子供たちはやってきて、「ユダ公、ユダ公」と叫んだ。

夕方になると、10セントずつ配った。
子供たちは不満そうだったけれど、もらって引き上げていった。

またその翌日、子供たちはやってきた。
いつものように「ユダ公、ユダ公」と騒ぎ立て、夕方になってモーゼスが
出てくるのを待った。モーゼスは出てくると、両手を広げて見せ、
何もないことを示した。

「おじさん、今日はどうして、お小遣いくれないの」

と、子供たちはたずねた。モーゼスは答えた。

「宣伝のためにとてもありがたかったけれど、もうお金が全然なくなって
しまったんだ」

子供たちはその翌日から姿を見せなくなった。
---------

まあ、こういうユダヤ・ジョークである。私個人はこのジョークの”センス”が非常に好きである。

悪い子供たちに差別され、普通なら「こらー」と怒るところをそうせず、逆に「ありがとう」と感謝してお金を払う。しかし宣伝費がなくなったといって、悪い子供たちを「なーんだ、もう金がないのか」と自ら撤退させる。

実に巧妙なアイデアである。

さて、このジョークはいろんな場面で適用できそうである。

例えば、日米の防衛関係にも適用できそうである。
仮に、「モーゼス」を「日本政府」、「子供たち」を「アメリカ軍」、「ユダ公」を「防衛」などと置き換えてみよう。するとこんなジョークに早変わりする。

【アメリカ軍の防衛】
世界の中で小国を開いている日本政府の前に、
駐留米軍が日本に集まってきて、「防衛、防衛」と核の傘を楯にして
罵り声を上げて騒いでいた。

年度末になると、日本政府は、駐留米軍全体に2500億円ずつ渡し、
「ありがとう、ありがとう」と言った。

翌年、また駐留米軍が集まって来て、「防衛、防衛」と騒ぎ立てた。

年度末になると、また「ありがとう、ありがとう」と言いながら、
日本政府は、駐留米軍に1500億円ずつ渡した。

その翌年も、やはり駐留米軍はやってきて、「防衛、防衛」と叫んだ。

年度末になると、1000億円配った。
駐留米軍は不満そうだったけれど、もらって引き上げていった。

またその翌年、駐留米軍はやってきた。
いつものように「防衛、防衛」と騒ぎ立て、年度末になって日本政府が
出てくるのを待った。日本政府は出てくると、両手を広げて見せ、
何もないことを示した。

「お役人さん、今年はどうして、”思いやり予算”をくれないのでありますか」

と、駐留米軍はたずねた。日本政府は答えた。

「防衛のためにとてもありがたかったけれど、もうお金が全然なくなって
しまったんだ」

駐留米軍はその翌年から姿を見せなくなった。
---------

日本政府がここまで頭が良ければ何も問題ないが、現実はどうやらこの逆をおやりになっているようですナ。つまり、年々、「おもいやり予算」の額をあげている。毎年もらえるお金が増えるのなら、もらうほうとしては、”バラ色”の将来計算ができるわけだから、いつまでもそこに居座るのは当たり前。少しずつ削減され、次にはいつなくなるか分からないから、撤退するのである。

このアイデア、いろんな場面で適用できそうだ。
2008/04/05のBlog
第34回四国放送杯西日本高校サッカーフェスティバルは無事全日程を終了。
7日目最終日の結果は以下の通り。

会場名と試合場所は定かではない。

【第7日】4月4日
一は親善試合方式 ★はリーグ戦方式

【1位グループ決勝トーナメント】
【準決勝】
新居浜工0★0(PK4★3)城ノ内
徳島市立1★0比叡山
【3位決定戦】
比叡山3★2城ノ内
【決勝】
比叡山1★0徳島市立

【2位グループ】
徳島商5★0上野
滋賀学園3★0洛東
滋賀学園3★1上野
洛東2★0徳島商

【3位グループ】
川島1★0北陽
高松商1★0太成
北陽2★1高松商
川島4★0太成

【4位グループ】
ウェルネス1★1鳴門
徳島北2★1山城
ウェルネス1★0徳島北
鳴門2★0山城

【城北会場】
開星2一1阿波
開星2一1城北
阿波1一0高知商

【吉野川南1会場】
比叡山B2一0上野B
北陽B0一0太成B
洛東B2一0比叡山B
滋賀学園B3一0太成B
北陽B1一0高知B

【吉野川南2会場】
滋賀学園B1一0洛東B
高知B0一0上野B

関係者の皆さん、父兄、審判、コーチ、監督、ギャラリーそして選手の皆さん、
長期に渡り、お疲れさまでした。インターハイや選手権等御活躍を願っています。

また来年もよろしくお願いします。See you again.
2008/04/04のBlog
第34回四国放送杯西日本高校サッカーフェスティバル
6日目の結果は以下の通り。

日程表にない対戦ばかりなので、会場名と試合場所が
あっているかどうかは定かではない。

【第6日】4月3日
一は親善試合方式 ★はリーグ戦方式

【徳島市立会場?】
滋賀学園1★0鳴門
徳島市立1★0高松商
高松商3★2鳴門
徳島市立0★0(PK4★3)滋賀学園、

【徳島スポーツビレッジ(人工芝)会場?】
鳥取中央1★1(PK4★3)松江工
阿波2★1松山商
松江工2★0松山商
阿波3★0鳥取中央

【川島会場?】
比叡山3★0ウェルネス
上野2★1川島
川島2★0ウェルネス
比叡山0★0(PK5★4)上野

【徳島市陸上競技場(天然芝)会場?】
開星5★2此花
高知商2★0高松中央
此花2★1高松中央
開星1★0高知商

【徳島商会場?】
徳島商2★0山城
城ノ内5★1太成
太成1★1(PK5★3)山城
城ノ内1★1(PK6★5)徳島商

【徳島北会場?】
新居浜工2★0洛東
徳島北3★1北陽
北陽3★1洛東
新居浜工0★0(PK4★3)徳島北

【吉野川南1会場】
洛東B0一0北陽B
滋賀学園B2一1高知B
洛東B5一0太成B
滋賀学園B5一1上野B
比叡山B1一0高知B

【吉野川南2会場】
宝塚1一0徳島東工
上野B1一0太成B
津名1一0脇町
城南1一0津名

【城北会場?】
高知5一0鳴門工
高知6一0鳴門工B
高知4一0城北
2008/04/03のBlog
第34回四国放送杯西日本高校サッカーフェスティバル
5日目の結果は以下の通り。

【第5日】4月2日
一は親善試合方式 ★はリーグ戦方式

【城北会場】
城北3一0平田A、北陽2★0阿波、平田A1一0宝塚、
北陽1★0山城、宝塚1一0城北、山城1★0阿波

【徳島スポーツビレッジ(人工芝)会場】
徳島北1★0高松中央、高松商5★1松山商、太成4★2高松中央、
高松商0★0上野、徳島北3★1上野、上野1★1松山商

【徳島市陸上競技場(天然芝)会場】
城ノ内4★0鳥取中央、鳥取中央1★1比叡山、城ノ内2★1比叡山

【徳島商会場】
徳島商1★0此花、洛東2★0鳴門、滋賀学園2★1此花、
洛東0★0開星、徳島商4★0滋賀学園、鳴門6★1開星

【徳島市立会場】
滋賀学園B2一0比叡山B、徳島東工1一1高知学園、徳島市立2★1ウェルネス、
高知学園B4一1徳島市立B、ウェルネス2★1松江工、高知学園B3一0比叡山B、
松江工1★0徳島市立

