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2008/10/14のBlog
最近読んだアイクの「父ちゃん、何をやってたの … 世界がファシスト国家になったら..?」には、平和主義者のブライアン・ホーさんが紹介されていたが、この人の顔は、ここ最近見た人間の中で”もっとも美しい目”をした人物だと思う。



これほど”慈悲深い目”というものは私はこれまで見たことがない。奈良の大仏か、このホーさんぐらいのものだ。実にきれいで善い目をしている。昨今の東西南北の政治家たちのあの薄汚れた目と比べれば雲泥の違いである。


イギリスの国会議事堂の真ん前でたった独りで平和運動し、壊されても、殴られても、捕まっても平和を叫び続ける。こういうことは並の人物では出来ない。こういう人が「現人神」として現実にいるということも信じがたいほどである。

私などせいぜいこういう「現人神」を紹介する程度のことしかできない。がしかし、いずれは「正義が勝つ」ということもあるだろう。こういう人物がいるということを知っておくことだけでも価値があるだろう。
10月11日、13日に全国高校サッカー選手権徳島県大会2回戦が
徳島スポーツビレッジと鳴門球技場で行われ、ベスト8が決まった。

結果は以下の通り。

【2回戦】徳島スポーツビレッジ、11日

鴨島商業2(1-1、1-1、PK4-1)2城北
【得点者】
【鴨島商】高磯2 
【城北】折原、東野

城ノ内10(2-0、8-0)0徳島文理
【得点者】
【城ノ内】倍味2、酒井2、西口2、近藤、梶本、河野、斉藤 

川島8(3-0、5-0)0鳴門工業
【得点者】
【川島】武澤4、原田2、江本達、藤原

城南2(2-0、0-1)1富岡東
【得点者】
【城南】高松、近藤一
【富岡東】多田

【2回戦】徳島スポーツビレッジ、13日

鳴門4(1-0、3-0)0徳島北
【得点者】
【鳴門】南條2、橋井、山下

阿波3(3-0、0-0)0生光学園
【得点者】
【阿波】有井2、小出

徳島市立5(2-0、3-0)0池田
【得点者】
【徳島市立】勝瑞3、上田、井手

徳島商業3(0-0、3-1)1辻
【得点者】
【徳島商業】中川、塩谷、近藤
【辻】永嶺


鳴門━━━━━━┓ーーーーーーーーーーーーーーー┏━━━━━徳島商業
プリンスーーーー┃ー4ーーーーーーーーーーー3ー┃ーーーーープリンス
徳島北━━┓11┗━━┐ーーーーーーーーー┌━━┛17┏━━辻
T2ーーー┗━━┘ー0│ーーーーーーーーー│1ー└━━┛ーーT2
穴吹───┘0ーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーー0└──名西
T3ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーー3ーーT3
生光学園━┓1ーーーー├──┐ーーー┌──┤ーーーー2┌──貞光工業
T3ーーー┗━━┐ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー┌━━┓ーーT3
阿南高専─┘0ー│ー0│ーー│ーーー│ーー│0ー│ー2┗━━鳴門工業
T3ーーーーーー┏━━┘ーー│ーーー│ーー└━━┓PK5ーーT2
脇町───┐1ー┃ー3ーーー│ーーー│ーーー8ー┃ー0┌──海部
T3ーーー┏━━┛ーーーーー│ーーー│ーーーーー┗━━┓ーーT3
阿波━━━┛7ーーーーーーー│ーーー│ーーーーーーー4┗━━川島
T1ーーーーーーーーーーーー├───┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内━━━━━┓ーーーーー│ーーー│ーーーーーーー2┏━━富岡東
T1ーーーーーー┃10ーーー│ーーー│ーーーーー┌━━┛ーーT1
阿南工業─┐1ー┗━━┐ーー│ーーー│ーーー1ー│ー1└──小松島
T3ーーー┏━━┘ー0│ーー│ーーー│ーー┌━━┓ーーーーーT3
徳島文理━┛5ーーーー│ーー│ーーー│ーー│2ー┃ー4┏━━城南
T3ーーーーーーPKー├──┘ーーー│ーー│ーー┗━━┛ーーT1
富岡西──┐1ーー4ー│ーーーーーー└──┤ーーーー0└──城東
T2ーーー┏━━┓ー2│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT2
鴨島商業━┛4ー┗━━┘ーーーーーーーーー│ーーーー2┏━━池田
T1ーーーーーー│ー2ーーーーーーーーーー│0ー┌━━┛ーーT3
城北━━━━━━┘1ーーーーーーーーーーー└━━┓ー0└──徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー5ー┃ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー┗━━━━━徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1

