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2008/09/21のBlog
[ 16:17 ]
[ 徳島サッカー ]
高円宮杯第20回全日本ユース(U-15)選手権県予選決勝トーナメントが開幕した。結果は以下の通り。
【1回戦】
藍住中3(2-0;1-1)1三好中
徳島中6(3-0;3-0)0大麻中
鳴門一中0(0-0;0-0;0-0;0-0;PK4-2)0美馬中
富田中4(3-0;1-0)0南部中
池田中6(2-0;4-0)0那賀川中
川内中5(0-1;5-0)1山川中
城西中6(4-0;2-0)0上八万中
北島中2(1-1;1-0)1吉野中
この予選形式は、今年は昨年とはうって変わった。まず、今年から、県内の中学校が、高校と同じようにディビジョン1、2、3の3つのカテゴリーに分けられた。このカテゴリーで前後期の年2回(各1ヶ月ほど)の総当たり戦で順位をつける。これが次期に持ち越される。
今回、この夏期に1ヶ月かけて戦った結果が例年10月に開催された高円宮杯の予選を兼ねる事になった。そのため、各ディビジョンに割り当てられた出場チーム数が今回の決勝トーナメントに進出した。
昨年までは、この時期に行われる高円宮杯U-15サッカー県予選が中学生最後の大会であり、中学生はこの大会を最後に”引退”した。しかし、今年から、初夏の前期リーグの結果が高円宮杯U-15サッカー県予選となったために、そこで敗退したチームの中3生たちは、例年よりかなり早い時期に引退することになるため、夏から来春4月までの半年間の引退生活、練習不足がどのような悪影響をもたらすかが心配の種である。
サッカー協会は、ディビジョンリーグを高円宮杯予選リーグとすることは止めた方がいいと私は考える。
いずれにせよ、プレーするのは中学生たちだから、良い試合、好い思い出となる試合をして欲しいものである。
【1回戦】
藍住中3(2-0;1-1)1三好中
徳島中6(3-0;3-0)0大麻中
鳴門一中0(0-0;0-0;0-0;0-0;PK4-2)0美馬中
富田中4(3-0;1-0)0南部中
池田中6(2-0;4-0)0那賀川中
川内中5(0-1;5-0)1山川中
城西中6(4-0;2-0)0上八万中
北島中2(1-1;1-0)1吉野中
この予選形式は、今年は昨年とはうって変わった。まず、今年から、県内の中学校が、高校と同じようにディビジョン1、2、3の3つのカテゴリーに分けられた。このカテゴリーで前後期の年2回(各1ヶ月ほど)の総当たり戦で順位をつける。これが次期に持ち越される。
今回、この夏期に1ヶ月かけて戦った結果が例年10月に開催された高円宮杯の予選を兼ねる事になった。そのため、各ディビジョンに割り当てられた出場チーム数が今回の決勝トーナメントに進出した。
昨年までは、この時期に行われる高円宮杯U-15サッカー県予選が中学生最後の大会であり、中学生はこの大会を最後に”引退”した。しかし、今年から、初夏の前期リーグの結果が高円宮杯U-15サッカー県予選となったために、そこで敗退したチームの中3生たちは、例年よりかなり早い時期に引退することになるため、夏から来春4月までの半年間の引退生活、練習不足がどのような悪影響をもたらすかが心配の種である。
サッカー協会は、ディビジョンリーグを高円宮杯予選リーグとすることは止めた方がいいと私は考える。
いずれにせよ、プレーするのは中学生たちだから、良い試合、好い思い出となる試合をして欲しいものである。
2008/09/18のBlog
[ 16:06 ]
[ デーヴィッド・アイク ]
AIG救済 今度は公的資金が使われた(9月18日付・読売社説)
この件は面白いからここでメモしておこう。
この記事は、「サブプライムローン問題」で破たんしたアメリカの金融証券保険会社(いわゆるFIRE部門)の救済に関して、リーマンブラザーズ(やメリルリンチ)は破たんさせ”英資本”に買収、(ゴールドマンサックスや)AIGは救済した問題で、後者は世界規模の会社だから救済は妥当だが、前者を破たんさせたなどについての「ダブルスタンダード(二重基準)」は疑問が残る、という主旨の社説である。
いやはや、何をおっしゃるうさぎさん。じゃないが、こういう「偽善者的意見」にはもううんざりだ。止めて欲しいものである。
テレビでは、「吉本芸人」なる連中が最近ではバラエティー番組からニュース番組まで登場し、方や馬鹿な番組ではしゃいで世の中を馬鹿ばかりにし、方やさんまがエッチな番組で世の中を変態の巣窟にしておきながら、また方やオバカタレントや芸人でオタクだらけにしておきながら、今度はその一方で、”自分達吉本芸人が播いた種が実って”生じた世のさまざなな事件を「自分達を棚にあげて」さもありなんと論じるなどという偽善的なことをしているのである。
こういう偽善的態度はいただけない。
テレビは、こういう吉本芸人、ナベプロ芸人、ジャニーズ芸人、そして外人タレントやハーフタレントだらけとなってしまったわけだ。
いったい全体だれがこういう風潮を作って来たか?
といえば、この張本人が、何を隠そう、こういった社説を掲載している、この読売新聞グループなのである。この子会社のようなものが日本テレビだからである。
では、この日テレの大株主はどこかと言えば、以前ここに紹介した「日本マスタートラスト信託銀行」なのである。(ロシア人関取「ドーピング検査」の”種明かし” )もちろん、この銀行は「JPモルガン銀行」が作ったものである(ブレア前首相の”高笑い”?)。
つまり、読売系列と実に深い仲”にあるのが、「JPモルガン銀行」というわけだ。
実は、最初の読売の社説にあるように、今回AIGを救済しようとしたのが、この「JPモルガン銀行」や「ゴールドマンサックス」であった。方や、リーマンブラザーズはポールソン財務長官の敵の会社であったわけだ。(アメリカ最大のピンチ? )
そんなわけで、自分の敵は破たんさせ、他国の敵企業にただ同然で売り捌く(とはいってもその敵は自分の見方なのだ)。
これが読売新聞が「ダブルスタンダード」で分かりにくいとおっしゃたことの意味である。
まあ、もっと単純に言えば、イギリス王家の所有するアメリカの大企業を救済し、イギリス王家の血筋のない普通のアメリカ人が持つアメリカの大企業をイギリス王家が所有する大企業へ売り飛ばしただけのことである。
どこが分かりにくい? あまりに明解ではなかろうか?
実は、それもまた、ジョン・コールマン博士やデービッド・アイクのいう「300人委員会」の『アジェンダ』の一貫であるらしい。
要するに、世界金融を引き締め統廃合し、この組織がその元締めになるという計画を実施したにすぎないのであるという。
ところで、”ゴールドマン・サックス(金色人のサクソン、つまり金髪碧眼のサクソン人)”という名前にしても、メリルリンチの”牛”のマークにしても、こういったものはすべて「フェニキア人」のシンボルである。ローマ時代にはカルタゴをベースに世界中を席巻し蛮勇をはせたと言われるあのフェニキア人である。かつてバックミンスター・フラーが発見したように、フェニキア人は滅んではいないのだ。むしろローマ時代よりはるかに世界中を席巻して蛮勇を馳せているのである。
このカルタゴの民主主義はギリシャ・ローマの民主主義とは異なり、また一風変わった「元老院制」であったと言われる。つまり、元老院の定員は300人で、厳密に貴族による世襲制民主主義であった。貴族以外は奴隷である。また、エホバやキリストを信じるのではなく、生け贄を捧げるバアル神を信仰していたとも言われている。これが現代のイギリスの政治のひな形であり、「300人委員会」の原形ともいわれているらしい。
秘密の「300人委員会」というと、何やらわけが分からないが、世界中にフェニキア人の子孫である金髪碧眼のアーリア人(=アングロサクソン人)がいて、連中が世界支配したいということらしい。こう考えると、非常にリアリティーが増す。
いずれにせよ、おかしな世の中になったようですナ。
参考:
毎日新聞はいらない?:毎日新聞の”おめでたい”話
”ワンワールド”vs”マルチワールド”
”王家のビジネス”?
「世界同時株安」、偶然か陰謀か
この件は面白いからここでメモしておこう。
この記事は、「サブプライムローン問題」で破たんしたアメリカの金融証券保険会社(いわゆるFIRE部門)の救済に関して、リーマンブラザーズ(やメリルリンチ)は破たんさせ”英資本”に買収、(ゴールドマンサックスや)AIGは救済した問題で、後者は世界規模の会社だから救済は妥当だが、前者を破たんさせたなどについての「ダブルスタンダード(二重基準)」は疑問が残る、という主旨の社説である。
いやはや、何をおっしゃるうさぎさん。じゃないが、こういう「偽善者的意見」にはもううんざりだ。止めて欲しいものである。
テレビでは、「吉本芸人」なる連中が最近ではバラエティー番組からニュース番組まで登場し、方や馬鹿な番組ではしゃいで世の中を馬鹿ばかりにし、方やさんまがエッチな番組で世の中を変態の巣窟にしておきながら、また方やオバカタレントや芸人でオタクだらけにしておきながら、今度はその一方で、”自分達吉本芸人が播いた種が実って”生じた世のさまざなな事件を「自分達を棚にあげて」さもありなんと論じるなどという偽善的なことをしているのである。
こういう偽善的態度はいただけない。
テレビは、こういう吉本芸人、ナベプロ芸人、ジャニーズ芸人、そして外人タレントやハーフタレントだらけとなってしまったわけだ。
いったい全体だれがこういう風潮を作って来たか?
といえば、この張本人が、何を隠そう、こういった社説を掲載している、この読売新聞グループなのである。この子会社のようなものが日本テレビだからである。
では、この日テレの大株主はどこかと言えば、以前ここに紹介した「日本マスタートラスト信託銀行」なのである。(ロシア人関取「ドーピング検査」の”種明かし” )もちろん、この銀行は「JPモルガン銀行」が作ったものである(ブレア前首相の”高笑い”?)。
つまり、読売系列と実に深い仲”にあるのが、「JPモルガン銀行」というわけだ。
実は、最初の読売の社説にあるように、今回AIGを救済しようとしたのが、この「JPモルガン銀行」や「ゴールドマンサックス」であった。方や、リーマンブラザーズはポールソン財務長官の敵の会社であったわけだ。(アメリカ最大のピンチ? )
そんなわけで、自分の敵は破たんさせ、他国の敵企業にただ同然で売り捌く(とはいってもその敵は自分の見方なのだ)。
これが読売新聞が「ダブルスタンダード」で分かりにくいとおっしゃたことの意味である。
まあ、もっと単純に言えば、イギリス王家の所有するアメリカの大企業を救済し、イギリス王家の血筋のない普通のアメリカ人が持つアメリカの大企業をイギリス王家が所有する大企業へ売り飛ばしただけのことである。
どこが分かりにくい? あまりに明解ではなかろうか?
実は、それもまた、ジョン・コールマン博士やデービッド・アイクのいう「300人委員会」の『アジェンダ』の一貫であるらしい。
要するに、世界金融を引き締め統廃合し、この組織がその元締めになるという計画を実施したにすぎないのであるという。
ところで、”ゴールドマン・サックス(金色人のサクソン、つまり金髪碧眼のサクソン人)”という名前にしても、メリルリンチの”牛”のマークにしても、こういったものはすべて「フェニキア人」のシンボルである。ローマ時代にはカルタゴをベースに世界中を席巻し蛮勇をはせたと言われるあのフェニキア人である。かつてバックミンスター・フラーが発見したように、フェニキア人は滅んではいないのだ。むしろローマ時代よりはるかに世界中を席巻して蛮勇を馳せているのである。
このカルタゴの民主主義はギリシャ・ローマの民主主義とは異なり、また一風変わった「元老院制」であったと言われる。つまり、元老院の定員は300人で、厳密に貴族による世襲制民主主義であった。貴族以外は奴隷である。また、エホバやキリストを信じるのではなく、生け贄を捧げるバアル神を信仰していたとも言われている。これが現代のイギリスの政治のひな形であり、「300人委員会」の原形ともいわれているらしい。
秘密の「300人委員会」というと、何やらわけが分からないが、世界中にフェニキア人の子孫である金髪碧眼のアーリア人(=アングロサクソン人)がいて、連中が世界支配したいということらしい。こう考えると、非常にリアリティーが増す。
いずれにせよ、おかしな世の中になったようですナ。
参考:
毎日新聞はいらない?:毎日新聞の”おめでたい”話
”ワンワールド”vs”マルチワールド”
”王家のビジネス”?
「世界同時株安」、偶然か陰謀か
2008/09/16のBlog
[ 22:23 ]
[ デーヴィッド・アイク ]
イギリスの思想家デービッド・アイクの緊急ニュースレター:
「お巡りさんの言う通りだった…あとは「戦争」がやってくるだけだ」
によれば、大英帝国は、”来るべき第3次世界大戦”に向けて本格的に始動開始したらしい。
今現在、今後戦争突入した時に想定される市民ほう起や反戦運動を静めるために、昔のナチスの親衛隊のような民兵組織を募集中のようだ。これは極めて急速に行われているらしい。イギリス人なら真偽のほどがわかるはずである。
一説には、かたや米国内では、あのアル・ゴア元副大統領が1000万人の民兵を組織するという話が出ていたが、これもまたイギリスの動きに見事に呼応しているというように見える。
じゃ、だれとだれが戦うのか?
デービッドは言う。
「米国、NATO、ロシア、グルジア、そして継続中のイランとの捏造された紛争について言えば、これらは皆、いずれ中国も巻き込むことになる工作された紛争へと発展することになる。明日起きるとは言わないが、それほど長い先のことでもないと言っておこう。」
つまり、アメリカとNATO対ロシア、それに中国やインドも巻き込まれるということらしい。
私の個人的予想では、ロンドン・オリンピックの開催される2012年夏までは開戦はない。しかし、その直後に「第3次世界大戦」がイギリスによって引き起こされるのだろうと見ている。まずはイギリスがロシアを攻め、最後にアメリカを引きづり込むことになるだろうという”予感”がする。
この時の軍事資金を今「サブプライムローン問題」でねん出し、アメリカ経済をがたがたにして、アメリカが逃げられないように借金で呪縛するのが今回の「リーマンブラザース破たん」、「メリルリンチ買収劇」だろうと見ている。
いずれにせよ、すでにロシアと開戦するに十分な戦争資金を「死の商人」であるJPモルガン銀行など英国金融資本は獲得したはずである。
かつてアドルフ・ヒットラーがベルリンオリンピックを自分の独裁者支配のための壮大な演出としたと言われるように、次のロンドンオリンピックは大英帝国支配のための壮大な演出が行われるはずであると私は想像している。
では、その後はどうなるのか? だれが勝つのか?
といえば、残念ながら、勝つのは、ジョン・コールマン博士の言う「300人委員会」(俗名、カルタゴの元老院)、デーヴィッド・アイクの言う「イルミナティー」の方である。そして、生き残った人類は、「世界人間牧場計画」の中の「人畜」となるということらしい。この間、「先進国には局地戦争を起こし、第3国には飢饉と疫病を広めて2050年までに30億人の“無駄飯くい”の人々を殺す。 」ということらしい。
いよいよ人類社会もベールを脱いで、まったく新しい発展段階に進むらしい。
我々日本人は、今の牛や馬や鶏のようになって、より進化(?)した白人種に食われる運命となるのだろう。
はたして本当にはどうなるか?
時間が真偽を証明することだろう。
いずれにせよ、これからは日本の戦国時代と同じく、男の時代、胆力の時代になるだろうことは間違いないところだろうヨ。
「お巡りさんの言う通りだった…あとは「戦争」がやってくるだけだ」
によれば、大英帝国は、”来るべき第3次世界大戦”に向けて本格的に始動開始したらしい。
今現在、今後戦争突入した時に想定される市民ほう起や反戦運動を静めるために、昔のナチスの親衛隊のような民兵組織を募集中のようだ。これは極めて急速に行われているらしい。イギリス人なら真偽のほどがわかるはずである。
一説には、かたや米国内では、あのアル・ゴア元副大統領が1000万人の民兵を組織するという話が出ていたが、これもまたイギリスの動きに見事に呼応しているというように見える。
じゃ、だれとだれが戦うのか?
デービッドは言う。
「米国、NATO、ロシア、グルジア、そして継続中のイランとの捏造された紛争について言えば、これらは皆、いずれ中国も巻き込むことになる工作された紛争へと発展することになる。明日起きるとは言わないが、それほど長い先のことでもないと言っておこう。」
つまり、アメリカとNATO対ロシア、それに中国やインドも巻き込まれるということらしい。
私の個人的予想では、ロンドン・オリンピックの開催される2012年夏までは開戦はない。しかし、その直後に「第3次世界大戦」がイギリスによって引き起こされるのだろうと見ている。まずはイギリスがロシアを攻め、最後にアメリカを引きづり込むことになるだろうという”予感”がする。
この時の軍事資金を今「サブプライムローン問題」でねん出し、アメリカ経済をがたがたにして、アメリカが逃げられないように借金で呪縛するのが今回の「リーマンブラザース破たん」、「メリルリンチ買収劇」だろうと見ている。
いずれにせよ、すでにロシアと開戦するに十分な戦争資金を「死の商人」であるJPモルガン銀行など英国金融資本は獲得したはずである。
かつてアドルフ・ヒットラーがベルリンオリンピックを自分の独裁者支配のための壮大な演出としたと言われるように、次のロンドンオリンピックは大英帝国支配のための壮大な演出が行われるはずであると私は想像している。
では、その後はどうなるのか? だれが勝つのか?
といえば、残念ながら、勝つのは、ジョン・コールマン博士の言う「300人委員会」(俗名、カルタゴの元老院)、デーヴィッド・アイクの言う「イルミナティー」の方である。そして、生き残った人類は、「世界人間牧場計画」の中の「人畜」となるということらしい。この間、「先進国には局地戦争を起こし、第3国には飢饉と疫病を広めて2050年までに30億人の“無駄飯くい”の人々を殺す。 」ということらしい。
いよいよ人類社会もベールを脱いで、まったく新しい発展段階に進むらしい。
我々日本人は、今の牛や馬や鶏のようになって、より進化(?)した白人種に食われる運命となるのだろう。
はたして本当にはどうなるか?
時間が真偽を証明することだろう。
いずれにせよ、これからは日本の戦国時代と同じく、男の時代、胆力の時代になるだろうことは間違いないところだろうヨ。
2008/09/15のBlog
[ 22:38 ]
[ デーヴィッド・アイク ]
写真:自分の出身であるゴールドマンサックス系のみを救済したヘンリー・ポールソン米財務長官。人前にいるポールソン氏と本当のポールソンは顔つきが違うのが気になるところ。
しばらく前に「ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影?」なるものを書いていた。
今日のトップニュースである「リーマンブラザース」の破たん、「メリルリンチ」の買収などという”衝撃的ニュース”を見れば、それが事実であると誰の目にも明らかだろう。(この「リーマンブラザース」がホリエモンの指南役であった。一説では、ユーロ系のロスチャイルドvsアメリカ系のロックフェラーの戦いでロスチャイルドの圧勝との話もある。)
これらのマンモス企業は、我々一般人の目からすれば天文学的な規模の企業であり、およそそんな巨大企業が倒産したり、人手に渡るとは想像もできないほどのものである。それが、いとも簡単に英国企業に乗っ取られてしまったわけである。
(今日、9月17日のニュース「英バークレイズ、リーマンの米主要事業買収で合意」では、リーマンはイギリスのバークレイズにただ同然で買収されたようだ。66兆円企業がたったの1900億円だと。ふざけいているナ)
まさしく「”王家のビジネス”?」 である。
いずれにせよ、「300人委員会」が目標とする「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」を順調に推進しているようである。
その点今回の件は特に驚く事はなく、その基本路線の
16)世界経済の全面的崩壊の原因を作り、政治の全面的な混乱を引き起こす。
17)米国の内外政策をコントロールする。
を実行しているに過ぎない。
一方、日本や韓国などかつての優良な経済発展国に対しては、
10)ローマクラブが採用した脱工業化零成長政策により仕事が縮小した結果、厖大な失業者を発生させ道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。家族という共同体を根底から揺るがし破壊する。
11)意図的に危機的状況を次々に起こしそれを操作・管理して、委員会を除く全人類が自らの運命に対して無力感しかもち得ないようにする。
12)新たな“破壊的カルト”を増産し続け、すでに役目を果たしている連中(ビートルズやローリングストーンズなどの邪悪なロック・グループなど)を支援する。
を実行しているに過ぎない。
そのおかげで、新聞やテレビやラジオなどのマスコミが、毎日毎日、事件事件と「三面記事」的などうでもいい事件をあたかも最重要事件のごとく騒ぎ立て、それによってさらに事件を誘発するという作戦に出ているというわけである。仮に1週間まったく事件報道を休めば、おそらく2週間は事件は起こらないはずである。
しばらく前まで、日本では「勝ち組」、「負け組」というお馬鹿な論がちまたを賑わせたが、今後は勝ち負けではなく、「生き残り組」、「死にゆく組」という生死の問題、生存競争の時代に入る。
実は、これが第二次世界大戦の前の世界情勢であった。マッカーサーの下で日本の降伏調印した重光葵がかつて自著に述べたことがこれであった。第二次世界大戦の本質は人種間の生存競争にあったと。
「300人委員会」がそういう世界に持って行くことが今回の世界経済の破壊なのであるとコールマン博士は言っているとのこと。
そんなわけで、コールマン博士の予想通り、今後はアメリカがEUの家来となり、傭兵部隊としてイギリス王家や黒い貴族の手足として利用される時代がやってくるはずである。
こういう大きなトレンドを理解しないでいると、自民党のように(もっともどの政党でも同じことだが)まったくの無策で大損こくだけのことなのである。
話は変わるが、リーマン日本支社の社員の人々は気の毒な事態となったが、絶望する事なく長い目で生きて欲しいと思う。
参考:
毎日新聞はいらない?:毎日新聞の”おめでたい”話
しばらく前に「ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影?」なるものを書いていた。
今日のトップニュースである「リーマンブラザース」の破たん、「メリルリンチ」の買収などという”衝撃的ニュース”を見れば、それが事実であると誰の目にも明らかだろう。(この「リーマンブラザース」がホリエモンの指南役であった。一説では、ユーロ系のロスチャイルドvsアメリカ系のロックフェラーの戦いでロスチャイルドの圧勝との話もある。)
これらのマンモス企業は、我々一般人の目からすれば天文学的な規模の企業であり、およそそんな巨大企業が倒産したり、人手に渡るとは想像もできないほどのものである。それが、いとも簡単に英国企業に乗っ取られてしまったわけである。
(今日、9月17日のニュース「英バークレイズ、リーマンの米主要事業買収で合意」では、リーマンはイギリスのバークレイズにただ同然で買収されたようだ。66兆円企業がたったの1900億円だと。ふざけいているナ)
まさしく「”王家のビジネス”?」 である。
いずれにせよ、「300人委員会」が目標とする「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」を順調に推進しているようである。
その点今回の件は特に驚く事はなく、その基本路線の
16)世界経済の全面的崩壊の原因を作り、政治の全面的な混乱を引き起こす。
17)米国の内外政策をコントロールする。
を実行しているに過ぎない。
一方、日本や韓国などかつての優良な経済発展国に対しては、
10)ローマクラブが採用した脱工業化零成長政策により仕事が縮小した結果、厖大な失業者を発生させ道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。家族という共同体を根底から揺るがし破壊する。
11)意図的に危機的状況を次々に起こしそれを操作・管理して、委員会を除く全人類が自らの運命に対して無力感しかもち得ないようにする。
12)新たな“破壊的カルト”を増産し続け、すでに役目を果たしている連中(ビートルズやローリングストーンズなどの邪悪なロック・グループなど)を支援する。
を実行しているに過ぎない。
そのおかげで、新聞やテレビやラジオなどのマスコミが、毎日毎日、事件事件と「三面記事」的などうでもいい事件をあたかも最重要事件のごとく騒ぎ立て、それによってさらに事件を誘発するという作戦に出ているというわけである。仮に1週間まったく事件報道を休めば、おそらく2週間は事件は起こらないはずである。
しばらく前まで、日本では「勝ち組」、「負け組」というお馬鹿な論がちまたを賑わせたが、今後は勝ち負けではなく、「生き残り組」、「死にゆく組」という生死の問題、生存競争の時代に入る。
実は、これが第二次世界大戦の前の世界情勢であった。マッカーサーの下で日本の降伏調印した重光葵がかつて自著に述べたことがこれであった。第二次世界大戦の本質は人種間の生存競争にあったと。
「300人委員会」がそういう世界に持って行くことが今回の世界経済の破壊なのであるとコールマン博士は言っているとのこと。
そんなわけで、コールマン博士の予想通り、今後はアメリカがEUの家来となり、傭兵部隊としてイギリス王家や黒い貴族の手足として利用される時代がやってくるはずである。
こういう大きなトレンドを理解しないでいると、自民党のように(もっともどの政党でも同じことだが)まったくの無策で大損こくだけのことなのである。
話は変わるが、リーマン日本支社の社員の人々は気の毒な事態となったが、絶望する事なく長い目で生きて欲しいと思う。
参考:
毎日新聞はいらない?:毎日新聞の”おめでたい”話
2008/09/13のBlog
[ 22:10 ]
[ 徳島サッカー ]
9月4日に全国高校サッカー徳島県大会の予選抽選会が終わり、組合わせが9月5日に発表された。対戦カードは以下の通り。
鳴門──────┐ーーーーーーーーーーーーーーー┌─────徳島商業
プリンスーーーー│ーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーープリンス
徳島北──┐ーー├──┐ーーーーーーーーー┌──┤ーー┌──辻
T2ーーー├──┘ーー│ーーーーーーーーー│ーー└──┤ーーT2
穴吹───┘ーーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーー└──名西
T3ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT3
生光学園─┐ーーーーー├──┐ーーー┌──┤ーーーーー┌──貞光工業
T3ーーー├──┐ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー┌──┤ーーT3
阿南高専─┘ーー│ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ーー└──鳴門工業
T3ーーーーーー├──┘ーー│ーーー│ーー└──┤ーーーーーT2
脇町───┐ーー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー│ーー┌──海部
T3ーーー├──┘ーーーーー│ーーー│ーーーーー└──┤ーーT3
阿波───┘ーーーーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー└──川島
T1ーーーーーーーーーーーー├───┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内─────┐ーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー┌──富岡東
T1ーーーーーー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー┌──┤ーーT1
阿南工業─┐ーー├──┐ーー│ーーー│ーーーーー│ーー└──小松島
T3ーーー├──┘ーー│ーー│ーーー│ーー┌──┤ーーーーーT3
徳島文理─┘ーーーーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ーー┌──城南
T3ーーーーーーーーー├──┘ーーー│ーー│ーー└──┤ーーT1
富岡西──┐ーーーーー│ーーーーーー└──┤ーーーーー└──城東
T2ーーー├──┐ーー│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT2
鴨島商業─┘ーー├──┘ーーーーーーーーー│ーーーーー┌──池田
T1ーーーーーー│ーーーーーーーーーーーー│ーー┌──┤ーーT3
城北──────┘ーーーーーーーーーーーー└──┤ーー└──徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー└─────徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1
はたしてどうなるか?
良い試合を期待したい。
ちなみに、私の予想は以下の通り。
鳴門━━━━━━┓ーーーーーーーーーーーーーーー┏━━━━━徳島商業
プリンスーーーー┃ーーーーーーーーーーーーーーー┃ーーーーープリンス
徳島北━━┓ーー┗━━┓ーーーーーーーーー┏━━┛ーー┏━━辻
T2ーーー┗━━┘ーー┃ーーーーーーーーー┃ーー└━━┛ーーT2
穴吹───┘ーーーーー┃ーーーーーーーーー┃ーーーーー└──名西
T3ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーT3
生光学園━┓ーーーーー┗━━┓ーーー┏━━┛ーーーーー┌──貞光工業
T3ーーー┗━━┐ーー│ーー┃ーーー┃ーー│ーー┌━━┓ーーT3
阿南高専─┘ーー│ーー│ーー┃ーーー┃ーー│ーー│ーー┗━━鳴門工業
T3ーーーーーー┏━━┘ーー┃ーーー┃ーー└━━┓ーーーーーT2
脇町───┐ーー┃ーーーーー┃ーーー┃ーーーーー┃ーー┌──海部
T3ーーー┏━━┛ーーーーー┃ーーー┃ーーーーー┗━━┓ーーT3
阿波━━━┛ーーーーーーーー┃ーーー┃ーーーーーーーー┗━━川島
T1ーーーーーーーーーーーー┗━●─┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内━━━━━┓ーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー┏━━富岡東
T1ーーーーーー┃ーーーーー│ーーー│ーーーーー┌━━┛ーーT1
阿南工業─┐ーー┗━━┓ーー│ーーー│ーーーーー│ーー└──小松島
T3ーーー┏━━┘ーー┃ーー│ーーー│ーー┌━━┓ーーーーーT3
徳島文理━┛ーーーーー┃ーー│ーーー│ーー│ーー┃ーー┏━━城南
T3ーーーーーーーーー┗━━┘ーーー│ーー│ーー┗━━┛ーーT1
富岡西──┐ーーーーー│ーーーーーー└━━┓ーーーーー└──城東
T2ーーー┏━━┓ーー│ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーT2
鴨島商業━┛ーー┗━━┘ーーーーーーーーー┃ーーーーー┌──池田
T1ーーーーーー│ーーーーーーーーーーーー┃ーー┌━━┓ーーT3
城北━━━━━━┘ーーーーーーーーーーーー┗━━┓ーー┗━━徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー┃ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー┗━━━━━徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1
鳴門──────┐ーーーーーーーーーーーーーーー┌─────徳島商業
プリンスーーーー│ーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーープリンス
徳島北──┐ーー├──┐ーーーーーーーーー┌──┤ーー┌──辻
T2ーーー├──┘ーー│ーーーーーーーーー│ーー└──┤ーーT2
穴吹───┘ーーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーー└──名西
T3ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT3
生光学園─┐ーーーーー├──┐ーーー┌──┤ーーーーー┌──貞光工業
T3ーーー├──┐ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー┌──┤ーーT3
阿南高専─┘ーー│ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ーー└──鳴門工業
T3ーーーーーー├──┘ーー│ーーー│ーー└──┤ーーーーーT2
脇町───┐ーー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー│ーー┌──海部
T3ーーー├──┘ーーーーー│ーーー│ーーーーー└──┤ーーT3
阿波───┘ーーーーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー└──川島
T1ーーーーーーーーーーーー├───┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内─────┐ーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー┌──富岡東
T1ーーーーーー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー┌──┤ーーT1
阿南工業─┐ーー├──┐ーー│ーーー│ーーーーー│ーー└──小松島
T3ーーー├──┘ーー│ーー│ーーー│ーー┌──┤ーーーーーT3
徳島文理─┘ーーーーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ーー┌──城南
T3ーーーーーーーーー├──┘ーーー│ーー│ーー└──┤ーーT1
富岡西──┐ーーーーー│ーーーーーー└──┤ーーーーー└──城東
T2ーーー├──┐ーー│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT2
鴨島商業─┘ーー├──┘ーーーーーーーーー│ーーーーー┌──池田
T1ーーーーーー│ーーーーーーーーーーーー│ーー┌──┤ーーT3
城北──────┘ーーーーーーーーーーーー└──┤ーー└──徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー└─────徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1
はたしてどうなるか?