【吉野川南1会場】
洛東B4一0高知B、太成B1一1比叡山B、北陽B6一1滋賀学園B、
高知B5一0太成B、北陽B5一0上野B

【吉野川南2会場】
高知学園3一0小松島・穴吹、洛東B1一0上野B、滋賀学園B2一0比叡山B

【川島会場】
新居浜工1★0川島、新居浜工2★0高知商、川島3★0高知商

【鳴門工会場】
鳴門工2一0津名、津名B2一1鳴門工、津名2一0徳島工
第34回四国放送杯西日本高校サッカーフェスティバル
4日目の結果は以下の通り。

【第4日】4月1日

【吉野川南1会場】
広島学院A1一0堺上
上宮B1一0広島学院B
堺上2一1平田A
平田A3一1坂出

【吉野川南2会場】
上宮A1一0坂出
城東B1一1平田B
上宮A1一0広島学院A
平田B2一1上宮B
2008/04/01のBlog
第34回四国放送杯西日本高校サッカーフェスティバル
3日目の結果は以下の通り。

【第3日】3月31日

【城北会場】
甲南1一0佐川、堺上5一0城北、洲本実業3一0佐川、
甲南1一0箕面II、洲本実業3一2堺上、箕面II1一0城北

【城西会場】
高知工芸A2一1堺東、城西4一0高知工芸B、堺東3一0観音寺中央、
高知工芸A1一1海部、高知工芸B1一1堺東B、海部2一0観音寺中央

【城ノ内会場】
明星A6一1近代和歌山、城ノ内4一0高松一、淡路三原2一2明星A、
箕面I1一0和歌山商、淡路三原2一1近代和歌山、箕面I1一1高松一、
富岡東8一0和歌山商

【徳島北会場】
徳島北2一0橿原、鳳0一0柳、土佐塾3一3橿原、
富岡西2一0鳳、柳3一0徳島北、富岡西3一1土佐塾

【徳島市立会場】
津山A2一2徳島市立A、津山B2一2徳島市立B、津山A6一1此花A、
津山B4一4此花B、徳島市立A4一1此花A、徳島市立B7一0此花B

【吉野川南1会場】
大和A4一0倉吉西A、玉野B4一0倉吉西B、広島学院A3一1倉吉西A、
明星B4一0倉吉西B、平田A3一0三田A、平田A3一0広島学院A

【吉野川南2会場】
三田B2一0大和B、玉野A0一0玉野A、大和A1一0徳島東工、
玉野A3一1城東、広島学院A1一1徳島東工

【吉野川南3会場】
明星B1一0広島学院B、大和B2一2城東B、玉野B2一1広島学院B、
平田B1一0三田B、平田B7一0広島学院B

【川島会場】
川島A3一1高知西A、川島B0一0高知西B、丸亀2一0鴨島商、
高知西A1一0貞光工A、川島2一0丸亀、脇町B2一1高知西B

【鳴門工会場】
林野1一0観音寺一A、徳島工3一1広島、鳴門工3一0林野、
広島2一0観音寺一A、鳴門工B3一1観音寺一B

【徳島スポーツビレッジ(人工芝)会場】
関大一1一1加古川北、坂出3一2城南、上宮A1一0加古川北、
関大一2一1坂出、上宮B3一1城南B、上宮A3一1城南、
生光学園B2一0上宮B
第34回四国放送杯西日本高校サッカーフェスティバル
2日目の結果は以下の通り。

【第2日】3月30日

【城北会場】
奈良学園A1一1広島、富岡西4一0和歌山商、淡路三原2一0奈良学園A、
堺上4一0広島、坂出2一1和歌山商、淡路三原2一0富岡西、
堺上2一0坂出

【城西会場】
上宮A7一0倉敷翠松、近代和歌山3一2柳、鳳3一1倉敷翠松、
上宮A2一2柳、加古川北2一0富岡東、近代和歌山0一0鳳、
加古川北5一0城西

【城ノ内会場】
清南A5一0甲南、城ノ内5一1大和A、洲本実業1一0清南A、
箕面I2一0津山A、大和A5一0甲南、箕面I0一0洲本実業、
城ノ内2一1津山A

【徳島北会場】
丸亀1一0徳島北、明星A2一1城南、高松東3一0阿南高専、
高知工芸A4一1丸亀、徳島北1一1明星A、高松東2一1城南、
阿南高専3一1高知工芸A

【吉野川南1会場】
東岡山A2一1倉吉西A、此花A2一1三田A、玉野A2一0高知西A、
東岡山A3一0広島学院A、倉吉西A9一0此花A、高知西A0一0三田A、
玉野A3一0広島学院A

【吉野川南2会場】
東岡山B2一1奈良学園B、倉吉西B1一0高知西B、奈良学園B2一2上宮B、
玉野B2一1大和B、三田B1一1広島学院B、高知工芸B3一0倉吉西B、
津山B3一0広島学院B

【吉野川南3会場】
清南B1一0三田B、明星B2一2高知工芸B、津山B1一0清南B、
東岡山B1一0此花B、高知西B1一1明星B、上宮B1一0玉野B、
此花B5一0大和B

【川島会場】
川島2一1境東、高瀬3一2池田、観音寺一2一2貞光工、
池田4一1境東、貞光工2一2高瀬、川島5一0観音寺一、
川島B2一1観音寺一B

【鳴門工会場】
高松3一0鳥取商、鳴門工4一1香川中央、鳥取商1一0箕面II、
高松2一1津名、生光学園1一0香川中央、津名5一1箕面II

【鴨島商会場】
関大一3一1辻、鴨島商2一1高松一、
関大一6一0鴨島商、辻2一2高松一

【徳島スポーツビレッジ(人工芝)会場】
福崎3一1土佐塾、橿原2一1徳島市立、佐川1一0観音寺中央、
土佐塾3一0林野、福崎1一0橿原、徳島市立4一0観音寺中央、
佐川1一0林野
第34回四国放送杯西日本高校サッカーフェスティバル開幕

今年も熱い戦いが始まった。西日本からおよそ117校、2000人の高校サッカー選手たちが集まった。初日の結果は以下の通り。

【第1日】3月29日

【城北会場】
近代和歌山3一1城北、徳島工0一2高知学芸、上宮A6一0甲南、
津山A3一1近代和歌山、高知学芸A1一1上宮A、津山A2一0甲南

【城西会場】
富岡東3一0佐川、高松4一1此花A、明星A5一0佐川、
高松1一0林野、此花A4一3城西、明星A3一0林野

【城ノ内会場】
城ノ内3一0奈良学園A、城ノ内B9一0観音寺一B、関大一5一0観音寺一A、
堺上1一0奈良学園A、城ノ内1一1関大一、観音寺一A2一0堺上

【徳島北会場】
高松東1一0津名、箕面I1一0徳島北、津名2一0香川中央、
大和A1一0高松東、香川中央3一0箕面I、徳島北1一0大和A

【徳島市立会場】
徳島市立1一1柳、淡路三原8一1箕面II、東岡山A2一0柳、
淡路三原2一0和歌山商、徳島市立1一0箕面I、東岡山A4一1和歌山商

【吉野川南1会場】
奈良学園B1一0清南B、奈良学園B2一0三田B、上宮B3一0倉吉西B、
津山B3一1大和B、三田B6一0此花B、上宮B0一0大和B

【吉野川南2会場】
清南B1一0高松工芸B、東岡山B1一1明星B、倉吉西A5一0阿南高専、
東岡山B3一0倉吉西B、玉野A4一1倉吉A

【吉野川南3会場】
城東A3一0清南A、清南A1一1生光学園A、玉野B5一1此花B、
城南5一1玉野A、玉野B5一1明星B、津山B5一0高松工芸B

【川島会場】
川島2一0観音寺中央、土佐塾1一0倉敷翠松、池田2一0観音寺中央、
倉敷翠松0一0鳥取商、川島3一0土佐塾、鳥取商2一1池田

【鳴門工会場】
鳴門工3一0福崎、鳴門工B0一0福崎B、高瀬1一0三田A、
橿原3一2鳴門工、福崎2一0高瀬、三田A3一0橿原

【鴨島商会場】
高知西A3一0鴨島商A、鴨島商B2一1高知西B、
辻2一1高知西A、辻B6一0高知西B

【徳島スポーツビレッジ(人工芝)会場】
広島2一2高松一、丸亀2一1徳島東工、鳳3一1広島、
境東2一1高松一、丸亀2一2鳳、徳島東工2一0境東


参考:
第32回西日本高校サッカーフェスティバル最終日
第32回西日本高校サッカーフェスティバル第6日目
第32回西日本高校サッカーフェスティバル第5日目
第32回西日本高校サッカーフェスティバル第4日目
第32回西日本高校サッカーフェスティバル第3日目
第32回西日本高校サッカーフェスティバル第2日目
第32回西日本高校サッカーフェスティバル開幕
”第31回西日本高校サッカーフェスティバル”
ところで、岡田監督は、バーレーン戦のふがいない試合の後、川淵会長やオシム前監督に叱咤激励され、ついに”逆切れ”。「自分独自路線」を宣言した。