ちなみに、私の予想は以下の通り(「全国高校サッカー徳島県大会の「組み合わせ」決まる」)。この8試合は私の予想通りだった。

このように、徳島県の高校サッカーは、完璧に「格差社会」ができているわけだ。上位8チームか10チーム程度が拮抗して勝敗を決する戦いになるだけで、下位と上位チームの戦いでは必ず上位チームが勝つ。

ということであれば、選手への負担を考えれば、それを軽減するために最初から上位8チームだけで予選したらよかろう、という考え方もあり得る。なぜなら、下位チームの監督も選手もたいしたことないのだから、やるだけ時間と金の無駄だからである。

極端な話、もし本当に徳島県の代表チームが全国大会で優勝したいのであれば、27校のすべてから優秀選手や優秀な監督やコーチを1つの学校に集め、予選もなく毎年このチームが全国大会に出て、他の高校は適当にフットサルでもやっていればいいという話になるからである。27チームに分散した状態より、1ケ所に集めてしのぎを削らせた方が効率がいいということになるはずだからである。

しかし、高校生の学校ごとの健全な育成や成長を期待するのであれば、サッカー選手の過度の1ケ所集中は芳しくない。もしこれを考慮するのであれば、いっそのこと、サッカー特待生制度や優秀選手を集める推薦制度や前期受験などを廃止し、サイコロのように毎年どこにだれが行くか分からないという昔ながらの選手配分の方がいい。予選としてはどこが優勝するか分からない分見る方は面白いのだから、この方がずっと良いということになるだろう。

要するに、今の状態は、この両極端の中庸にあり、何ごとも中途半端な状態にあるということである。

だから、この予選方式で優勝しても、全国大会に出れば初戦敗退。しかし県内では優勝は上位数チームで独占というようなものになるわけである。

おそらく、最近の地方予選ではどこでも同じような深刻な問題を抱えているはずである。人口が極めて多い都市部ではいろいろ大きな揺らぎのために毎年どこが優勝するか分からないだろうが、人口の少ない地方ではほぼ優勝チームは固定化しているはずである。

そろそろ抜本的な改革をみんなで考察すべき時期に来ているのだろう。

いずれにせよ、毎年だいたい私が予想する通りの結果に終わるのだから、これでは面白くない。選手たちも面白なくて腐ってしまうだろう。

事実、上位8チーム以外に進学したサッカー選手たちは、小学生、中学生時代に夢見たサッカー選手への道が閉ざされ、人生の初期にすでに「夢破れて山河あり」の状態で、選手を止めてしまう。若者らしさを失ってしまっているものもたくさんいるのである。

まあ、徳島県サッカー協会と有害教育委員会は知らないだろうがネ。
2008/10/12のBlog
ノーベル賞の話題ついでに俗にアカデミックな世界で「41番目の席」という言葉があるが、今年のノーベル物理学賞と化学賞にはこの席についてしまった人々が何人かいて、海外では非常に大きな問題となっているようだ。

「41番目の席」とは、重要な式典のパーティーの席が40席しかなく、それにもれてしまった人は41番目の席につく、すなわちパーティーには招かれない、というような意味である。

このことを比喩に使って、本来ノーベル賞をもらえるほどの実績や資格があるにもかかわらず賞を逃してしまった人を指して「41番目の席」に座ったというのである。それもノーベル賞には「1年で3人までの受賞、1分野で3人まで」と人数制限がついているからである。したがって、4人目の人物は「41番目の席」に座らざるを得ない。これがしばしば不平不満や不公正と将来に禍根を残す結果となる。