良い試合を期待したい。
ちなみに、私の予想は以下の通り。
鳴門━━━━━━┓ーーーーーーーーーーーーーーー┏━━━━━徳島商業
プリンスーーーー┃ーーーーーーーーーーーーーーー┃ーーーーープリンス
徳島北━━┓ーー┗━━┓ーーーーーーーーー┏━━┛ーー┏━━辻
T2ーーー┗━━┘ーー┃ーーーーーーーーー┃ーー└━━┛ーーT2
穴吹───┘ーーーーー┃ーーーーーーーーー┃ーーーーー└──名西
T3ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーT3
生光学園━┓ーーーーー┗━━┓ーーー┏━━┛ーーーーー┌──貞光工業
T3ーーー┗━━┐ーー│ーー┃ーーー┃ーー│ーー┌━━┓ーーT3
阿南高専─┘ーー│ーー│ーー┃ーーー┃ーー│ーー│ーー┗━━鳴門工業
T3ーーーーーー┏━━┘ーー┃ーーー┃ーー└━━┓ーーーーーT2
脇町───┐ーー┃ーーーーー┃ーーー┃ーーーーー┃ーー┌──海部
T3ーーー┏━━┛ーーーーー┃ーーー┃ーーーーー┗━━┓ーーT3
阿波━━━┛ーーーーーーーー┃ーーー┃ーーーーーーーー┗━━川島
T1ーーーーーーーーーーーー┗━●─┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内━━━━━┓ーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー┏━━富岡東
T1ーーーーーー┃ーーーーー│ーーー│ーーーーー┌━━┛ーーT1
阿南工業─┐ーー┗━━┓ーー│ーーー│ーーーーー│ーー└──小松島
T3ーーー┏━━┘ーー┃ーー│ーーー│ーー┌━━┓ーーーーーT3
徳島文理━┛ーーーーー┃ーー│ーーー│ーー│ーー┃ーー┏━━城南
T3ーーーーーーーーー┗━━┘ーーー│ーー│ーー┗━━┛ーーT1
富岡西──┐ーーーーー│ーーーーーー└━━┓ーーーーー└──城東
T2ーーー┏━━┓ーー│ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーT2
鴨島商業━┛ーー┗━━┘ーーーーーーーーー┃ーーーーー┌──池田
T1ーーーーーー│ーーーーーーーーーーーー┃ーー┌━━┓ーーT3
城北━━━━━━┘ーーーーーーーーーーーー┗━━┓ーー┗━━徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー┃ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー┗━━━━━徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1
2008/09/07のBlog
[ 23:13 ]
[ 社会 ]
露鵬側「検査おかしい」 あきれる角界・識者ら
いやはや、この件にはまったく「あきれる」。しかし、私が「あきれる」のは問題視されている相撲側の方ではなく、「あきれる角界・識者ら」の方にである。
「世界反ドーピング機関(WADA)」というのは、WHOやWTOなどと同様に欧州の白人社会が戦後世界の世界支配を目指して作ったものである。(”ワンワールド”vs”マルチワールド”)だから、そこのプレジデントにはだれとも分からない人物がだれによるとも知らない内に決まる。それゆえ、WADAのプレジデントであるJohn Faheyという人物を知っている人はおそらくほとんどいないはずである。
いやはや、この件にはまったく「あきれる」。しかし、私が「あきれる」のは問題視されている相撲側の方ではなく、「あきれる角界・識者ら」の方にである。
「世界反ドーピング機関(WADA)」というのは、WHOやWTOなどと同様に欧州の白人社会が戦後世界の世界支配を目指して作ったものである。(”ワンワールド”vs”マルチワールド”)だから、そこのプレジデントにはだれとも分からない人物がだれによるとも知らない内に決まる。それゆえ、WADAのプレジデントであるJohn Faheyという人物を知っている人はおそらくほとんどいないはずである。
この組織が日本で”唯一”承認している「アンチドーピング検査」の会社が、「三菱化学メディエンス」(東京都)である。
今回、この会社が”問題の”検査をした。
そこで、
わざわざ「ロシア一グルジア紛争」のまっただ中でこういう問題を協会に事前に話すでもなくいきなりマスコミにリークしたのはどうしてか?
と調べてみると、どうやらこの検査機関は構造的に大問題を抱えているらしいということを見つけたのでここに紹介しておこう。
今回、この会社が”問題の”検査をした。
そこで、
わざわざ「ロシア一グルジア紛争」のまっただ中でこういう問題を協会に事前に話すでもなくいきなりマスコミにリークしたのはどうしてか?
と調べてみると、どうやらこの検査機関は構造的に大問題を抱えているらしいということを見つけたのでここに紹介しておこう。
まず、この「三菱化学メディエンス」の所有者は100%株主で「三菱化学」であるという事が分かる。つまり、この検査会社は三菱化学の完全子会社である。
次に、この三菱化学の所有者はだれか?
というと、それは、100%株主で「三菱ケミカルホールディングス」である。つまり、この検査会社の親会社である三菱化学は、三菱ケミカルホールディングスの完全子会社である。
次に、この三菱ケミカルホールディングスの最大主要株主はだれか?
といえば、それは「日本マスタートラスト信託銀行」である。
「日本マスタートラスト信託銀行」と聞くと、あたかも日本の信託銀行のような”響き”がして、日本の銀行だと思うだろうが、実はそうではなかった。
この会社の沿革によれば、
1985年チェース・マンハッタン信託銀行設立。
1996年ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行に改称。
1999年ディーエムジー信託銀行に改称。
2000年日本マスタートラスト信託銀行に改称。
とあるように、デービッド・アイクやジョン・コールマン博士が「イルミナティー組織」と呼び、バックミンスター・フラーが「法律家資本主義」と呼んだチェース・マンハッタン銀行や「死の商人」として”悪名高い”JPモルガン銀行が日本に信託銀行の名目で作った銀行だったというわけだ。
つまり、この流れはすべて金の流れで支配された1連の繋がりでできているというわけである。すなわち、
チェース・マンハッタン&JPモルガン
→三菱ケミカルホールディングス
→三菱化学
→三菱化学メディエンス
という”支配関係”ができているのである。
これが今回の”騒動”の種明かしである。
次に、この三菱化学の所有者はだれか?
というと、それは、100%株主で「三菱ケミカルホールディングス」である。つまり、この検査会社の親会社である三菱化学は、三菱ケミカルホールディングスの完全子会社である。
次に、この三菱ケミカルホールディングスの最大主要株主はだれか?
といえば、それは「日本マスタートラスト信託銀行」である。
「日本マスタートラスト信託銀行」と聞くと、あたかも日本の信託銀行のような”響き”がして、日本の銀行だと思うだろうが、実はそうではなかった。
この会社の沿革によれば、
1985年チェース・マンハッタン信託銀行設立。
1996年ドイチェ・モルガン・グレンフェル信託銀行に改称。
1999年ディーエムジー信託銀行に改称。
2000年日本マスタートラスト信託銀行に改称。
とあるように、デービッド・アイクやジョン・コールマン博士が「イルミナティー組織」と呼び、バックミンスター・フラーが「法律家資本主義」と呼んだチェース・マンハッタン銀行や「死の商人」として”悪名高い”JPモルガン銀行が日本に信託銀行の名目で作った銀行だったというわけだ。
つまり、この流れはすべて金の流れで支配された1連の繋がりでできているというわけである。すなわち、
チェース・マンハッタン&JPモルガン
→三菱ケミカルホールディングス
→三菱化学
→三菱化学メディエンス
という”支配関係”ができているのである。
これが今回の”騒動”の種明かしである。
一番下の”ドーピング検査の実行犯”である「三菱化学メディエンス」は、大赤字だという。ならば、その親会社の「三菱化学」の言うなりだろう。また、同様に「三菱化学」は、その親会社である「三菱ケミカルホールディングス」のいうなりだろう。さらに、同様に「三菱ケミカルホールディングス」はその支配株主である英米の大銀行グループの”死の商人”チェース・マンハッタン&JPモルガンのいいなりだろう。
この”死の商人”チェース・マンハッタン&JPモルガンは、日露の友好関係は好きではない。ならば、何とかして日本をロシアと敵対関係に持っていきたい。そして、ロスチャイルドのEUと同調路線を日本が取るように”誘導”して行きたい。
この目的には、日本の国技である大相撲にいるロシア人をターゲットにするのが一番である。これで、日露関係にヒビが入れられるし、日本の国技のイメージ悪化ももたらす事が出来、一挙ニ得三得の作戦である。
この”死の商人”チェース・マンハッタン&JPモルガンは、日露の友好関係は好きではない。ならば、何とかして日本をロシアと敵対関係に持っていきたい。そして、ロスチャイルドのEUと同調路線を日本が取るように”誘導”して行きたい。
この目的には、日本の国技である大相撲にいるロシア人をターゲットにするのが一番である。これで、日露関係にヒビが入れられるし、日本の国技のイメージ悪化ももたらす事が出来、一挙ニ得三得の作戦である。
とまあ、ちょっと調べてみれば、何のことはない。こういう世論誘導の背後にはかならず欧米の「火天(ファチョン)会」が控えているというようである。
こんなわけで、私は大赤字会社で欧米の大銀行系列に支配された「三菱化学メディエンス」にドーピング検査する資格はまったくないというのが私の結論である。
したがって、もっと公正で優良な会社を通じて「ドーピング検査」すべきである。
いずれにせよ、デービッド・アイクがいうように、「世界反ドーピング機関(WADA)」というような世界機関は現実には「その名と正反対のことばかりしている」というのはどうやら真実のように見えるナ。
ナチスにもアメリカにも第二次世界大戦の戦争相手の両方に武器を買う金を貸してぼろ儲けしたのが、JPモルガン銀行であった。こんな銀行が所有している「三菱化学メディエンス」に「反ドーピング」などできるはずがない。
早急に退場してもらったほうが日本人のためである。
さもなくば、「ドーピング検査」の名目で政治的に異なる意見の持ち主たちや人種的に異なる人々はどんどん「ドーピング黒」の烙印を押されて然るべき場所から排除されかねないのである。
I am not kidding! (俺は冗談言っているわけじゃないヨ!)
こんなわけで、私は大赤字会社で欧米の大銀行系列に支配された「三菱化学メディエンス」にドーピング検査する資格はまったくないというのが私の結論である。
したがって、もっと公正で優良な会社を通じて「ドーピング検査」すべきである。
いずれにせよ、デービッド・アイクがいうように、「世界反ドーピング機関(WADA)」というような世界機関は現実には「その名と正反対のことばかりしている」というのはどうやら真実のように見えるナ。
ナチスにもアメリカにも第二次世界大戦の戦争相手の両方に武器を買う金を貸してぼろ儲けしたのが、JPモルガン銀行であった。こんな銀行が所有している「三菱化学メディエンス」に「反ドーピング」などできるはずがない。
早急に退場してもらったほうが日本人のためである。
さもなくば、「ドーピング検査」の名目で政治的に異なる意見の持ち主たちや人種的に異なる人々はどんどん「ドーピング黒」の烙印を押されて然るべき場所から排除されかねないのである。
I am not kidding! (俺は冗談言っているわけじゃないヨ!)
[ 21:44 ]
[ 徳島サッカー ]
今期の高校サッカーT1リーグとT2リーグがこの一夏かけて終了。
選手の皆さん、関係者の皆さん、父兄の皆さんご苦労様でした。
結果は以下の通り。
【T1リーグ】
1位 徳島市立 6勝0分1敗 勝点18
2位 川島 5勝0分2敗 勝点15
3位 城ノ内 4勝1分2敗 勝点13
4位 富岡東 2勝2分3敗 勝点8
5位 鴨島商 3勝1分3敗 勝点10(7)
6位 徳島北 2勝1分4敗 勝点7(4) ↓T2へ降格
7位 辻 2勝1分4敗 勝点7(4) ↓T2へ降格
8位 鳴門工 0勝2分5敗 勝点2 ↓T2へ降格
*徳島北、辻の順位は勝点と得失点差が同じだったため総得点数の多い順。
また、今回異例の点は、鴨島商と辻高校が”事前会議欠席のため”勝点3を減点されたこと。
【T2リーグ】
1位 阿波 5勝1分1敗 勝点16 ↑T1へ昇格
2位 城南 4勝1分2敗 勝点13 ↑T1へ昇格
3位 富岡西 4勝1分2敗 勝点13
4位 東工業 4勝0分3敗 勝点12
5位 城東 2勝1分4敗 勝点7
6位 池田 2勝1分4敗 勝点7 ↓T3へ降格
7位 海部 2勝0分5敗 勝点6 ↓T3へ降格
8位 徳島文理 1勝2分5敗 勝点5 ↓T3へ降格
*城南と富岡西、城東と池田の順位は勝点と得失点差が同じだったため総得点数の多い順。
富岡西は初のT2残留。
したがって次期のプリンス、冬期T1&T2リーグのメンバーは以下の通り。
【プリンスリーグ】
徳島商業A
鳴門
【T1リーグ】
徳島ヴォルティスユース(プリンスから降格)
徳島市立
川島
城ノ内
富岡東
鴨島商
阿波
城南
【T2リーグ】
徳島北
辻
鳴門工業
富岡西
東工業
城東
徳島商業B(T3から昇格)
城北(T3から昇格)
選手の皆さん、関係者の皆さん、父兄の皆さんご苦労様でした。
結果は以下の通り。
【T1リーグ】
1位 徳島市立 6勝0分1敗 勝点18
2位 川島 5勝0分2敗 勝点15
3位 城ノ内 4勝1分2敗 勝点13
4位 富岡東 2勝2分3敗 勝点8
5位 鴨島商 3勝1分3敗 勝点10(7)
6位 徳島北 2勝1分4敗 勝点7(4) ↓T2へ降格
7位 辻 2勝1分4敗 勝点7(4) ↓T2へ降格
8位 鳴門工 0勝2分5敗 勝点2 ↓T2へ降格
*徳島北、辻の順位は勝点と得失点差が同じだったため総得点数の多い順。
また、今回異例の点は、鴨島商と辻高校が”事前会議欠席のため”勝点3を減点されたこと。
【T2リーグ】
1位 阿波 5勝1分1敗 勝点16 ↑T1へ昇格
2位 城南 4勝1分2敗 勝点13 ↑T1へ昇格
3位 富岡西 4勝1分2敗 勝点13
4位 東工業 4勝0分3敗 勝点12
5位 城東 2勝1分4敗 勝点7
6位 池田 2勝1分4敗 勝点7 ↓T3へ降格
7位 海部 2勝0分5敗 勝点6 ↓T3へ降格
8位 徳島文理 1勝2分5敗 勝点5 ↓T3へ降格
*城南と富岡西、城東と池田の順位は勝点と得失点差が同じだったため総得点数の多い順。
富岡西は初のT2残留。
したがって次期のプリンス、冬期T1&T2リーグのメンバーは以下の通り。
【プリンスリーグ】
徳島商業A
鳴門
【T1リーグ】
徳島ヴォルティスユース(プリンスから降格)
徳島市立
川島
城ノ内
富岡東
鴨島商
阿波
城南
【T2リーグ】
徳島北
辻
鳴門工業
富岡西
東工業
城東
徳島商業B(T3から昇格)
城北(T3から昇格)
2008/09/05のBlog
[ 17:07 ]
[ 政治・経済 ]
秋場所前のけいこ総見、大麻騒動の露鵬は欠席
これは実に”不思議な事件”である。
私は国粋主義者ではないが、今回の「ロシア人関取の大麻問題」は、この日本社会にも巧妙に欧米の政治路線にリンクして「世論誘導」を計ろうとしているものがいるらしいということを証明している。今回の騒動は、あまりにもグッドタイミングだからだ。明らかに「グルジア対ロシア戦争」とリンクして「ロシア人を狙った」ものであると言えるだろう。
この観点では、先の北京オリンピックの直前に”巧妙に”中国農産物や中国製品に毒を盛り込んで、中国製品のイメージを悪くさせ、それに連動するように中国人を非難するように世論を意図的に誘導した連中がいたことからも明らかである(おそらく日本の民放に存在する。なぜなら日本の民放はJPモルガンが大株主だからである)。これによってまんまと田中角栄によって調印された日中国交条約以来の日中関係にヒビが入ってしまった。
同様な意味で中国国内にも同じような連中がいて、日本のイメージを下げ、逆方向から日中関係を壊そうとしているものがいると言えるだろう。
こんなふうに、現代社会には、日中関係、日インド関係、日露関係などを壊そうと画策しているものがいるようである。日本がこれまで永年に渡り「八方美人外交」、「シャンパン外交」と言われた日本的外交の成果として世界のどの国とも仲良くやってきたわけだが、それを好ましく思わない連中(おそらくイギリス王家の人物たちだろう)が日本国内に潜伏しているというわけである。
さて、問題の麻薬についてだが、大麻(マリファナ)といわゆる麻薬(コカインやヘロインなど)はかなり異質の化学物質であると考えられている。
大麻はマリファナやLSDのようなもので、厳密に言えば、普通のタバコもこの中に入る。比較的常習性や毒性が弱く、社会的復帰もしやすい。
しかし、一方の麻薬は劇薬特有の強烈な常習性や毒性があり、多くの場合脳をやられる。それゆえ、犯罪性があり、一度使うとほとんど再起不能となる。
こういう意味で大麻と麻薬は大きく異なる。日本のノーベル賞級の生物学者の柳田氏もそう述べていた(家猫の近況、大麻取締法)。
だからといって、私が大麻を推賞しているわけではない。たいていは無害のものから始まって次第にエスカレートしていくのが世の習いだからである。たいていは、ディズニー映画の「ピノキオ」のように、タバコ→大麻→コカインなどとより刺激の強いものへとエスカレートして、最後は狂人か死に至るからである。
ところで、都内の盛り場やバーやディスコのようなところで買う方も買う方だが、やはり一番悪いのはそういう薬を持ち歩いて売っている連中であろう。売る方を取り締まり、その元締めを壊滅しなくては問題は解決しない。
今回の事件でも、相手が明らかにロシア人力士と分かっているのに売っていたわけである。
では、どこのだれが? どうしてロシア人?
ということになろう。
要するに、その”人物”は、問題が起きる事を予期していてロシア人を”ねらい撃ち”したわけだろう。
そうすれば、
「グルジアを攻撃したのはロシア人だ。ロシア人は力士になってもやっぱり悪だ」
というイメージを植え付ける事ができる。そうやって日露関係を険悪なものにすることができる。
あるいは日本の国技である相撲を破滅させようと思う人物や組織が国内に存在するということかも知れない。この場合は、「ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影?」で紹介したように、悪名高い「300人委員会」の差し金ということだろう。つまり、日本国内にもすでにその手下がいるということである。ちなみに、博報堂や日本テレビはすでにその手下の手中にあると見なされている。
いやはや、困った世の中ですナ!
私は、マリリン・モンロー以来の世紀の美女であるカバエワ選手のいるロシア、世紀の数学者ペレルマンのいるロシアとはいつまでもお友達でいたいものであると思うのだがナ。
これは実に”不思議な事件”である。
私は国粋主義者ではないが、今回の「ロシア人関取の大麻問題」は、この日本社会にも巧妙に欧米の政治路線にリンクして「世論誘導」を計ろうとしているものがいるらしいということを証明している。今回の騒動は、あまりにもグッドタイミングだからだ。明らかに「グルジア対ロシア戦争」とリンクして「ロシア人を狙った」ものであると言えるだろう。
この観点では、先の北京オリンピックの直前に”巧妙に”中国農産物や中国製品に毒を盛り込んで、中国製品のイメージを悪くさせ、それに連動するように中国人を非難するように世論を意図的に誘導した連中がいたことからも明らかである(おそらく日本の民放に存在する。なぜなら日本の民放はJPモルガンが大株主だからである)。これによってまんまと田中角栄によって調印された日中国交条約以来の日中関係にヒビが入ってしまった。
同様な意味で中国国内にも同じような連中がいて、日本のイメージを下げ、逆方向から日中関係を壊そうとしているものがいると言えるだろう。
こんなふうに、現代社会には、日中関係、日インド関係、日露関係などを壊そうと画策しているものがいるようである。日本がこれまで永年に渡り「八方美人外交」、「シャンパン外交」と言われた日本的外交の成果として世界のどの国とも仲良くやってきたわけだが、それを好ましく思わない連中(おそらくイギリス王家の人物たちだろう)が日本国内に潜伏しているというわけである。
さて、問題の麻薬についてだが、大麻(マリファナ)といわゆる麻薬(コカインやヘロインなど)はかなり異質の化学物質であると考えられている。
大麻はマリファナやLSDのようなもので、厳密に言えば、普通のタバコもこの中に入る。比較的常習性や毒性が弱く、社会的復帰もしやすい。
しかし、一方の麻薬は劇薬特有の強烈な常習性や毒性があり、多くの場合脳をやられる。それゆえ、犯罪性があり、一度使うとほとんど再起不能となる。
こういう意味で大麻と麻薬は大きく異なる。日本のノーベル賞級の生物学者の柳田氏もそう述べていた(家猫の近況、大麻取締法)。
だからといって、私が大麻を推賞しているわけではない。たいていは無害のものから始まって次第にエスカレートしていくのが世の習いだからである。たいていは、ディズニー映画の「ピノキオ」のように、タバコ→大麻→コカインなどとより刺激の強いものへとエスカレートして、最後は狂人か死に至るからである。
ところで、都内の盛り場やバーやディスコのようなところで買う方も買う方だが、やはり一番悪いのはそういう薬を持ち歩いて売っている連中であろう。売る方を取り締まり、その元締めを壊滅しなくては問題は解決しない。
今回の事件でも、相手が明らかにロシア人力士と分かっているのに売っていたわけである。
では、どこのだれが? どうしてロシア人?
ということになろう。
要するに、その”人物”は、問題が起きる事を予期していてロシア人を”ねらい撃ち”したわけだろう。
そうすれば、
「グルジアを攻撃したのはロシア人だ。ロシア人は力士になってもやっぱり悪だ」
というイメージを植え付ける事ができる。そうやって日露関係を険悪なものにすることができる。
あるいは日本の国技である相撲を破滅させようと思う人物や組織が国内に存在するということかも知れない。この場合は、「ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影?」で紹介したように、悪名高い「300人委員会」の差し金ということだろう。つまり、日本国内にもすでにその手下がいるということである。ちなみに、博報堂や日本テレビはすでにその手下の手中にあると見なされている。
いやはや、困った世の中ですナ!
私は、マリリン・モンロー以来の世紀の美女であるカバエワ選手のいるロシア、世紀の数学者ペレルマンのいるロシアとはいつまでもお友達でいたいものであると思うのだがナ。
2008/09/03のBlog
[ 18:12 ]
[ サッカー ]
この夏、京都パープルサンガのユース本拠地、城陽パープルサンガタウンへ行って来た。
現在のサンガの監督は加藤久氏。ガンバ大阪の西野監督や日本代表の岡田監督と早稲田大学でチームメートであった人である。もし私がその昔早稲田のレセプションを受け、サッカーで早稲田に行っていれば、チームメートだっただろう人物である(2章 小中高時代:私がスポーツから学んだ事)。
そういうわけで、私は最近のサンガにはかなり親近感を感じていた。
そのサンガに若手育成のためのスカラーシップ(奨学金)制度ができた。それも”文武両道”の勉強もサッカーもできるU一18の高校生対象のものである。
調べてみると、京都が生んだ大企業の京セラが抜本的に資金援助し、学業教育は京都の名門、立命館大学宇治高校が面倒を見る。そしてサッカー指導は京都サンガが面倒見るというのだから、私が興味をひかれないわけがない。なぜなら、もしこれが本当であれば、久々に本格的な文武両道のサッカー選手を育成する道が日本国内に初めて誕生したことになるからだ。
「実施要項」を読むと、毎年10人程度を合格させ、全額免除とある。すなわち、完全なるプロ育成度である。
我が家では、次男がちょうどこの年齢にあたり、息子をこのセレクションに参加させてどんなものか体験することにした。もし受かればラッキーだが、合格する可能性はほぼ0である。
というのも、私が調べた範囲では200から300人程度のサッカー選手が受験するという事が分かったからだ。したがって幼少期の股関節の骨折のためにその手術で出遅れ、小学校高学年時代ほとんどスポーツでき、中学から初めて田舎の中学の弱小サッカー部に入った我が息子には、Jユースで練習を永年積んで来た選手たちと違ってほぼ合格する可能性がないことが分かったからである。
そんなわけで、最初から「参加することに意義がある」という案配で参加したというわけだ。徳島県内や地元の阿南では出会う事のない子供達と会っていっしょにサッカーしてみるということがどれほど良い刺激になるかということであった。
さて、実際に参加してみると、『どうもこれは「実施要項」とは話が違うな』ということが多々あった。今回はそれをここでメモしておこう。
現在のサンガの監督は加藤久氏。ガンバ大阪の西野監督や日本代表の岡田監督と早稲田大学でチームメートであった人である。もし私がその昔早稲田のレセプションを受け、サッカーで早稲田に行っていれば、チームメートだっただろう人物である(2章 小中高時代:私がスポーツから学んだ事)。
そういうわけで、私は最近のサンガにはかなり親近感を感じていた。
そのサンガに若手育成のためのスカラーシップ(奨学金)制度ができた。それも”文武両道”の勉強もサッカーもできるU一18の高校生対象のものである。
調べてみると、京都が生んだ大企業の京セラが抜本的に資金援助し、学業教育は京都の名門、立命館大学宇治高校が面倒を見る。そしてサッカー指導は京都サンガが面倒見るというのだから、私が興味をひかれないわけがない。なぜなら、もしこれが本当であれば、久々に本格的な文武両道のサッカー選手を育成する道が日本国内に初めて誕生したことになるからだ。
「実施要項」を読むと、毎年10人程度を合格させ、全額免除とある。すなわち、完全なるプロ育成度である。
我が家では、次男がちょうどこの年齢にあたり、息子をこのセレクションに参加させてどんなものか体験することにした。もし受かればラッキーだが、合格する可能性はほぼ0である。
というのも、私が調べた範囲では200から300人程度のサッカー選手が受験するという事が分かったからだ。したがって幼少期の股関節の骨折のためにその手術で出遅れ、小学校高学年時代ほとんどスポーツでき、中学から初めて田舎の中学の弱小サッカー部に入った我が息子には、Jユースで練習を永年積んで来た選手たちと違ってほぼ合格する可能性がないことが分かったからである。
そんなわけで、最初から「参加することに意義がある」という案配で参加したというわけだ。徳島県内や地元の阿南では出会う事のない子供達と会っていっしょにサッカーしてみるということがどれほど良い刺激になるかということであった。
さて、実際に参加してみると、『どうもこれは「実施要項」とは話が違うな』ということが多々あった。今回はそれをここでメモしておこう。
今年の参加者はおよそ200人であった。受験料は3000円。8月22日の午前と午後にいくつかの時間に分けてセレクションが行われた。
我が家の場合は、遠路徳島からだったが、一番最後の夕方のセッションに入った。だから、帰りのバスがない我々は宇治で1泊しなくてはならなかった。もし午前の部か昼の部であれば、日帰りでき経費もかなり省かれたが、そういう配慮は一切なかった。北海道や九州長崎などからの参加者もいて、その経費や時間は親御さんにとって馬鹿にならないものである。
セッションの時間が来ると、選手は受け付けで参加登録し、あらかじめ用意されたビブズをもらう。我が家の息子が一番最初だった。ブルーの8番。このグループの選手は計36人。1チーム9人でブルー、レッド、イエロー、パープルの4チームに分かれた。
各チームに1人のコーチが付き、チームにウォーミングアップ、そしてポジションの割り振りを行った。これらの4チームで1試合20分程度のものを総当たりで対戦した。したがって、各チーム3試合を戦い、この間、コーチ他計10人程度で選手の動きを見ていた。最初の頃、元日本代表の秋田選手も様子を見に来ていた。
どういうわけか、我が家の息子はこれまでトップしかした事がなかったのにも関わらず、生まれて初めてのディフェンダーを任されてしまった。ほぼ3試合全部後ろを任されてしまったために、見よう見まねでディフェンスしただけで、日頃のトップの動きを一度も行うことなく、披露することなくあっという間に終わってしまったのである。(中田英寿選手や中村俊輔選手のような一流選手でもそれまで一度もやったことがないディフェンダーを”生まれてはじめていきなりやらされたら”自分の持ち味を出せるはずがないのだ。子供に対しては言うまでもない。)
これでは自分の子供の常日頃の実力をプロに見てもらおうと思って遠路はるばるやってきた我々子の親はがっかりするばかりだ。
なぜなら、たまたまそこで出会ったコーチがきまぐれに割り振ったポジションでプレーさせられただけということになるからだ。Jユースなどの出身のかなり自信のある選手は自分のいつものポジションを奪い取るだけの自己主張ができるが、我が家の息子のように、弱小中学や普通の中学校のサッカー部出身の選手は自分の得意でない、はじめてのポジションを与えられるということになるからだ。その結果、親子が何か月も前から用意周到に準備し、遠路はるばるやってきて初めてプロに自分の実力の片鱗や将来性を見てもらおうと思っていたのにそれもまったく見せる間もなく1時間が終わるからだ。
それぞれの子供が持つ意欲、技術、体力、メンタリティーなどをつぶさに調べてくれるのかと思っていたら、ちょっとパス回し程度の練習試合だけしか見ないのだ。それで個々の子供のこれからの一生の将来性を見るというのである。さすがの私もJリーグユースのセレクションというものが、これほど”ひどい”ものであるとは初めて知ったのである。
私も中学3年の夏に今でいう「トレセン」、我々の頃「強化合宿」と呼んだものに参加したことがあるから分かることだが、今回のサンガのセレクションも、また徳島県内にもある「トレセン」のセレクションも我々の時代のものとはまったく違っているようである。
我々の時代のものは、「サッカー少年時代」でちょっと紹介したように、何日か宿舎に泊まって朝から晩まで引っ切りなしにサッカー漬けの合宿であった。早朝練習、午前の練習、午後の練習、夜のミーティングを数日繰り替えした。サッカーの練習では、基本に始まり基本に終わる。個人技術からパス練習、2人組、3人組のパス練習などなど。そして最終日に試合をして終了という実に密度の濃いものだった。
こういう練習を毎日ずっと続けて行くと、初めはお互いに知らないどうしだったもが、次第に打ち解けて来て、最後には無二の親友となるという感じのものであった。お互いの癖や考え方やスタイルを理解できるようになり、最後にはお互いの位置付けのようなものもできるようになった。要するに、だれがドリブルは一番うまいとか、だれがリフティングが一番うまいとか、だれが一番シュートがうまいとか、そういうことが”だれに言われるともなく”分かってくるのである。
私はこういうものがサッカーの「トレセン」と思っていたのだが、今回のサンガのセレクションを見るとどうもそうではないらしい。おそらく、今現在どこの地方で行われている「トレセン」の選抜というのも同じようなものである。1人のサッカー選手の”人生を決める”ためのセレクションが「たったの1時間で決まる」のである。
果たしてたった1時間(=20分×3本)でその選手の才能を見極められるだろうか?
不可能だ。私はそう思う。
あるサンガのコーチは、いみじくも
「一応プロの我々が見るのだから、その選手の才能は見極められる」
と私に言った。
ほんとにそうだろうか?
私はそうは思わない。
確かに、ボールキープの仕方、ドリブルやシュートのうまさ、キック力や体力、などこういった見かけのものにおける優劣は気付く事ができるだろう。しかし、その選手の内に秘めた「将来性」は決して見極める事はできない。
昨夜のNHKの「プロフェッショナル」でもやっていたように、北島選手のコーチは、小学校1年からずっと指導して来てしかるべき年齢となった中1の時に「彼の目を見て」北島選手と金メダルを目指すことにしたと言っていた。つまり、北島選手のまだ生まれもせずだれも見ていない「隠れた才能」は、北島選手の”目”だけに現れていたのである。それをそのコーチは見抜いた。
果たして日本のサッカー界のJユースや各都道府県のセレクションで、北島選手のコーチが行ったのと同じレベルのこと、同じ深さのことを行っていると言えるだろうか?
私はそうは思わない。
サンガのコーチや監督が行ったことは、その選手の”今現在の”能力を計っただけで、その選手の”将来の伸びしろ”を計ったのではないからだ! このことは口を酸っぱくして言っても足りないほどである。
たったの1時間程度のプレーを見ただけで、その選手たちとろくに会話するでもなく、その目を見るでもなく、いっしょに寝食共にしたわけでもなく、いっしょに風呂に入ったわけでもなく、これでどうやってその選手の将来を見極められるというのだろうか?