オシム流と決別 岡田監督「我慢してきた…」
によれば、こういっているという。

「就任後すぐにワールドカップ(W杯)予選があり、戦術を変えるにはリスクもあって我慢してきた部分もあった。今後は自分のやり方で、思い通りにやらせてもらう」
「接近、展開、連続などチームづくりのコンセプトは変わらない」
「ゾーン守備の採用など攻守に変更を加えていく」
「3次予選が終わってからと思っていたが、甘かった。バーレーン戦に引き分けて、ずるずるいくよりは、(ここで決断できて)良かった」
「(選手選考については)大幅に変えることはない。核になる選手は変わらない」
「(海外組の招集は)日程的に問題がない」

ところが、岡田監督にはもっと秘策があった。ついに中田英寿を最終予選に参戦させるのだ。そのために5月1日に招聘しチームに合流させるらしい。中田選手には今日その旨を打診したという。
ここの管理人である私、私の高校時代の旧友である東北大学のAY教授の招きにより、この4月より東北大学数学部、数理科学部門の正教授として勤務することになりました。関係者の皆さん、今後ともよろしくお願いします。したがって、ここのブログはもうすぐ閉鎖になりますのでよろしくお願いします。
2008/03/31のBlog
以下は冗談半分の辛らつジョーク。本気にしないことが肝心。

山形大学のとある大先生によると、アメリカには「Academic Prostitute(アカデミック売春婦)」という言葉があるとか。

これは、

「学者さんがお金(研究費)欲しさに国やお金持ちに平気でしっぽを振る」

ということを意味するらしい。

まあ、アメリカの場合、いただいた研究費の15%は自分の”成功報酬”として自分の所得にできるとか、50%は自分の所属する学部のものになり、自分の出世に効くとか、そういう制度があるからである。

自分の研究をサポートしてくれたり、お金をくれる研究所ならどんな研究所でも働きたいと思うような研究者もその中に入るだろう。が、こういう研究者がいないと、アメリカのハリウッドSFは成り立たない。ましてや、ユニバーサルスタジオも成り立たない。

金のためにどんな事もし、雇い主が悪であろうが宇宙人であろうが何であろうが、自分の研究のためならどんなことでもしでかす。自分の研究のためなら死んでも何とも思わない。自分の大発明で世界的に有名になるためなら、歴史に名を残せるなら、どんなことでもやる。こういうキャラクターがいないとSFのネタがなくなるからだ。やられ役としてはまことに相応しいキャラクターである。

スーパーマンやスパイダーマンやサイボーグ009のような良いモンに敵対する悪のヒーロー。こういうネガティブな英雄は、金や名誉に執着し、そのためどこか滑稽さと物悲しさを同居させているようなキャラクターである。まさしく「アカデミック売春婦」でなくてはならない。

しかし、それはあくまで架空のSFならではのおはなしだが、現実にもそういう学者が存在するのである。SFネタを作りたいが為に、アメリカでわざわざそういう学者を輩出しているのかどうか、その辺は分からないが、アメリカにはそういう学者が多数存在するらしい。それと比べたら日本ではまだ少数派に違いない。

ところで、「アカデミック売春婦」とは逆に、「アカデミックゴマスリ」とでも言えるようなものもある。

それは、「北野武さん「コマネチ大学数学科」で日本数学会出版賞」というような一見微笑ましいニュースのようなものである。が、実は、人気低迷のさなかにある数学界が、どんな手段を使っても数学を普及させようとしてのものである。

本来なら

「こらー武、コマネチなんぞという他人の名前を無断で使って、くだらん番組作るんじゃねー!」

と数学界が怒るべきところを、逆に賞状をあげて、タケシの人気にすがりつくという有り様である(まあ、最近では、爆笑問題も同じようなことをしているようだが)。数学人気をアップしてくれそうなものには何でも飛びつく。

こういうのは「アカデミック」なんて呼ぶべきだろうかネ。
私も年齢も50を超えると、しばしば

「昔の人が今生きていたらどう思うだろうか」

あるいは、

「昔の人は今ならどうしているだろうか」

などということをよく考えるようになった。

その昔、源氏物語の時代、お公家さんという人々がいて、
彼等は和歌に興じていたというが、その彼等のような
お公家さんが、20世紀や21世紀に生きていたとすれば、

いったい彼等はどんな職業についているだろうか、

と最近しばしば私は考えるのである。

まあ、文字どおりに推察すれば、「お公家さん」の
定義からして、最初の候補は「官僚」ということになろう。
おそらくこれが、一番常識的な想像だろう。

しかし、「官僚」というのは、インテリでもあまりに
実の政治に関わり過ぎている。それゆえ、昔の
公家政治の時代に「寄生」している「お公家さん」の
イメージとはかけはなれているように私は感じる。

むしろ「お公家さん」は、当時も「新し物好き」で
かなりの教養人で、インテリであったわけだから、
現在では、「官僚」というよりは、同じ官僚的
人格の持ち主たちであったとしても、相当に
インテリで万人や凡人にはわけの分からない
かなりハイテクや知識に興じいている者である
はずと思う。

同時に「お公家さん」は、生の政治のかなり近い場所に
身を置き、その利益を十分に受けながらもなおかつ
その生の政治をちょっと毛嫌いし、斜に構えた態度で
受け流すというような感じの人々であるはずであると
私は感じる。

さらに、光源氏のようにかなりの女好きする者で
なくてはならない。適度に恋愛ごっこもセックスも
楽しむ、そういう人々でなくてはならない。

こうしてみると、現在の日本社会でだれが一番
現代の「お公家さん」としてフィットするか、
どんぴしゃりかというと、どうも私の極めて個人的
偏見から推察すれば、おそらく

大学にいる数学者、数理物理学者、理論物理学者
まあ、大学の先生

の類いではないか、という気がする。

一般人からはかなり謎めいた、チンプンカンプンの
研究を仕事とし、世界のインテリだけと交流し、
かなりラディカルで、生の宗教や政治にとらわれず、
各自独自の世界観や社会観を持つ。国家の威信に
直接関わるような重要プロジェクトに関係し、
国民の中でかなり優遇された境遇にあるが
そのくせ斜に構えた価値観を持ち、国民に還元できる
ことは乏しい。超インテリ職業ゆえ、社会に必須の
職業であると職の確保や優遇を要求する。

まあ、いつからこうなってしまったかは知らないが、
実に昔の「お公家さん」の雰囲気にぴったりとあてはまる。

だから、

「武士は食わねど高楊枝」

といったらしい、昔の「下級武士のような官僚」とはかなり
違っていただろうと推察するというわけである。

今では、下級公務員でも普通人の2、3倍の年収を得る。
大学教授なら普通人の5、6倍の年収、首相の1/3程度
も得ている時代だからである。

こんな時代背景になるとは、およそ20年前にはだれも
想像しなかっただろうが、今やそれが現実である。

「公家にあらずば人にあらず」

という昔の言葉は今では

「大学の学者であらずば人にあらず」

という時代になっているのかも知れない。
2008/03/28のBlog
この2試合を見ると、もはやわざわざここで書くまでもないが、昨年暮れに「フランスW杯の戦犯岡田に出る幕はない!! 」で、