かつて朝永振一郎博士がノーベル物理学賞をもらった時、同時受賞者はアメリカのジュリアン・シュウィンガー博士と有名なリチャード・ファインマン博士であった。しかし、これら3人の研究を総合し集大成として「量子電磁力学」という形にまとめたのはイギリス人のフリーマン・ダイソン博士であった。ダイソン博士なくしては朝永の仕事もなかった(戦後まもなかったために西洋に知られることもなかった)が、控えめでフェアなダイソン博士の性格のおかげで朝永博士に優先権が与えられ、結局朝永、シュウィンガーそしてファインマンの3人の同時受賞となったわけである。したがって、ダイソン博士は「41番目の席」に座ってしまったのである。

ノーベル賞では時としてこういうことが起こる。今回のノーベル物理学賞でもこういうことが起こったようだ。

さて今回のノーベル物理学賞は、南部陽一郎博士と小林・益川両博士がそれぞれ異なるテーマで同時受賞した。つまり、通常の2回分のノーベル賞を一度に出したのである。ここに問題が生じたのである。

南部博士は「素粒子の質量の起源」に関しての「自発的対称性の破れ」で受賞した。このテーマでは、南部博士の同僚であったイタリア人のヨナ-ラシニアオ(G. Jona-Lasiniao)博士がいる。

一方、小林・益川博士は「CP対称性」に関する「自発的対称性の破れ」で受賞した。このテーマでは、またもやイタリア人にカビボ(N. Cabibbo)博士がいる。

今回、この2つのテーマが同時となってしまったために、これら2人のイタリア人が「41番目の席」につかされてしまったのである。ノーベル賞2個分をいっぺんに損したのである。しかも、ダイソン博士の場合のように、そのテーマで4人目であったわけでもない。これでは、イタリア人が怒るのも無理はない。もし同じことが日本人に対して行われたとすれば、我々はどう思うだろうか? もっとも我々はすでに何度もそういう経験をしてきたのだが。

さて、もう一方のノーベル化学賞も同じようなことが起こったようだ。しかしこっちの場合にはもっとダイソン博士のケースに近いが、さらに”悲劇的”であった。(例えば、「Douglas Prasher博士のケース、ノーベル化学賞の裏側で、日本の科学」参照)

実は、すでに7年前の2001年に一度下村博士の研究特集がアメリカのフォーブスによって行われ、ノーベル賞の期待が高まった時期があったようだ。この時の特集を最近偶然見つけたのでここに紹介しておこう。

Biotech's Glowing Breakthrough

というものだ。

ちょっと中身を読んだところ、この記事は非常にフェアに書かれている。それを要約すればこうなる。

40年前に下村博士がGFP(=緑色蛍光蛋白質)を発見、そしてアメリカの海洋生物研究所で研究した。そこにいた若い研究者のプラシャー(Douglas Prasher)博士が目をつけ、この蛋白質の遺伝子配列を決定した。しかし、この若き優秀なプラシャー博士はこの研究がまだ世に知られる前でその価値も分からない時期だったために職無しの危機に瀕した。そこでこの物質に目を付けていたチャルフィー博士に遺伝子配列を教えたのである。チャルフィー博士は最初に現実の蛋白質や生物細胞にこの遺伝子を導入して緑色に光るタンパク質や生物を作ることに成功した。さまざまな色へ拡張することにティエン博士が成功。そしてその後は莫大な応用研究が行われ、今や常識的な手法となっていった。

まあ、ざっとこんな歴史的ストーリーがあるようだ。

こういう場合にだれにノーベル賞をやるべきか?

非常に悲劇的なのは、自分の貢献のために世の中がフィーバーしたにもかかわらずそのタイムラグ(時間的ずれ)のために研究職に就けなかった(つまり時代が早すぎた)プラシャー博士である。現在は、バスの運転手をして生計を立てているらしい。

結局、ノーベル賞は、ずっと研究者で居続けられた、下村博士、チャルフィー博士とティエン博士がこの記事の7年後にノーベル賞を受賞したというわけである(2008年度ノーベル化学賞は、下村脩博士らに)。

果たして皆さんはこういう歴史を見てどう思うだろうか?