かつて東京オリンピック、メキシコオリンピックの時、西ドイツから来たデットマール・クラマーさんは、日本人の選手たちといっしょの宿舎に住みいっしょに生活する事を希望したという伝が残っている。さもなくば、選手1人1人の個性を知ることはできないからだ。
実はこれとまったく同じ事は学業や「学問」でも言えるのだ。日本の科学者やインテリがどうしてだめかと言えば、日本では学業においてもペーパーテストだけで、インタビューや合宿などでその人物の本当の個性を見るということを怠っているからなのである。
ましてや、サッカーのプロであるサンガのコーチたちは文武両道の人々ではない。サッカーしかしてこなかった人々である。そんな連中が子供の知性や学業の達成度や将来性まで加味してサッカー選手としての才能を理解できることも見極めるということもないだろう。
私は京都サンガの人々に聞きたい。
「あなたは、文武両道の人物を発掘し育成したいという。ならば、文はペーパーテストのみ、武はたった1時間のプレーを見るだけで、本当に選手1人1人の隠れた才能を見い出す事ができると思っているのか?」
結果は言うまでもなく明らかである。
この制度は大変素晴らしいものだが、残念ながら必ず失敗に終わるだろう。なぜなら上で述べたようなさまざまな過ちが潜んでいるからである。
今回のセレクションでは、たったの4人が合格したと言われている。この4人は名門宇治校の入試にも合格しなくてはならない。さもなくば、1人も「文武両道」プロジェクトには残らない。
このプロジェクトに参加した、ある母親は言う。
「こんないい加減なセレクションなら、最初からそういって欲しい」
「たった4人しか受からないなら、最初に書類選考で足きりして欲しい。そうしてくれたほうが、お金を無駄にしなくてすむのだから」
こんなわけで、京都サンガのU一18セレクションは、なかば一種の詐欺のようなものとなっているわけである。要注意が必要である。子供(やその親)に”夢”を見させるのは結構だが、参加費3000円×200人=60万円を1日で稼ぐ事だけが目的となっているのなら考えものである。
中途半端なセレクションをしても何のメリットもない。やるならやる以上徹底的にやるべきである(もちろんこの意味は、時間や金に糸目を付けず、1週間ほど選手とともに合宿をして徹底的に選手の才能の有無や将来性を見きわめよということである)。
俺はそう思うヨ。
いずれにせよ、男子サッカーのひどい停滞は、ユース世代の発掘に手抜かりがあることが最大の原因なのである。どうも日本サッカー協会やJリーグはこれに気付かないらしい。
我が家の場合は、遠路徳島からだったが、一番最後の夕方のセッションに入った。だから、帰りのバスがない我々は宇治で1泊しなくてはならなかった。もし午前の部か昼の部であれば、日帰りでき経費もかなり省かれたが、そういう配慮は一切なかった。北海道や九州長崎などからの参加者もいて、その経費や時間は親御さんにとって馬鹿にならないものである。
セッションの時間が来ると、選手は受け付けで参加登録し、あらかじめ用意されたビブズをもらう。我が家の息子が一番最初だった。ブルーの8番。このグループの選手は計36人。1チーム9人でブルー、レッド、イエロー、パープルの4チームに分かれた。
各チームに1人のコーチが付き、チームにウォーミングアップ、そしてポジションの割り振りを行った。これらの4チームで1試合20分程度のものを総当たりで対戦した。したがって、各チーム3試合を戦い、この間、コーチ他計10人程度で選手の動きを見ていた。最初の頃、元日本代表の秋田選手も様子を見に来ていた。
どういうわけか、我が家の息子はこれまでトップしかした事がなかったのにも関わらず、生まれて初めてのディフェンダーを任されてしまった。ほぼ3試合全部後ろを任されてしまったために、見よう見まねでディフェンスしただけで、日頃のトップの動きを一度も行うことなく、披露することなくあっという間に終わってしまったのである。(中田英寿選手や中村俊輔選手のような一流選手でもそれまで一度もやったことがないディフェンダーを”生まれてはじめていきなりやらされたら”自分の持ち味を出せるはずがないのだ。子供に対しては言うまでもない。)
これでは自分の子供の常日頃の実力をプロに見てもらおうと思って遠路はるばるやってきた我々子の親はがっかりするばかりだ。
なぜなら、たまたまそこで出会ったコーチがきまぐれに割り振ったポジションでプレーさせられただけということになるからだ。Jユースなどの出身のかなり自信のある選手は自分のいつものポジションを奪い取るだけの自己主張ができるが、我が家の息子のように、弱小中学や普通の中学校のサッカー部出身の選手は自分の得意でない、はじめてのポジションを与えられるということになるからだ。その結果、親子が何か月も前から用意周到に準備し、遠路はるばるやってきて初めてプロに自分の実力の片鱗や将来性を見てもらおうと思っていたのにそれもまったく見せる間もなく1時間が終わるからだ。
それぞれの子供が持つ意欲、技術、体力、メンタリティーなどをつぶさに調べてくれるのかと思っていたら、ちょっとパス回し程度の練習試合だけしか見ないのだ。それで個々の子供のこれからの一生の将来性を見るというのである。さすがの私もJリーグユースのセレクションというものが、これほど”ひどい”ものであるとは初めて知ったのである。
私も中学3年の夏に今でいう「トレセン」、我々の頃「強化合宿」と呼んだものに参加したことがあるから分かることだが、今回のサンガのセレクションも、また徳島県内にもある「トレセン」のセレクションも我々の時代のものとはまったく違っているようである。
我々の時代のものは、「サッカー少年時代」でちょっと紹介したように、何日か宿舎に泊まって朝から晩まで引っ切りなしにサッカー漬けの合宿であった。早朝練習、午前の練習、午後の練習、夜のミーティングを数日繰り替えした。サッカーの練習では、基本に始まり基本に終わる。個人技術からパス練習、2人組、3人組のパス練習などなど。そして最終日に試合をして終了という実に密度の濃いものだった。
こういう練習を毎日ずっと続けて行くと、初めはお互いに知らないどうしだったもが、次第に打ち解けて来て、最後には無二の親友となるという感じのものであった。お互いの癖や考え方やスタイルを理解できるようになり、最後にはお互いの位置付けのようなものもできるようになった。要するに、だれがドリブルは一番うまいとか、だれがリフティングが一番うまいとか、だれが一番シュートがうまいとか、そういうことが”だれに言われるともなく”分かってくるのである。
私はこういうものがサッカーの「トレセン」と思っていたのだが、今回のサンガのセレクションを見るとどうもそうではないらしい。おそらく、今現在どこの地方で行われている「トレセン」の選抜というのも同じようなものである。1人のサッカー選手の”人生を決める”ためのセレクションが「たったの1時間で決まる」のである。
果たしてたった1時間(=20分×3本)でその選手の才能を見極められるだろうか?
不可能だ。私はそう思う。
あるサンガのコーチは、いみじくも
「一応プロの我々が見るのだから、その選手の才能は見極められる」
と私に言った。
ほんとにそうだろうか?
私はそうは思わない。
確かに、ボールキープの仕方、ドリブルやシュートのうまさ、キック力や体力、などこういった見かけのものにおける優劣は気付く事ができるだろう。しかし、その選手の内に秘めた「将来性」は決して見極める事はできない。
昨夜のNHKの「プロフェッショナル」でもやっていたように、北島選手のコーチは、小学校1年からずっと指導して来てしかるべき年齢となった中1の時に「彼の目を見て」北島選手と金メダルを目指すことにしたと言っていた。つまり、北島選手のまだ生まれもせずだれも見ていない「隠れた才能」は、北島選手の”目”だけに現れていたのである。それをそのコーチは見抜いた。
果たして日本のサッカー界のJユースや各都道府県のセレクションで、北島選手のコーチが行ったのと同じレベルのこと、同じ深さのことを行っていると言えるだろうか?
私はそうは思わない。
サンガのコーチや監督が行ったことは、その選手の”今現在の”能力を計っただけで、その選手の”将来の伸びしろ”を計ったのではないからだ! このことは口を酸っぱくして言っても足りないほどである。
たったの1時間程度のプレーを見ただけで、その選手たちとろくに会話するでもなく、その目を見るでもなく、いっしょに寝食共にしたわけでもなく、いっしょに風呂に入ったわけでもなく、これでどうやってその選手の将来を見極められるというのだろうか?
かつて東京オリンピック、メキシコオリンピックの時、西ドイツから来たデットマール・クラマーさんは、日本人の選手たちといっしょの宿舎に住みいっしょに生活する事を希望したという伝が残っている。さもなくば、選手1人1人の個性を知ることはできないからだ。
実はこれとまったく同じ事は学業や「学問」でも言えるのだ。日本の科学者やインテリがどうしてだめかと言えば、日本では学業においてもペーパーテストだけで、インタビューや合宿などでその人物の本当の個性を見るということを怠っているからなのである。
ましてや、サッカーのプロであるサンガのコーチたちは文武両道の人々ではない。サッカーしかしてこなかった人々である。そんな連中が子供の知性や学業の達成度や将来性まで加味してサッカー選手としての才能を理解できることも見極めるということもないだろう。
私は京都サンガの人々に聞きたい。
「あなたは、文武両道の人物を発掘し育成したいという。ならば、文はペーパーテストのみ、武はたった1時間のプレーを見るだけで、本当に選手1人1人の隠れた才能を見い出す事ができると思っているのか?」
結果は言うまでもなく明らかである。
この制度は大変素晴らしいものだが、残念ながら必ず失敗に終わるだろう。なぜなら上で述べたようなさまざまな過ちが潜んでいるからである。
今回のセレクションでは、たったの4人が合格したと言われている。この4人は名門宇治校の入試にも合格しなくてはならない。さもなくば、1人も「文武両道」プロジェクトには残らない。
このプロジェクトに参加した、ある母親は言う。
「こんないい加減なセレクションなら、最初からそういって欲しい」
「たった4人しか受からないなら、最初に書類選考で足きりして欲しい。そうしてくれたほうが、お金を無駄にしなくてすむのだから」
こんなわけで、京都サンガのU一18セレクションは、なかば一種の詐欺のようなものとなっているわけである。要注意が必要である。子供(やその親)に”夢”を見させるのは結構だが、参加費3000円×200人=60万円を1日で稼ぐ事だけが目的となっているのなら考えものである。
中途半端なセレクションをしても何のメリットもない。やるならやる以上徹底的にやるべきである(もちろんこの意味は、時間や金に糸目を付けず、1週間ほど選手とともに合宿をして徹底的に選手の才能の有無や将来性を見きわめよということである)。
俺はそう思うヨ。
いずれにせよ、男子サッカーのひどい停滞は、ユース世代の発掘に手抜かりがあることが最大の原因なのである。どうも日本サッカー協会やJリーグはこれに気付かないらしい。
2008/09/02のBlog
[ 16:31 ]
[ サッカーJリーグ ]
岡田ジャパン最終予選へ暗雲、大学生相手にノーゴール
なさけないぞ、岡田ジャパン。
各下の大学生チーム(流通経済大)とやって0一1の敗戦。
福田ジャパンの福田首相も突然の辞任したわけだから、岡田ジャパンの岡ちゃんも突然の辞任しないとも限らない。
私の個人的意見では、岡田ジャパンや反町ジャパンより「なでしこジャパン」の方が強いと見ている。
だから、流通経済大と練習マッチを行うのであれば、オリンピック4位のなでしこジャパンと練習試合すべきだろう。日本女性のしぶとくねばり強いサッカーに翻弄されるはずである。
いっそのこと、日本は岡田ジャパンのメンバーは全部切り捨てて、なでしこジャパンを日本代表として送り込むというのも面白いかも知れない。
それにしても「反町ジャパン惨敗の意味は?」ですでに分析したように、岡田ジャパンが反町ジャパンと同じ結果になるのは分かっているのである。にもかかわらず、日本サッカー協会は何もしないというのは私には理解しがたいことだ。
川淵元会長さんも岡田を選んだこと、反町を選んだことに対してまったく責任を感じていないようだ。なんのコメントもない。困ったものだ。
いずれにせよ、仮に予選突破して本戦出場を果たしたとしても、本戦では1勝もできないだろう。私は岡田では予選突破は難しいと想像している。
なぜなら、もう何度もここで書いて来たように、フランスの時には中田英寿がいたからだ。今彼に変わるような逸材はいない。
これが、日本の弱味なのだ。中田英寿の後継者が育たなかった。これに尽きる。
なさけないぞ、岡田ジャパン。
各下の大学生チーム(流通経済大)とやって0一1の敗戦。
福田ジャパンの福田首相も突然の辞任したわけだから、岡田ジャパンの岡ちゃんも突然の辞任しないとも限らない。
私の個人的意見では、岡田ジャパンや反町ジャパンより「なでしこジャパン」の方が強いと見ている。
だから、流通経済大と練習マッチを行うのであれば、オリンピック4位のなでしこジャパンと練習試合すべきだろう。日本女性のしぶとくねばり強いサッカーに翻弄されるはずである。
いっそのこと、日本は岡田ジャパンのメンバーは全部切り捨てて、なでしこジャパンを日本代表として送り込むというのも面白いかも知れない。
それにしても「反町ジャパン惨敗の意味は?」ですでに分析したように、岡田ジャパンが反町ジャパンと同じ結果になるのは分かっているのである。にもかかわらず、日本サッカー協会は何もしないというのは私には理解しがたいことだ。
川淵元会長さんも岡田を選んだこと、反町を選んだことに対してまったく責任を感じていないようだ。なんのコメントもない。困ったものだ。
いずれにせよ、仮に予選突破して本戦出場を果たしたとしても、本戦では1勝もできないだろう。私は岡田では予選突破は難しいと想像している。
なぜなら、もう何度もここで書いて来たように、フランスの時には中田英寿がいたからだ。今彼に変わるような逸材はいない。
これが、日本の弱味なのだ。中田英寿の後継者が育たなかった。これに尽きる。
[ 16:00 ]
[ 政治・経済 ]
自民の後継総裁選、22日投票案を軸に検討
いやはや福田首相の突然の辞任劇、なんとも言えないものがある。
「官僚的な議員」の安倍さん、そして「おとぼけ議員」の福田さん、ともに二世議員。ぼんぼん二世議員の末路を見る思いである。
日本人の首相としての責任ある地位を突然辞任して、これまでの計画を中途半端に終わらせ、すべて反故に帰するというのであれば、やはり「議員辞職」して”引退”すべきだろう。
”責任ある”首相はできないが、普通の議員なら”のんびり”やれる、というのでは困る。お粗末である。一国の首相なるものが、理由はともあれ、中途でリタイヤしたわけだ。「議員辞職」でなくては困る。
今からでも遅くないから、安倍さんも福田さんも政界から引退して普通の人として生活して欲しいものですナ。
いやはや福田首相の突然の辞任劇、なんとも言えないものがある。
「官僚的な議員」の安倍さん、そして「おとぼけ議員」の福田さん、ともに二世議員。ぼんぼん二世議員の末路を見る思いである。
日本人の首相としての責任ある地位を突然辞任して、これまでの計画を中途半端に終わらせ、すべて反故に帰するというのであれば、やはり「議員辞職」して”引退”すべきだろう。
”責任ある”首相はできないが、普通の議員なら”のんびり”やれる、というのでは困る。お粗末である。一国の首相なるものが、理由はともあれ、中途でリタイヤしたわけだ。「議員辞職」でなくては困る。
今からでも遅くないから、安倍さんも福田さんも政界から引退して普通の人として生活して欲しいものですナ。
ところで、グルジア紛争のこの時期を境にしての首相辞任には、何か「陰謀論」めいたものも感じるのだがどうだろうか?
福田内閣は、「ロシアを悪者にする」というブレジンスキー/オバマ路線とは異なり、従来通りの「ロシア利権すりより」のブッシュ/ネオコン一派の路線を踏襲してきた。
アメリカは今も一応ブッシュ政権だから、福田さんも安倍さんも自民党も同様に比較的「親露政策路線」できたわけだ。さもなくば、北方領土返還はおろか、北朝鮮拉致家族の返還もままならないからだ。
ところが、任期の残されていないブッシュ/ネオコン政権はすでに排除粛正されてしまった。したがって、今現在アメリカ政権を握っているものどもは、ブッシュ/ネオコンではなく、次期オバマ政権でブレジンスキーの「対露核戦争」(しかし実際にはアメリカがするのではなく、中国とロシアで全面核戦争を起こそうとする)を支援するものどもであり、アメリカの世界戦略もに移行中であると考えられている。
「アメリカが咳をすれば日本が風邪をひく」という日本政府の立場上、のらりくらりの優柔不断の福田政権で対処していたが、これでは強行派のアメリカ政治家は困ると見たのだろう。すでにアメリカはユーロと一枚岩となって、第3次世界大戦へ向けて着実に準備しているわけだから、日本だけが親露戦術でどっちつかずでは困る。
そこで、恐らく自民党へかなり強力な圧力をかけて来たのだろう。たぶん、この立場に変更できそうなのが麻生さんというわけだ。
まあ、要するに、日本国もいつのまにか、アメリカの力によっていかようにも政治指導者をすげかえることができるという国になっていたということである。だから、グルジアやパキスタンとまったく同じようなものなのだ。
さすがに、MI6やCIAが日本の首相を暗殺するということはまだないが、それに匹敵する圧力をかけて来ているということだろう。
こんなわけだから、またもし上の見方が正しければ、今度選ばれる自民党総裁はこれまでとうって変わり、「反露戦略」、「対露政策」の推進者となっているはずである。
日本のマスコミはすでに「痴呆化」して久しいが(みのもんたみたいなばか者に一日中テレビ出演させて大儲けさせているわけだから)、まったく物事の一面しか、物事を分断してしか考えられないようである。
本当に困ったものだ。
福田内閣は、「ロシアを悪者にする」というブレジンスキー/オバマ路線とは異なり、従来通りの「ロシア利権すりより」のブッシュ/ネオコン一派の路線を踏襲してきた。
アメリカは今も一応ブッシュ政権だから、福田さんも安倍さんも自民党も同様に比較的「親露政策路線」できたわけだ。さもなくば、北方領土返還はおろか、北朝鮮拉致家族の返還もままならないからだ。
ところが、任期の残されていないブッシュ/ネオコン政権はすでに排除粛正されてしまった。したがって、今現在アメリカ政権を握っているものどもは、ブッシュ/ネオコンではなく、次期オバマ政権でブレジンスキーの「対露核戦争」(しかし実際にはアメリカがするのではなく、中国とロシアで全面核戦争を起こそうとする)を支援するものどもであり、アメリカの世界戦略もに移行中であると考えられている。
「アメリカが咳をすれば日本が風邪をひく」という日本政府の立場上、のらりくらりの優柔不断の福田政権で対処していたが、これでは強行派のアメリカ政治家は困ると見たのだろう。すでにアメリカはユーロと一枚岩となって、第3次世界大戦へ向けて着実に準備しているわけだから、日本だけが親露戦術でどっちつかずでは困る。
そこで、恐らく自民党へかなり強力な圧力をかけて来たのだろう。たぶん、この立場に変更できそうなのが麻生さんというわけだ。
まあ、要するに、日本国もいつのまにか、アメリカの力によっていかようにも政治指導者をすげかえることができるという国になっていたということである。だから、グルジアやパキスタンとまったく同じようなものなのだ。
さすがに、MI6やCIAが日本の首相を暗殺するということはまだないが、それに匹敵する圧力をかけて来ているということだろう。
こんなわけだから、またもし上の見方が正しければ、今度選ばれる自民党総裁はこれまでとうって変わり、「反露戦略」、「対露政策」の推進者となっているはずである。
日本のマスコミはすでに「痴呆化」して久しいが(みのもんたみたいなばか者に一日中テレビ出演させて大儲けさせているわけだから)、まったく物事の一面しか、物事を分断してしか考えられないようである。
本当に困ったものだ。
2008/08/29のBlog
[ 11:04 ]
[ 北京オリンピック ]
男子サッカーは「実績と実力が不足」…協会が五輪総括
オリンピックの開閉幕式で御満悦の表情でいた日本サッカー協会専務理事の田嶋幸三氏。オリンピックそのものは堪能されたのではないだろうか?
その田嶋氏、
「他競技を見ても、(以前の大会で)実績を残していないとメダルは苦しい」
「(女子は)前回アテネ五輪でベスト8。今回は(準々決勝の)壁を突破してくれた」
「(男子は)個の力の差は、いかんともしがたかった」
などと言ったとか。
しかし、
「チョットマッテクダサイ」
と外人なら言うだろう。
私がもう2年以上前に書いていたように、こうなることは反町氏を代表監督に選んだその時から分かっていたことなのだ。(「オシム体制崩壊か?:反町ジャパンサッカーにならず 」、「反町監督、反旗を翻す? 」)
どうしてそれが分からないのか?
それが私には理解できない。
例えば、
「反町ジャパン、決定打なく沈没!」
に書いていたごとく、日本はまったく歯が立たずに負けたのではない、いくつもの決定的チャンスを作っていた。個では負けていても集団ではそれなりの試合をして良いチャンスを作っていたのである。しかし、その決定的チャンスを自ら潰し敗北したのである。「個では負けている」というのは、もう何十年も前から分かっていたことで特にいまさら取り上げるほどの問題ではない。
それゆえ、”現実”は、田嶋氏の主張とはまったく異なっていたのだ。
では、なぜ決定機に”シュートをはずす”のか?
言い換えれば、
どうして決定力がないのか?
これこそが、今の日本の最重要課題なのだ。(「シュート入れないで勝てるわけがない」 )この問題の解決は未だにJリーグや日本サッカー協会では解決策がないようだ。
この夏、私はJリーグ京都サンガのU一18セレクションを見に行って来たが、1試合20分の6試合を見たが、1試合で1、2点しか決まらなかった。シュートはことごとく枠を外れた。あるいは、キーパーの真正面でキャッチされた。
このことからも分かるように、
「日本サッカーの決定力不足は、ジュニア世代からの指導法から来る構造的問題なのだ」
だから、決して個の力うんぬんという選手個人の問題ではない。
まあ、一言で言えば、
「Jリーグは(中村俊介や中田英寿のような)パッサーばかりを育てて、シューターやポイントゲッターを育成できない」
ということだ。それゆえ、「チャンスは一度」の大試合で負けるのだ。
さて、もう1つの反町監督の問題。これは、後見人であるオシム監督の病気とともに反町ジャパンは崩壊したのである。オシムの指導下で反町体勢はうまくいっていたわけだから、岡田ジャパンに変わった時点で反町の存在意義は薄れた。
要するに、反町ジャパンで育っても岡田ジャパンのワールドカップ代表につながるかどうか分からないということである。これは、選手にとってはかなり重要かつ深刻な問題なのだ。
優勝したアルゼンチンは、今度はこのオリンピックチームがベースとなって次のワールドカップに挑む。メッシ、アグエロ、リケルメ、ディマリアなど確実にワールドカップに照準を合わせて、その前哨戦としてオリンピックに出場している。
昔のトルシエジャパンの時もU一20の小野、遠藤、稲本、南、古賀、中田浩二、明神、播戸、永井などが中心となり、ナイジェリアユースで準優勝し、その後彼らが日韓ワールドカップの核に育って行った。だからうまく行ったのだ。
オシムジャパンの場合も、オシムの指導体勢の下で反町ジャパンがオシムジャパンにそっくりそのまま継承される可能性があったから、うまく機能していたのであって、それが岡田ジャパンとなれば、間に大きな障壁ができてしまったわけだから、スムーズに繋がらない。だから、これではうまく行くはずがないのだ。
なぜなら、本来アルゼンチンのメッシのようにフル代表でもレギュラーを取る選手もオリンピック代表に招聘されるのに、日本の場合は、反町ジャパンの代表を岡田ジャパンが奪い取るというような有り様だからである。これで良いチームが組めるはずがない。
ましてや、オシムジャパンの継承者として反町が「将来性ある若手」と見る選手と岡田が見るそれとが相容れないわけだ。将来の日本代表候補として反町が選んだ選手は、岡田は見向きもしないのだ。岡田が自分で選ぶ。
要するに、「将来性ある日本代表候補にも岡田流と反町/オシム流の2種類が混在する」ことになったのだ。これでは、うまく行くはずがない。
反町の失敗、反町の敗北は、2年後の岡田の失敗、岡田の敗北のはずである。
早急に2頭体制は止め、どちらか一本にすべきである。さもなくば、選手が混乱する。
どうも日本サッカーは大昔から同じことをくり返してばかりですこしも前進しない。これでは、「100年構想」は永久にいつまでも「100年構想」のままで、一向に近付かない。
「学べ!」
ということのようですナ!
オリンピックの開閉幕式で御満悦の表情でいた日本サッカー協会専務理事の田嶋幸三氏。オリンピックそのものは堪能されたのではないだろうか?
その田嶋氏、
「他競技を見ても、(以前の大会で)実績を残していないとメダルは苦しい」
「(女子は)前回アテネ五輪でベスト8。今回は(準々決勝の)壁を突破してくれた」
「(男子は)個の力の差は、いかんともしがたかった」
などと言ったとか。
しかし、
「チョットマッテクダサイ」
と外人なら言うだろう。
私がもう2年以上前に書いていたように、こうなることは反町氏を代表監督に選んだその時から分かっていたことなのだ。(「オシム体制崩壊か?:反町ジャパンサッカーにならず 」、「反町監督、反旗を翻す? 」)
どうしてそれが分からないのか?
それが私には理解できない。
例えば、
「反町ジャパン、決定打なく沈没!」
に書いていたごとく、日本はまったく歯が立たずに負けたのではない、いくつもの決定的チャンスを作っていた。個では負けていても集団ではそれなりの試合をして良いチャンスを作っていたのである。しかし、その決定的チャンスを自ら潰し敗北したのである。「個では負けている」というのは、もう何十年も前から分かっていたことで特にいまさら取り上げるほどの問題ではない。
それゆえ、”現実”は、田嶋氏の主張とはまったく異なっていたのだ。
では、なぜ決定機に”シュートをはずす”のか?
言い換えれば、
どうして決定力がないのか?
これこそが、今の日本の最重要課題なのだ。(「シュート入れないで勝てるわけがない」 )この問題の解決は未だにJリーグや日本サッカー協会では解決策がないようだ。
この夏、私はJリーグ京都サンガのU一18セレクションを見に行って来たが、1試合20分の6試合を見たが、1試合で1、2点しか決まらなかった。シュートはことごとく枠を外れた。あるいは、キーパーの真正面でキャッチされた。
このことからも分かるように、
「日本サッカーの決定力不足は、ジュニア世代からの指導法から来る構造的問題なのだ」
だから、決して個の力うんぬんという選手個人の問題ではない。
まあ、一言で言えば、
「Jリーグは(中村俊介や中田英寿のような)パッサーばかりを育てて、シューターやポイントゲッターを育成できない」
ということだ。それゆえ、「チャンスは一度」の大試合で負けるのだ。
さて、もう1つの反町監督の問題。これは、後見人であるオシム監督の病気とともに反町ジャパンは崩壊したのである。オシムの指導下で反町体勢はうまくいっていたわけだから、岡田ジャパンに変わった時点で反町の存在意義は薄れた。
要するに、反町ジャパンで育っても岡田ジャパンのワールドカップ代表につながるかどうか分からないということである。これは、選手にとってはかなり重要かつ深刻な問題なのだ。
優勝したアルゼンチンは、今度はこのオリンピックチームがベースとなって次のワールドカップに挑む。メッシ、アグエロ、リケルメ、ディマリアなど確実にワールドカップに照準を合わせて、その前哨戦としてオリンピックに出場している。
昔のトルシエジャパンの時もU一20の小野、遠藤、稲本、南、古賀、中田浩二、明神、播戸、永井などが中心となり、ナイジェリアユースで準優勝し、その後彼らが日韓ワールドカップの核に育って行った。だからうまく行ったのだ。
オシムジャパンの場合も、オシムの指導体勢の下で反町ジャパンがオシムジャパンにそっくりそのまま継承される可能性があったから、うまく機能していたのであって、それが岡田ジャパンとなれば、間に大きな障壁ができてしまったわけだから、スムーズに繋がらない。だから、これではうまく行くはずがないのだ。
なぜなら、本来アルゼンチンのメッシのようにフル代表でもレギュラーを取る選手もオリンピック代表に招聘されるのに、日本の場合は、反町ジャパンの代表を岡田ジャパンが奪い取るというような有り様だからである。これで良いチームが組めるはずがない。
ましてや、オシムジャパンの継承者として反町が「将来性ある若手」と見る選手と岡田が見るそれとが相容れないわけだ。将来の日本代表候補として反町が選んだ選手は、岡田は見向きもしないのだ。岡田が自分で選ぶ。
要するに、「将来性ある日本代表候補にも岡田流と反町/オシム流の2種類が混在する」ことになったのだ。これでは、うまく行くはずがない。
反町の失敗、反町の敗北は、2年後の岡田の失敗、岡田の敗北のはずである。
早急に2頭体制は止め、どちらか一本にすべきである。さもなくば、選手が混乱する。
どうも日本サッカーは大昔から同じことをくり返してばかりですこしも前進しない。これでは、「100年構想」は永久にいつまでも「100年構想」のままで、一向に近付かない。
「学べ!」
ということのようですナ!
2008/08/28のBlog
[ 12:27 ]
[ 北京オリンピック ]
北京オリンピックは無事終わった。
開会式といい、閉会式といい、中国の底力を
十二分に証明するものだった。
北京市民、中国市民には良いオリンピックを
ありがとうと言いたい。
ところで、その一方で、開幕前から執拗に
北京オリンピックと中国共産党政府を
リンクさせて、”オリンピック潰し”を
計った連中が、欧米の白人を中心に存在したようだ。
欧米の文化にはここ日本の我々が考えるような
いわゆる「一宿一飯の恩義」という
儒教精神は存在しない。
それゆえ、欧米のマスコミは、”世界一うまい”
中国料理を毎日ただで食べさせてもらっているのに、
そしてほぼただ同然で寄宿させてもらっているのに、
そしてただ同然でインターネットなど中国側が
提供する施設を利用させてもらっているのに、
そういう自分達の”特権”に関して感謝する
わけでもなく、表裏を巧妙に使い分けて、
中国批判をずっと続けるという有り様であった。
非常に残念なことは日本の民放等のマスコミもまた
この欧米白人文化にどっぷり染まって、同じようなこと
をしていたということであろう。
スポーツと政治を分けること、
スポーツと宗教を分けること、
これは、政治と宗教を分けることと同様に
非常に大事な考え方である。
要するに、中国は中国、スポーツはスポーツなのだ。
いっしょくたにしてはならない。
ところで、日本のマスコミのバラエティー番組は
だんだんそのえげつなさを増長させてきたようだ。
以前は、スポーツ番組だけがオリンピック特集を
組んでいたが、最近ではお昼のバラエティー番組までが
オリンピックに馬鹿タレントや馬鹿キャスターを送り込み
日本代表のスポーツ選手たちの集中力を削いでいた。
今回、日本のメダルがかなり減ったことと、
日本テレビやフジテレビなど民放のバラエティー
番組の取材が増えたことと強い相関関係があるように見える。
困ったことである。
タレントが個人的に自分がどのスポーツを好きか、
ということと、そのスポーツを取材するだけの
権利があるのかどうか、ということはまったく無関係の
ことであろう。
自分が自分だけの関心でだれかを追い掛けるというのであれば、
それは「ストーカー」行為以外の何ものでもないからである。
ただそこにその番組の政治的金銭的権力を利用して選手に
無理矢理協力させただけの事である。
バラエティーの小倉などその最たるもので、いかに
この人物がフェンシングが好きであろうがなかろうが
この人がその専門家づらしてまでメダルを初めて
取った選手にお近づきできるというものでもあるまい。
どうも最近のバラエティー番組のメンバーや司会者
たちの「偽善者」ぶりは目を覆いたくなるばかりだ。
オリンピック選手は自分の人生をかけて自分や家族
などそして日本人全体のために努力しているのであって、
けっしてテレビ番組のために行っているのではない。
つまり、勝敗は二の次なのだ。
それがどういうわけか、勝った選手には諸手をあげて
へらへら近付き、負けた選手には冷淡に無視する
というのでは、あまりに非人間的である。
あまりにえげつない。
これでは、まるでメダルを取った選手は自分達の視聴率を
あげるから自分達番組のためになるが、負ければ
無価値だと言わんばかりである。
勝負は時の運。
勝には勝つための負けには負けのためのそれなりの
理由というものがある。しかしだからといって、
一生懸命やった選手たちをメダルの有る無し、
勝ち負けだけで番組に登場させるかさせないか
決めるというのはまあかなり日本人の伝統には
反するのではないかと思う。
こんなことだから、「金メダルとれば何言っても
許される」と錯覚する柔道の石井みたいな
ボクシングの亀田とそっくりの馬鹿ものが出てくるわけだ。
これでは、日本人特有のメンタリティーである「勝てば官軍」
というものそのものである。
「勝てば兜の緒を締める」
のでなくてはいけないだろうヨ。
いやはや、日本のテレビ番組は質が下がるばかり。
これもまた、JPモルガン銀行なる大株主の差し金なんだろうヨ。
世も末ですナ!