『現時点では、選手達たちへの混乱を避けるためにも、最良の選択は、反町だろう。はるかに岡田よりはましである。

岡田が、どうしてサッカー協会に人気があるのかしらないが(おそらく、最強時代の早稲田出身というだけだろうが。ちなみに、私はこの岡田とほぼ同期で早稲田からサッカーのレセプションを得たが早稲田へは行かなかった)、次のワールドカップ予選を岡田と心中して欲しいとは思わない。』

と私が書いていたことが真実だと誰の目にも明かとなっただろう。現時点では、オシム・チルドレンの反町監督の方が、日本代表の岡田監督よりはるかに代表監督に向いている。これは、岡田を選ぶ前から、我々サッカーをよく理解しているものなら、一目瞭然だったからだ。

しかしこの期に及んで、岡田監督を選択した自分の責任は棚に上げ、岡田ジャパンに”逆切れ”している有り様のようだ。

「走らないと勝てるわけがない」川淵会長が苦言

”日本サッカー協会の川淵三郎会長は27日、日本のバーレーン戦の戦いぶりに不満をあらわにした。「オシムと話したが、走らないサッカーで勝てるわけがない。考えて走るというのはゼロに等しかった」と厳しく指摘した。同会長によると、オシム氏は「考えて走らないから勝てない、と選手自身が考えてほしい。会長は選手にゲキを飛ばす必要がある」と話したという。”

まあ、確かに川淵三郎会長やオシム前監督の言う通り、「サッカーは走らないで勝てるわけがない」。しかし、かといって「走り回れば勝てるかというと、そうばかりとは限らない」。だから、「考えて走らないと勝てない」。

要するに、サッカーでいう「サッカーは走らないで勝てるわけがない」というのは、”必要条件”というものである。しかしこれで十分というわけではないから、まだ”十分条件”とはならない。この”十分条件”の候補に「考えて走る」が来るわけである。

しかし、私に言わせれば、「これでもまだ勝てない」。つまり、「サッカーは走らないで勝てるわけがない。考えて走らないから勝てない。しかしそれでも勝てない。シュートをゴールの枠の中のキーパーのいないところに蹴れないから勝てない」ということである。

走ろうが走るまいが、考えようが考えまいが、シュートがゴールに突き刺さればそれで得点できる。失点しようがしまいが、相手の得点より自チームの得点が上回れば勝てる。これがサッカーである。

どうも昨今の日本サッカーはこのサッカーの原点を忘れ去ってしまったらしい。

なぜメキシコオリンピックで日本が3位になったかと言えば、最終的には釜本選手がボールをゴールに蹴り込んだからである。ゴールにボールを蹴り入れるのがサッカーというスポーツだからである。

バスケットボールでもショットが入らなければ得点できない。いくら走り回り、考えて走ったとしても最終的なショットでミスすれば、得点できない。それがバスケットボールである。

同様に、サッカーも相手のゴールネットを揺すぶらない限り、得点はできない。

まあ、そういうわけで、私の言葉でいえば、こうなる。

川淵:「サッカーは走らないで勝てるわけがない」
オシム:「考えて走らないと勝てない」

私:「サッカーはシュートしないで勝てるわけがない」
「考えてシュートしないと勝てない」

要するに、走ることは必要だがそれだけで十分ではない。考えて走ることも必要だが、それで十分ということはない。シュートすることは必要だがそれだけで十分ではない。一番重要なことは、考えてシュートすることであるということだネ。

ところで、これら2試合の後に、スペインvsイタリアの国際親善マッチを見ると、日本とのレベルの差は明らか。まるで違うサッカーをしているような観があった。世界トップレベルのサッカーはそういうものである。しかし、岡田監督は、このチームで世界を驚かす、3位に入るというのだから驚く。困ったものだ。
2008/03/27のBlog
日本、0一1でバーレーンに敗れる サッカーW杯予選

「あれー、こんな試合どっかで見たことがあるぞ!」
「そうだ1998年の加茂監督の試合だ」
「この後、加茂監督は更迭されたんだったナ」

昨夜遅くの試合、私は思わずこんなことを感じていた(”サッカーにおける教育制度改革と高等教育”)。

いやはや、昨夜のバーレーン戦。深夜に行われたので、眠くてしょうがなかったのだが、見ていると、あまりのふがいなさに呆れかえってしまった。そういうゲームだった。

しかし、こうなることは「最初から予想がついた」ことである。

『私個人は、「フランスW杯の戦犯岡田に出る幕はない!!」に書いた理由から、岡田だけは”絶対に”日本代表監督にはしてはならない人物と考えている。

なぜなら、これでまた岡田は意味不明な選手起用と時代遅れなサッカー理論に基づいた戦術に固執するはずであり、それを見なくてはならなくなるからである。(ここで言っているのは、日本代表監督としては岡田はだめだという意味であり、Jリーグの普通のチーム監督はまた別の話である。)』

『残念ながら、これで今回はワールドカップ出場は非常に困難になったと私は見ている。予選敗退はかなり決まってしまったと言えるだろう。

それにしても、どうして川淵チェアマンは日本サッカー協会だけでなく、他の人々の意見やファンの意見を聞かないのだろうか?

非常に不思議である。

いやはや、御臨終ですナ。日本代表は。』
(「サッカー日本代表の”危機”:岡田ショック!」)

『頭の固い、岡田では、今の若手とは合わないはずである。総スカン食らって、日本代表は支離滅裂になってしまいかねないのではないか、と私は見ている。』
(「川淵キャプテンの”御乱心”?」)

『私がなぜ岡田が”絶対”だめか、といえば、それは、私がフランスワールドカップの時に彼が何をしたかをよーく覚えているからだ(サムライサッカーをめざせ)。

(あ)予選で活躍した、三浦知良、北沢らを落とし、若手の小野を抜てきした。まあ、それは良いにしても、その小野もほんのちょっと使っただけ、市川も直前にはずされたのだった。それなら最初から呼ばなければ良かったはずだ(ちょっと修正)。

(い)本戦では、「1勝1敗1分で予選突破できる」と勝手な思い込みをし、実際には3連敗で予選敗退をしたのである。

(う)さらに、本戦では、23人枠のうち、固定メンバーの11人と小野しか使わず、次のワールドカップへの準備もへったくれも何も財産を残さずに終わらせてしまった。

これが、岡田采配だ。

サッカー協会のお偉方が、このことをお忘れになったとしたら、”ぼけている”としか言いいようがない。』
(「フランスW杯の戦犯岡田に出る幕はない!!」)

これらに書いたように、どうやら、”私の予想通り”(ほんと我ながら私の予想は良く当たる。細木数子の予想よりはるかに当たるナ)の展開に陥りつつあるように見える。


オシムジャパンを継承すると言って始まりながら、今のサッカーにはオシムの「オ」の字もない。巻も鈴木もたった2人ではオシム戦法もままならない。ましてや一度「引退」した中沢を呼び戻し、ディフェンスも攻撃も中沢頼み。これでは勝ち目はない。

『当時まだ一介の駆け出しのコーチでしかなかった岡田が、なぜ監督として成功できたかと言えば、それはひとえに中田英寿の存在のおかげであった。中田なしにはどんな監督であれ、ワールドカップ出場は不可能であった。それほど、中田英寿の存在は大きかったのである。その中田が当時は岡田に全面的に協力した。だから監督として何の実績のない岡田でも成功できたのである。

しかし、今回は中田英寿は引退してもういない。ましてや中田に代わる精神的支柱はまだいない。岡田に大なり小なりいろんな意味で協力したのは中田英寿だったわけだから、中田のような選手がいない以上、岡田にサジェストできる選手や岡田をサポートする選手はいないわけである。』
(「サッカー日本代表の”危機”:岡田ショック!」)

と書いたように、どうせ呼び戻すなら、中沢でなく、中田英寿だろ?