自問自答してみるがいいだろうヨ。
三浦元社長、拘置施設で首つり自殺…移送先のロスで
ロス移送の三浦元社長「自由を得るため闘い続ける」

いやはや、もはやアメリカには20年前の「自由の国アメリカ」は存在しないのだろうか。

この2つの相矛盾する記事の内容からすると、ロス市警によって「自殺に見せ掛けて」殺されたのだろう。カリフォルニアの白人というのも恐ろしい種族であるということだ。ロサンジェルスにいる日本人も気を付けないと同じような目に会うかも知れない。

どうしてこの時期に三浦氏に執着するのか良く分からないところがあったが、この人物に生きていられると困る何かをロス市警は握られていたのだろう。それが何であったかはもはや分からなくなってしまったわけだ。

犯人の不自然な死で事件をうやむやに終わらせるというのも実に白人的で面白い。

ついでに書けば、死刑執行する相手の頭に何やら三角頭巾やら象徴的な帽子を被せたがるのもルシファー信仰の白人至上主義者の典型的手口であると言われている。これはイラク人捕虜やアフガン人捕虜への虐待行為でも良く知られていることである(キューバの米軍基地グアンタナモから5年)。三浦氏の頭にあった変な文字の入った帽子が、「これからこいつを死刑執行する」というメッセージであったわけである。三浦被告の後ろにいたつるっぱげのおっちゃんは見るからに悪そうな刑事である。確かマイケルジャクソンとか、OJシンプソンとか、”黒人狩り”をしているのがこのオヤジだったと思うが。

外務省がこの事件を日本人への迫害事件として調査する必要があるはずだが、おそらく根性のない日本の外務省はアメリカの言うなりで終わるのだろう。


一方、欧米人は、皇居のお堀で裸で泳いでも(「皇居のお濠で「大捕物」、外国人男性が裸で泳ぐ」)、電車にスプレーで落書きしても(「地下鉄車両にスプレーで落書き、ハンガリー人容疑者ら逮捕」)、何しても許されるらしい。もっとも日本人女性をレイプしても、殺人しても許されるわけだから言うまでもないが。

”外国人は日本で何しても許される”

ということのようですナ。完全に日本人をなめているのだろうヨ。

いずれにせよ、あとは超能力者のマクモニーグルにでも調査依頼しないと分からないのかも知れない。
2008/10/11のBlog
ここ最近は日本人がイグ・ノーベル賞を取ったり、4人もノーベル賞を取ったという話題満載で、いろんな話題に尽きない。

それゆえここにメモしておきたいことも多すぎるが、今回は今年のイグ・ノーベル賞に関してここに紹介しておこう。実はイグ・ノーベル賞にもまた非常に”奇妙な”ことが見隠れするからである。

一般に「真の大きな陰謀を隠すためには偽の小粒な陰謀を売って出る」というのが、情報操作の鉄則の1つと考えられている。普通の人には大きな陰謀(やウソ)には正しく反応できないが、小さな陰謀(やウソ)にはそれなりに反応(見破ることが)できるからである。

アドルフ・ヒットラーは「大衆には大ウソほどもっともらしく聞こえ、小ウソほどウソらしく聞こえる」というようなことを言って大衆操作にたけていたと言われているように、我々”人”という種は、自分のちっぽけな頭脳の枠を大きくはみ出るような事実は感知できず、事実でもそれを受け付けない。逆に自分の頭脳の範囲で許容できる事実にはそれなりに受け付けることができるように出来ているらしい。

そこで、ある真実が暴かれそうになる時、暴かれる前にその真実を大衆の目から遠ざけるため、別の場所に誘導したり、その真実をウソであるかのように欺くために別の真実をあてがって笑い者にしたりする。これがいわゆる「大衆操作」の鉄則なのである。日本のマスコミでこの技術の達人が、デーブ・スペクターである。彼は、日本の芸能界にいつの間にか入り込んで来て、日本人の目をハリウッドに向けるようにし続けて来ているからである。

さて、話を元に戻して、今回のイグ・ノーベル賞に移すと、実は今回のイグ・ノーベル賞の受賞者には、まさに上で述べたような問題があるように見えるのである。

イグ・ノーベル賞の全受賞者を掲載している新聞は今回どういうわけかほとんどなかった。例年は全部を掲載するものがほとんどだったので不思議な感じがする。私が見た中では唯一のものがCNNであった。