開会式といい、閉会式といい、中国の底力を
十二分に証明するものだった。
北京市民、中国市民には良いオリンピックを
ありがとうと言いたい。
ところで、その一方で、開幕前から執拗に
北京オリンピックと中国共産党政府を
リンクさせて、”オリンピック潰し”を
計った連中が、欧米の白人を中心に存在したようだ。
欧米の文化にはここ日本の我々が考えるような
いわゆる「一宿一飯の恩義」という
儒教精神は存在しない。
それゆえ、欧米のマスコミは、”世界一うまい”
中国料理を毎日ただで食べさせてもらっているのに、
そしてほぼただ同然で寄宿させてもらっているのに、
そしてただ同然でインターネットなど中国側が
提供する施設を利用させてもらっているのに、
そういう自分達の”特権”に関して感謝する
わけでもなく、表裏を巧妙に使い分けて、
中国批判をずっと続けるという有り様であった。
非常に残念なことは日本の民放等のマスコミもまた
この欧米白人文化にどっぷり染まって、同じようなこと
をしていたということであろう。
スポーツと政治を分けること、
スポーツと宗教を分けること、
これは、政治と宗教を分けることと同様に
非常に大事な考え方である。
要するに、中国は中国、スポーツはスポーツなのだ。
いっしょくたにしてはならない。
ところで、日本のマスコミのバラエティー番組は
だんだんそのえげつなさを増長させてきたようだ。
以前は、スポーツ番組だけがオリンピック特集を
組んでいたが、最近ではお昼のバラエティー番組までが
オリンピックに馬鹿タレントや馬鹿キャスターを送り込み
日本代表のスポーツ選手たちの集中力を削いでいた。
今回、日本のメダルがかなり減ったことと、
日本テレビやフジテレビなど民放のバラエティー
番組の取材が増えたことと強い相関関係があるように見える。
困ったことである。
タレントが個人的に自分がどのスポーツを好きか、
ということと、そのスポーツを取材するだけの
権利があるのかどうか、ということはまったく無関係の
ことであろう。
自分が自分だけの関心でだれかを追い掛けるというのであれば、
それは「ストーカー」行為以外の何ものでもないからである。
ただそこにその番組の政治的金銭的権力を利用して選手に
無理矢理協力させただけの事である。
バラエティーの小倉などその最たるもので、いかに
この人物がフェンシングが好きであろうがなかろうが
この人がその専門家づらしてまでメダルを初めて
取った選手にお近づきできるというものでもあるまい。
どうも最近のバラエティー番組のメンバーや司会者
たちの「偽善者」ぶりは目を覆いたくなるばかりだ。
オリンピック選手は自分の人生をかけて自分や家族
などそして日本人全体のために努力しているのであって、
けっしてテレビ番組のために行っているのではない。
つまり、勝敗は二の次なのだ。
それがどういうわけか、勝った選手には諸手をあげて
へらへら近付き、負けた選手には冷淡に無視する
というのでは、あまりに非人間的である。
あまりにえげつない。
これでは、まるでメダルを取った選手は自分達の視聴率を
あげるから自分達番組のためになるが、負ければ
無価値だと言わんばかりである。
勝負は時の運。
勝には勝つための負けには負けのためのそれなりの
理由というものがある。しかしだからといって、
一生懸命やった選手たちをメダルの有る無し、
勝ち負けだけで番組に登場させるかさせないか
決めるというのはまあかなり日本人の伝統には
反するのではないかと思う。
こんなことだから、「金メダルとれば何言っても
許される」と錯覚する柔道の石井みたいな
ボクシングの亀田とそっくりの馬鹿ものが出てくるわけだ。
これでは、日本人特有のメンタリティーである「勝てば官軍」
というものそのものである。
「勝てば兜の緒を締める」
のでなくてはいけないだろうヨ。
いやはや、日本のテレビ番組は質が下がるばかり。
これもまた、JPモルガン銀行なる大株主の差し金なんだろうヨ。
世も末ですナ!
2008/08/26のBlog
[ 21:41 ]
[ 徳島サッカー ]
2008年度第18回徳島県高校1年生大会が終了し、徳島商業が優勝した。
【決勝】8月25日徳島スポーツヴィレッジ
徳島商業3一1(1一1;2一0)鳴門工業
【準決勝】8月25日徳島スポーツヴィレッジ
徳島商業3一0(1一0;2一0)徳島北
鳴門工業1一1(0一1;1一0;PK10一9)川島
【準々決勝】8月22日鳴門工業
徳島商業3一1(1一0;2一1)城ノ内
徳島北2一1(0一1;2一0)城東
川島2一0(1一0;1一0)城南
鳴門工業2一1(2一0;0一1)鳴門
【2回戦】8月21日城北、城ノ内他
徳島商業3一1徳島市立
城東2一1貞光工業
川島1一0富岡東
徳島北1一0城北
城ノ内3一0徳島東工業
城南3一0阿南高専
鳴門工業2一0鴨島商業
鳴門2一2(PK4一2)阿波
【1回戦】8月21日城北、城ノ内他
徳島北2一1池田
阿波2一2(PK5一4)富岡西
【決勝】8月25日徳島スポーツヴィレッジ
徳島商業3一1(1一1;2一0)鳴門工業
【準決勝】8月25日徳島スポーツヴィレッジ
徳島商業3一0(1一0;2一0)徳島北
鳴門工業1一1(0一1;1一0;PK10一9)川島
【準々決勝】8月22日鳴門工業
徳島商業3一1(1一0;2一1)城ノ内
徳島北2一1(0一1;2一0)城東
川島2一0(1一0;1一0)城南
鳴門工業2一1(2一0;0一1)鳴門
【2回戦】8月21日城北、城ノ内他
徳島商業3一1徳島市立
城東2一1貞光工業
川島1一0富岡東
徳島北1一0城北
城ノ内3一0徳島東工業
城南3一0阿南高専
鳴門工業2一0鴨島商業
鳴門2一2(PK4一2)阿波
【1回戦】8月21日城北、城ノ内他
徳島北2一1池田
阿波2一2(PK5一4)富岡西
この結果をみてすぐに分かることは、中学生が高校へ4月に進学してから8月までの4、5ヶ月の練習の後に戦う「1年生大会」では、どんなに弱いチームと強いチームが対戦してもせいぜい3点差どまりの試合となるということである。この結果が見事に現れていると言えるだろう。
つまり、徳島商業や鳴門高校など一部の有力校では「サッカー枠」で特待生扱いの受験を行って、中学時代のエース級を掻き集めてチームを作っているが、ごく普通の学科試験である一般入試を経て入学した普通の学校の弱小サッカーチームと戦っても大差がないということである。
これが何を意味しているかと言えば、「1年生レベルではどの生徒もサッカーの技術や身体能力にそれほどの差がない」ということである。それゆえ、この時期の試合では、どことどこが当たってもそれほど差がなく、せいぜい3点差どまりに拮抗した試合となるのである。
この意味では、中学時代のエース級を率先して集めようが、普通の選手をランダムに集めようが、サッカーチームの実力にはそんなに影響しないということである。プリンスリーグに所属する鳴門や徳島商業であろうが、T1の城ノ内であろうが、T2の富西であろうが、結構良い勝負をするということである。
これは、ここ10数年私が観察して来た結論であり、今回もまたそれが正しいと証明されたわけだ。
ところが、これが1年2年と時を経るに従って、各学校でその学校のサッカーレベルに応じた差が出てくるのである。徳島商業の1年生なら3年生には見事に徳島商業のサッカー選手に育ち、鳴門なら鳴門のサッカー選手へと成長して行くのである。そして気がつくとプリンスリーグの強豪としてそれなりのチームへと変貌を遂げるのである。方や、弱小チームは1年生の時は大差はなかったのに、1年2年と経ってもたいした成長はなく、そのまま1年の時のままのようなチームで停滞し、気がつくと強豪チームとやると、12一0というようなスコアとなるほどの差がついてしまうのである。
これもまた、私はここ10数年観察して来た結論である。したがって、今回のチームもまた大半がそのようななるはずであると私は予言しておこう。
そこで問題は、「このような差がつく理由は何か?」ということである。
(あ)学校のサッカー支援システムの違いのせいなのか?
(い)サッカー設備の違いのせいなのか?
(う)監督のレベルの違いのせいなのか?
(え)選手自身の精神性や意気込みの違いのせいなのか?
(お)学校の伝統や先輩や卒業生などの力のせいなのか?
いったい何なのか?
これを分析しておかないといけないのである。特に、徳島県のサッカー協会は、これを分析しないとまずい。
なぜなら、これは年中行事のことなのであり、もしそうなら、毎年弱小チームに所属している(特待生や選抜にもれてしかたなく弱小校に所属せざるを得なかった)「眠れる逸材」が毎年無惨に切り捨てられてしまっているということになるからだ。
これは徳島県にとってかなり大きな損失である。
例えば、サッカーの才能(やスポーツの才能)が本来備わっているにも関わらず、たまたまサッカーの強豪校へ進学できなかったために、十分にその才能を育てることが出来ず、弱小校の中で腐って不良少年や非行少年になってしまうよりは、少し受験や選抜精度に柔軟性を持たせて、そういう眠れる才能の持ち主たちを強豪校に入学させてしごいて鍛えた方が良いはずだからである。
私には、ここ徳島県はスポーツの世界でこういう大きな過ちをずっと続けて来ているように見えてならない。それが、国体で2年連続最下位という形で”見事に”証明されているのであると考えられる。
今大会もまた証明したように、高校1年生の時には、どの高校のサッカー部もサッカー選手もそんなに違いはないのだ。だから、どのチームにもそれなりの才能の持ち主は均等に存在しているということなのだ。それゆえ、強豪校や有名校の選手ばかりを優遇するのではなく、一見弱小校であったとしてもその中の眠れる才能を発掘して行くことが徳島県全体の”底上げ”に繋がるのである。
今後を期待したい。
つまり、徳島商業や鳴門高校など一部の有力校では「サッカー枠」で特待生扱いの受験を行って、中学時代のエース級を掻き集めてチームを作っているが、ごく普通の学科試験である一般入試を経て入学した普通の学校の弱小サッカーチームと戦っても大差がないということである。
これが何を意味しているかと言えば、「1年生レベルではどの生徒もサッカーの技術や身体能力にそれほどの差がない」ということである。それゆえ、この時期の試合では、どことどこが当たってもそれほど差がなく、せいぜい3点差どまりに拮抗した試合となるのである。
この意味では、中学時代のエース級を率先して集めようが、普通の選手をランダムに集めようが、サッカーチームの実力にはそんなに影響しないということである。プリンスリーグに所属する鳴門や徳島商業であろうが、T1の城ノ内であろうが、T2の富西であろうが、結構良い勝負をするということである。
これは、ここ10数年私が観察して来た結論であり、今回もまたそれが正しいと証明されたわけだ。
ところが、これが1年2年と時を経るに従って、各学校でその学校のサッカーレベルに応じた差が出てくるのである。徳島商業の1年生なら3年生には見事に徳島商業のサッカー選手に育ち、鳴門なら鳴門のサッカー選手へと成長して行くのである。そして気がつくとプリンスリーグの強豪としてそれなりのチームへと変貌を遂げるのである。方や、弱小チームは1年生の時は大差はなかったのに、1年2年と経ってもたいした成長はなく、そのまま1年の時のままのようなチームで停滞し、気がつくと強豪チームとやると、12一0というようなスコアとなるほどの差がついてしまうのである。
これもまた、私はここ10数年観察して来た結論である。したがって、今回のチームもまた大半がそのようななるはずであると私は予言しておこう。
そこで問題は、「このような差がつく理由は何か?」ということである。
(あ)学校のサッカー支援システムの違いのせいなのか?
(い)サッカー設備の違いのせいなのか?
(う)監督のレベルの違いのせいなのか?
(え)選手自身の精神性や意気込みの違いのせいなのか?
(お)学校の伝統や先輩や卒業生などの力のせいなのか?
いったい何なのか?
これを分析しておかないといけないのである。特に、徳島県のサッカー協会は、これを分析しないとまずい。
なぜなら、これは年中行事のことなのであり、もしそうなら、毎年弱小チームに所属している(特待生や選抜にもれてしかたなく弱小校に所属せざるを得なかった)「眠れる逸材」が毎年無惨に切り捨てられてしまっているということになるからだ。
これは徳島県にとってかなり大きな損失である。
例えば、サッカーの才能(やスポーツの才能)が本来備わっているにも関わらず、たまたまサッカーの強豪校へ進学できなかったために、十分にその才能を育てることが出来ず、弱小校の中で腐って不良少年や非行少年になってしまうよりは、少し受験や選抜精度に柔軟性を持たせて、そういう眠れる才能の持ち主たちを強豪校に入学させてしごいて鍛えた方が良いはずだからである。
私には、ここ徳島県はスポーツの世界でこういう大きな過ちをずっと続けて来ているように見えてならない。それが、国体で2年連続最下位という形で”見事に”証明されているのであると考えられる。
今大会もまた証明したように、高校1年生の時には、どの高校のサッカー部もサッカー選手もそんなに違いはないのだ。だから、どのチームにもそれなりの才能の持ち主は均等に存在しているということなのだ。それゆえ、強豪校や有名校の選手ばかりを優遇するのではなく、一見弱小校であったとしてもその中の眠れる才能を発掘して行くことが徳島県全体の”底上げ”に繋がるのである。
今後を期待したい。
2008/08/25のBlog
[ 22:15 ]
[ 政治・経済 ]
グルジア「緩衝地帯」からの露軍撤退、参謀本部次長が否定
私はしばらく前に
「「ロシア一グルジア戦争」の意味は?」
をここで書いていた。
今日、デービッド・アイク氏の非常に優れた論説:
「グルジア紛争は・・・壮大なチェスの一手に過ぎない」
を読んだところ、私と”同じような見解”であったばかりか、非常に詳しく好く調べているものであった。
これを一読すれば、こういった国際紛争がいかにして引き起こされているか、よく理解できるだろう。
私はしばらく前に
「「ロシア一グルジア戦争」の意味は?」
をここで書いていた。
今日、デービッド・アイク氏の非常に優れた論説:
「グルジア紛争は・・・壮大なチェスの一手に過ぎない」
を読んだところ、私と”同じような見解”であったばかりか、非常に詳しく好く調べているものであった。
これを一読すれば、こういった国際紛争がいかにして引き起こされているか、よく理解できるだろう。
ところで、最近私が非常に”気になる”のは、最近の政治家たちや大富豪たちの「顔つきの悪さ」である。
かのJFKこと、ジョン・エフ・ケネディー大統領の頃はアメリカ大統領やアメリカの政治家たちもまだまだ”好い顔”や”良い顔”をしていた。
ところが、最近では、ジョージ・ブッシュ(パパブッシュ)、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ(子ブッシュ)大統領、そして今度のオバマ大統領候補に至って、非常に人相が悪い。もちろん、ヒラリー・クリントンも同じだ。
かのJFKこと、ジョン・エフ・ケネディー大統領の頃はアメリカ大統領やアメリカの政治家たちもまだまだ”好い顔”や”良い顔”をしていた。
ところが、最近では、ジョージ・ブッシュ(パパブッシュ)、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ(子ブッシュ)大統領、そして今度のオバマ大統領候補に至って、非常に人相が悪い。もちろん、ヒラリー・クリントンも同じだ。
「民間軍事・警備」会社のブラックウォーターのディック・チェイニーにしても、金融業のソロシュにしても、大富豪のロスチャイルドにしても、ロックフェラーにしても、イギリスのトニー・ブレアにしても、実に”人相が悪い”。ブレジンスキーはおよそ学者には見えない。
いったいこれはどうしてなのだろうか?
どうもこの理由が私には理解しがたい。
一般に政治家というものは、自国民や諸外国人の前でその国民の代表として上に立ち、その”国民の顔”となる人物である。それが悪玉の顔では困るはずである。
しかし、どうも顔つきが悪いのだ。
いったいこれはどうしてなのだろうか?
どうもこの理由が私には理解しがたい。
一般に政治家というものは、自国民や諸外国人の前でその国民の代表として上に立ち、その”国民の顔”となる人物である。それが悪玉の顔では困るはずである。
しかし、どうも顔つきが悪いのだ。
最近、再放送されている「太王四神記」の大悪玉である「ファチョン(火天)会」の大長老の顔つきと非常に似ているのである。
なんというのか、「何かに憑(とりつ)かれたような顔」なのである。
日本には
「男の顔は履歴書、女の顔は領収書」
という格言があるが、これは「男の顔にも女の顔にもその人の人生が現れる。それゆえ、男の場合にはその人の履歴が顔に作られ、女の場合にはいかに良い生活をして来たかが顔の若さとして現れる」というような意味である。
このことからすれば、「顔つきの悪い」というのは、その人物が「どこかで何か悪いことを経験して来たか」、あるいは、「何か悪いことをしているか」、あるいは、「悪い人と繋がりがあるか」というようなことを意味していると言えるだろう。
こんなことだから、デービッド・アイクのような「陰謀暴露論者」たちに「シェープシフト(変身する)」する「恐竜人(レプティリアン)」などと見なされてしまうのだろう。
そういえば、昨夜観た「ハムナプトラ3」の悪の主人公である秦の始皇帝は呪いをかけられて日本の「キングギドラ」そっくりの三頭のドラゴンに変身する悪魔として描かれていたが。それを「この変身マニアめ!」とイギリス人から罵られていた。もっともこの映画そのものが「イギリス文化が世界一で、刃向かうやつはどんどん撃ち殺せ!」という洗脳映画のようだった。
どうもおかしい。ハリウッドも何かが変わったように感じるのだが。
ひょっとすると、「太王四神記」の描く「火天会」は形を変えて現在にも存在する。韓国の映画監督たち、韓国のインテリは、現代社会にあるその構造を「太王四神記」という韓国の神話的伝説という形にして語っているのだろう。
それゆえ、現在の「火天会」のメンバーである現実の政治家たちの顔つきが、「太王四神記」の大長老のような悪い顔つきとなるのではないか。どうもそんな気がする。
いやはや、世も末ですナー!
なんというのか、「何かに憑(とりつ)かれたような顔」なのである。
日本には
「男の顔は履歴書、女の顔は領収書」
という格言があるが、これは「男の顔にも女の顔にもその人の人生が現れる。それゆえ、男の場合にはその人の履歴が顔に作られ、女の場合にはいかに良い生活をして来たかが顔の若さとして現れる」というような意味である。
このことからすれば、「顔つきの悪い」というのは、その人物が「どこかで何か悪いことを経験して来たか」、あるいは、「何か悪いことをしているか」、あるいは、「悪い人と繋がりがあるか」というようなことを意味していると言えるだろう。
こんなことだから、デービッド・アイクのような「陰謀暴露論者」たちに「シェープシフト(変身する)」する「恐竜人(レプティリアン)」などと見なされてしまうのだろう。
そういえば、昨夜観た「ハムナプトラ3」の悪の主人公である秦の始皇帝は呪いをかけられて日本の「キングギドラ」そっくりの三頭のドラゴンに変身する悪魔として描かれていたが。それを「この変身マニアめ!」とイギリス人から罵られていた。もっともこの映画そのものが「イギリス文化が世界一で、刃向かうやつはどんどん撃ち殺せ!」という洗脳映画のようだった。
どうもおかしい。ハリウッドも何かが変わったように感じるのだが。
ひょっとすると、「太王四神記」の描く「火天会」は形を変えて現在にも存在する。韓国の映画監督たち、韓国のインテリは、現代社会にあるその構造を「太王四神記」という韓国の神話的伝説という形にして語っているのだろう。
それゆえ、現在の「火天会」のメンバーである現実の政治家たちの顔つきが、「太王四神記」の大長老のような悪い顔つきとなるのではないか。どうもそんな気がする。
いやはや、世も末ですナー!
2008/08/24のBlog
[ 13:18 ]
[ 紀行文 ]
写真:JR京都駅
いやー、京都はいいねー!!
昨日まで2日ほど子供といっしょに京都パープルサンガを初めて見に行って来た。これは、JリーグのプロチームがどのようにU一18のセレクションを行うのか、私の子供に徳島では経験できない経験をさせるために行ったのだが、その間の道すがらいろんな場面に出くわした。それがことごとくここ徳島の阿南と違うのが好い。
いやー、京都はいいねー!!
昨日まで2日ほど子供といっしょに京都パープルサンガを初めて見に行って来た。これは、JリーグのプロチームがどのようにU一18のセレクションを行うのか、私の子供に徳島では経験できない経験をさせるために行ったのだが、その間の道すがらいろんな場面に出くわした。それがことごとくここ徳島の阿南と違うのが好い。
京都サンガの練習場、城陽サンガタウンまで行くには、JR京都駅から、JR奈良線で城陽駅まで行く。そこから市バスでサンガタウンの近くのバス停で下車。後は徒歩で行く。
サンガタウン直通のバスは日に1、2本しかなかったので、バスの運転手に聞くと、その市バスで近くを通るからと親切にといっても非常にフランクな喋り方で教えてくれた。
バスに乗れば、今度は非常に親切なおばさんがいて席を広げて座らせてくれた。話をすると、親切にも道順を教えてくれ、おばさんが下車する時に「頑張ってくださいね」と手を振ってくれた。我々ももちろん手を振って答えた。
目的のバス停に着く前に一度バス停を間違ってストップボタンを押すと、
「お客さん、降りる場所は教えますから」
と親切にバスの運転手さんが教えてくれた。
「はい、ここですよ。サンガのグラウンドはあそこに見えるネットのある場所ですよ」
と降りるべきバス停でサンガの場所まで教えてくれ、我々は無事に迷うことなく目的のサンガタウンに到着。後は徒歩でグラウンドに到着。
サンガタウン直通のバスは日に1、2本しかなかったので、バスの運転手に聞くと、その市バスで近くを通るからと親切にといっても非常にフランクな喋り方で教えてくれた。
バスに乗れば、今度は非常に親切なおばさんがいて席を広げて座らせてくれた。話をすると、親切にも道順を教えてくれ、おばさんが下車する時に「頑張ってくださいね」と手を振ってくれた。我々ももちろん手を振って答えた。
目的のバス停に着く前に一度バス停を間違ってストップボタンを押すと、
「お客さん、降りる場所は教えますから」
と親切にバスの運転手さんが教えてくれた。
「はい、ここですよ。サンガのグラウンドはあそこに見えるネットのある場所ですよ」
と降りるべきバス停でサンガの場所まで教えてくれ、我々は無事に迷うことなく目的のサンガタウンに到着。後は徒歩でグラウンドに到着。
サンガ見学の間、グランドの近くにあった、とある事務所でトイレを借りようとすると、そこの受け付けの女性から、
「一般人のトイレは、あそこに見えるグランドのずっと向こうです」
とむげに断られた。しばらくずっと見学していて長時間がまんしていたので、再び同じ場所で借りようかと同じ事務所へ行ったところ、
「先ほど申しましたように、一般の方のトイレは、向こうでお願いします」
とにべもなく拒否された。まさにデービッド・アイクがイギリスで経験しているような「頭の固さ」や「融通の効かなさ」であった。こっちはわざわざ徳島から1泊2日で来ているのにである。このように、なかなか城陽サンガタウンのパープルサンガのスタッフは”親切”であった。
無事サンガを見学し終え、今度は帰りのバスを待っていると、プープーとバスがクラクションを鳴らす。そっちを見ると、乗ろうと思ったバスの運転手さんがさっきと同じ運転手さんだった。
「こっちは逆方向だから、向こうのバス停で待っていて下さい」
「このバスがずっと向こうでUターンして戻って来ますから」
と親切に教えてくれた。そこで、我々は道路を渡って向こうへ行こうと、手をあげて道を渡る。
すると、きちんと自動車が止まってくれた。ところが、そのとたんその後ろの車が「さっさと行けよ」とばかりにクラクションを鳴らす。
いやー、実に好い。はっきりしていて好いね。
「一般人のトイレは、あそこに見えるグランドのずっと向こうです」
とむげに断られた。しばらくずっと見学していて長時間がまんしていたので、再び同じ場所で借りようかと同じ事務所へ行ったところ、
「先ほど申しましたように、一般の方のトイレは、向こうでお願いします」
とにべもなく拒否された。まさにデービッド・アイクがイギリスで経験しているような「頭の固さ」や「融通の効かなさ」であった。こっちはわざわざ徳島から1泊2日で来ているのにである。このように、なかなか城陽サンガタウンのパープルサンガのスタッフは”親切”であった。
無事サンガを見学し終え、今度は帰りのバスを待っていると、プープーとバスがクラクションを鳴らす。そっちを見ると、乗ろうと思ったバスの運転手さんがさっきと同じ運転手さんだった。
「こっちは逆方向だから、向こうのバス停で待っていて下さい」
「このバスがずっと向こうでUターンして戻って来ますから」
と親切に教えてくれた。そこで、我々は道路を渡って向こうへ行こうと、手をあげて道を渡る。
すると、きちんと自動車が止まってくれた。ところが、そのとたんその後ろの車が「さっさと行けよ」とばかりにクラクションを鳴らす。
いやー、実に好い。はっきりしていて好いね。
さて今度はさっきと反対側のバス停でバスを待っていると、そこがかなりの長い坂道にも関わらず、京都の人々はランニングする人が非常に多い。犬の散歩をしている人まで走っていた。子連れのランニング、坂道を上に登って走る老人、など、歩く人はほとんどいなかった。
ここ徳島阿南では走る人はめずらしく、ウォーキングする人ばかり。「走る文化」と「歩く文化」の違いであろう。なぜなら徳島は四国お遍路の入り口で「歩く文化」の発祥の地であるからだ。だから、もし京都で四国お遍路のようなものが誕生したとすれば、「走る文化」の京都のことだから、きっと四国お遍路も「四国お遍路マラソン」のようなものとなったにちがいない。
そんな中、バス停の前で待っていると、向こうから走ってくる親子風の人がいた。だんだん近付いて来たが、それまでと同じ場所で立っていると、子連れで走って来た男がいきなり
「おっさん、真ん中に立つな!」
と走りながら怒鳴って通り過ぎた。
私は私に向かって言ったのかと後ろを振り返って確認するとだれもいなかったのでどうやら私に言ったらしい。そこで「だれだ、あいつは」と睨み返すと、そいつはこっちを見ながら走り去ったのだが、後ろを見ながら走ったために、ちょうどそこを通りかかった犬の散歩の老人にすれ違い様にぶつかった。
すると今度は、その老人が何やらけたたましい声で「でやー」というようなわけのわからない奇声をあげて走り過ぎた。
バス停で待っていた我々にはほんの一瞬にして起こった出来事のために何がなんだかすこしもわけが分からなかったのだが、自分の感情をストレートに赤の他人にもぶつけてくるのが京都の人間らしい。
いやー、実に素晴らしい。実に好い文化である。
ここ徳島では、たいていの人は表て面らとしてはいつも当たり障りなく一見親切に見えるのだが、その反面影でこそこそ人の悪口をいい、裏では何を言われているかわからない、というのが徳島特有の文化であると言われている。そんな中ではや10数年、私も徳島で生活して来ている。
そうしてみると、ほんの短い間だったが「京都で出会った奇妙な体験」の数々は、かつて甲府盆地で生活した頃と同じような体験で、なぜか”不思議な”懐かしさが込み上げて来た。
きっと甲府盆地と京都盆地の「盆地」の内陸部に住む人たちに共通する何かがあるのかも知れない。同じような気候風土が育む人間の性格というものがあるのだろう。
いやー、実に京都は不思議なところである。
ここ徳島阿南では走る人はめずらしく、ウォーキングする人ばかり。「走る文化」と「歩く文化」の違いであろう。なぜなら徳島は四国お遍路の入り口で「歩く文化」の発祥の地であるからだ。だから、もし京都で四国お遍路のようなものが誕生したとすれば、「走る文化」の京都のことだから、きっと四国お遍路も「四国お遍路マラソン」のようなものとなったにちがいない。
そんな中、バス停の前で待っていると、向こうから走ってくる親子風の人がいた。だんだん近付いて来たが、それまでと同じ場所で立っていると、子連れで走って来た男がいきなり
「おっさん、真ん中に立つな!」
と走りながら怒鳴って通り過ぎた。
私は私に向かって言ったのかと後ろを振り返って確認するとだれもいなかったのでどうやら私に言ったらしい。そこで「だれだ、あいつは」と睨み返すと、そいつはこっちを見ながら走り去ったのだが、後ろを見ながら走ったために、ちょうどそこを通りかかった犬の散歩の老人にすれ違い様にぶつかった。
すると今度は、その老人が何やらけたたましい声で「でやー」というようなわけのわからない奇声をあげて走り過ぎた。
バス停で待っていた我々にはほんの一瞬にして起こった出来事のために何がなんだかすこしもわけが分からなかったのだが、自分の感情をストレートに赤の他人にもぶつけてくるのが京都の人間らしい。
いやー、実に素晴らしい。実に好い文化である。
ここ徳島では、たいていの人は表て面らとしてはいつも当たり障りなく一見親切に見えるのだが、その反面影でこそこそ人の悪口をいい、裏では何を言われているかわからない、というのが徳島特有の文化であると言われている。そんな中ではや10数年、私も徳島で生活して来ている。
そうしてみると、ほんの短い間だったが「京都で出会った奇妙な体験」の数々は、かつて甲府盆地で生活した頃と同じような体験で、なぜか”不思議な”懐かしさが込み上げて来た。
きっと甲府盆地と京都盆地の「盆地」の内陸部に住む人たちに共通する何かがあるのかも知れない。同じような気候風土が育む人間の性格というものがあるのだろう。
いやー、実に京都は不思議なところである。
2008/08/20のBlog
[ 09:26 ]
[ なでしこジャパン ]
なでしこJ、米に敗れる…ドイツとの3位決定戦へ
ゴールキーパーの”頭超え”のシュート3発で沈没。”なでしこジャパン”の快進撃もついに途絶えた。
どこかで見たことのあるような得点シーンの連発だった。
そう、前代表ゴールキーパーの山郷選手も頭上を超えるシュートをよくミスして”なでしこジャパン”は敗戦したものだった。
身長の低い日本女性の場合、こういうシュートが防げないのはしかたのないことなのかも知れないが、やはり防ぐことが出来ないシュートではなかったので、実に残念なプレーだった。
ここ徳島の中高生のサッカーの試合でもこういうキーパーのミスによる得点シーンは非常によく見かける。徳島の”サッカーの方言”でいうところの「かぶる(頭上をオーバーされる)」というプレーである。
サッカーでは、一般に「キーパーは頭上に弱い」だから「頭上に強く蹴れ」という鉄則があるが、ゴールキーパーのみならずサッカー選手という人種は頭越えのボールに対する「目測」や「反応」が非常に悪い。
これは、小学校低学年から中2後半までずっと野球をしてきた私がいつも感じることである。
野球では、ボールが頭の上をオーバーしたら、二塁打、三塁打、あるいはランニングホームランとなり大量失点の原因となるために、これはもっとも嫌われるプレーである。だから、「選手がフライのボールの方を向いたまま手を上に挙げて後ろに下がり頭上を超えられる」というプレーはもっともぶざまで下手糞なプレーと見なされる。それゆえ、こういう稚拙なプレーを「バンザイ」と言って馬鹿にする。「バンザイだけはするなよ!」と。
そんなわけで、我々が野球少年だった頃、毎日毎日フライのボールをノックしてもらい、バンザイしないように練習をくり返したものである。
(あ)打った瞬間に”バットの向き”とボールを打った”バットの音”と”ボールの軌道”からボールの落下地点を推測する。
(い)ボールを見ずに後ろ向きに落下地点に向かって走る。
(う)ボールが落下するころ合いを見計らって肩ごしに後ろのボールを見る。
(え)落下地点に入ったら身体をボールの方へ向けてボールを見る。
(お)もし落下地点が予測よりずっと前だったら、全力疾走で前方へダッシュする。
(か)最後に捕球体勢を取る。
まあ、こんなことを口酸っぱくコーチや監督から言われたものだ。
要するに、「”絶対頭上を超されないように”まず最初に後ろへ走り落下地点に入ってから捕球動作に入れ」という鉄則である。「最初に捕球動作に入ってから後ろに走るとボールに遅れる」からである。
ところが、サッカーの選手はどういうわけかこれができない。まあ、訓練されていないわけだ。だから、たびたび頭上をオーバーされたり、「バンザイ」をする。日本代表クラスでもそうである。
野球の外野手がサッカーすれば、サッカー自体(つまり、足のボール扱い)は下手糞かも知れないが、落下地点へ入る目測は非常に正確なものがあると私は考える。事実、中高生の野球部の選手の方がクラスで体育のサッカーを行う場合などで結構活躍するのはこういうボールの目測や予測や反応が良いからである。
昔から、私個人は(もちろん私自身が野球から出発して比較できるからだが)、野球のボールの方がはるかに速いため、瞬発力、俊敏性、運動神経、スピードにおいては野球選手の方がサッカー選手より格段に優れていると信じている。ただ、これらだけではサッカーはできないためにサッカー選手の方がサッカーをする時には上手に見えるのである。
実際、野球はピッチャーの投げるボールの速度は、プロ選手で時速130kmから160km、アマチュアで時速110kmから130km。打球のスピードはもっと速く時速200km以上にもなる。一方、サッカーではもっとも強く蹴ったボールでもせいぜい時速130km以下である。
しかも野球の場合、硬球だからボールの当たり所が悪ければ死ぬこともあり、俊敏に動かなくては大怪我につながる。このボールへの恐怖心や危機感が違うために野球選手の方がプレーへの集中度が違いサッカー選手より鋭敏な動きになるのだろうと私は考えている。
もしサッカー選手が野球の選手のような鋭敏、俊敏な動きができれば、ワールドクラスのサッカー選手になれることだろう。
この意味では、冬場オフシーズンの野球の練習に「サッカーをする」というものがあるが、この逆で、サッカーのオフシーズンの練習として「野球の練習をする」というのは実に効果的なものだろうと私は考える。野球選手がサッカーをするのは、体力作りや持久力作りのためだが、サッカー選手が野球をするのは、俊敏性や目測力を高めるためのものということである。
サッカーのフィールドプレーヤーでもこういったことが必要なのだから、ゴールキーパーならなおさらである。バンザイしたり、ボールの軌道のもっとも高い位置でジャンプしてボールに手が届かなかったりと目測の悪いゴールキーパーは野球の外野手の「鉄則」をぜひ身に付けなくてはならない。
最初に落下地点に下がるのであって、最初にボールを取りに行ってはならない。
こんなことは野球では常識中の常識、基本中の基本事項なのだが、サッカーでは高等技術なのである。
アメリカ選手の高めのフライのシュートを足を止めて待った”なでしこジャパン”のゴールキーパーはボールの目測を誤り「バンザイ」して得点されたのである。
練習あるのみですナ!(まあ、キーパーは野球の外野手や内野手のキャッチングを練習しろ!ということ。もちろんソフトボールでも結構)
もし日本のゴールキーパーが正しい捕球動作さえ身に付けていれば、2一1で勝てた試合だったネ。
ところで、ついでに書いておくと、最近知ったことだが、上に紹介したように野球の選手がサッカー選手を見ると非常に運動神経が悪く見えるが、同様にバスケットボールの選手がサッカー選手を見ると、今度は非常に「精度が悪い」と見えるようである。要するに、ワンショットで必ずワンゴールを決める完成度の高いバスケットボールに比べると、サッカーは非常に完成度の低いスポーツのように見えるらしい。四六時中ミスばかりしているように見えるからだ。これは実にもっともな感想だろう。バスケットボールでは、パスミスや敵にボールカットされることは屈辱的プレーであるし、パス回しして最後に必ずショットまで行き得点するのが当たり前だからである。