事実、私は密かに中田英寿は”その時”を待っているように見える。肉体改造し、休養もでき、怪我も完全に回復し、今やいつ招聘されてもOKのようである。実際、動きは現役時代よりはるかに素早くなっている。また昨年暮れのトヨタカップの時に来日し、さんまの「またサッカーすることはあらへんのんか?」という質問に「いつでもレディーです」と答えていたからだ。

果たして岡田の「中田頼み」が実際に行われるか?

それは、どうか分からない。しかし、状況はますます”その時”に近付いているように感じる。

この意味でも、中田英寿は”強運”の持ち主である。日本サッカー界が、もはや中田英寿しか頼るものがいなくなった時、中田は引退を撤回し現役復帰するだろう。フランスのジダンやイングランドのベッカムのように。

”その時”はいつ来るか?

たいへん面白いところですナ。
「大学進学断念が家出理由の一つ」と少年 岡山突き落とし

”少年”による、岡山の突き落とし殺人事件。無差別殺傷事件。

どうやらこれらの背景にはその少年の置かれた「経済的背景」があるようだ。これらの事件は、すべて昨今の「格差社会」の生み出した鬼子のようなものといえる(「学力格差と格差社会」)。

この意味では、こういった事件は「他人事」ではない。どこの家庭でも起こり得ることだからだ。

「岡山の事件」では、少年は成績優秀で、将来医者になりたかった(昨今の「医師不足」の時代、なんと貴重な人材といえないだろうか)という。それが、「派遣社員」の父親から、

「(我が家は)貧乏で大学に進学させられない」

といわれ、将来を考えることができなくなった。将来に絶望し、自暴自棄に陥った。昨今の殺人裁判における、”日本の弁護士団の言葉”でいえば、「心神喪失状態にあった」ということになる。

そして、

「大阪を離れたいと思い、行くあても確認せずに電車に乗った」

たまたま岡山に着き、そこで、とっさの衝動で身も知らずの他人を犠牲にする。この犠牲者には何の罪もなく、いう言葉もないが、運が悪かった。

ものごとには「もし」というものはないが、「もしこの父親がもっと前から我が家は貧乏で進学は難しい」と教えていたら、どうなっただろうか? あるいは、「もし日本に進学者本人の学費援助ローンシステムが存在してたら、どうだっただろうか?」と思わざるを得ない。

しばらく前に「学力格差と格差社会」の最後に私はこう書いていた。

『ところで、昨今では、医師不足、救急拒否、たらい回し、などさまざまな問題が医療関係で出て来ているが、それもみな「医者を”世襲化”した」からに過ぎない。つまり、国公立大学であれ、私学の医学部であれ、「医師になることは極めて金のかかること」、「親が金持ちでなければ、医者になれない」という医学部制度を作ってきた政府や官僚の責任である。だから今さら医師不足がどうのこうの騒いでみたところで始まらない。全部、国と国民の自己責任である。

アメリカのように、個人に学力や能力があれば、すべて大学がその個人をサポートする(例えば、本人に金がなくても学費ローンを組んで医学を学び、その後医者になって出世払いできるような制度)というような国でもない限り、本質的な変化をもたらすことは不可能である。

国としての”懐の深さ”の差が、いろいろな問題の差となっているというわけだ。』

まさにこれが”事実”であるとマスコミにも皆さんにも分かっただろう。

自分は十分な学力があるが、自分の親が貧乏で自分の希望通りの進学が出来ない。進学できる力があるのにそれができない。方や、自分より馬鹿がいるのに、その馬鹿は親が金持ちであるために簡単に進学できる。

これが「格差社会」というものだ。しかし、まだ自制心のない子供にはその鬱憤や恨みを処理する力はない。こうして精神が混乱している内に事件を起こす。やったことは単に「人を押す」(あるいは「人を刺す」)ことだけだが、それによって簡単に電車の線路に落ちる(あるいは、病院たらい回しや救急車が来ないなどで死に至る)ような交通事情がそこにある。そのため、一見凶悪な重大事件化してしまう。こういう社会が一方である。(”もし”いきずりのだれかとけんかしてウサをはらすようなことで終われば、殺人事件にまでは発展しなかったかもしれない。)

このように、大学教育システムによる「医者の世襲化」や「大学の世襲化」、経済による「格差社会」、交通機関による「危険・不便社会」がお互いに絶妙にからみ合って生じた事件ということである。私はそう思う。


ところで、「男の子って、どうしてこうなの?まっとうに育つ九つのポイント」という非常にすぐれた本がある。その昔、私が東大松田良一の「高等教育フォーラム」によく書いていた頃(6、7年ほど前)に読んだ本だが、この本にはこういう「少年犯罪」に対する非常に優れたヒントの数々がある。特に、「女は男の気持ちが分からない」あるいは「母親は息子の気持ちが分からない」というように、女性や母親にぜひ読んでもらいたい本でもある(「#1441 母親が強いと少年はだめになる?2002/04/19」)。

この中で「少年特有の精神状態」についてよく語られている(もちろん、私自身も少年時代そうであった。だからだれもが非常に理解できることだろう)。

それは、少年という生き物は、「自分はできる」、「自分はもっと難しいことや困難なことに挑戦したい」と自然と考えるようになる、ということである。

しかし、その一方で、子供の頃(成長期前)と比べて、男性ホルモンが8倍にもなり、「いつもいらいらして、落ち着きがなく、すぐに切れやすい」という精神状態になる。少年や青年男子によく見受けられる精神状態がこれである。

だから、自分がやりたいと思っていることができないと、その反動が自分の子供時代や普通の大人の数倍にも強く現れるのである。

ましてや、ずっと以前(東大松田良一の「高等教育フォーラム」時代)から私が主張して来たように、この2、3月の時期は、寒い冬から暖かい春に向けて交感神経と副交感神経の役割が大きく変わって行く時期であり(つまり、「春眠暁を覚えず」というように栄養がメラトニンを作る方に傾き、セロトニンが不足する。その結果、ウツになりやすくなる)、だれしも精神的に不安定となる時期なのである。それゆえ、この時期は事件や自殺が非常に起こりやすくなる。

だから、私は「この時期に入試や進学問題を合わせるべきではない」、「秋入学にせよ」と主張し続けて来たというわけだ(「”都の西北、早稲田”、”秋入学”開始!」、「#1245 私が9月入学や欧米のアカデミックイヤー制を勧める理由 2002/03/24」、「#2095 アカデミックイヤー制度を早く導入しよう!2002/08/27」)。

お分かりのように、もともと1年の中で精神的にもっとも不安定になる時期に人生最大の進学や進路問題を合わせるのは、もっとも理不尽で馬鹿げたやり方だからだ!!

もし日本の教育制度が「秋入学」だったとしたら、こういう事件は果たして減るだろうか?

もちろん、私はそう思うし、そう願っている。

ところで、「秋入学」を主張して推進しそうだったのは、安倍前首相だったが、最近ちっともこの話は話題にもならん。どうなっているんだろうナ?
以下は、2002/08/27に昔の私の掲示板に書いたものである。参考のために再録した。
-----------------

【#2095 アカデミックイヤー制度を早く導入しよう!】

さて、内の字のだんなの詩にあることについて、ちょっとコメントしておこう。

「俺はこの春に苦しむ
 くたばりそうだ
 何も無い」

一般に、人間の精神がもっとも不安定になるのは、「春先から初夏」にかけて
であるらしい。理由は、交感神経、副交感神経の調節がうまく行かなくなる
かららしい。

冬型の抑制系が利く時期から、だんだん季節が暖かくなって来て、
夏型の解放系が利く時期へ身体が適応しようとする。すると、その移行期間
である春頃に、交感神経、副交感神経の調節がうまく行かなくなり、精神的
に不安定になるようだ。自殺者が一番多く現れるのは、この春先らしい。
五月病などの引きこもりになったりするのも、やはり春から初夏だ。

逆に、秋頃は不思議なことだが、
徐々に寒くなり冬型に移行して行くので、あまり精神的に不安定にならず、
むしろ非常に精神状態が安定するようだ。俗に言う、勉強の秋、読書の秋
などということからも分かるだろう。気持ちが乗ってくるのが秋頃だ。

では、どうやってこの春先の不安定な期間を乗り切れば良いか?