この意味で、40年前にデットマール・クラマーコーチが
「サッカーの理想は、サッカーの広いフィールド上で足でバスケットボールをすることだ」
と言ったというが、それがいかに慧眼であったか分かる。
これに私の観点を付け加えるのなら、次のようになる。
「サッカーの理想は、サッカーの広いフィールド上で足でバスケットボールを野球選手のように俊敏な動きですることだ」
これがサッカーの理想だろう。
ゴールキーパーの”頭超え”のシュート3発で沈没。”なでしこジャパン”の快進撃もついに途絶えた。
どこかで見たことのあるような得点シーンの連発だった。
そう、前代表ゴールキーパーの山郷選手も頭上を超えるシュートをよくミスして”なでしこジャパン”は敗戦したものだった。
身長の低い日本女性の場合、こういうシュートが防げないのはしかたのないことなのかも知れないが、やはり防ぐことが出来ないシュートではなかったので、実に残念なプレーだった。
ここ徳島の中高生のサッカーの試合でもこういうキーパーのミスによる得点シーンは非常によく見かける。徳島の”サッカーの方言”でいうところの「かぶる(頭上をオーバーされる)」というプレーである。
サッカーでは、一般に「キーパーは頭上に弱い」だから「頭上に強く蹴れ」という鉄則があるが、ゴールキーパーのみならずサッカー選手という人種は頭越えのボールに対する「目測」や「反応」が非常に悪い。
これは、小学校低学年から中2後半までずっと野球をしてきた私がいつも感じることである。
野球では、ボールが頭の上をオーバーしたら、二塁打、三塁打、あるいはランニングホームランとなり大量失点の原因となるために、これはもっとも嫌われるプレーである。だから、「選手がフライのボールの方を向いたまま手を上に挙げて後ろに下がり頭上を超えられる」というプレーはもっともぶざまで下手糞なプレーと見なされる。それゆえ、こういう稚拙なプレーを「バンザイ」と言って馬鹿にする。「バンザイだけはするなよ!」と。
そんなわけで、我々が野球少年だった頃、毎日毎日フライのボールをノックしてもらい、バンザイしないように練習をくり返したものである。
(あ)打った瞬間に”バットの向き”とボールを打った”バットの音”と”ボールの軌道”からボールの落下地点を推測する。
(い)ボールを見ずに後ろ向きに落下地点に向かって走る。
(う)ボールが落下するころ合いを見計らって肩ごしに後ろのボールを見る。
(え)落下地点に入ったら身体をボールの方へ向けてボールを見る。
(お)もし落下地点が予測よりずっと前だったら、全力疾走で前方へダッシュする。
(か)最後に捕球体勢を取る。
まあ、こんなことを口酸っぱくコーチや監督から言われたものだ。
要するに、「”絶対頭上を超されないように”まず最初に後ろへ走り落下地点に入ってから捕球動作に入れ」という鉄則である。「最初に捕球動作に入ってから後ろに走るとボールに遅れる」からである。
ところが、サッカーの選手はどういうわけかこれができない。まあ、訓練されていないわけだ。だから、たびたび頭上をオーバーされたり、「バンザイ」をする。日本代表クラスでもそうである。
野球の外野手がサッカーすれば、サッカー自体(つまり、足のボール扱い)は下手糞かも知れないが、落下地点へ入る目測は非常に正確なものがあると私は考える。事実、中高生の野球部の選手の方がクラスで体育のサッカーを行う場合などで結構活躍するのはこういうボールの目測や予測や反応が良いからである。
昔から、私個人は(もちろん私自身が野球から出発して比較できるからだが)、野球のボールの方がはるかに速いため、瞬発力、俊敏性、運動神経、スピードにおいては野球選手の方がサッカー選手より格段に優れていると信じている。ただ、これらだけではサッカーはできないためにサッカー選手の方がサッカーをする時には上手に見えるのである。
実際、野球はピッチャーの投げるボールの速度は、プロ選手で時速130kmから160km、アマチュアで時速110kmから130km。打球のスピードはもっと速く時速200km以上にもなる。一方、サッカーではもっとも強く蹴ったボールでもせいぜい時速130km以下である。
しかも野球の場合、硬球だからボールの当たり所が悪ければ死ぬこともあり、俊敏に動かなくては大怪我につながる。このボールへの恐怖心や危機感が違うために野球選手の方がプレーへの集中度が違いサッカー選手より鋭敏な動きになるのだろうと私は考えている。
もしサッカー選手が野球の選手のような鋭敏、俊敏な動きができれば、ワールドクラスのサッカー選手になれることだろう。
この意味では、冬場オフシーズンの野球の練習に「サッカーをする」というものがあるが、この逆で、サッカーのオフシーズンの練習として「野球の練習をする」というのは実に効果的なものだろうと私は考える。野球選手がサッカーをするのは、体力作りや持久力作りのためだが、サッカー選手が野球をするのは、俊敏性や目測力を高めるためのものということである。
サッカーのフィールドプレーヤーでもこういったことが必要なのだから、ゴールキーパーならなおさらである。バンザイしたり、ボールの軌道のもっとも高い位置でジャンプしてボールに手が届かなかったりと目測の悪いゴールキーパーは野球の外野手の「鉄則」をぜひ身に付けなくてはならない。
最初に落下地点に下がるのであって、最初にボールを取りに行ってはならない。
こんなことは野球では常識中の常識、基本中の基本事項なのだが、サッカーでは高等技術なのである。
アメリカ選手の高めのフライのシュートを足を止めて待った”なでしこジャパン”のゴールキーパーはボールの目測を誤り「バンザイ」して得点されたのである。
練習あるのみですナ!(まあ、キーパーは野球の外野手や内野手のキャッチングを練習しろ!ということ。もちろんソフトボールでも結構)
もし日本のゴールキーパーが正しい捕球動作さえ身に付けていれば、2一1で勝てた試合だったネ。
ところで、ついでに書いておくと、最近知ったことだが、上に紹介したように野球の選手がサッカー選手を見ると非常に運動神経が悪く見えるが、同様にバスケットボールの選手がサッカー選手を見ると、今度は非常に「精度が悪い」と見えるようである。要するに、ワンショットで必ずワンゴールを決める完成度の高いバスケットボールに比べると、サッカーは非常に完成度の低いスポーツのように見えるらしい。四六時中ミスばかりしているように見えるからだ。これは実にもっともな感想だろう。バスケットボールでは、パスミスや敵にボールカットされることは屈辱的プレーであるし、パス回しして最後に必ずショットまで行き得点するのが当たり前だからである。
この意味で、40年前にデットマール・クラマーコーチが
「サッカーの理想は、サッカーの広いフィールド上で足でバスケットボールをすることだ」
と言ったというが、それがいかに慧眼であったか分かる。
これに私の観点を付け加えるのなら、次のようになる。
「サッカーの理想は、サッカーの広いフィールド上で足でバスケットボールを野球選手のように俊敏な動きですることだ」
これがサッカーの理想だろう。
2008/08/17のBlog
[ 15:26 ]
[ 北京オリンピック ]
日本「銅」・フェルプス8冠…競泳男子400mメドレーリレー
いやー、実に興奮する良い試合だった。
日本は、第1泳者の宮下がしぶとく食い下がり4位、第2泳者の北島がラスト50mで一気に首位、そして第3泳者の藤井が粘って2位、第4泳者の佐藤が頑張って3位を死守。ついに銅メダルを獲得。
すばらしい泳ぎだった。
一方、アメリカは第3泳者のフェルプスでついにトップになり、第4泳者がそれをキープして世界新記録で優勝した。
800mリレー、400mメドレーリレーはその国の水泳事情を占う花形レースと考えられている。これらの競技が強い国ほど、水泳人口や水泳環境が整った良い国であるということになっている。
この意味では、日本も”立派な水泳大国”であるということを証明したと言えるだろう。
事実、今や日本全国どの地方にもそれなりの室内温水プールがある。そのため、北京オリンピックの直前の最終練習場に日本を選んだ外国人選手やチームは非常に多かったらしい。日本で最終調整して北京入りしたわけだ。
いやー、実に興奮する良い試合だった。
日本は、第1泳者の宮下がしぶとく食い下がり4位、第2泳者の北島がラスト50mで一気に首位、そして第3泳者の藤井が粘って2位、第4泳者の佐藤が頑張って3位を死守。ついに銅メダルを獲得。
すばらしい泳ぎだった。
一方、アメリカは第3泳者のフェルプスでついにトップになり、第4泳者がそれをキープして世界新記録で優勝した。
800mリレー、400mメドレーリレーはその国の水泳事情を占う花形レースと考えられている。これらの競技が強い国ほど、水泳人口や水泳環境が整った良い国であるということになっている。
この意味では、日本も”立派な水泳大国”であるということを証明したと言えるだろう。
事実、今や日本全国どの地方にもそれなりの室内温水プールがある。そのため、北京オリンピックの直前の最終練習場に日本を選んだ外国人選手やチームは非常に多かったらしい。日本で最終調整して北京入りしたわけだ。
かつて6年前のソルトレークオリンピックの時、私が「ソルトレイク・オリンピック2002」に書いたように、大きな大会でも自力を出し良い記録を出せる人と出せない人には、それぞれそれなりの理由がある。
1つは、特に「心理的理由」である。
試合前に「緊張」し過ぎて我を忘れ、頭が真っ白になってしまう人がいる。本人はリラックスして集中できず、流されるまま終わり、自己記録すらだせず、何をしていたのかすら分からなくなる。こういうタイプの日本人の競技者がいる。
今回では、陸上女子100mの選手がその典型だった。柔道の男子の多くもこの例に入る。もちろん、女子水泳にも多々見受けられた。
こうした選手には、拙著に紹介した、「5 いやーオリンピックは面白い!里谷選手から学ぼう!」の内容が参考になるはずである。私の本は買う必要無いから、それをここに紹介しておこう。
モーグルの選手は、試合前の緊張をほぐすためのシステマチックな技術として次のようにするという。
(あ)試合開始15分前から5分間、自分の一番好きな人や家族のことを考える。楽しかったこと。お世話になったこと。そして落ち着く。
(い)次の5分間で、これまで自分が行って来たスキーのことを思い出す。そして過去に起こったスキーのいろんな記憶や経験のすべてを呼び覚ます。
(う)最後の5分で、目の前の現実の競技のことだけを考える。そして最高潮にエキサイトし、燃える。アドレナリン全開! スタート!
里谷選手の後、上村選手も大活躍しているように、スキーの女子モーグル選手が大成功している理由の1つがこれであろう。本番に強い。
上の中の「スキー」を自分の競技名に変えて、この方法を各種目に適用すればいいだけのことである。
1つは、特に「心理的理由」である。
試合前に「緊張」し過ぎて我を忘れ、頭が真っ白になってしまう人がいる。本人はリラックスして集中できず、流されるまま終わり、自己記録すらだせず、何をしていたのかすら分からなくなる。こういうタイプの日本人の競技者がいる。
今回では、陸上女子100mの選手がその典型だった。柔道の男子の多くもこの例に入る。もちろん、女子水泳にも多々見受けられた。
こうした選手には、拙著に紹介した、「5 いやーオリンピックは面白い!里谷選手から学ぼう!」の内容が参考になるはずである。私の本は買う必要無いから、それをここに紹介しておこう。
モーグルの選手は、試合前の緊張をほぐすためのシステマチックな技術として次のようにするという。
(あ)試合開始15分前から5分間、自分の一番好きな人や家族のことを考える。楽しかったこと。お世話になったこと。そして落ち着く。
(い)次の5分間で、これまで自分が行って来たスキーのことを思い出す。そして過去に起こったスキーのいろんな記憶や経験のすべてを呼び覚ます。
(う)最後の5分で、目の前の現実の競技のことだけを考える。そして最高潮にエキサイトし、燃える。アドレナリン全開! スタート!
里谷選手の後、上村選手も大活躍しているように、スキーの女子モーグル選手が大成功している理由の1つがこれであろう。本番に強い。
上の中の「スキー」を自分の競技名に変えて、この方法を各種目に適用すればいいだけのことである。
2つ目は、「新技術誕生」に対する各選手の対応の違いである。
今回は、水泳で「レーザーレーサー」というまったく新しいタイプの水着が誕生した。これにまつわる各選手の対応の出来不出来が競技の結果を大きく左右したと考えられる。
これについても拙著の「16 クーンのパラダイム論再考:スポーツと科学の類似性!」の内容が参考になるはずである。
ソルトレークオリンピックの時には「スラップスケート」(かかとで刃が外れるスケート靴)が発明された後の2回目のオリンピックだった(1回目が長野オリンピック)。
この新技術に対して、(1)これで育った若手選手、(2)これに乗り換え対応できた従来の選手、(3)これに乗り換え対応ができなかった選手、の3種類で世代交代劇が起こったのである。(1)がカナダのウォザースプーン選手、(2)が日本の清水選手、(3)がオランダのファンファルデ選手であった。
したがって、長野は清水、ウォザースプーンの大会となり、ファンファルデは敗北。しかし次のソルトレークではファンファルデが見事に乗り換えて来て復活したのであった。
今回は、水泳で「レーザーレーサー」というまったく新しいタイプの水着が誕生した。これにまつわる各選手の対応の出来不出来が競技の結果を大きく左右したと考えられる。
これについても拙著の「16 クーンのパラダイム論再考:スポーツと科学の類似性!」の内容が参考になるはずである。
ソルトレークオリンピックの時には「スラップスケート」(かかとで刃が外れるスケート靴)が発明された後の2回目のオリンピックだった(1回目が長野オリンピック)。
この新技術に対して、(1)これで育った若手選手、(2)これに乗り換え対応できた従来の選手、(3)これに乗り換え対応ができなかった選手、の3種類で世代交代劇が起こったのである。(1)がカナダのウォザースプーン選手、(2)が日本の清水選手、(3)がオランダのファンファルデ選手であった。
したがって、長野は清水、ウォザースプーンの大会となり、ファンファルデは敗北。しかし次のソルトレークではファンファルデが見事に乗り換えて来て復活したのであった。
実は、今回の水泳界は、かつての陸上高跳びの「背面飛び」の発明、スキーの「V字ジャンプ」の発明、スケートの「スラップスケート」の発明などの”時代”に匹敵するものであると私は考えている。「レーザーレーサー」の発明である(レーザーレーサーと「アルキメデスの原理」 )。
この意味で、今回の競泳界は、「レーザーレーサー」の発明に対して、やはり(1)これで育った若手選手、(2)これに乗り換え対応できた従来の選手、(3)これに乗り換え対応ができなかった選手、の3種類で世代交代劇が起こったのである。そう考えるべきだと私は思う。
今回は、(1)がアメリカのマイケル・フェルプス選手であり、(2)が日本の北島選手であり、(3)がアメリカのハンセン選手であると思う。
今回日本は遅ればせながら日本水泳連盟が「レーザーレーサー」解禁し、北島選手などがそれに対応するだけ(つまり、フォーム改造するだけ)の時間的余裕がかなりあった。だから、北島選手が成功できたのである。もし日本水泳連盟が「レーザーレーサー」解禁しなかったとしたらと思うとぞっとする。おそらく日本の競泳は惨敗しただろう(”ねらい撃ち”:日本水泳陣”壊滅”の危機 )。
一方、北島のライバルであるアメリカのハンセン選手は他の多くの選手が「レーザーレーサー」を着用して好記録連発して行く中、本調子が出ず記録も良くなかった。このことから察して、私個人はハンセン選手は「レーザーレーサー」対応が出来ずに従来の泳ぎでレースしたために時代に取り残されたのだろうと思うのである。
幸い、今日の最終日のレースでアメリカの第2泳者となり今回初の金メダルを取ったのでハッピーエンドで終わって良かったと思うが、やはり泳ぎ自体は良くなかった。
それに対して、オリンピック8冠達成の「レーザーレーサー」の”申し子”、マイケル・フェルプス選手は大活躍でマーク・スピッツの7冠記録を超えて歴史にその名を残した。この貢献に対してイギリスのスピード社から報奨金1億円が送られたとか。英米人恐るべしというところか。
こんなわけで、次回は、あらゆる選手が「レーザーレーサー」対応し、平泳ぎでは北島選手の泳ぎを研究して鍛え直してくるはずだから、かつてのスピードスケートの「ファンファルデの復活」のような物語が水泳においても現れるに違いない。
いやー、オリンピックは面白い!
この意味で、今回の競泳界は、「レーザーレーサー」の発明に対して、やはり(1)これで育った若手選手、(2)これに乗り換え対応できた従来の選手、(3)これに乗り換え対応ができなかった選手、の3種類で世代交代劇が起こったのである。そう考えるべきだと私は思う。
今回は、(1)がアメリカのマイケル・フェルプス選手であり、(2)が日本の北島選手であり、(3)がアメリカのハンセン選手であると思う。
今回日本は遅ればせながら日本水泳連盟が「レーザーレーサー」解禁し、北島選手などがそれに対応するだけ(つまり、フォーム改造するだけ)の時間的余裕がかなりあった。だから、北島選手が成功できたのである。もし日本水泳連盟が「レーザーレーサー」解禁しなかったとしたらと思うとぞっとする。おそらく日本の競泳は惨敗しただろう(”ねらい撃ち”:日本水泳陣”壊滅”の危機 )。
一方、北島のライバルであるアメリカのハンセン選手は他の多くの選手が「レーザーレーサー」を着用して好記録連発して行く中、本調子が出ず記録も良くなかった。このことから察して、私個人はハンセン選手は「レーザーレーサー」対応が出来ずに従来の泳ぎでレースしたために時代に取り残されたのだろうと思うのである。
幸い、今日の最終日のレースでアメリカの第2泳者となり今回初の金メダルを取ったのでハッピーエンドで終わって良かったと思うが、やはり泳ぎ自体は良くなかった。
それに対して、オリンピック8冠達成の「レーザーレーサー」の”申し子”、マイケル・フェルプス選手は大活躍でマーク・スピッツの7冠記録を超えて歴史にその名を残した。この貢献に対してイギリスのスピード社から報奨金1億円が送られたとか。英米人恐るべしというところか。
こんなわけで、次回は、あらゆる選手が「レーザーレーサー」対応し、平泳ぎでは北島選手の泳ぎを研究して鍛え直してくるはずだから、かつてのスピードスケートの「ファンファルデの復活」のような物語が水泳においても現れるに違いない。
いやー、オリンピックは面白い!
ところで、こんなに面白いオリンピックをライブでやっているのに、そうした時間も「研究だ」と言って、夏休みにもかかわらず、自分の小さな専門分野に埋没し、しこしこ研究をしているという学者(私にいわせれば、ばか者)がいる。まあ、一般に日本の学者はスポーツ音痴でスポーツ嫌いの”偏屈”な人が多いのでしかたないが、あまり世の中と連動しないで税金使うことばかりやっていると、その内国民からそっぽを向かれるということは覚悟しておいた方がいいだろう。何ごとも切り替えが大事。オリンピックの年はオリンピックを見ること、これも1つの仕事である。そこから常人が考えお呼びも付かないことを発見するのが我々学者の勤めなのだ! 俺はそう思う。
「専門馬鹿」ほど困った国民はいない。
「専門馬鹿」ほど困った国民はいない。
2008/08/16のBlog
[ 10:54 ]
[ なでしこジャパン ]
なでしこ初の準決勝進出、中国破る…沢先制ヘッド・永里2点目
”なでしこジャパン”、男子サッカーを超越してお先に歴史的快挙達成!
正直言って、反町ジャパンより”なでしこジャパン”の方が強そうだ(「”なでしこジャパン”の強さの秘密?」を参考)。
以前から私が主張して来ているように、一度正式に”なでしこジャパン”と反町ジャパンがガチンコ対決してみるべきだ。
そして、もし反町ジャパンが負けたら、日本男子代表を女子サッカーに受け渡す、なんていうのはどうだろうか。
サッカーの質、個人技術、運動量、スピードなど、あらゆる面で男子サッカーより女子サッカーの方が上ではないか。さすがにマンチェスターUのサッカーをお手本にしているチームだけはある。
もしJ2の徳島ヴォルティスが女子サッカーリーグに所属したとしたら、果たして優勝できるだろうか?
かなり疑わしい。
それほど、今の女子サッカーは成長してきている。若手育成が成功した例だろう。
かつて”厄病神”だった沢選手もイップス(スポーツの心理的トラウマ)を乗り越え、非常に積極的なプレーヤーへと変身した。ベテランと若手が見事に噛み合った良いチームである。
おめでとう、なでしこジャパン!
次のアメリカ戦を期待したい。
”なでしこジャパン”、男子サッカーを超越してお先に歴史的快挙達成!
正直言って、反町ジャパンより”なでしこジャパン”の方が強そうだ(「”なでしこジャパン”の強さの秘密?」を参考)。
以前から私が主張して来ているように、一度正式に”なでしこジャパン”と反町ジャパンがガチンコ対決してみるべきだ。
そして、もし反町ジャパンが負けたら、日本男子代表を女子サッカーに受け渡す、なんていうのはどうだろうか。
サッカーの質、個人技術、運動量、スピードなど、あらゆる面で男子サッカーより女子サッカーの方が上ではないか。さすがにマンチェスターUのサッカーをお手本にしているチームだけはある。
もしJ2の徳島ヴォルティスが女子サッカーリーグに所属したとしたら、果たして優勝できるだろうか?
かなり疑わしい。
それほど、今の女子サッカーは成長してきている。若手育成が成功した例だろう。
かつて”厄病神”だった沢選手もイップス(スポーツの心理的トラウマ)を乗り越え、非常に積極的なプレーヤーへと変身した。ベテランと若手が見事に噛み合った良いチームである。
おめでとう、なでしこジャパン!
次のアメリカ戦を期待したい。
2008/08/15のBlog
[ 13:33 ]
[ 政治・経済 ]
いやはや、”世間の目”が北京オリンピックに釘付けとなっている間を狙って(もちろん意図的にだろうが)、米軍は着実に「対ロ戦略」に向けた準備を行っているようだ。
以下のニュースがそれを物語る。
ポーランドへの米ミサイル防衛配備計画、両国が大筋合意
『報道官は合意の詳細を明かさなかったが、ポーランドのトゥスク首相が地元テレビに語ったところでは、米国は迎撃ミサイル10基をポーランドに配備し、同国に見返りとして地対空誘導弾「パトリオット」を供与。また、有事を想定した相互軍事協力の強化でも合意した。』
グルジアへ人道支援物資、米軍輸送機の第1便到着
『ブッシュ政権としてはあくまで外交的解決を優先させる構えで、現時点ではロシアとの軍事対決を避ける姿勢を堅持している。が、人道支援の形とはいえ米軍を現地に派遣したことは、ロシアに対し、軍事的選択肢を完全排除したわけではないとの「強い警告」を発しているのは明白だ。』
グルジアへの米軍派遣表明、米露の対立激化へ
以下のニュースがそれを物語る。
ポーランドへの米ミサイル防衛配備計画、両国が大筋合意
『報道官は合意の詳細を明かさなかったが、ポーランドのトゥスク首相が地元テレビに語ったところでは、米国は迎撃ミサイル10基をポーランドに配備し、同国に見返りとして地対空誘導弾「パトリオット」を供与。また、有事を想定した相互軍事協力の強化でも合意した。』
グルジアへ人道支援物資、米軍輸送機の第1便到着
『ブッシュ政権としてはあくまで外交的解決を優先させる構えで、現時点ではロシアとの軍事対決を避ける姿勢を堅持している。が、人道支援の形とはいえ米軍を現地に派遣したことは、ロシアに対し、軍事的選択肢を完全排除したわけではないとの「強い警告」を発しているのは明白だ。』
グルジアへの米軍派遣表明、米露の対立激化へ
昨日、「「ロシア一グルジア戦争」の意味は? 」に私はこう書いていた。
『一方、後者のブレンジンスキー/キッシンジャーの親ロスチャイルドのユダヤ一派は、もっと徹底的でかつ物騒な連中であり、対ロシアの第三次世界大戦をぼっ発させて、「中ロ核戦争」を引き起こし、中国とロシアを壊滅させることを狙っていると考えられている。そして、「オバマはそのための道具にされるのだ」という計画らしい。「陰謀暴露論者」のメンメンが警告しているのがこちらの方である。
そんなわけで、こっちの路線なら、グルジア戦争はその端緒に過ぎず、これからロシアの周辺国で次々と紛争を起こし、ロシアを消耗戦に持ち込み、中国にも同じことをして、最後には中国とロシアを戦わせるという計画らしい。当然、この場合には中国やロシアから何発か核ミサイルが日本へも飛んでくることになるだろう。おそらく東京は終わる。(ちなみに第三次世界大戦は2012年に始まると計画されているとか)』
ここ数日の動きからすると、「ロシアを西側諸国へと勧誘する作戦のブッシュ大統領に代表されるネオコン一派」から「対ロシア全面核戦争を狙うオバマ/ブレジンスキーに代表される親ロスチャイルド一派」へ完全に対ロ戦術が転換されたことは間違いないようだ。
この路線への転向は、太田龍氏によって紹介されたW・G・タープレイのレンズコムにある分析と完全に一致しているようである。
これは非常に危険な流れで、人類にとっては残念な流れなのだが、これがアメリカの現実だとすれば、今後数限り無い米ロの衝突を生みつつ、数年は緊張状態が続き、2012年を目処に開戦ということになるのかも知れない。
この意味では、我々日本人も”その時”のために準備しておかなくてはならないのかも知れない。例えば、「核シェルター」を作るとか、洞穴に食料を確保しておくとか、最悪の場合を想定した準備が必要なのかも知れないということである。
シッチン博士のシュメール文明研究では、紀元前数千年前に今のシナイ半島中央のゴラン高原とその東近郊のメソポタミアに栄えたシュメール文明は、ふた手に分かれた”神々”による核戦争で滅亡したという話である(これが有名なソドムとゴモラの破滅の伝説になったとか)。そのおかげで豊かな湖はそれ以後「死海」となり、ゴラン高原には今持って放射能が放出されているという。
この戦争の最中、神から「遠くへ逃げよ」と言われたアブラム(後のアブラハム)とアブラムの甥のロトは、山の洞窟に逃げ延び、その戦争から身を守ってユダヤ人の先祖となったという話である。
我々もアブラハムに学ぶべきなのかも知れない。
『一方、後者のブレンジンスキー/キッシンジャーの親ロスチャイルドのユダヤ一派は、もっと徹底的でかつ物騒な連中であり、対ロシアの第三次世界大戦をぼっ発させて、「中ロ核戦争」を引き起こし、中国とロシアを壊滅させることを狙っていると考えられている。そして、「オバマはそのための道具にされるのだ」という計画らしい。「陰謀暴露論者」のメンメンが警告しているのがこちらの方である。
そんなわけで、こっちの路線なら、グルジア戦争はその端緒に過ぎず、これからロシアの周辺国で次々と紛争を起こし、ロシアを消耗戦に持ち込み、中国にも同じことをして、最後には中国とロシアを戦わせるという計画らしい。当然、この場合には中国やロシアから何発か核ミサイルが日本へも飛んでくることになるだろう。おそらく東京は終わる。(ちなみに第三次世界大戦は2012年に始まると計画されているとか)』
ここ数日の動きからすると、「ロシアを西側諸国へと勧誘する作戦のブッシュ大統領に代表されるネオコン一派」から「対ロシア全面核戦争を狙うオバマ/ブレジンスキーに代表される親ロスチャイルド一派」へ完全に対ロ戦術が転換されたことは間違いないようだ。
この路線への転向は、太田龍氏によって紹介されたW・G・タープレイのレンズコムにある分析と完全に一致しているようである。
これは非常に危険な流れで、人類にとっては残念な流れなのだが、これがアメリカの現実だとすれば、今後数限り無い米ロの衝突を生みつつ、数年は緊張状態が続き、2012年を目処に開戦ということになるのかも知れない。
この意味では、我々日本人も”その時”のために準備しておかなくてはならないのかも知れない。例えば、「核シェルター」を作るとか、洞穴に食料を確保しておくとか、最悪の場合を想定した準備が必要なのかも知れないということである。
シッチン博士のシュメール文明研究では、紀元前数千年前に今のシナイ半島中央のゴラン高原とその東近郊のメソポタミアに栄えたシュメール文明は、ふた手に分かれた”神々”による核戦争で滅亡したという話である(これが有名なソドムとゴモラの破滅の伝説になったとか)。そのおかげで豊かな湖はそれ以後「死海」となり、ゴラン高原には今持って放射能が放出されているという。
この戦争の最中、神から「遠くへ逃げよ」と言われたアブラム(後のアブラハム)とアブラムの甥のロトは、山の洞窟に逃げ延び、その戦争から身を守ってユダヤ人の先祖となったという話である。
我々もアブラハムに学ぶべきなのかも知れない。
あるいは「KC130空中給油機」との2つの説がある。写真を見比べた範囲では、前者の「C130輸送機」に似ているようである。
このことからも、「C17輸送機」でグルジアのトビリシへ飛行するための訓練を四国徳島吉野川で行ったと考えていいだろう。
まあ、世界平和を望むのであれば、今や米軍を「大英帝国の傭兵部隊」としてうまいこと使っているイギリス(というよりロンドン)を暴走させないことである。がしかし、7つの海を支配しているロンドン、東インド会社だから、日本の力など遠く及ばないだろう。
ということは、山に穴掘って逃げ場を作っておく他ないようですナ。
2008年8月15日の今日は、日本人にとって第二次世界大戦、すなわち太平洋戦争の「終戦記念日」なのだが、世の中は確実に第三次世界大戦に向けた準備をしているということである。
このことからも、「C17輸送機」でグルジアのトビリシへ飛行するための訓練を四国徳島吉野川で行ったと考えていいだろう。
まあ、世界平和を望むのであれば、今や米軍を「大英帝国の傭兵部隊」としてうまいこと使っているイギリス(というよりロンドン)を暴走させないことである。がしかし、7つの海を支配しているロンドン、東インド会社だから、日本の力など遠く及ばないだろう。
ということは、山に穴掘って逃げ場を作っておく他ないようですナ。
2008年8月15日の今日は、日本人にとって第二次世界大戦、すなわち太平洋戦争の「終戦記念日」なのだが、世の中は確実に第三次世界大戦に向けた準備をしているということである。
2008/08/14のBlog
[ 11:30 ]
[ 政治・経済 ]
昨日、北京オリンピックの柔道男子90kg級でグルジアの選手が優勝し金メダルを取った。
このグルジアの南オセチアという地域をめぐってロシアとグルジアの間で戦闘が始まった。
ここまでの両国の緊張関係に至る経緯は、「グルジア」によくまとめられている。
『ロシアとの関係
旧ソ連からの独立以降、グルジアは一貫してロシアと一定の距離を置き、欧米との関係強化を打ち出してきた。特に、2004年に就任したサアカシュヴィリ大統領は、より一層の親欧米路線推進を明確にしており、軍事的には2008年のNATO(北大西洋条約機構)とEU(欧州連合)への加盟推進、ロシア語教育の廃止、ロシア帝国からソ連邦時代までのロシア支配の過酷さと抗露運動の歴史を教える記念館の開設、同じく脱露路線をとるウクライナ、モルドヴァ、バルト三国との連携にもこうした路線が表れている。また、対露強硬派で知られるアメリカの新保守主義者との協力も深めているとされる。また、グルジア軍も、NATO側兵器による近代化やアメリカ軍などとの共同軍事訓練を行うなど関係を深めている。
一方、地政学的にみたグルジアは、ロシアにとってカスピ海産原油パイプラインの存在等、中央アジア原油利権等と密接な関わりがあり、南の玄関口黒海へ連なる要衝に位置する。そのため、ロシアはソ連独立以降、グルジアの「脱露、親欧米路線推進」路線には常に警戒感を抱いており、両国の関係は急速に悪化している。2006年9月27日、28日には、グルジア国内駐在のロシア軍将校6名をスパイ容疑で拘束する事態が発生、ロシアは報復として、グルジアに対するビザ発給の停止や国境線の封鎖等の報復処置にまで発展した。
また、対チェチェン政策を有利に推し進めたいロシアにとって、チェチェンの周辺国を親ロシア勢力で固めることは、中央アジア原油利権への一定の影響力強化につながるだけでなく、ロシア南部における安全保障の観点からも非常に重要である。そのため、ロシアは、グルジア国内のアブハジア自治共和国独立、南オセチア自治州のロシア・北オセチア共和国への編入を後押しすることで、カフカースにおける親ロシア勢力拡大に努めている。グルジアにとって、こうしたロシアの行動は自国領に対する主権侵害以外の何物でもないため、これがさらなる両国間の確執をもたらすという悪循環を生んでいる。
昨今の原油価格高騰や同じ脱ロシア、親欧米路線推進を掲げるウクライナ等近隣諸国の動向、さらには欧米の対ロシア政策の思惑も絡み、グルジアとロシアとの緊張は当面続くものと思われる。』
このグルジアの南オセチアという地域をめぐってロシアとグルジアの間で戦闘が始まった。
ここまでの両国の緊張関係に至る経緯は、「グルジア」によくまとめられている。
『ロシアとの関係
旧ソ連からの独立以降、グルジアは一貫してロシアと一定の距離を置き、欧米との関係強化を打ち出してきた。特に、2004年に就任したサアカシュヴィリ大統領は、より一層の親欧米路線推進を明確にしており、軍事的には2008年のNATO(北大西洋条約機構)とEU(欧州連合)への加盟推進、ロシア語教育の廃止、ロシア帝国からソ連邦時代までのロシア支配の過酷さと抗露運動の歴史を教える記念館の開設、同じく脱露路線をとるウクライナ、モルドヴァ、バルト三国との連携にもこうした路線が表れている。また、対露強硬派で知られるアメリカの新保守主義者との協力も深めているとされる。また、グルジア軍も、NATO側兵器による近代化やアメリカ軍などとの共同軍事訓練を行うなど関係を深めている。
一方、地政学的にみたグルジアは、ロシアにとってカスピ海産原油パイプラインの存在等、中央アジア原油利権等と密接な関わりがあり、南の玄関口黒海へ連なる要衝に位置する。そのため、ロシアはソ連独立以降、グルジアの「脱露、親欧米路線推進」路線には常に警戒感を抱いており、両国の関係は急速に悪化している。2006年9月27日、28日には、グルジア国内駐在のロシア軍将校6名をスパイ容疑で拘束する事態が発生、ロシアは報復として、グルジアに対するビザ発給の停止や国境線の封鎖等の報復処置にまで発展した。
また、対チェチェン政策を有利に推し進めたいロシアにとって、チェチェンの周辺国を親ロシア勢力で固めることは、中央アジア原油利権への一定の影響力強化につながるだけでなく、ロシア南部における安全保障の観点からも非常に重要である。そのため、ロシアは、グルジア国内のアブハジア自治共和国独立、南オセチア自治州のロシア・北オセチア共和国への編入を後押しすることで、カフカースにおける親ロシア勢力拡大に努めている。グルジアにとって、こうしたロシアの行動は自国領に対する主権侵害以外の何物でもないため、これがさらなる両国間の確執をもたらすという悪循環を生んでいる。
昨今の原油価格高騰や同じ脱ロシア、親欧米路線推進を掲げるウクライナ等近隣諸国の動向、さらには欧米の対ロシア政策の思惑も絡み、グルジアとロシアとの緊張は当面続くものと思われる。』
ところで、以下の記事にあるように、
米軍機?超低空飛行 美馬市など、吉野川流域で目撃
米軍低空飛行/3県知事が「中止を」/兵庫・徳島・愛媛 外相に要請
米軍機低空飛行 高村外相に抗議 徳島県知事
先月7月の今頃、7月16日前後に在日米軍機が、吉野川に沿って川に墜落しそうなほどの”超低空飛行”を数回行った。この軍事練習の目的は不明とされ、米軍司令官からも日本人には何も知らされなかった。だから、県知事他は、そういった危険な軍事練習、また日米の協定違反の軍事練習は行うなという抗議を行ったわけだ。
果たして、この超低空飛行の軍事的目的は何だったか?