交感、副交感神経を鍛えるものに、スポーツがある。中でも、水泳が皮膚の
刺激により、神経を鍛えるには非常に優れているようだ。だから、常日頃から、
スポーツや水泳をして身体を動かしておくことが、予防効果があるらしい。
乾布摩擦なんていうのも結構効果があるかも知れない。ぜひお試しを!


まあ、こんなわけで、私は学校の最大行事の入学、卒業は、欧米式の秋入学、
初夏卒業が精神衛生上もっとも適していると感じている訳なんですな。
心の未発達な青少年少女にとって、春先に人生の一大事が来るのが、一番
心の安定性には良くないからだ。これは、大人でも同じこと。
欧米のアカデミックイヤー制度を早く導入してもらいたいもんですなー。

じゃ、またーね。
以下は、2002/03/24に昔の私の掲示板に書いたものである。参考のために再録した。
------------

【#1245 私が9月入学や欧米のアカデミックイヤー制を勧める理由】

前にどこかで書いたことがあるが、私が欧米型のアカデミックイヤー
方式(秋入学初夏卒業)を強く押す理由。

まず、かつて私の論文
日本の物理学--明日への展望」に異議あり!:戦後の日本におけ
るアカデミズムの問題点

で以下のように書いた。

「第一の日本と欧米における入学時期の違いの問題を考えて見よう。
日本では4月に入学し、3月に卒業する。欧米では9月に入学し、
6月に卒業する。これを単に文化や伝統の違いとすることもできる。
しかしそれは浅はかである。というのは、この差による我彼の学生
たちの被る時間的、金銭的損失は計り知れないものがあるからである。
もし日本の学生が欧米へ留学する場合、4月から9月まで半年ほど
ブラブラしていなくてはならない。そして、学生が欧米の大学を
卒業し日本国内で職を得るとき、6月から次年度の4月まで一年
近く失業していなくてはならない。さもなくば、中途採用しかない。

一方、欧米の学生が日本へ留学する場合、日本ではすでに新学期が
始まっているため、やはり6月から次年度の4月まで一年近く待つ
か、あるいは途中から始めなくてはならない。このように留学生
たちは不当に時間的、金銭的に損させられているのである。
これは明らかに、日本と欧米の学生たちがどの国で学ぶかというときに
生じる基本的権利を損なうものである。同時に、自国内で学ぶ学生
たちと他国で学ぶ留学生たちとの間の不公平であるといえる。つまり
一個人の学生としての権利が不当に犯されているということである。

第二に、日本の学生が欧米へ留学する場合に困ることは、
日本と欧米の間で授業構成や単位取得構成がまったく異なるという
ことである。この結果、我々が日本で取得した単位を欧米の大学院
へほとんどの場合トランスファーできず、新たに単位を取得し直さ
なくてはならない。これまた留学生たちにとっては大きな時間的、
金銭的損失である。

さらにはソニーや富士通などの日本の大企業では、海外で日本人
が苦労して取得した学位を認めない。これは文部省の意向による。
欧米人にはそれを認め、高額の給与を支払うのに、同じ学位を持つ
我々日本人を不当に差別しているのである。実際、私の最終学歴は
修士号のみとされ、何ら給与や待遇に差はなかった。

以上を是正するために、私は以下の提案をしたい[5]。

提案10:日本の大学は学期、授業構成を欧米型に合わせ、
学科単位のトランスファーを国際的に行いやすくし、欧米の9月
入学6月卒業に合わせること。日本人が海外で取得した学位を認め
ること。」


これに加えて、私は最近はそう言った制度上の問題や経済的問題
よりも人間への精神的問題、心理的問題の方がはるかに重要ではないか?
と考えるようになったわけだ。

それはどういうことか?つい最近でも、いっぱしの警察官2人が
この3月時期に眠れずに精神的体調を崩して、自分の頭を銃で打って
自殺したとう事件があった。これを単に個人的問題と切り捨てること
も簡単だ。

さらに、この時期に大学入試など、人生最大の賭けをするというの
もある。しかし、4月に入学後体調を崩し、5月には
5月病と言われる病気に襲われる学生も多い。何も手に付かず、
部屋に隠り切りになる。中には、そううつ病にまで発展したり、
さまざまな精神障害を引き起こしたり、自殺するものも出てくる。
これもその学生個人の問題だと切り捨てることも簡単だ。
もちろん大学院でもポスドクでも同様だ。

同じことは、社会人でも起こる。新入社員が入社後にやはり5月病
を発病させる。家に引き蘢り、欠勤し、家族もたいへん心配する。
中にはせっかく入社したのに自殺してしまう若者までいる。

実は、これの大人版が最初の警察官の自殺だと見えることができる。
警察官も公務員。春には人事異動がある。転勤を余儀無くされ、自分の
これまでの人生から大きな変動に見舞われる。環境の大変化が起こる。
このプレッシャーが警察官を襲い、心身症から眠られなくなり、
精神的体調を崩し、うつになる。そして自殺する。


こう考えてくると、これらは大問題だということが分かるだろう。
これを単に年中行事だと見て切り捨てることもできる。しかし、
私はそう簡単に切り捨てるベき問題ではないと考えるわけだねー。

この原因は何か?これが問題だと思うからだ。もしこの原因が分かれば、
こういう若者や働き盛りたちの自殺や精神的発病が食い止められるかも知れない
からだ。

私の個人的考えでは、これは時期の問題だと考えているわけだ。
つまり、日本社会は伝統的に(欧米は全く違う)年度の終わりが
春先3月末に来て、4月の初めに年度が始まる。したがって、
人事移動であれ、大学入試であれ、2月3月に行われることになる。
実は、この時期と人間精神のもっとも不調になりやすい時期とが
一致してしまっていることが問題を生むと考えられるわけだ。

医学によれば、2一3月は交感神経、副交感神経の役割が冬型から
夏型に変わって行く最中で、冬の間抑制型(うつ型)できた精神状態が
夏の間の刺激型(そう型)でできた精神状態に変化する真っ最中で
あるために、もっとも精神的に不安定な時期であることが知られている。
実際、この時期に自律神経失調症など起こしたり、精神病患者が
調子を崩すのもこの時期であることが知られている。

逆に、秋は、その全く逆で、それまで夏の間刺激型(そう型)できた精神状態が
冬の間の抑制型(うつ型)でできた精神状態に変化する真っ最中で
あるために、もっとも精神的に安定な時期であることが知られている。
これが秋にはだれもが非常に精神的に調子が良く、勉強の秋、読書の秋
などと日本でも言われている理由なわけだねー!

この事実の下に、日本社会の制度を見ると、もっとも不合理に出来て
いることが分かるだろう。つまり、人間の精神がもっとも不安定で
もっとも調子を崩しやすいその時期に人生最大の山場が来るわけだ。
これで体調を崩さない方が可笑しいとさえ言えるわけだねー!
言い換えれば、日本システムは社会に病人を生むシステムだということだ。
今は大丈夫でも、いつかその影響を受ける。そんな非常に非人間的
なシステムであるということだろうねー!

こういう理由から、私は欧米のアカデミックイヤー方式、夏から秋に人生
最大の山場を迎える方法がベストだと考えているんだねー!