実は、これはロシアvsグルジアの戦闘に1ヶ月先立ち、米軍はすでにこの戦争が起こることを知っていたことを意味する。それゆえ、米軍はその時のための飛行訓練を行ったのだろう、と私は考えている。
なぜなら、今日のニュース
グルジアへの米軍派遣表明、米露の対立激化へ
にあるように、アメリカ合衆国はグルジアに「”人道支援のため”の米軍機」を派遣するというのである。「”人道支援のため”の米軍機」といえば、輸送機しかない。
米軍機?超低空飛行 美馬市など、吉野川流域で目撃
米軍低空飛行/3県知事が「中止を」/兵庫・徳島・愛媛 外相に要請
米軍機低空飛行 高村外相に抗議 徳島県知事
先月7月の今頃、7月16日前後に在日米軍機が、吉野川に沿って川に墜落しそうなほどの”超低空飛行”を数回行った。この軍事練習の目的は不明とされ、米軍司令官からも日本人には何も知らされなかった。だから、県知事他は、そういった危険な軍事練習、また日米の協定違反の軍事練習は行うなという抗議を行ったわけだ。
果たして、この超低空飛行の軍事的目的は何だったか?
実は、これはロシアvsグルジアの戦闘に1ヶ月先立ち、米軍はすでにこの戦争が起こることを知っていたことを意味する。それゆえ、米軍はその時のための飛行訓練を行ったのだろう、と私は考えている。
なぜなら、今日のニュース
グルジアへの米軍派遣表明、米露の対立激化へ
にあるように、アメリカ合衆国はグルジアに「”人道支援のため”の米軍機」を派遣するというのである。「”人道支援のため”の米軍機」といえば、輸送機しかない。
しかも、グルジアの地図を見れば明らかなように、グルジアの首都トビリシに入るのは、一番手っ取り早いのは、グルジア南部から中央を走るムトウクヴァリ川の東西両端の西側(トルコ側)と東側(アゼルバイジャンのクラ川につながる側)から川沿いに輸送機を超低空飛行していくことだろう。川に沿って進めば、おのずと首都トビリシに至る。
では、どこから米軍機が行くか?
と言えば、やはり日本からだろう。
まあ、そんな理由で、急きょ日本国内で対ロシア作戦のトビリシ入りの軍事訓練を四国をまたいで行ったのだろうと考えるというわけだ。
では、どこから米軍機が行くか?
と言えば、やはり日本からだろう。
まあ、そんな理由で、急きょ日本国内で対ロシア作戦のトビリシ入りの軍事訓練を四国をまたいで行ったのだろうと考えるというわけだ。
では、どうして米軍は今回のロシア一グルジア戦争を知っていたのか?
どうして予知していたのか?
それは、自明だろう。
要するに、「この戦争は英米軍が仕掛けた」からである。この北京オリンピックの時期に合わせれば、国際世論をロシア非難という形に誘導できるからだ。
この地域は、ロシアのガスパイプラインの最重要な地域であることは、以前「マスコミの集団ヒステリーとアメリカのイラン攻撃」で紹介した。
そこにあるように、カスピ海周辺をロシア寄りの国々で固めるか、英米寄りの国々で固めるかで世界の(そしてヨーロッパの)エネルギー情勢はかなり変わってしまうのである。また、現在のロシアの最高の輸出品で資金源となっているガスをロシア国外に売れなくするのが、”英米の作戦”でもあるからである。
もっともこの”英米の作戦”が、ブッシュ政権のネオコン一派の手口なのか、すでに次期オバマ政権のためにアメリカの政治権力を奪ったとされる、ブレンジンスキー/キッシンジャーのユダヤ路線の手口なのか、この辺は今のところ私には理解しがたい。
前者のネオコン一派は、世界の石油を支配しているネオコンvsロシアのガス戦略で世界制覇を狙うプーチン一派の戦いを行っていると考えられている。つまり、「石油vsガスの戦い」である。そんなわけで、こっちの路線は比較的分かりやすい。
一方、後者のブレンジンスキー/キッシンジャーの親ロスチャイルドのユダヤ一派は、もっと徹底的でかつ物騒な連中であり、対ロシアの第三次世界大戦をぼっ発させて、「中ロ核戦争」を引き起こし、中国とロシアを壊滅させることを狙っていると考えられている。そして、「オバマはそのための道具にされるのだ」という計画らしい。「陰謀暴露論者」のメンメンが警告しているのがこちらの方である。
そんなわけで、こっちの路線なら、グルジア戦争はその端緒に過ぎず、これからロシアの周辺国で次々と紛争を起こし、ロシアを消耗戦に持ち込み、中国にも同じことをして、最後には中国とロシアを戦わせるという計画らしい。当然、この場合には中国やロシアから何発か核ミサイルが日本へも飛んでくることになるだろう。おそらく東京は終わる。(ちなみに第三次世界大戦は2012年に始まると計画されているとか)
いずれにせよ、現段階では、ロシア一グルジア戦争は双方にとって好都合であることは間違いない。
どうして予知していたのか?
それは、自明だろう。
要するに、「この戦争は英米軍が仕掛けた」からである。この北京オリンピックの時期に合わせれば、国際世論をロシア非難という形に誘導できるからだ。
この地域は、ロシアのガスパイプラインの最重要な地域であることは、以前「マスコミの集団ヒステリーとアメリカのイラン攻撃」で紹介した。
そこにあるように、カスピ海周辺をロシア寄りの国々で固めるか、英米寄りの国々で固めるかで世界の(そしてヨーロッパの)エネルギー情勢はかなり変わってしまうのである。また、現在のロシアの最高の輸出品で資金源となっているガスをロシア国外に売れなくするのが、”英米の作戦”でもあるからである。
もっともこの”英米の作戦”が、ブッシュ政権のネオコン一派の手口なのか、すでに次期オバマ政権のためにアメリカの政治権力を奪ったとされる、ブレンジンスキー/キッシンジャーのユダヤ路線の手口なのか、この辺は今のところ私には理解しがたい。
前者のネオコン一派は、世界の石油を支配しているネオコンvsロシアのガス戦略で世界制覇を狙うプーチン一派の戦いを行っていると考えられている。つまり、「石油vsガスの戦い」である。そんなわけで、こっちの路線は比較的分かりやすい。
一方、後者のブレンジンスキー/キッシンジャーの親ロスチャイルドのユダヤ一派は、もっと徹底的でかつ物騒な連中であり、対ロシアの第三次世界大戦をぼっ発させて、「中ロ核戦争」を引き起こし、中国とロシアを壊滅させることを狙っていると考えられている。そして、「オバマはそのための道具にされるのだ」という計画らしい。「陰謀暴露論者」のメンメンが警告しているのがこちらの方である。
そんなわけで、こっちの路線なら、グルジア戦争はその端緒に過ぎず、これからロシアの周辺国で次々と紛争を起こし、ロシアを消耗戦に持ち込み、中国にも同じことをして、最後には中国とロシアを戦わせるという計画らしい。当然、この場合には中国やロシアから何発か核ミサイルが日本へも飛んでくることになるだろう。おそらく東京は終わる。(ちなみに第三次世界大戦は2012年に始まると計画されているとか)
いずれにせよ、現段階では、ロシア一グルジア戦争は双方にとって好都合であることは間違いない。
大国の前で蹂躙されるのは一般人、一般市民である。大国のエゴの前で殺されるグルジア人は本当に可哀想だ。
北京オリンピックに行っているグルジア人女性の言っていた
「戦争は政治家が起こすもの。その犠牲になるのは市民だ」
というのは、まさにその通りである。
優秀で知的でシュメール文明の血筋を引く良いユダヤ人も多いのだが、どうもブレンジンスキー、キッシンジャー、ロスチャイルド的な死の商人的なユダヤ人(もちろんジューウィッシュだけではないが)は好きになれない。
世も末ですナ!
北京オリンピックに行っているグルジア人女性の言っていた
「戦争は政治家が起こすもの。その犠牲になるのは市民だ」
というのは、まさにその通りである。
優秀で知的でシュメール文明の血筋を引く良いユダヤ人も多いのだが、どうもブレンジンスキー、キッシンジャー、ロスチャイルド的な死の商人的なユダヤ人(もちろんジューウィッシュだけではないが)は好きになれない。
世も末ですナ!
2008/08/13のBlog
[ 09:17 ]
[ 徳島 ]
[ 09:01 ]
[ なでしこジャパン ]
なでしこ8強入り、ノルウェーに快勝…決勝T初戦は中国
”なでしこジャパン”、日本5一1ノルウェーで快勝。
G組3位に入り、決勝トーナメント進出。
いやー、実に良い試合だった。
ノルウェーに先制され、いやな雰囲気で始まったが、自信を持った勇敢なプレーで徐々にペースをつかみ同点。その後は、美しい展開サッカーや基本に忠実なプレーで次々と加点。「幸運の女神」もなでしこをサポートし、強豪ノルウェーに5一1の勝利。
それにしても、「なでしこジャパン」は強い。(これについては「”なでしこジャパン”の強さの秘密?」を参考)
次は中国。厳しい試合になるはずだが、ぜひ勝利して欲しいものだ。
”なでしこジャパン”、日本5一1ノルウェーで快勝。
G組3位に入り、決勝トーナメント進出。
いやー、実に良い試合だった。
ノルウェーに先制され、いやな雰囲気で始まったが、自信を持った勇敢なプレーで徐々にペースをつかみ同点。その後は、美しい展開サッカーや基本に忠実なプレーで次々と加点。「幸運の女神」もなでしこをサポートし、強豪ノルウェーに5一1の勝利。
それにしても、「なでしこジャパン」は強い。(これについては「”なでしこジャパン”の強さの秘密?」を参考)
次は中国。厳しい試合になるはずだが、ぜひ勝利して欲しいものだ。
2008/08/12のBlog
[ 11:09 ]
[ サッカー ]
子供達の人気アニメ「メジャー」。この中での主題は「マニュアル野球」と「ワイルド野球」の違いである。
だれかから教わったさまざまな基本戦法や技術、オーソドックスな戦法や予想が付くシステム野球など想定内野球。こうしたものが、「マニュアル野球」である。
それに対して、「ど根性野球」や「一発勝負野球」、「セオリー度外視の野球」、「後先など考えない真剣勝負の野球」など予想外の”血湧き肉踊る”野球が「ワイルド野球」(あるいは、「アニマル野球」)である。
そして、日本人の「マニュアル野球」ではメジャーには通用しない。むしろ、「ワイルド野球」ではくてはダメなんだ。
とまあ、こんなふうなことをそのマンガの著者は考えているのだろう。
この「メジャー」の”主題”と同じような問題が今の日本のサッカーにも存在すると私は見ている。
つまり、「マニュアルサッカー」と「ワイルドサッカー」の違いである。
今回のユーロ2008の決勝戦、スペインvsドイツ戦で、決勝ゴールをあげたフェルナンドトーレスのシュートシーンはまさに「サッカー版メジャー」そのものであった。
ドイツの若き天才ディフェンダーラーメの背後からチーターのように追い抜き、ボールをかっさらいキーパーの上にふわっと浮かせ、自分もキーパーをふわっと走り幅跳びの選手のようにジャンプしてかわす。
こういう”華麗なプレー”は考えていてできるものではない。「マニュアルサッカー」でできるものでもない。その場で身体が自然に動き反応してできるプレーである。
つまり、常日頃の基本プレーや基本技術の反復練習の積み重ねの上に、実際の試合の流れの中で自分の身体が自然に反応して初めてできるというようなプレーである。自分でもなんでこんなプレーができたんだろうと不思議に思うというようなプレーである。無意識の内に身体が反応してできるプレーなのである。
これこそ「ワイルドサッカー」であろう。
私が思うに、Jユースが日本に誕生して以来、ますます失われつつあるものがこの「ワイルドサッカー」であると見ている。
最近では、「トレセン制度」ができてU一13トレセン(13歳以下選抜)とか、U一15トレセン(15歳以下選抜)とか、U一18トレセン(18歳以下選抜)とか、さまざまな年齢のカテゴリーでサッカー選手のセレクションが日常的に行われる時代となった。
選ばれた子供(や親)は「自分(の子供)は他の子供とは違う」と錯覚して”有頂天”となり、逆に、落選した子供(や親)は「自分(の子供)はたいしたことない」と”未来永劫”下手糞なままと落胆する。
まあ、こういう時代であるようだ。
しかし、ここ10数年そうした子供達を見ていると、実は
「やはり人間というものは一筋縄では行かないものだ」
ということが良く分かるのである。
例えば、U一13トレセンに運良く選ばれると、自分のチームメートはみなどこかの小中学校のエースばかりとなる。したがって、同じ年齢の県内のどこのチームとやっても「勝って当たり前」となってしまう。
しかし、それは当然だろう。身体的に早熟なものが選ばれたわけだから、ちょっとうまくてもまだ小粒で子供の体つきのものよりは早熟の選手の方が”うまく見える”のは自明だからだ。そしてこの時期に「勝利の方程式」というような「マニュアルサッカー」を覚える。
ところが、2、3年もすると、身体が小さかった選手も成長し大きくなる。中には一気に180cmを越してくる選手もいる。こうなると、かつてU一13トレセンに選ばれ今はU一15トレセンにいる選手も肉体だけでは優越できなくなり、1対1では負ける場合も出てくるようになる。しかし、相手チームには1、2人の突出した選手しかいない。試合では相変わらず「勝利の方程式」や「マニュアルサッカー」で勝つことができる。
こうやって次はU一18トレセンと順調にステップアップして行く。はた目にはサッカーの「エリート街道」まっしぐらに見える。しかし、はたしてこれが”順調”といえるのかどうか?ということである。
言ってみれば、「エリート集団」で「弱いものいじめ」(つまり、一種の「集団虐め」)しか経験してこなかった選手たちが今度は世界レベルで肉体的にも技術的にも自分よりうまい選手や強い選手たちと戦うわけである。
結果は明らかである。
自分達の「勝利の方程式」は日本でしか通用しないということが分かりがく然とし、生まれて初めての強烈な「挫折感」を感じるというわけである。アフリカ系選手の「体感したことのないスピード」、ヨーロッパ系白人選手の「頑健で大柄な肉体」、南米の選手の「見たことのないテクニック」を肌で感じる。自分達は”にわか仕込み”の日本のサッカーエリートでしかないとがく然とするのである。
こうして国際試合を経験する度に「マニュアルサッカー」は敗北し自身喪失する。
とまあ、こういうことを最近の日本サッカーはくり返して来ているのだ。
最近、U一13日本選抜に選ばれた子供が時々近所の公園でサッカーの練習をしている。我が家も大分前から同じ公園でサッカーで遊んでいたので、たまに息子がサッカーの練習に行く。偶然その子と私の息子がサッカー対決したところ、これまでどのカテゴリーのトレセンにも選ばれたことがない我が家の息子がほぼ同程度か、時には勝ってしまった。すると、その子には「面白くない」。なぜなら、「自分はU一13日本代表。その辺のへぼいサッカー少年に負けるはずがない」と考えるからである。すると、その勝負は止めて他のもの(自分が勝てるもの)に変えてしまったという話である。
これは一種の重症な「コンプレックス」である。
つまり、下手にトレセンにでも選ばれると「普通の子に負けたら恥じだ」という「変な習性」や「変なプライド」を植え付けられてしまうのである。「人にみっともないところは見せられない」と感じるようになってしまうのだ。「いいじゃないか。普通の子とやってたまには負けたって。俺は代表の選手なんだから。この事実は変わらないんだから」というふうには考えられないのだ。
これとまったく同じことは徳島ヴォルティスユースの高校生たちも言えるのである。
ヴォルティスユースの少年は高校はそれぞれ地元の高校に通う。もちろん、それぞれの高校にもそれぞれのサッカー部がある。しかし、ヴォルティスユースの少年たちはそこには所属できない。だから、ヴォルティスユースの少年たちは自分達は雲の上の選手であり、地元の高校のサッカー選手はへぼい(下手糞)、しょぼい(見るに耐えない)と思っているわけだ。
ところが、たまに体育のサッカーで勝負することがある。すると、地元のへぼい(と自分が見下した)サッカー部の選手とみんなの前でサッカーをすることになる。そしてたまには負けることがある。当然だ。クラスの全員がサッカーがうまいわけではないし、中には野球部やら帰宅部のおたくやら、運動音痴もたくさんまじるわけだからだ。しかし、それを”みっともない”と思うようになるのだ。
こうして徐々にヴォルティスユースの少年たちは「学校ではサッカーをしない」という妙な風習が生まれ、それが今や既成事実として存在するのである。
要するに、こんなところにもドゥンガのいう「ミスを恐れてミスをする」という「日本人特有の精神」が垣間見えるわけだ。「目先の損得にこだわり一生の損をする」という精神が見事にこういう変なプライドや変な風習を生み出すのだ。
サッカーはゲームだ。勝ったり負けたりする。それが当然である。ただその確率がうまいものと下手なものの違いである。うまいものがいつも100%勝つというものはもはやゲームではない。それは「マニュアル」である。
というわけで、今や日本の「トレセン制度」はドゥンガの言うところの「日本人特有の妙なメンタリティー」のせいでまったく違った方向へ進んでいるというわけだ。優秀な選手にも普通の選手にも”致命的な悪影響”をもたらしつつある。
”百害あって一利なし”。そんな制度は止めてしまえ!
すくなくとも、中田英寿の時代のU一17選抜とはかなりおもむきが異なる。
今回は、再度この問題をここに紹介しておくにとどめよう。
純粋にだれとでもサッカーできないなんて楽しくないのではないかい?
「サッカーは世界共通語だ」
という精神に反するからナ!
勝負にこだわらず、だれとでもサッカーを楽しめ!
だれかから教わったさまざまな基本戦法や技術、オーソドックスな戦法や予想が付くシステム野球など想定内野球。こうしたものが、「マニュアル野球」である。
それに対して、「ど根性野球」や「一発勝負野球」、「セオリー度外視の野球」、「後先など考えない真剣勝負の野球」など予想外の”血湧き肉踊る”野球が「ワイルド野球」(あるいは、「アニマル野球」)である。
そして、日本人の「マニュアル野球」ではメジャーには通用しない。むしろ、「ワイルド野球」ではくてはダメなんだ。
とまあ、こんなふうなことをそのマンガの著者は考えているのだろう。
この「メジャー」の”主題”と同じような問題が今の日本のサッカーにも存在すると私は見ている。
つまり、「マニュアルサッカー」と「ワイルドサッカー」の違いである。
今回のユーロ2008の決勝戦、スペインvsドイツ戦で、決勝ゴールをあげたフェルナンドトーレスのシュートシーンはまさに「サッカー版メジャー」そのものであった。
ドイツの若き天才ディフェンダーラーメの背後からチーターのように追い抜き、ボールをかっさらいキーパーの上にふわっと浮かせ、自分もキーパーをふわっと走り幅跳びの選手のようにジャンプしてかわす。
こういう”華麗なプレー”は考えていてできるものではない。「マニュアルサッカー」でできるものでもない。その場で身体が自然に動き反応してできるプレーである。
つまり、常日頃の基本プレーや基本技術の反復練習の積み重ねの上に、実際の試合の流れの中で自分の身体が自然に反応して初めてできるというようなプレーである。自分でもなんでこんなプレーができたんだろうと不思議に思うというようなプレーである。無意識の内に身体が反応してできるプレーなのである。
これこそ「ワイルドサッカー」であろう。
私が思うに、Jユースが日本に誕生して以来、ますます失われつつあるものがこの「ワイルドサッカー」であると見ている。
最近では、「トレセン制度」ができてU一13トレセン(13歳以下選抜)とか、U一15トレセン(15歳以下選抜)とか、U一18トレセン(18歳以下選抜)とか、さまざまな年齢のカテゴリーでサッカー選手のセレクションが日常的に行われる時代となった。
選ばれた子供(や親)は「自分(の子供)は他の子供とは違う」と錯覚して”有頂天”となり、逆に、落選した子供(や親)は「自分(の子供)はたいしたことない」と”未来永劫”下手糞なままと落胆する。
まあ、こういう時代であるようだ。
しかし、ここ10数年そうした子供達を見ていると、実は
「やはり人間というものは一筋縄では行かないものだ」
ということが良く分かるのである。
例えば、U一13トレセンに運良く選ばれると、自分のチームメートはみなどこかの小中学校のエースばかりとなる。したがって、同じ年齢の県内のどこのチームとやっても「勝って当たり前」となってしまう。
しかし、それは当然だろう。身体的に早熟なものが選ばれたわけだから、ちょっとうまくてもまだ小粒で子供の体つきのものよりは早熟の選手の方が”うまく見える”のは自明だからだ。そしてこの時期に「勝利の方程式」というような「マニュアルサッカー」を覚える。
ところが、2、3年もすると、身体が小さかった選手も成長し大きくなる。中には一気に180cmを越してくる選手もいる。こうなると、かつてU一13トレセンに選ばれ今はU一15トレセンにいる選手も肉体だけでは優越できなくなり、1対1では負ける場合も出てくるようになる。しかし、相手チームには1、2人の突出した選手しかいない。試合では相変わらず「勝利の方程式」や「マニュアルサッカー」で勝つことができる。
こうやって次はU一18トレセンと順調にステップアップして行く。はた目にはサッカーの「エリート街道」まっしぐらに見える。しかし、はたしてこれが”順調”といえるのかどうか?ということである。
言ってみれば、「エリート集団」で「弱いものいじめ」(つまり、一種の「集団虐め」)しか経験してこなかった選手たちが今度は世界レベルで肉体的にも技術的にも自分よりうまい選手や強い選手たちと戦うわけである。
結果は明らかである。
自分達の「勝利の方程式」は日本でしか通用しないということが分かりがく然とし、生まれて初めての強烈な「挫折感」を感じるというわけである。アフリカ系選手の「体感したことのないスピード」、ヨーロッパ系白人選手の「頑健で大柄な肉体」、南米の選手の「見たことのないテクニック」を肌で感じる。自分達は”にわか仕込み”の日本のサッカーエリートでしかないとがく然とするのである。
こうして国際試合を経験する度に「マニュアルサッカー」は敗北し自身喪失する。
とまあ、こういうことを最近の日本サッカーはくり返して来ているのだ。
最近、U一13日本選抜に選ばれた子供が時々近所の公園でサッカーの練習をしている。我が家も大分前から同じ公園でサッカーで遊んでいたので、たまに息子がサッカーの練習に行く。偶然その子と私の息子がサッカー対決したところ、これまでどのカテゴリーのトレセンにも選ばれたことがない我が家の息子がほぼ同程度か、時には勝ってしまった。すると、その子には「面白くない」。なぜなら、「自分はU一13日本代表。その辺のへぼいサッカー少年に負けるはずがない」と考えるからである。すると、その勝負は止めて他のもの(自分が勝てるもの)に変えてしまったという話である。
これは一種の重症な「コンプレックス」である。
つまり、下手にトレセンにでも選ばれると「普通の子に負けたら恥じだ」という「変な習性」や「変なプライド」を植え付けられてしまうのである。「人にみっともないところは見せられない」と感じるようになってしまうのだ。「いいじゃないか。普通の子とやってたまには負けたって。俺は代表の選手なんだから。この事実は変わらないんだから」というふうには考えられないのだ。
これとまったく同じことは徳島ヴォルティスユースの高校生たちも言えるのである。
ヴォルティスユースの少年は高校はそれぞれ地元の高校に通う。もちろん、それぞれの高校にもそれぞれのサッカー部がある。しかし、ヴォルティスユースの少年たちはそこには所属できない。だから、ヴォルティスユースの少年たちは自分達は雲の上の選手であり、地元の高校のサッカー選手はへぼい(下手糞)、しょぼい(見るに耐えない)と思っているわけだ。
ところが、たまに体育のサッカーで勝負することがある。すると、地元のへぼい(と自分が見下した)サッカー部の選手とみんなの前でサッカーをすることになる。そしてたまには負けることがある。当然だ。クラスの全員がサッカーがうまいわけではないし、中には野球部やら帰宅部のおたくやら、運動音痴もたくさんまじるわけだからだ。しかし、それを”みっともない”と思うようになるのだ。
こうして徐々にヴォルティスユースの少年たちは「学校ではサッカーをしない」という妙な風習が生まれ、それが今や既成事実として存在するのである。
要するに、こんなところにもドゥンガのいう「ミスを恐れてミスをする」という「日本人特有の精神」が垣間見えるわけだ。「目先の損得にこだわり一生の損をする」という精神が見事にこういう変なプライドや変な風習を生み出すのだ。
サッカーはゲームだ。勝ったり負けたりする。それが当然である。ただその確率がうまいものと下手なものの違いである。うまいものがいつも100%勝つというものはもはやゲームではない。それは「マニュアル」である。
というわけで、今や日本の「トレセン制度」はドゥンガの言うところの「日本人特有の妙なメンタリティー」のせいでまったく違った方向へ進んでいるというわけだ。優秀な選手にも普通の選手にも”致命的な悪影響”をもたらしつつある。
”百害あって一利なし”。そんな制度は止めてしまえ!
すくなくとも、中田英寿の時代のU一17選抜とはかなりおもむきが異なる。
今回は、再度この問題をここに紹介しておくにとどめよう。
純粋にだれとでもサッカーできないなんて楽しくないのではないかい?
「サッカーは世界共通語だ」
という精神に反するからナ!
勝負にこだわらず、だれとでもサッカーを楽しめ!
2008/08/11のBlog
[ 16:07 ]
[ 北京オリンピック ]
サッカー日本、グループリーグ敗退…ナイジェリアに1一2
反町J「2年間の集大成」あっけない幕切れ
実績と言えば、弱小新潟をJ1へ昇格させたことだけ。あとはインテリ眼鏡とスーツのダンディーファッションが売りの反町監督。オシムと川淵が”後ろ楯”についてここまでごまかし、一応のかっこうはつけてきたわけだが、”私の予想通り”の展開で予選敗退(「オシム体制崩壊か?:反町ジャパンサッカーにならず 」、「反町監督、反旗を翻す? 」)。
まあ、そうやってVIP待遇でこの4年間過ごせたわけだから、反町としては十分満足に良い人生を堪能したのではないだろうか。
しかし、それでは困る。日本のサッカーファンは困るのだ。
反町がだめ、つまり、「指揮官の器にない」ことは最初から分かっていた。たまたま新潟がうまくいったに過ぎないからだ。この点がアトランタオリンピックの時の西野監督とは異なる。
西野監督は単に理論家というばかりでなく、「スカウティング」(要するに、戦力分析)の実践者でもあり、対戦相手チームのすべての選手のビデオ映像を入手し、用意周到な実践的対策を立てていた。それが「マイアミの奇跡」を生んだというのはすでに伝説となっている。
自分のチームがいつも完璧でないのはいつの時代のどこの国のどの監督でも頭を悩ませる問題であり、サッカーの永遠の宿命、永遠の課題のようなものである。だから、今いる選手たちでいかに戦うかを考え出すことが監督の任務である。
それゆえ、選手に足りないことを発見しそれを補い、選手の間違った癖を修正や矯正し、選手が嫌がることをやらせなくてはならない。選手の本来の個性を伸ばせられるポジションを見つける。まずは、こうしたことが必須である。しかしながら、これでは単に選手育成だけをしているに過ぎず、”育成監督”の仕事である。
日本代表の監督は、これに加えて、選手それぞれに明確な役割分担と目的を押し付けなくてはならない。
さもなくば、同じような選手を揃えて、みんなが同じようなプレーをしてしまう。これでは自分たちより弱いチームには圧勝するが自分達より強いチームには手も足もでないという試合をする、よくあるチームとなってしまう。なぜなら、選手全員のメンタリティーが同じだからだ。それゆえ、みんながダメだと思う時全員がダメになってしまうからである。
いわゆる”化学反応”(スポーツ界で言う「相乗効果」のこと)を起こすには、個性の異なる、時として個性の対立する選手どうしが必要なのだ。だれかがもうダメだと思った時、それをバネに踏ん張る選手がいる、また別のだれかがダメだと思えば、俺のチャンス到来と思う選手がいる。練習では喧嘩ばかりだが、共通の敵の前では一致団結し絶妙な連係を生む。こういうチームが強い。
かつてのメキシコオリンピックの時のチームでは、釜本と杉山はチーム1仲が悪く、お互いをライバル視して喧嘩ばかりだったという。しかし、チームが偉業をなすという目的の前で徹底的にコンビネーションを”練習によって”築いて行った。寝食を共にしてチームワークを築き上げた。そして、世界最高の左サイドからの連係プレーが生まれたと言われている。
今回(というより、それ以前も)の反町ジャパンにはそういう「あうんの呼吸」、「アイコンタクト」が生まれるほどに選手間の連係が生まれていたようには思えない。
試合自体が決して悪かったということではない。日本に身体能力が備わっていなかったわけではない。選手たちは、つねにそういう”言い訳”が通用するものと思っているだろうが、試合を見た限り、どのチームともほぼ互角にやるだけの技量や能力は今の日本代表にはある。しかし、「訪れた決定的チャンスにそれをごく自然にフィニッシュするだけのメンタリティー(厳しさ)や技量がなかった」ということである。
毎試合、決定的な場面でちょんぼする森重、谷口、森本(前の平山)など、日本の選手にはシュートに対する「責任感」や「思い入れ」がない。「ボールへの愛情」がない。
初戦のアメリカ戦でのシュートミス(森重、谷口のどっちだったか忘れたが)は、明らかに「”サッカーの基本”を身に付けていないことが原因」だった。もちろん、この場合の”サッカーの基本”とは「ボールを後ろへそらしてはならない」ということである。これは野球同様ボールゲームのすべてについて言える基本中の基本である。だから、センタリングが来れば、そのボールのコース上にポジションを取らなくてはならない。がしかし、その時の選手にはそれが出来ていなかった。
同様に、昨日の試合の谷口のシュートの場合もやはり「”サッカーの基本”を身に付けていないことが原因」だった。この場合は、「左からのボールは左足、右からのボールは右足で蹴る」というものである。しかし谷口は安田の左からの決定的なパスを右足のインサイドで蹴った。だから当然、身体のひねりが入った無理な体勢のシュートとなり、シュートの威力が落ちてキーパー正面に行ったというわけだ。
こういう「サッカーの基本」は、一般に小学生のうちに、遅くとも中学生までに身に付けることとされている。しかし、基本を無視すれば良い結果が出るはずがないことは明らかなのだが、反町ジャパンの選手たちはそれが出来ていない。
どうしてなのだろうか?