この違い分かるよねー?まだ分からない?いやー世も末だねー!
以下は、2002/04/19 に昔の私の掲示板に書いたものである。参考のために再録した。
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【#1441 母親が強いと少年はだめになる?】

権兵衛のだんなさん

いやはや、だんなの博識には恐れ入りますなー!ほんと良い勉強に
なりますなー!近代日本史をこれほど簡潔にまとめられるご仁は
その辺にはいないんでじゃないですかねー?
だんなはきっと正真正銘のほんまもんなんでしょうなー!

昔、中井喜一さんが武田信玄を演じたのがありましたなー!
確か信玄公は京都からめとった奥方との間に2人の男の子が
いて、一人は父の信玄公に謀反の罪かなんかで殺され、次男は
出家してしまう。そして、諏訪の勝頼が子供になったとか。

その原因を作ったのが母親だった。京都の名家(三条家だったか?)
出身で、気位が高く、自分の子供をでき愛し、今で言う子離れできない
女性だった。そんな母の過保護の下で育ったのが、その長男だった。
そして、思春期の頃から、父信玄と母の板挟みになり、今で言う
引きこもりになってしまった。そして、無理矢理母が引きずり出し、
信玄に刃向かえさせると結局謀反の罪で切腹させざるを得ない状況に
なってしまったわけだ。確かそんな描き方がされていたように思う。

このことは、いつに時代にもあてはまるようだなー!。
私の友人、知人でも、思春期に自殺してしまったような家庭は、
子供に一方的に接する母親の場合がほとんどだった。最後の最後まで
結局そういう母親は、子供を自分の言いなりにしようとして、本来
その子が何を求め、何をしたいのかには無関心だったなー!
だから、母親の持つ通念や常識や考えで一方的に息子を追いやって
しまうわけだ。

そしてこの時、信玄の家庭のように、父親が留守がちだったり、
父親が弱くて意見してやらなかったりすると、息子は目もあてられない
状況に追いやられる。人間、自分の生みの親、特に男の子にとっては
母親に見捨てられると感じると、絶望するものだ。しかし、そういう
馬鹿な母親は自分が子供を絶望の渕へ追いやっていることに気付かない。
自分が子供のためと考えていることが実はその子供を絶望へ追いやって
いる事実に気づかない。そして、引きこもり、自殺に進むというわけだ。

まあ、そういうわけで、「ラコタ族のイニシエーション」の方法、
つまり過保護な母親から一旦引き離して、その間に、子供にも
自立の機会を与え、同時に母親に子供は自分の好き勝手にできる
所有物ではないということを分からせる時間も必要ということだ。

引きこもりの息子の母親はたいていごく普通のお母さん。むしろ、
普通より教養があって世間一般の常識を良く知っている知的な
お母さん、そう信玄の奥方のような良家の子女である場合も多い。

可愛い息子には旅をさせろ。そして、母と息子をしばらく引き離せ。

これが古来からの母子関係の鉄則ですなー!今のお母さんは、こんな
常識も非常識に見えるんでしょうなー!本末転倒教育もここまでくると、
最悪ですなー!

母親というのは息子の心を理解しない。これが普通なんだねー!
だからこそ、息子には家を離れ、旅をさせることが一番なんですなー!
それも成人するまでのほんの短い期間だけねー!後は、息子はまた
母親の元に戻って舞い戻って来るんですなー!自立した大人の男に
なってねー!もちろん、その際には悪いやつの世話にならないように
細心の注意をしないといけないんですがねー!

信玄公ですら、これに失敗したんですからなー!普通の家庭が失敗
しても何ら不思議はないんですなー!


どこかで権兵衛のだんなが言っていたが、馬鹿殿様の話。あれは
世間をカモフラージュするためだって。実は母親にも同じことが
言えるんだねー!本当は賢いお母さんでも、自分は息子の前では
ちょっとダメなお母さんを演じないといけないんですなー!
家のお母さんは、僕がいないとだめなんだってねー!自尊心を
植え付けてやるんですなー!

このBBS見ている学生もそうだろうねー!井口のだんなはあんな馬鹿だ。
ダメな博士だってねー!あんなおじさんにもあんなに良い研究できるんだったら、
きっとおれたちだってできるさってねー!これが知恵っていうやつですなー!
アインシュタイン博士も学生の前でわざとゼロで割って恥じかいたってねー!
世紀の学者も普通の間違いをする。これが学生に自信をみなぎらせる
わけなんだなー!

何も自分の子供の前で完璧な母親面するから息子がだめになるって
わけだよねー!一種の弱いものいじめですなー!


分かるかねー、この違い?分からないって?いやー世も末だなー!
2008/03/25のBlog
3年前の5月20日に「花粉症の原因物」を書いた頃、私はこう書いていた。

『私はいわゆる”花粉症”があり、それが”咳き”につながるタイプの持病を持っている。この春のスギ花粉の飛散量は昨年の夏の暑さのために例年になく多かった。普通は3月一4月から始まるのだが、ここ阿南ではすでに2月からスギ花粉の飛散が始まっていたようで、私が高専のサッカー部を指導している内、この2月を境に突然咳が止まらず困ったものである。

こんなわけで、今後のこと、つまり来年以降もスギ花粉が地球温暖化のせいでずっと飛散量が多くなるだろうと予想して、思いきって”減感差療法”というものに踏み切ることにした。その際にどんな花粉にアレルギーが出るのか、全部チェックすることにしたのである。』

そこにもあったように、私は3年前の5月に、いわゆる「減感差療法」に踏み切った。

それから2年ほど、2週に1回(つまり、1週空け)のペースで「減感差療法」のためのアレルゲン接種をただひたすら続けて来た。成果が出る出ないかではなく、これに頼るほかなかったからだ。

まず1年目は、1回にスギ、ダニ、カンジタ、イネ、ブタクサのアレルゲンを10万倍に薄めた5種類の注射をそれぞれ皮下に接種してきた。ちょうどぶつぶつと蚊に食われた感じである。

2年目は、前半まで同じ濃度、そして後半になって、1万倍に薄めた5種類の注射(つまり、アレルゲン濃度を上げる)を同じように行って来た。その後、カンジタは必要無いということになり、4種類の注射になった。

そうして2年ほど経つと、「ノーマスク、ノーティッシュ、ノーメディシン」にあるように、

『この20年でついに花粉症から”おさらば”のようだ。どうやらこの2年間続けてきた「減感差療法」の効果が出てきたようである。』

とかなりの効果が出て来た。これがちょうど昨年の今頃であった。

そして3年目の現在は、1千倍に薄めた4種類の注射(つまり、アレルゲン濃度をかなり上げる)を同じように行って来ている最中である。

ところで、確かに昨年もかなり花粉の飛散量はあったものの、今年ほどではない。だから、本当に効果が出たと言えるのかどうか、私自身今一つ確信することはできなかった。

ところが、今年は温暖で花粉のかなりの飛散量が出ている。おかげで、道行く人々や買い物客などのかなりの人々もマスクをして歩いている。テレビの花粉飛散予報でも相当に多いと連日のように言っている。

それで、今年こそ、私自身が、「どんな反応を見せるか」をモニターして、もしかなりの改善があれば、私の「減感差療法」による治療の正否が分かることになる。

結果はこうである。

確かに飛散量が多い時には咳は出る。しかし、それ以上ひどくなることはなく、そのうちすぐに治まる。だから、抗ヒスタミン剤やアレルギー剤を飲む必要もない。マスクもしてはいない。外に出かける時もマスクは必要としない。咳し過ぎてむせて唾が出ることも、そのおかげで吐き気をもようすこともない。

これは、3年前には、毎日毎日抗ヒスタミン剤やアレルギー剤を飲み、マスクを2重3重にし、首にはタオルをかけ、いつも吐き気をもよおすほどの咳込みに悩まされ続け、外出もままならない。部屋の中でも苦しんでいたことと比べたら雲泥の違いである。

こんなわけで、何とか今のところ”ハッピーエンド”になっている。

「減感差療法」というものは、有効である。花粉アレルギーで困っている人は、ぜひ専門医にかかって欲しい(保険適用だから、1回に700円程度である)。

しかし、「減感差療法」は、私のように、すぐに医者にかかることのできるように近くに病院があり、そこに専門医がいて、2、3週に1回のペースで通うことができないとなかなかこの治療法には踏み切れない。私は10年前にすでにこの治療法を知っていたが、これに踏み切れなかったのはまさにこの理由からだ。

そんなわけで、もし「減感差療法」が自分1人でできるような何か良いキット(例えば、妊娠検査キットのような)ができれば、多くの患者さんが救われることだろうと思う。ちなみに、大前研一氏は、イギリスでもらったキットで自分で注射し続けたという話だったと記憶している。

何かの参考になれば幸いである。

参考:
ノーマスク、ノーティッシュ、ノーメディシン
黄砂で花粉症悪化?
花粉症の原因物
スギとイチゴ
[ 14:07 ] [ デーヴィッド・アイク ]
以下は私個人の”妄想”のたぐい。興味ないものは読まない方がいい。

さて、

”私は負けない”

とは、昨年公開のイギリス映画「エリザベス:ゴールデン・エイジ」の中で、イギリス女王エリザベスが話す言葉である。

私は、個人的には、2007年は「イギリス王朝が再び世界帝国実現に乗り出した年」と後世から呼ばれるようになるのではないかと感じている。この象徴が、この映画であると思う。

要するに、この映画に暗示されていることは、

”これからイギリス王朝が再び”黄金時代”を築いて行きますよ。
皆さん、覚悟はいかが?”

ということである。

もちろんイギリスは第二次世界大戦前までは植民地支配していた、文字どおりの「大英帝国」であった。

しかし対ロシア王政の第一次世界大戦、対ナチスの第二次世界大戦のおかげで疲弊して、第二次世界大戦後、アメリカの「パックス・アメリカーナ」の時代となった。つまり、アメリカ合衆国が世界の警察役となり、”自由の国アメリカ”、”USA”の時代へと変化した。

アメリカ時代の20世紀後半、アメリカ主導の下、アジアやアフリカなど植民地だった国々がほとんど独立した。日本も例外でなく、日米同盟、アメリカの核の傘の下で復興した。そして、自由世界で経済大国となり、米主導の”自由の国アメリカ”支配に力を貸して現在に至る。

この間、一見、イギリス経済は失速し、「大英帝国」は見る陰もなく力を失ったかに見えた。サッチャー時代以前に失速した経済を”鉄の女”サッチャーはある程度立て直した。

では、もしイギリス王朝が、再び「大英帝国」を作るとすればどうするか?

(あ)まず、EUやNATOを乗っ取り、
(い)国連や世界銀行や世界保健機構を支配し、
(う)日米関係を破壊し、
(え)日米の経済を破たんさせればいい。そして、
(お)日米経済の「製造工場」となっている中国を孤立無援の状態に陥れればよい。
(か)さらに、カナダや南アフリカやオーストラリアやインドは再びイギリスの衛星国にし、ついでにアメリカ合衆国も属国にする。


こう考えてみると、実に着実にこれを実施しているように見るから面白い。なぜなら、現実に以下のような状況が存在するからである。

現在のEUは、もはや単なる官僚機構に過ぎず、ヨーロッパにはり巡らされたイギリス王族の血筋を引く王族や貴族たちの手下に過ぎない(ブレア前首相の”高笑い”?)。これに反抗しているのが唯一プーチン大統領のロシアだけ。

国連や世界銀行や世界保健機構は、すでにヨーロッパの王族や貴族など超お金持ちファミリーのコントロール化にある(「”フッ素なし”練り歯磨き」はどこに?)。

駐留米軍の度重なる不祥事や事件で、日米関係は離婚の危機にある。

日本経済は不動産バブルの破たんで今だに復興できず、世の中はアメリカ型の「大衆社会」からイギリス的な「格差社会」へと変ぼうを遂げた。一方、アメリカ経済は、「サブプライム・ローン」の破たんでほぼ壊滅。今や欧州の金のコントロール化にある(「世界同時株安」、偶然か陰謀か”王家のビジネス”?)。

残るは、日米の主要産業の「工場」や日米の食料供給の「農場」となっている中国を破壊すればすべては完了する。これで、日中関係や中米関係を破壊し、日米の供給ルートを断ち、その裏ですべてイギリスやヨーロッパが乗っ取ればOK。

イギリス王朝と非常に近い親戚であるブッシュファミリーを通じてアメリカを「自由の国アメリカ」から「アメリカ王国」へ変える。王族はテキサスのみから出る。後は労働者階級にする。

こうしてみると、80年代から大前研一などによって叫ばれた「グローバリゼーション」とは何だったのか? アルビン・トフラーなどによって語られた「未来学」とは何だったのか?

こう考えざるを得ない。連中の言ってたことは何も実現しなかった。むしろ、世の中を悪くしただけだ。ヨーロッパの”王家”や”黒い貴族”の復興を助けただけだ(”見えざる手”? )。

私の愛する”古き良きアメリカ”に対する「トロイの木馬」は、ブッシュファミリーなど、アメリカ南部の”王族”の血を引く人々だろう。味方だと思っていたものが、知らない内に敵なり敵に協力する。まあ、それが「9・11」以降、実にはっきりと出て来たということである。

一昔前のアメリカなら、だれかが困ればだれかが助けるという、相互扶助の気持ちが存在した。しかし、今や国は冷淡でだれも助けない。

我が国でも同じで、ブッシュ家と仲の良い小泉純一郎のだんなは、モットーが「冷酷非情」という話である(「東京富裕論」:オーマイゴッド!日本は南米化する?)。ブッシュにとってはうってつけの人物だったというわけだ。

まあ、そんなわけで、21世紀前半は、「アメリカ型民主主義(自由主義)」と「イギリス型民主主義(封建主義)」の対決の時代になるだろう、と私は感じている。

悲しいかな、どうやらアメリカに勝ち目は無さそうだ(アメリカには頑張ってもらいたいのだが)。
エリザベス女王の「私は負けない」という高笑いが聞こえるようだ。
まあ、パイクの予言通りにことが順調に進んでいるということですナ(”3つの世界戦争とニビル星人降臨”)。

いやはや、世も末ですナー。


参考:
エリザベス
クィーン
エリザベス:ゴールデン・エイジ
2008/03/24のBlog
[ 11:39 ] [ 大学・大学院 ]
今頃はどこの分野でも「学会シーズン」。大学の人は、長い受験シーズンを終えると、やっと受験や学生たちから解放されて春休みに入る。やっと自分の研究に打ち込め、研究交流をはかる。そういうシーズンのことである。

まあ、私は物理学会を退会して久しく、このところほとんど学会に出たことがないので、最近どうなっているのかまったく分からない。が、最近では物理学者さんたちのブログなるものを見る事ができる時代。そういったものを見ると、どうやら最近の物理学会では、「主要講演をビデオに撮る」時代とあいなったようである。

実は、日本物理学会に最初にこういう意見を書いたのがこの私だった。今から13年前のことだ。私が理研の基礎特研生の頃の話である。

「物理学会にビデオ撮りサービスを!」、 会員の声、日本物理学会誌、第50巻、第2号、137(1995)

まあ、関心ある人は一読してみるのも良いかもしれないが、ようやくそういうことが実現する時代となったということのようだナ。結構なことである。「俺には関係ねー」がネ。

いずれにせよ、今や日本で一番金回りの良い連中は大学の学者さんや学会だから、何でもできる時代、どんなことにもお金が付けられる時代となったということですナ。