私はどうもこの辺が理解できない。
「小技」は確かに昔のサッカー選手たちよりうまくなっているが、「大技」や「大事な技」の基本を身に付けずにJリーガーになっているように見えるのだ。だから、日本代表クラスになってもこういった初歩的ミス(もはや論外のミス)が大事な試合に出てしまう。選手にまったくの緊張感がない。決定的なシュートミスしてもへらへらしている。また、ミスした選手に(私やドゥンガのように)”激怒する”選手もいない。これでは、選手に緊張感は生まれない。決定的なミスをしても「良いよ、良いよ。シュートで終わろう」では困る。代表チームの本番なのだから。
ところで、いつからか知らないが、日本の小中高のサッカーで
「シュートで終わろう」
という叫び声がこだますようになった。これは、「パスを繋いで、最後にはシュートし、シュートで終われば、今度は敵のゴールキックで始まるために、カウンターを食らうことなく再開できるから安全だ」という意味である。
そのため、最後に選手がドリブルに疲れたりすると、これからもっと攻撃を組み立て決定的なシュートチャンスを作らなければいけないところでも、簡単にシュートしてはずしてしまう、という実に奇妙な傾向を生むようになった。
例えば、せっかく敵のペナルティーエリア付近までボールを繋いで来たのに、これからがいろいろ仕掛けて面白くなるところで、簡単にシュートしてキーパーにキャッチされたり、枠を大きく外すシュート(昔の言い方では「宇宙開発」)しても「良いよ、良いよ。シュートで終わろう」で済んでしまうのである。
私がここ数年、徳島県の中高生のサッカーの試合を見ていても、この「馬鹿な習性」が巾を利かせている。また、指導者もそれで良いと思っているようだ。だれからも、「ばかやろう! 簡単にどこへでも打つな!」という激は聞かない。
この「馬鹿な習性」は、残念ながら、徳島ヴォルティスユースなどでも巾を利かせている。「何とかならんもんか」と思うのだが、どうもこの習性はここ十数年変わっていない。
私の個人的想像では、この「馬鹿な習性」は徳島ならず日本全国ではびこっているのではないかと思う。そして、そうやって育った選手たちが日本代表、オリンピック代表となり、世界大会などでも同じことをしてしまうのだろう。
「枠を狙った本気のシュートがたまたま枠をはずれてしまった」のと「最初から枠を外して打ってもいい、なぜならシュートで終わることが大事だから」と誤解して打ったシュートでは決定率に差が出るのは当然であろう。
どうして日本代表でもそんなことが許されるのか?
どうも私にはこの辺が理解できない。
「シュートはゴールへのパス」
という”いわく付きの誤解”(「サッカー翼」が生んだ)があるが、これが本来は
「シュートはゴールキーパーの取れないところへのパス」
であるべきである。同様に、
「シュートで終わろう」
が、本来なら
「ゴール(得点)で終わろう」
であるべきなのである。なぜなら、”サッカーの理想”とは
「足でバスケットボールをすること」
だからである。
バスケットボールで通用することはすべてサッカーでも通用しなくてはならないからである。もしバスケットで「シュートで終わろう」で済んでしまうのなら、決して勝つことはない。得点すらできない。
”サッカーの理想”を理解し、そのための技術を身に付けた選手を日本代表に選んで欲しいものだ。
子供達がそれを真似するからナ。
反町J「2年間の集大成」あっけない幕切れ
実績と言えば、弱小新潟をJ1へ昇格させたことだけ。あとはインテリ眼鏡とスーツのダンディーファッションが売りの反町監督。オシムと川淵が”後ろ楯”についてここまでごまかし、一応のかっこうはつけてきたわけだが、”私の予想通り”の展開で予選敗退(「オシム体制崩壊か?:反町ジャパンサッカーにならず 」、「反町監督、反旗を翻す? 」)。
まあ、そうやってVIP待遇でこの4年間過ごせたわけだから、反町としては十分満足に良い人生を堪能したのではないだろうか。
しかし、それでは困る。日本のサッカーファンは困るのだ。
反町がだめ、つまり、「指揮官の器にない」ことは最初から分かっていた。たまたま新潟がうまくいったに過ぎないからだ。この点がアトランタオリンピックの時の西野監督とは異なる。
西野監督は単に理論家というばかりでなく、「スカウティング」(要するに、戦力分析)の実践者でもあり、対戦相手チームのすべての選手のビデオ映像を入手し、用意周到な実践的対策を立てていた。それが「マイアミの奇跡」を生んだというのはすでに伝説となっている。
自分のチームがいつも完璧でないのはいつの時代のどこの国のどの監督でも頭を悩ませる問題であり、サッカーの永遠の宿命、永遠の課題のようなものである。だから、今いる選手たちでいかに戦うかを考え出すことが監督の任務である。
それゆえ、選手に足りないことを発見しそれを補い、選手の間違った癖を修正や矯正し、選手が嫌がることをやらせなくてはならない。選手の本来の個性を伸ばせられるポジションを見つける。まずは、こうしたことが必須である。しかしながら、これでは単に選手育成だけをしているに過ぎず、”育成監督”の仕事である。
日本代表の監督は、これに加えて、選手それぞれに明確な役割分担と目的を押し付けなくてはならない。
さもなくば、同じような選手を揃えて、みんなが同じようなプレーをしてしまう。これでは自分たちより弱いチームには圧勝するが自分達より強いチームには手も足もでないという試合をする、よくあるチームとなってしまう。なぜなら、選手全員のメンタリティーが同じだからだ。それゆえ、みんながダメだと思う時全員がダメになってしまうからである。
いわゆる”化学反応”(スポーツ界で言う「相乗効果」のこと)を起こすには、個性の異なる、時として個性の対立する選手どうしが必要なのだ。だれかがもうダメだと思った時、それをバネに踏ん張る選手がいる、また別のだれかがダメだと思えば、俺のチャンス到来と思う選手がいる。練習では喧嘩ばかりだが、共通の敵の前では一致団結し絶妙な連係を生む。こういうチームが強い。
かつてのメキシコオリンピックの時のチームでは、釜本と杉山はチーム1仲が悪く、お互いをライバル視して喧嘩ばかりだったという。しかし、チームが偉業をなすという目的の前で徹底的にコンビネーションを”練習によって”築いて行った。寝食を共にしてチームワークを築き上げた。そして、世界最高の左サイドからの連係プレーが生まれたと言われている。
今回(というより、それ以前も)の反町ジャパンにはそういう「あうんの呼吸」、「アイコンタクト」が生まれるほどに選手間の連係が生まれていたようには思えない。
試合自体が決して悪かったということではない。日本に身体能力が備わっていなかったわけではない。選手たちは、つねにそういう”言い訳”が通用するものと思っているだろうが、試合を見た限り、どのチームともほぼ互角にやるだけの技量や能力は今の日本代表にはある。しかし、「訪れた決定的チャンスにそれをごく自然にフィニッシュするだけのメンタリティー(厳しさ)や技量がなかった」ということである。
毎試合、決定的な場面でちょんぼする森重、谷口、森本(前の平山)など、日本の選手にはシュートに対する「責任感」や「思い入れ」がない。「ボールへの愛情」がない。
初戦のアメリカ戦でのシュートミス(森重、谷口のどっちだったか忘れたが)は、明らかに「”サッカーの基本”を身に付けていないことが原因」だった。もちろん、この場合の”サッカーの基本”とは「ボールを後ろへそらしてはならない」ということである。これは野球同様ボールゲームのすべてについて言える基本中の基本である。だから、センタリングが来れば、そのボールのコース上にポジションを取らなくてはならない。がしかし、その時の選手にはそれが出来ていなかった。
同様に、昨日の試合の谷口のシュートの場合もやはり「”サッカーの基本”を身に付けていないことが原因」だった。この場合は、「左からのボールは左足、右からのボールは右足で蹴る」というものである。しかし谷口は安田の左からの決定的なパスを右足のインサイドで蹴った。だから当然、身体のひねりが入った無理な体勢のシュートとなり、シュートの威力が落ちてキーパー正面に行ったというわけだ。
こういう「サッカーの基本」は、一般に小学生のうちに、遅くとも中学生までに身に付けることとされている。しかし、基本を無視すれば良い結果が出るはずがないことは明らかなのだが、反町ジャパンの選手たちはそれが出来ていない。
どうしてなのだろうか?
私はどうもこの辺が理解できない。
「小技」は確かに昔のサッカー選手たちよりうまくなっているが、「大技」や「大事な技」の基本を身に付けずにJリーガーになっているように見えるのだ。だから、日本代表クラスになってもこういった初歩的ミス(もはや論外のミス)が大事な試合に出てしまう。選手にまったくの緊張感がない。決定的なシュートミスしてもへらへらしている。また、ミスした選手に(私やドゥンガのように)”激怒する”選手もいない。これでは、選手に緊張感は生まれない。決定的なミスをしても「良いよ、良いよ。シュートで終わろう」では困る。代表チームの本番なのだから。
ところで、いつからか知らないが、日本の小中高のサッカーで
「シュートで終わろう」
という叫び声がこだますようになった。これは、「パスを繋いで、最後にはシュートし、シュートで終われば、今度は敵のゴールキックで始まるために、カウンターを食らうことなく再開できるから安全だ」という意味である。
そのため、最後に選手がドリブルに疲れたりすると、これからもっと攻撃を組み立て決定的なシュートチャンスを作らなければいけないところでも、簡単にシュートしてはずしてしまう、という実に奇妙な傾向を生むようになった。
例えば、せっかく敵のペナルティーエリア付近までボールを繋いで来たのに、これからがいろいろ仕掛けて面白くなるところで、簡単にシュートしてキーパーにキャッチされたり、枠を大きく外すシュート(昔の言い方では「宇宙開発」)しても「良いよ、良いよ。シュートで終わろう」で済んでしまうのである。
私がここ数年、徳島県の中高生のサッカーの試合を見ていても、この「馬鹿な習性」が巾を利かせている。また、指導者もそれで良いと思っているようだ。だれからも、「ばかやろう! 簡単にどこへでも打つな!」という激は聞かない。
この「馬鹿な習性」は、残念ながら、徳島ヴォルティスユースなどでも巾を利かせている。「何とかならんもんか」と思うのだが、どうもこの習性はここ十数年変わっていない。
私の個人的想像では、この「馬鹿な習性」は徳島ならず日本全国ではびこっているのではないかと思う。そして、そうやって育った選手たちが日本代表、オリンピック代表となり、世界大会などでも同じことをしてしまうのだろう。
「枠を狙った本気のシュートがたまたま枠をはずれてしまった」のと「最初から枠を外して打ってもいい、なぜならシュートで終わることが大事だから」と誤解して打ったシュートでは決定率に差が出るのは当然であろう。
どうして日本代表でもそんなことが許されるのか?
どうも私にはこの辺が理解できない。
「シュートはゴールへのパス」
という”いわく付きの誤解”(「サッカー翼」が生んだ)があるが、これが本来は
「シュートはゴールキーパーの取れないところへのパス」
であるべきである。同様に、
「シュートで終わろう」
が、本来なら
「ゴール(得点)で終わろう」
であるべきなのである。なぜなら、”サッカーの理想”とは
「足でバスケットボールをすること」
だからである。
バスケットボールで通用することはすべてサッカーでも通用しなくてはならないからである。もしバスケットで「シュートで終わろう」で済んでしまうのなら、決して勝つことはない。得点すらできない。
”サッカーの理想”を理解し、そのための技術を身に付けた選手を日本代表に選んで欲しいものだ。
子供達がそれを真似するからナ。
2008/08/07のBlog
[ 21:28 ]
[ 北京オリンピック ]
反町ジャパン、米に0一1で敗れる 五輪サッカー初戦
日本0一1米国、初戦に敗れる…五輪男子サッカー
いやはや”おそまつな”反町ジャパンの試合であった。
サッカーそのものは決して悪くはなくなかなか良い試合をしていたのだが、チームの中の若干名の選手がチーム全体の足を引っ張っていた。つまり、私の言う「心掛けの悪い選手」が何人か混じっていたということである。
中でも反町ジャパンの森重は、前半の決定的シュートチャンスに岡田ジャパンのフランスワールドカップの時の城選手やジーコジャパンのドイツワールドカップ時の柳沢選手のような”ぼんくらのシュートミス”でチャンスを潰してしまった。おそらく、あれが決まっていれば、流れは完全に日本のものとなり、勝てた試合だっただろう。
決定力不足克服できず…反町ジャパン黒星発進
他にも緊張感のない森本、ささいないざこざにこだわりプレーに集中できない豊田など、目にあまるプレーが多々あった。これでは勝利は難しい。
やはり、「どうしてこんな選手ばかり選んだのだろう? もっと良い選手は他にもいるだろうに」というような監督への疑問が頭に登る。そういう試合であった。
このリーグでは一番弱いアメリカに負けたわけだから、まず他に勝てる見込みはない。反町ジャパンは3連敗でもう終わりだろう。もちろん、反町監督ももう終わりである(あと2試合あるので奇跡を起こして欲しいものだが)。
可哀想だが、昨年のちょうど今頃私がここに書いていた
「オシム体制崩壊か?:反町ジャパンサッカーにならず 」
「反町監督、反旗を翻す? 」
の通りの展開となっただろ。ほんと私の予言は良く当たるナ。
日本0一1米国、初戦に敗れる…五輪男子サッカー
いやはや”おそまつな”反町ジャパンの試合であった。
サッカーそのものは決して悪くはなくなかなか良い試合をしていたのだが、チームの中の若干名の選手がチーム全体の足を引っ張っていた。つまり、私の言う「心掛けの悪い選手」が何人か混じっていたということである。
中でも反町ジャパンの森重は、前半の決定的シュートチャンスに岡田ジャパンのフランスワールドカップの時の城選手やジーコジャパンのドイツワールドカップ時の柳沢選手のような”ぼんくらのシュートミス”でチャンスを潰してしまった。おそらく、あれが決まっていれば、流れは完全に日本のものとなり、勝てた試合だっただろう。
決定力不足克服できず…反町ジャパン黒星発進
他にも緊張感のない森本、ささいないざこざにこだわりプレーに集中できない豊田など、目にあまるプレーが多々あった。これでは勝利は難しい。
やはり、「どうしてこんな選手ばかり選んだのだろう? もっと良い選手は他にもいるだろうに」というような監督への疑問が頭に登る。そういう試合であった。
このリーグでは一番弱いアメリカに負けたわけだから、まず他に勝てる見込みはない。反町ジャパンは3連敗でもう終わりだろう。もちろん、反町監督ももう終わりである(あと2試合あるので奇跡を起こして欲しいものだが)。
可哀想だが、昨年のちょうど今頃私がここに書いていた
「オシム体制崩壊か?:反町ジャパンサッカーにならず 」
「反町監督、反旗を翻す? 」
の通りの展開となっただろ。ほんと私の予言は良く当たるナ。
ところで、それにしても反町ジャパン以外の他の国々のサッカーを放映しないNHKや民放は何を考えているのだろうか?
他のチームにはもっと優れたスーパースターがたくさんでているのだ!
ブラジルのロナウジーニョ、アルゼンチンのリケルメ。
これからはロナウジーニョのブラジルを放映してくれ!
頼むよ、NHK!!
【男子1次リーグ他の試合】
C組:ブラジル1一0ベルギー
D組:イタリア3一0ホンジュラス
A組:オーストラリア1一1セルビア
他のチームにはもっと優れたスーパースターがたくさんでているのだ!
ブラジルのロナウジーニョ、アルゼンチンのリケルメ。
これからはロナウジーニョのブラジルを放映してくれ!
頼むよ、NHK!!
【男子1次リーグ他の試合】
C組:ブラジル1一0ベルギー
D組:イタリア3一0ホンジュラス
A組:オーストラリア1一1セルビア
さて、一方の日本の女子サッカー、”なでしこジャパン”は実によくやったと思う。
最初の失点はデフェンダーの右サイドバックの不用意なミスだったが、それ以外は非常に良いサッカーをしていたと思う。正確なパス、きれいな展開、勇敢なチャレンジ、そしてなによりも良く走り回る。日本の男子サッカーにはない「ひたむきさ」がある。私はこういう俗に言うところの「泥臭いサッカー」が好きだ。
これが日本の男子サッカーが見習うべき点である。これについてはすでに大分前に「”なでしこジャパン”の強さの秘密?」に書いているので参考にして欲しい。
ぜひ予選突破して欲しいものだ。
五輪競技スタート…なでしこ、初戦はNZと引き分け
GK 福元(岡山湯郷)
DF 近賀(日テレ)、岩清水(日テレ)、柳田(浦和)、矢野(浦和)
MF 安藤(浦和)、宮間(岡山湯郷)、沢(日テレ)、阪口(TASAKI)
FW 大野(日テレ)、永里優(日テレ)
最初の失点はデフェンダーの右サイドバックの不用意なミスだったが、それ以外は非常に良いサッカーをしていたと思う。正確なパス、きれいな展開、勇敢なチャレンジ、そしてなによりも良く走り回る。日本の男子サッカーにはない「ひたむきさ」がある。私はこういう俗に言うところの「泥臭いサッカー」が好きだ。
これが日本の男子サッカーが見習うべき点である。これについてはすでに大分前に「”なでしこジャパン”の強さの秘密?」に書いているので参考にして欲しい。
ぜひ予選突破して欲しいものだ。
五輪競技スタート…なでしこ、初戦はNZと引き分け
GK 福元(岡山湯郷)
DF 近賀(日テレ)、岩清水(日テレ)、柳田(浦和)、矢野(浦和)
MF 安藤(浦和)、宮間(岡山湯郷)、沢(日テレ)、阪口(TASAKI)
FW 大野(日テレ)、永里優(日テレ)
2008/08/06のBlog
[ 23:22 ]
[ 社会 ]
グーグル地図新機能、削除要請次々 職質中の男性写真も
いよいよ日本も”オーウェル”の世界へとグーグルの魔の手で突き落とされそうである。
以前から、ストリート映像をどのように取得するのか、人工衛星からなのか、世界中の至る所にカメラを無断で仕込むのか、と思っていたところ、どうやら”勝手に”人に家の周りを走り回って無断撮影するのだという。
いやはや、実に困った迷惑千万な話である。
グーグルは「公道から撮影した画像は基本的に公開が可能と判断した」というが、これは明らかに法律違反だろう。
ならば、公道から撮影すれば、女の子の裸や下着やスカートの中でもなんでも撮影して良いというのだろうか。これでは、盗撮行為となんら変わりはない。
常軌を逸したサービスはサービスとは言えない。こういう邪悪な発想の技術やサービスは即座に止めるべきだろう。むしろ、グーグル社の内部を撮影して公開すべきだろう。
他人のものは自分のもの。自分のものは自分のもの。これでは困る。
これから本当に第3次世界大戦がぼっ発するかも知れないという不穏な時代に「敵に塩を送る」ように、自国内の極秘情報をわざわざグーグルにただで提供してやる国も国である。
いずれにせよ、どんな情報も無償で企業に提供するというもったいないことは止めるべきだ。法律を作ってこういったグーグル行為は違法とすべきだろう。
ブラットピットのように、自分の双児の息子の映像たった1枚だけで百億円も稼ぐ連中もいるわけだ。大金持ちのグーグルには、それくらいの高額料金を請求すべきであろう。
いずれにせよ、”ただより高いものはない”。
いよいよ日本も”オーウェル”の世界へとグーグルの魔の手で突き落とされそうである。
以前から、ストリート映像をどのように取得するのか、人工衛星からなのか、世界中の至る所にカメラを無断で仕込むのか、と思っていたところ、どうやら”勝手に”人に家の周りを走り回って無断撮影するのだという。
いやはや、実に困った迷惑千万な話である。
グーグルは「公道から撮影した画像は基本的に公開が可能と判断した」というが、これは明らかに法律違反だろう。
ならば、公道から撮影すれば、女の子の裸や下着やスカートの中でもなんでも撮影して良いというのだろうか。これでは、盗撮行為となんら変わりはない。
常軌を逸したサービスはサービスとは言えない。こういう邪悪な発想の技術やサービスは即座に止めるべきだろう。むしろ、グーグル社の内部を撮影して公開すべきだろう。
他人のものは自分のもの。自分のものは自分のもの。これでは困る。
これから本当に第3次世界大戦がぼっ発するかも知れないという不穏な時代に「敵に塩を送る」ように、自国内の極秘情報をわざわざグーグルにただで提供してやる国も国である。
いずれにせよ、どんな情報も無償で企業に提供するというもったいないことは止めるべきだ。法律を作ってこういったグーグル行為は違法とすべきだろう。
ブラットピットのように、自分の双児の息子の映像たった1枚だけで百億円も稼ぐ連中もいるわけだ。大金持ちのグーグルには、それくらいの高額料金を請求すべきであろう。
いずれにせよ、”ただより高いものはない”。
[ 11:54 ]
[ テクノロジー ]
私はノートブックパソコンではいつもキーボードがうまく叩けずミスタイプしてしまう。それは私の指が比較的太いからである。また、今のノートブックパソコンのキーボードはかなり前方についているために手首を前でついて打つときに届かずやりにくい。それは私の指が短いからである。
おそらく、ノートブックパソコンがこの形に決まったわけは、西洋人の手の大きさや指の長さに合わせて作られたからだろう。いずれにせよ、ノートブックパソコンは私にはかなり使いにくい。
おそらく、ノートブックパソコンがこの形に決まったわけは、西洋人の手の大きさや指の長さに合わせて作られたからだろう。いずれにせよ、ノートブックパソコンは私にはかなり使いにくい。
思い起こせば1980年代まで、世の中のインテリと呼ばれる人々、中でも英語で物書きができる人々は「タイプライター」を打っていた。今の人々が携帯電話が欠かせないように、当時のインテリには「手動式の携帯タイプライター」が必需品となっていた。
そういう私も大学院生時代に「手動式タイプライター」を持ち歩いたものである。喫茶店に持ち込んではパンパンパンと叩いて何かの論文を書いていた。それは、インテリになった気がして一種の優越感に浸ることができたからだろうと今は思う。
一方、当時は、大学の研究室にはIBMの「電動式タイプライター」なるものが完備され、それを秘書がタイピストとして教授の論文をダダダダダと打ち込んでいたものである。今やこの「タイピスト」という言葉や職業は死語となってしまった。
この種の電動式タイプライターには修正機能がついていて、間違って打ち込んだ文字を即座に元の状態に復元できた。それを見た私は「おー、すげー」と感嘆の念を持ち、いつかこんなオフィスで研究できる日々を夢見たものである。
それから30年。
世の中は大きく変わり、タイプライターの時代は終わり、それとともにタイピストも絶滅した。オフィスオートメーション(OA)革命の時代が到来し、世の中がパーソナルコンピュータ(PC=パソコン)の時代へと移ったからである。
そういう私も大学院生時代に「手動式タイプライター」を持ち歩いたものである。喫茶店に持ち込んではパンパンパンと叩いて何かの論文を書いていた。それは、インテリになった気がして一種の優越感に浸ることができたからだろうと今は思う。
一方、当時は、大学の研究室にはIBMの「電動式タイプライター」なるものが完備され、それを秘書がタイピストとして教授の論文をダダダダダと打ち込んでいたものである。今やこの「タイピスト」という言葉や職業は死語となってしまった。
この種の電動式タイプライターには修正機能がついていて、間違って打ち込んだ文字を即座に元の状態に復元できた。それを見た私は「おー、すげー」と感嘆の念を持ち、いつかこんなオフィスで研究できる日々を夢見たものである。
それから30年。
世の中は大きく変わり、タイプライターの時代は終わり、それとともにタイピストも絶滅した。オフィスオートメーション(OA)革命の時代が到来し、世の中がパーソナルコンピュータ(PC=パソコン)の時代へと移ったからである。
私が22年ほど前(今やもうそんな昔のこととなってしまったが)、ユタ大学に留学した頃、日本ではタイプライターを打っていた私がそこで見たものは、大学図書館に備え付けられた無数のMacパソコンの前でそれをパコパコパコと打つ大学生たちの姿であった。
小さなテレビ画面のついた本体とそれとコードで連結したキーボードとマウス、そしてコードで連結したプリンター。今では大昔の風景となったが、そんな画期的なシステムの世界であった。ちょっと前まではMacクラッシックという機種としてまだ存在したが今ではもう絶滅した。
研究室の教授たちは当時最速のMacIIというデスクトップ式パソコンの走りである機種を所有するのが流行中であり、まだIBMの電動式タイプライターで論文を書いていた日本の研究者を見ては馬鹿にしていたものである。まだ日本にはアップルは到達しておらず、買えたとしても非常に高額パソコンだったからである。
小さなテレビ画面のついた本体とそれとコードで連結したキーボードとマウス、そしてコードで連結したプリンター。今では大昔の風景となったが、そんな画期的なシステムの世界であった。ちょっと前まではMacクラッシックという機種としてまだ存在したが今ではもう絶滅した。
研究室の教授たちは当時最速のMacIIというデスクトップ式パソコンの走りである機種を所有するのが流行中であり、まだIBMの電動式タイプライターで論文を書いていた日本の研究者を見ては馬鹿にしていたものである。まだ日本にはアップルは到達しておらず、買えたとしても非常に高額パソコンだったからである。
それから約30年。
世の中は大きく変わり、今ではだれもがその時代のスーパーコンピュータ並みの性能を持つノートブックパソコンを机の上に持つ時代へと変貌を遂げた。美しくて小さくて軽くて速いノートブックパソコン。たいていのインテリはそれを持っている。
それゆえ、今では、空港のロビーやラウンジに行けば必ずインテリ風のオヤジどもが、画面を睨んでパコパコやっている。あるいは、若者は何やら良く分からないような映像の映画を黙って見ている。
世の中は大きく変わり、今ではだれもがその時代のスーパーコンピュータ並みの性能を持つノートブックパソコンを机の上に持つ時代へと変貌を遂げた。美しくて小さくて軽くて速いノートブックパソコン。たいていのインテリはそれを持っている。
それゆえ、今では、空港のロビーやラウンジに行けば必ずインテリ風のオヤジどもが、画面を睨んでパコパコやっている。あるいは、若者は何やら良く分からないような映像の映画を黙って見ている。
しかしながら、「古きを尋ねて新しきを知る」。何ごとも「温故知新」。昔のものにも今にない良いものもある。
最速軽量ノートブックパソコンがあったとしても、その昔の手動式タイプライターにもかなわないものがある。今回はこれをメモしておこう。
その昔のタイプライターは、「画面(モニター)」、「入力(タイプ)」、「編集(エディット)」、「印字(プリント)」、「記録(レコード)」などの機能をすべて「紙」の上で行う。それゆえ、タイプライターには、テレビも液晶画面も有機ELモニターもハードディスクもDVDもなにも付いていない。
これは、そうしたすべての機能をRNAだけで行った、生物学における「RNAワールド」のようなものである。それがいずれ「DNA」と「蛋白質」や「脂質」などに機能分担を計ったのであると考えられている。
これと同じように、パソコン時代になると、種々の機能を紙以外のもので分担するようになったと言える。この意味では、タイプライター時代は「ペーパーワールド」であったと言えるかも知れない。
しかし、こうやって比較して行くと、どういうわけか、パソコンには失われてしまった機能があることがわかる。すなわち、タイプライター時代ではどのタイプライターでも印字が出来たにもかかわらず、パソコン時代ではパソコンはプリンター機能が付いておらず、プリントできない。それを行うためにはプリンターを別に連結しなくてはならない。
このことから察して、私の個人的意見としては、タイプライターの方がノートブックパソコンより首尾一貫性が高いと考えるのである。そう結論せざるを得ない。
そんなわけで、私の個人的願望としては、現在の「最速軽量ノートブックパソコン」に「プリント機能」や「スキャナー機能」が付いたパソコン、しかもタイプライターのような使いやすいキーボードの付いた、最高レベルで「首尾一貫」した「ノートブックパソコン」が欲しいのだ。どこへ行ってもそのノートパソコンだけあれば、そこがオフィスとなる。そんなパソコンが欲しい。
現在は「ペーパーレス時代」だから、「プリンターは不必要」という考え方もあるだろう。しかし、やはりカラーレーザープリントされた美しいページを紙の上に取っておきたいものである。
ところで、これを作るのはどうするか?
1つはファックス電話のスキャナー&印字システムをパソコンとドッキングするように進化させる方法があり得る。もう1つはインジェクト式プリンターを小型軽量化しそこにパソコン機能を埋め込む方法があり得る。きっとその筋の専門家にはもっと良い方法がたくさんあることだろう。
果たしてこういうパソコンは売れるだろうか? (私は買うが)
昔の手動式タイプライターのような「最速軽量ノートブックパソコン」。そんなやつは現れるだろうか?
いつどこでも必要とあれば、印刷も送信も表示も通信もプレゼンテーションも何でもできるそんなパソコンが欲しいものである。
”温故知新”
昔のタイプライターはなかなかのものだったのではないか?
私はそう思う。
最速軽量ノートブックパソコンがあったとしても、その昔の手動式タイプライターにもかなわないものがある。今回はこれをメモしておこう。
その昔のタイプライターは、「画面(モニター)」、「入力(タイプ)」、「編集(エディット)」、「印字(プリント)」、「記録(レコード)」などの機能をすべて「紙」の上で行う。それゆえ、タイプライターには、テレビも液晶画面も有機ELモニターもハードディスクもDVDもなにも付いていない。
これは、そうしたすべての機能をRNAだけで行った、生物学における「RNAワールド」のようなものである。それがいずれ「DNA」と「蛋白質」や「脂質」などに機能分担を計ったのであると考えられている。
これと同じように、パソコン時代になると、種々の機能を紙以外のもので分担するようになったと言える。この意味では、タイプライター時代は「ペーパーワールド」であったと言えるかも知れない。
しかし、こうやって比較して行くと、どういうわけか、パソコンには失われてしまった機能があることがわかる。すなわち、タイプライター時代ではどのタイプライターでも印字が出来たにもかかわらず、パソコン時代ではパソコンはプリンター機能が付いておらず、プリントできない。それを行うためにはプリンターを別に連結しなくてはならない。
このことから察して、私の個人的意見としては、タイプライターの方がノートブックパソコンより首尾一貫性が高いと考えるのである。そう結論せざるを得ない。
そんなわけで、私の個人的願望としては、現在の「最速軽量ノートブックパソコン」に「プリント機能」や「スキャナー機能」が付いたパソコン、しかもタイプライターのような使いやすいキーボードの付いた、最高レベルで「首尾一貫」した「ノートブックパソコン」が欲しいのだ。どこへ行ってもそのノートパソコンだけあれば、そこがオフィスとなる。そんなパソコンが欲しい。
現在は「ペーパーレス時代」だから、「プリンターは不必要」という考え方もあるだろう。しかし、やはりカラーレーザープリントされた美しいページを紙の上に取っておきたいものである。
ところで、これを作るのはどうするか?
1つはファックス電話のスキャナー&印字システムをパソコンとドッキングするように進化させる方法があり得る。もう1つはインジェクト式プリンターを小型軽量化しそこにパソコン機能を埋め込む方法があり得る。きっとその筋の専門家にはもっと良い方法がたくさんあることだろう。
果たしてこういうパソコンは売れるだろうか? (私は買うが)
昔の手動式タイプライターのような「最速軽量ノートブックパソコン」。そんなやつは現れるだろうか?
いつどこでも必要とあれば、印刷も送信も表示も通信もプレゼンテーションも何でもできるそんなパソコンが欲しいものである。
”温故知新”
昔のタイプライターはなかなかのものだったのではないか?
私はそう思う。
2008/08/05のBlog
[ 22:26 ]
[ 北京オリンピック ]
水泳ニッポン、水着のルール解釈にメーカーのとまどい
このレポートにはこうある。
-------------------------
英スピード社が今年2月に発表した水着「レーザー・レーサー」(LR)を着用した選手が世界記録を35回も更新し、世界中を震撼(しんかん)させるなか、日本競泳界も揺れている。日本水連は、五輪での水着提供契約を結ぶ国内メーカー3社(ミズノ、アシックス、デサント)に対し、30日までの製品の改善を求めているが、選手が納得できる水着を開発できなかった場合はLRの着用を認める可能性もある。メーカー、選手は北京五輪へ向けてどのような道を選ぶのか。水面下で激しい格闘が続く。
◇
「申し訳ないんですけど、3社が遅れていたんじゃないかと思う」。17日の日大中大対抗水泳競技会。3人の北京五輪代表が、英スピード社の新作水着「レーザー・レーサー」(LR)で泳ぐ姿を見た日本代表の上野広治監督は言った。
日本水連が水着のオフィシャルサプライヤー3社に改善を要請した8日以降、数人の五輪代表選手がLRを実戦で試した。五輪へ向けて負荷のかかる練習を始めたばかりという調整段階で、しかも水着は既製品の使い回しでサイズも合わない状態。好タイムが出にくい環境ながら、結果は驚くべきものだった。
17日の大会で伊藤華英(セントラルスポーツ)が、18日の早慶対抗水泳競技会で中村礼子(東京SC)が、いずれも百メートル背泳ぎで自身2番目の記録をマークした。17日には米国のサンタクララ国際大会で奥村幸大(イトマンSS)が二百メートル自由形の日本記録を更新。この水着の威力を再認識させる結果ばかりが出た。
締め付けが強く着用に20分以上かかるLRは、極細のナイロン製生地に、胸部や臀部のような凹凸がある部位にポリウレタンのフィルムが張られている。無縫製、超軽量といった特徴もあるが、米航空宇宙局(NASA)の協力で生み出されたこのフィルムこそが、速さの秘密を解くカギかもしれない。英スピード社と日本での販売契約を結ぶゴールドウイン社スピード事業部の勝田悦弘マネジャーは、フィルムの性能について「伸びないので体を整える。水を全く吸収せず、表面の抵抗も低い」と語る。
これに対し、ある国内メーカー幹部はLRを「ルールに照らし合わせたとき、われわれが踏み入れない部分に着目して開発された水着」と複雑な表情を浮かべる。国際水連(FINA)は水着表面の加工を制限し、特に「特異な形状や構造を作らないこと」を求めている。この幹部は、凹凸のある部位を矯正し、抵抗を減らすために表面に別素材を張るのは、規定に反するのではとの疑念を持ったことを明かす。
一方で、着用した選手が「体が浮く感じがする」と証言し、浮力との関係を疑う声もあったが、4月にFINAは「問題はない」との声明を発表。関係者からは「ルールがあいまい。何をもって浮力ありとするかも、公にされていない。客観性あるルールに基づいて開発していくことになれば負けない」と不満が漏れる。
だが、そもそも商品開発はルールのすき間をぬって行うもの。LRがルール上“シロ”とされた以上、ライバル各社の追撃は急務だ。FINAが水着を承認する五輪前最後の定例会議は6月30日。だが、同3日にも臨時承認会議が開催されることになり、伊アリーナ社、ナイキ社などが新作を提出する見通し。世界中の企業が巻き返しに全力を注ぐ中、日本企業の底力が問われる。(橋本謙太郎)
■スピード社 世界170カ国以上で販売され、最大シェアを持つ水着メーカー。1928年に水着の生産を開始。2000年にはサメ肌にヒントを得た「ファーストスキン」を発表。同年のシドニー五輪で更新された15個の世界記録のうち13個が同社製品着用の選手によるものだった。五輪8冠を目指すフェルプス(米国)ら各国のトップ選手が使用する。日本では昨年5月までミズノが製造、販売を手がけたが、現在はゴールドウインが引き継いでいる。
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このレポートにはこうある。
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英スピード社が今年2月に発表した水着「レーザー・レーサー」(LR)を着用した選手が世界記録を35回も更新し、世界中を震撼(しんかん)させるなか、日本競泳界も揺れている。日本水連は、五輪での水着提供契約を結ぶ国内メーカー3社(ミズノ、アシックス、デサント)に対し、30日までの製品の改善を求めているが、選手が納得できる水着を開発できなかった場合はLRの着用を認める可能性もある。メーカー、選手は北京五輪へ向けてどのような道を選ぶのか。水面下で激しい格闘が続く。
◇
「申し訳ないんですけど、3社が遅れていたんじゃないかと思う」。17日の日大中大対抗水泳競技会。3人の北京五輪代表が、英スピード社の新作水着「レーザー・レーサー」(LR)で泳ぐ姿を見た日本代表の上野広治監督は言った。
日本水連が水着のオフィシャルサプライヤー3社に改善を要請した8日以降、数人の五輪代表選手がLRを実戦で試した。五輪へ向けて負荷のかかる練習を始めたばかりという調整段階で、しかも水着は既製品の使い回しでサイズも合わない状態。好タイムが出にくい環境ながら、結果は驚くべきものだった。
17日の大会で伊藤華英(セントラルスポーツ)が、18日の早慶対抗水泳競技会で中村礼子(東京SC)が、いずれも百メートル背泳ぎで自身2番目の記録をマークした。17日には米国のサンタクララ国際大会で奥村幸大(イトマンSS)が二百メートル自由形の日本記録を更新。この水着の威力を再認識させる結果ばかりが出た。
締め付けが強く着用に20分以上かかるLRは、極細のナイロン製生地に、胸部や臀部のような凹凸がある部位にポリウレタンのフィルムが張られている。無縫製、超軽量といった特徴もあるが、米航空宇宙局(NASA)の協力で生み出されたこのフィルムこそが、速さの秘密を解くカギかもしれない。英スピード社と日本での販売契約を結ぶゴールドウイン社スピード事業部の勝田悦弘マネジャーは、フィルムの性能について「伸びないので体を整える。水を全く吸収せず、表面の抵抗も低い」と語る。
これに対し、ある国内メーカー幹部はLRを「ルールに照らし合わせたとき、われわれが踏み入れない部分に着目して開発された水着」と複雑な表情を浮かべる。国際水連(FINA)は水着表面の加工を制限し、特に「特異な形状や構造を作らないこと」を求めている。この幹部は、凹凸のある部位を矯正し、抵抗を減らすために表面に別素材を張るのは、規定に反するのではとの疑念を持ったことを明かす。
一方で、着用した選手が「体が浮く感じがする」と証言し、浮力との関係を疑う声もあったが、4月にFINAは「問題はない」との声明を発表。関係者からは「ルールがあいまい。何をもって浮力ありとするかも、公にされていない。客観性あるルールに基づいて開発していくことになれば負けない」と不満が漏れる。
だが、そもそも商品開発はルールのすき間をぬって行うもの。LRがルール上“シロ”とされた以上、ライバル各社の追撃は急務だ。FINAが水着を承認する五輪前最後の定例会議は6月30日。だが、同3日にも臨時承認会議が開催されることになり、伊アリーナ社、ナイキ社などが新作を提出する見通し。世界中の企業が巻き返しに全力を注ぐ中、日本企業の底力が問われる。(橋本謙太郎)
■スピード社 世界170カ国以上で販売され、最大シェアを持つ水着メーカー。1928年に水着の生産を開始。2000年にはサメ肌にヒントを得た「ファーストスキン」を発表。同年のシドニー五輪で更新された15個の世界記録のうち13個が同社製品着用の選手によるものだった。五輪8冠を目指すフェルプス(米国)ら各国のトップ選手が使用する。日本では昨年5月までミズノが製造、販売を手がけたが、現在はゴールドウインが引き継いでいる。
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図:良く見ると、日本はおろか極東地域は見えないような構図が巧妙に使われている。こんな組織を援助する必要はない!
この中で一番の問題は、「ルールに照らし合わせたとき、われわれが踏み入れない部分に着目して開発された水着」という部分にある「規則」のことである。
そこで、FINAの中でルールを調べてみると、それは「Swimming Rules(水泳規則)」にある「SW10.7」という規則である。それにはこうある。
SW 10.7 No swimmer shall be permitted to use or wear any device that may aid his speed, buoyancy or endurance during a competition (such as webbed gloves, flippers, fins, etc.). Goggles may be worn.
SW 10.7 水泳選手は競技中に(水掻き手袋、足ひれ、背びれ等のような)速度、浮力あるいは持久力を助ける道具を使用してはならない。ゴーグルは付けて良い。
要するに、いかなる浮力を与えるデバイスも使用してはならない、ということである。
ところが、レーザーレーサーには、スーツの表面には「極細のナイロン製生地」が使われているだけで特に問題はないが、その内部に「胸部や臀部のような凹凸がある部位にポリウレタンのフィルムが張られている」ということが大問題だということである。
これは、体積にしてみればたいしたことがないようにみえるかもしれないが、やはり空気を内部に仕込んでいるために、いくばくかの浮力を与える。したがって、だれが着てもそれなりの浮力を受けざるを得ないのである。
「流線形を保つために」という触れ込みであたかも浮力効果は乏しいという印象を与えるが、やはりほんの微弱な浮力でも選手には相当の省エネ効果が出るために、そのエネルギーが推進力に使われるわけである。
まあ、要するに、水着の内部に極微少のスイミングボードを仕込んだような水着であると考えられる。
我々物理学者から言えば、こんなものの測定は実に簡単で、「アルキメデスの原理」、そう、似せの純金(まがい物のまじった金)を見破ったとされるあの方法を使えば一目瞭然の結果が出るはずである。
つまり、パッドをポリウレタンのものとナイロン生地のもので両方まったく同じ水着を作り、それぞれを水に沈め、同じ量(=同じ重さ)の水が溢れることを確認する。そして、今度は乾燥状態でそれぞれの重量を測定し、軽い方が浮力を持つということになる。
これを行えば、当然、レーザーレーサーの方が軽いということになるだろう。
要するに、レーザーレーサーには、浮力を助けるデバイスが仕込まれているということになり、ルール違反となる。
いやはや、アルキメデスは賢い男ですナ。
いずれにせよ、イギリス人がFINAの初代会長であったためにかどうか知らないが、イギリスの水着会社のサポートをしてイギリスにプレゼントしたということのようですナ。
まったく最近のイギリス人の暴走には目を疑うものがある。
この中で一番の問題は、「ルールに照らし合わせたとき、われわれが踏み入れない部分に着目して開発された水着」という部分にある「規則」のことである。
そこで、FINAの中でルールを調べてみると、それは「Swimming Rules(水泳規則)」にある「SW10.7」という規則である。それにはこうある。
SW 10.7 No swimmer shall be permitted to use or wear any device that may aid his speed, buoyancy or endurance during a competition (such as webbed gloves, flippers, fins, etc.). Goggles may be worn.
SW 10.7 水泳選手は競技中に(水掻き手袋、足ひれ、背びれ等のような)速度、浮力あるいは持久力を助ける道具を使用してはならない。ゴーグルは付けて良い。
要するに、いかなる浮力を与えるデバイスも使用してはならない、ということである。
ところが、レーザーレーサーには、スーツの表面には「極細のナイロン製生地」が使われているだけで特に問題はないが、その内部に「胸部や臀部のような凹凸がある部位にポリウレタンのフィルムが張られている」ということが大問題だということである。
これは、体積にしてみればたいしたことがないようにみえるかもしれないが、やはり空気を内部に仕込んでいるために、いくばくかの浮力を与える。したがって、だれが着てもそれなりの浮力を受けざるを得ないのである。
「流線形を保つために」という触れ込みであたかも浮力効果は乏しいという印象を与えるが、やはりほんの微弱な浮力でも選手には相当の省エネ効果が出るために、そのエネルギーが推進力に使われるわけである。
まあ、要するに、水着の内部に極微少のスイミングボードを仕込んだような水着であると考えられる。
我々物理学者から言えば、こんなものの測定は実に簡単で、「アルキメデスの原理」、そう、似せの純金(まがい物のまじった金)を見破ったとされるあの方法を使えば一目瞭然の結果が出るはずである。
つまり、パッドをポリウレタンのものとナイロン生地のもので両方まったく同じ水着を作り、それぞれを水に沈め、同じ量(=同じ重さ)の水が溢れることを確認する。そして、今度は乾燥状態でそれぞれの重量を測定し、軽い方が浮力を持つということになる。
これを行えば、当然、レーザーレーサーの方が軽いということになるだろう。
要するに、レーザーレーサーには、浮力を助けるデバイスが仕込まれているということになり、ルール違反となる。
いやはや、アルキメデスは賢い男ですナ。
いずれにせよ、イギリス人がFINAの初代会長であったためにかどうか知らないが、イギリスの水着会社のサポートをしてイギリスにプレゼントしたということのようですナ。
まったく最近のイギリス人の暴走には目を疑うものがある。
2008/08/04のBlog
[ 11:57 ]
[ デーヴィッド・アイク ]
ハドソンの「日本はなぜ借金大国になったか?」 1
ハドソンの「日本はなぜ借金大国になったか?」 2
ハドソンの「日本はなぜ借金大国になったか?」 3
ハドソンの「日本はなぜ借金大国になったか?」 4
これらマイケル・ハドソン解説をつぶさに読むと、戦後10数年ほど経った1965年あたりから「いかにして”借金大国”へと突き進んで行ったか」、ないしは、「借金付けとなるようにアメリカに誘導されていったか?」が分かる。
要するに、日本の借金は、第一次、第二次世界大戦で作らされてしまったアメリカ合衆国の借金をイギリス資本(JPモルガン銀行など)に支払うために生み出されたということである。敗戦国の日本が、戦勝国の負債を支払わされたということである。
そして、現在では、日本だけではアメリカの借金返済に足りないとなれば、韓国や中国やインドやロシアなどの新興の国々を日本と同じ道に引きづり込むというわけである。それゆえ、かつて日本が辿った道、不動産バブル、保険バブル、株式バブルの道を韓国や中国やインドやロシアが今辿りつつあるということだろう。
現在の日本社会で、何かの”実業”(生産に従事する企業)を起こし、そこそこの成功をしお金が残ったとしよう。苦労して得た大事な売り上げ金なのだから、多少税金をごまかして手許へお金を残しておきたいと思うのはかなり自然な感情であろう。
しかし、これをすれば「脱税」の罪でしょっぴかれる。
しかしながら、何かの”虚業”("Finance(金融)"、"Insurance(保険)"、"Real Estate(不動産)"産業のFIRE部門)を起こし、そこそこの成功をしお金が残ったとしよう。すると、さまざまな税制的優遇制度により、まったくあるいはほとんど税金を納めなくてすむというわけである。
そこで、こういう事情を知った実業家は「合法的な脱税」を行うことになる。それは、株や不動産やさまざまなFIRE分野への投資(投資だから得しているわけだ)をしてわざわざ「借金財政」、つまり「赤字会社」であることを装おう。例えば、1兆円の資産があるなら、それ以上に借金を作る。だから実際には2兆円以上のお金を運用しているにも関わらず、借金0の「優良企業」なら支払わなくてはならない多額の税金を控除されるということである。
このようにして、国へ税金を納める代わりに、銀行や投資会社にお金を納めることとなる。そして、今度はそのお金を銀行や投資会社が国に貸すというわけである。それゆえ、FIRE部門の企業は、2重、3重、いやそれ以上の多重な利益を得られるわけである。
こうして実業は痩せ、虚業は肥える。
これが現代社会だというのが、「マイケル・ハドソンの分析」なのである。
ハドソンの「日本はなぜ借金大国になったか?」 2
ハドソンの「日本はなぜ借金大国になったか?」 3
ハドソンの「日本はなぜ借金大国になったか?」 4
これらマイケル・ハドソン解説をつぶさに読むと、戦後10数年ほど経った1965年あたりから「いかにして”借金大国”へと突き進んで行ったか」、ないしは、「借金付けとなるようにアメリカに誘導されていったか?」が分かる。
要するに、日本の借金は、第一次、第二次世界大戦で作らされてしまったアメリカ合衆国の借金をイギリス資本(JPモルガン銀行など)に支払うために生み出されたということである。敗戦国の日本が、戦勝国の負債を支払わされたということである。
そして、現在では、日本だけではアメリカの借金返済に足りないとなれば、韓国や中国やインドやロシアなどの新興の国々を日本と同じ道に引きづり込むというわけである。それゆえ、かつて日本が辿った道、不動産バブル、保険バブル、株式バブルの道を韓国や中国やインドやロシアが今辿りつつあるということだろう。
現在の日本社会で、何かの”実業”(生産に従事する企業)を起こし、そこそこの成功をしお金が残ったとしよう。苦労して得た大事な売り上げ金なのだから、多少税金をごまかして手許へお金を残しておきたいと思うのはかなり自然な感情であろう。
しかし、これをすれば「脱税」の罪でしょっぴかれる。
しかしながら、何かの”虚業”("Finance(金融)"、"Insurance(保険)"、"Real Estate(不動産)"産業のFIRE部門)を起こし、そこそこの成功をしお金が残ったとしよう。すると、さまざまな税制的優遇制度により、まったくあるいはほとんど税金を納めなくてすむというわけである。
そこで、こういう事情を知った実業家は「合法的な脱税」を行うことになる。それは、株や不動産やさまざまなFIRE分野への投資(投資だから得しているわけだ)をしてわざわざ「借金財政」、つまり「赤字会社」であることを装おう。例えば、1兆円の資産があるなら、それ以上に借金を作る。だから実際には2兆円以上のお金を運用しているにも関わらず、借金0の「優良企業」なら支払わなくてはならない多額の税金を控除されるということである。
このようにして、国へ税金を納める代わりに、銀行や投資会社にお金を納めることとなる。そして、今度はそのお金を銀行や投資会社が国に貸すというわけである。それゆえ、FIRE部門の企業は、2重、3重、いやそれ以上の多重な利益を得られるわけである。
こうして実業は痩せ、虚業は肥える。
これが現代社会だというのが、「マイケル・ハドソンの分析」なのである。
ならば、どうすればいいか?
もし「国」というものが国民のものであるならば、そのためにはやはり国の財政をよくしなくてはならない。さもなくば、国のシステムは破たんしうごかなくなる。そうなれば、誰か独裁者のようなものが出てきて乗っ取ることが可能になる。そうなると、もはや「国」は国民のものではなくなる。
したがって、これを避けるためには、増え過ぎた癌細胞を取り除くように、増長した「FIRE部門」を縮小するように課税することである。
これが、「マイケル・ハドソンの提案」なのである。
あまりに当たり前すぎるアイデアだが、もっとも正論であろう。私も100%賛成する。早急にそれを実現すべきである。
現状では、「FIRE部門」を優遇するために国民が犠牲となっているわけである。日本の「郵政民営化」も実は国民の「タンス預金」のようなわずかなお金の出所すら「FIRE部門」を肥やす道具にせよというアメリカから(というより大本はイギリスからだろうが)の圧力に負けた結果であると考えられるからである。
世界中に「ホームレス」や「ワーキングプア」が増えた理由に、不況になったにもかかわらず、そして物価も下がったにもかかわらず、賃貸料が高騰したからであると言われている。つまり、家賃が払えず家から追い出されたわけだ。それは、この場合には、ハドソンの指摘のとおり、賃貸料は経済の動向によって決まるものではなく、家主が勝手に決めるものだからである。
結局、「FIRE部門」における「不労所得(地代、賃貸料、金利、キャピタル・ゲイン)」というものは、みなその部門自体が決めているのである。
おそらく、この「不労所得(地代、賃貸料、金利、キャピタル・ゲイン)」の1つに「石油(原油)」や「バイオ燃料のための穀物」などが加わったと見るべきなのだろう。
それゆえ、きちんとした仕事や職を持っているのに家賃が支払えずにホームレスとならざるを得ない人々が増えたように、自動車を持っているのにガソリン代が支払えずに車に乗れない人々、船を持っているのに燃料代が支払えずに猟に出れない人々というものが生まれたというわけである。
まあ、要するに、石油で儲けるのも実質的には「不労所得(地代、賃貸料、金利、キャピタル・ゲイン)」で儲けるのといっしょのようなものだということだろう。
こんなわけだから、マイケル・ハドソンの提案に加えて、石油長者とか金の採掘とか、「他人を働かせて富を得る」という「不労所得」行為にもそれなりの税金を付けることが理に適ったやり方ということになる。
もし「国」というものが国民のものであるならば、そのためにはやはり国の財政をよくしなくてはならない。さもなくば、国のシステムは破たんしうごかなくなる。そうなれば、誰か独裁者のようなものが出てきて乗っ取ることが可能になる。そうなると、もはや「国」は国民のものではなくなる。
したがって、これを避けるためには、増え過ぎた癌細胞を取り除くように、増長した「FIRE部門」を縮小するように課税することである。
これが、「マイケル・ハドソンの提案」なのである。
あまりに当たり前すぎるアイデアだが、もっとも正論であろう。私も100%賛成する。早急にそれを実現すべきである。
現状では、「FIRE部門」を優遇するために国民が犠牲となっているわけである。日本の「郵政民営化」も実は国民の「タンス預金」のようなわずかなお金の出所すら「FIRE部門」を肥やす道具にせよというアメリカから(というより大本はイギリスからだろうが)の圧力に負けた結果であると考えられるからである。
世界中に「ホームレス」や「ワーキングプア」が増えた理由に、不況になったにもかかわらず、そして物価も下がったにもかかわらず、賃貸料が高騰したからであると言われている。つまり、家賃が払えず家から追い出されたわけだ。それは、この場合には、ハドソンの指摘のとおり、賃貸料は経済の動向によって決まるものではなく、家主が勝手に決めるものだからである。
結局、「FIRE部門」における「不労所得(地代、賃貸料、金利、キャピタル・ゲイン)」というものは、みなその部門自体が決めているのである。
おそらく、この「不労所得(地代、賃貸料、金利、キャピタル・ゲイン)」の1つに「石油(原油)」や「バイオ燃料のための穀物」などが加わったと見るべきなのだろう。
それゆえ、きちんとした仕事や職を持っているのに家賃が支払えずにホームレスとならざるを得ない人々が増えたように、自動車を持っているのにガソリン代が支払えずに車に乗れない人々、船を持っているのに燃料代が支払えずに猟に出れない人々というものが生まれたというわけである。
まあ、要するに、石油で儲けるのも実質的には「不労所得(地代、賃貸料、金利、キャピタル・ゲイン)」で儲けるのといっしょのようなものだということだろう。
こんなわけだから、マイケル・ハドソンの提案に加えて、石油長者とか金の採掘とか、「他人を働かせて富を得る」という「不労所得」行為にもそれなりの税金を付けることが理に適ったやり方ということになる。
とまあ、マイケル・ハドソンの意見からこんなことを考えさせられたわけだが、実際に彼の提案を実現することは極めて難しいだろう。
なぜなら、ジョン・コールマン博士の「300人委員会」(俗名、カルタゴの元老院)、デーヴィッド・アイクの「イルミナティー」が今世紀中に目標としていると言われている「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」と呼ばれているものがあるらしいが、上述の経済界の流れはすべてその計画通りに進んで来たと言えるからである。
参考のために、その要項を以下に紹介すると、こんな感じのものである。
1)委員会指揮のもと、ワンワールド政府=新世界秩序(NWO)を確立する。
2)すべての国民国家のアイデンテイテイ・民族性と民族的な誇りを完全に粉砕する。
3)世界の大宗教、特にキリスト教の壊滅を計画し、実行する。
4)マインドコントロールによって人間を管理・コントロールする手段を確立する。
5)脱工業化ゼロ成長政策に基づき、すべての工業化と核エネルギによる電力供給を廃止する。ただしコンピュータとサービス産業は免除する。
6)ドラッグの使用を奨励、最終的には合法化する。ポルノを芸術として公認・日常化する。
7)ポルポト政権(カンボジア)の実験を応用し、都市の人口を激減させる。
8)科学の発達は委員会が必要と認めるものを除き、一切抑制する。特に標的とするのは核エネルギの平和利用で、委員会手先の新聞(ニューヨークタイムス、ワシントン・ポスト、タイムスなど)は核融合技術を忌避する。
9)先進国には局地戦争を起こし、第3国には飢饉と疫病を広めて2050年までに30億人の“無駄飯くい”の人々を殺す。
10)ローマクラブが採用した脱工業化零成長政策により仕事が縮小した結果、厖大な失業者を発生させ道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。家族という共同体を根底から揺るがし破壊する。
11)意図的に危機的状況を次々に起こしそれを操作・管理して、委員会を除く全人類が自らの運命に対して無力感しかもち得ないようにする。
12)新たな“破壊的カルト”を増産し続け、すでに役目を果たしている連中(ビートルズやローリングストーンズなどの邪悪なロック・グループなど)を支援する。
13)キリスト教助成の宗教的義務と偽り、キリスト教根本主義の信仰を後押しして“ユダヤ選民思想”の神話を当然のこととして人々に受け入れさせ、シオニズム国家イスラエルに貢献する。
14)ムスリム同胞団、イスラム原理主義、シーク教などの宗教的・破壊的カルトグループを圧迫し、マインド・コントロールの実験をする。
15)信教の自由という思想を世界中に輸出し、既存の真摯な宗教、とりわけキリスト教の根底を揺るがす。
16)世界経済の全面的崩壊の原因を作り、政治の全面的な混乱を引き起こす。
17)米国の内外政策をコントロールする。
18)国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、国際決済銀行(BIS)、国際司法裁判所のような超国家制度を強化する。
19)すべての政府中枢に侵入し、政府が代表する国家主権を内奥から破壊する。
20)世界的テロリスト・グループを組織し、テロ活動が起きた際テロリストと当事者の交渉に介入する。
21)米国および世界各国の教育をコントロールし、破壊する。これは“結果本位教育”という政策によって具現化される。
(1)は、JALなどがすでに組み込まれている。
(2)は、ハリウッド映画やディズニー映画で実現済み。
(3)は、キリスト教幼児虐待スキャンダルでほぼ実現済み。
(4)は、キューバのグアンタナモ米軍基地で実施中。
(5)は、世界の工場は中国となり、中国が破滅すれば、ほぼこれも実現。
(6)は、世界中で実現済み。
(7)は、ミャンマーでも同様。アフリカはすでに実現済み。
(8)は、科学界はすでに大企業の利に反する純粋科学は絶滅の危機でほぼ実現済み。
(9)は、半分の飢饉と疫病は実現済み。
(10)は、世界中の「格差社会」出現がこれで実現中。
(11)は、今のところまだ実現していないが、映画「ハプニング」などでそういう状況へ誘導中。
(12)は、MTVなどを通じて世界中で実現中。
(13)は、これもほぼ先進国では実現。
(14)は、アフガン、イラク、パキスタン、キューバのグアンタナモ米軍基地で実現。
(15)は、日本は憲法で保証。ほぼ実現。
(16)は、マイケル・ハドソンの分析の通り、すでに半分は実現。あとは政治的混乱を起こすのみ。これに「サブプライムローン問題」が拍車をかける。
(17)は、すでに実現済み。
(18)は、WTOドーハラウンドを見ても明白なようにすでに実現済み。
(19)は、英米政府を通じて、すでに国家干渉は当たり前の時代で実現済み。
(20)は、これもイギリスがテロ組織と交渉したパキスタンを見れば明らかなようにすでに実現済み。
(21)は、これもアメリカのSAT、マークシート方式テスト、日本の共通一次試験、センター試験などで実現済み。
というふうに、すでに大半が実現したというわけである。恐ろしいことに、まだ実現していないのは「2050年までに30億人の“無駄飯くい”の人々を殺す」という部分だけとなった。
この”死ぬべき30億人”、“無駄飯くい”に日本人が入っていないことを祈るのみ。
それにしても、恐ろしいことを考え付く人類がいるものですナ。しかしこれがリアルなのだヨ。
なぜなら、ジョン・コールマン博士の「300人委員会」(俗名、カルタゴの元老院)、デーヴィッド・アイクの「イルミナティー」が今世紀中に目標としていると言われている「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」と呼ばれているものがあるらしいが、上述の経済界の流れはすべてその計画通りに進んで来たと言えるからである。
参考のために、その要項を以下に紹介すると、こんな感じのものである。
1)委員会指揮のもと、ワンワールド政府=新世界秩序(NWO)を確立する。
2)すべての国民国家のアイデンテイテイ・民族性と民族的な誇りを完全に粉砕する。
3)世界の大宗教、特にキリスト教の壊滅を計画し、実行する。
4)マインドコントロールによって人間を管理・コントロールする手段を確立する。
5)脱工業化ゼロ成長政策に基づき、すべての工業化と核エネルギによる電力供給を廃止する。ただしコンピュータとサービス産業は免除する。
6)ドラッグの使用を奨励、最終的には合法化する。ポルノを芸術として公認・日常化する。
7)ポルポト政権(カンボジア)の実験を応用し、都市の人口を激減させる。
8)科学の発達は委員会が必要と認めるものを除き、一切抑制する。特に標的とするのは核エネルギの平和利用で、委員会手先の新聞(ニューヨークタイムス、ワシントン・ポスト、タイムスなど)は核融合技術を忌避する。
9)先進国には局地戦争を起こし、第3国には飢饉と疫病を広めて2050年までに30億人の“無駄飯くい”の人々を殺す。
10)ローマクラブが採用した脱工業化零成長政策により仕事が縮小した結果、厖大な失業者を発生させ道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。家族という共同体を根底から揺るがし破壊する。
11)意図的に危機的状況を次々に起こしそれを操作・管理して、委員会を除く全人類が自らの運命に対して無力感しかもち得ないようにする。
12)新たな“破壊的カルト”を増産し続け、すでに役目を果たしている連中(ビートルズやローリングストーンズなどの邪悪なロック・グループなど)を支援する。
13)キリスト教助成の宗教的義務と偽り、キリスト教根本主義の信仰を後押しして“ユダヤ選民思想”の神話を当然のこととして人々に受け入れさせ、シオニズム国家イスラエルに貢献する。
14)ムスリム同胞団、イスラム原理主義、シーク教などの宗教的・破壊的カルトグループを圧迫し、マインド・コントロールの実験をする。
15)信教の自由という思想を世界中に輸出し、既存の真摯な宗教、とりわけキリスト教の根底を揺るがす。
16)世界経済の全面的崩壊の原因を作り、政治の全面的な混乱を引き起こす。
17)米国の内外政策をコントロールする。
18)国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、国際決済銀行(BIS)、国際司法裁判所のような超国家制度を強化する。
19)すべての政府中枢に侵入し、政府が代表する国家主権を内奥から破壊する。
20)世界的テロリスト・グループを組織し、テロ活動が起きた際テロリストと当事者の交渉に介入する。
21)米国および世界各国の教育をコントロールし、破壊する。これは“結果本位教育”という政策によって具現化される。
(1)は、JALなどがすでに組み込まれている。
(2)は、ハリウッド映画やディズニー映画で実現済み。
(3)は、キリスト教幼児虐待スキャンダルでほぼ実現済み。
(4)は、キューバのグアンタナモ米軍基地で実施中。
(5)は、世界の工場は中国となり、中国が破滅すれば、ほぼこれも実現。
(6)は、世界中で実現済み。
(7)は、ミャンマーでも同様。アフリカはすでに実現済み。
(8)は、科学界はすでに大企業の利に反する純粋科学は絶滅の危機でほぼ実現済み。
(9)は、半分の飢饉と疫病は実現済み。
(10)は、世界中の「格差社会」出現がこれで実現中。
(11)は、今のところまだ実現していないが、映画「ハプニング」などでそういう状況へ誘導中。
(12)は、MTVなどを通じて世界中で実現中。
(13)は、これもほぼ先進国では実現。
(14)は、アフガン、イラク、パキスタン、キューバのグアンタナモ米軍基地で実現。
(15)は、日本は憲法で保証。ほぼ実現。
(16)は、マイケル・ハドソンの分析の通り、すでに半分は実現。あとは政治的混乱を起こすのみ。これに「サブプライムローン問題」が拍車をかける。
(17)は、すでに実現済み。
(18)は、WTOドーハラウンドを見ても明白なようにすでに実現済み。
(19)は、英米政府を通じて、すでに国家干渉は当たり前の時代で実現済み。
(20)は、これもイギリスがテロ組織と交渉したパキスタンを見れば明らかなようにすでに実現済み。
(21)は、これもアメリカのSAT、マークシート方式テスト、日本の共通一次試験、センター試験などで実現済み。
というふうに、すでに大半が実現したというわけである。恐ろしいことに、まだ実現していないのは「2050年までに30億人の“無駄飯くい”の人々を殺す」という部分だけとなった。
この”死ぬべき30億人”、“無駄飯くい”に日本人が入っていないことを祈るのみ。
それにしても、恐ろしいことを考え付く人類がいるものですナ。しかしこれがリアルなのだヨ。