「コカ・コーラの避妊効果」研究にイグ・ノーベル化学賞

この記事もすぐに消えるだろうので、全受賞者をここに紹介させてもらおう。

今年の受賞一覧は以下の通り。

○栄養学賞:「同じ食べ物でも、名前の聞こえが良い方がおいしく感じる」ことを示したイタリア・トレント大学のマッシミリアーノ・ザンピーニ氏と英オックスフォード大学のチャールズ・スペンス氏に授与。

○平和賞:「植物にも人間と同様に尊厳がある」ことを法的に定めた、スイスの人間以外の生物工学に関する連邦倫理委員会とスイス国民に授与。

○考古学賞:考古学の発掘現場付近に生息するアルマジロが、発掘品をより深く埋めたり持ち去ったりすることで、発掘現場がメチャクチャになるだけではなく、歴史が変わってしまう可能性があることを示した、ブラジル・サンパウロ大学のアストルフォ・ゴメス・デ・メロ・アラウージョ氏とジョゼ・カルロス・マルセリーノ氏に授与。

○生物学賞:「イヌに寄生するノミは、ネコに寄生する個体よりも、より高く飛ぶことができる」ことを発見した、フランス国立トゥールーズ獣医大学のマリークリスティーヌ・カディエルジュ、クリステル・ジョベール、ミシェル・フランの3氏に授与。

○医学賞:「高価な偽薬(プラセボ)は安価な偽薬よりも効果が高い」ことを確認した米デューク大学のダン・アリエリー行動経済学教授に授与。

○認知科学賞:脳を持たない単細胞生物の真正粘菌が、迷路の最短経路を見つけることを発見した、中垣俊之・北海道大准教授、小林亮・広島大教授、石黒章夫・東北大教授、ハンガリー・セゲド大学のアゴタ・トス氏ら6人に授与。

○経済学賞:プロのストリッパーの排卵周期が、チップ収入に影響を与えることを発見した米ニューメキシコ大学のジェフリー・ミラー、ジョシュア・タイバー、ブレント・ジョーダンの3氏に授与。3氏らによると、ストリッパーが最も稼ぐのは、生殖能力が最も高い時期であるという。

○物理学賞:大量の糸や髪の毛は、外部要因がなくとも必ず絡まることを数学的に証明した、スクリップス海洋研究所のドリアン・ライマー氏と、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のダグラス・スミス氏に授与。

○化学賞:「コカ・コーラの避妊効果」についての研究で、ボストン大学医学部のデボラ・アンダーソン教授、ならびに台湾の台北医科大学の研究グループに授与。アンダーソン教授らの研究は「避妊効果がある」で、台北医科大学の研究は「効果がない」と、全く正反対の結果となっている。

○文学賞:「バカ野郎:物語的手法を用いた、組織内で経験した憤慨についての分析」研究で、英カス・ビジネス・スクールのデイビッド・シムズ氏に授与。

「イグ・ノーベル賞」は、「笑えるとしか言いようがなく、しかも記憶に残り、人々を考えさせる業績」に贈られるという賞であると考えられているが、デービッド・アイクやジョン・コールマン博士のいう「イルミナティー」の”総本山”であるハーバード大学で始まったものである。

今回の受賞研究もその大半はたわい無いものである。多くは「笑えるとしか言いようがなく、しかも記憶に残り、人々を考えさせる業績」であるから問題ない。

しかし、ここで特に面白いのは、「イグ・ノーベル化学賞」の「コカ・コーラの避妊効果」についての研究である。

これに対して、記事にあるように正反対の結論を出した2つのグループが受賞している。これにより、「コカ・コーラの避妊効果」という実に重大な研究テーマに対して(これがいかに重大で深刻であるかは世界中でどれだけ子供達や人々によって飲まれているか考えれば明白である)、「イグ・ノーベル賞」を両者に与えて「笑い飛ばしてしまった」のである。

これでこの研究テーマは”一種の冗談”と見なされて真面目な研究テーマではない、とハーバード大学が”認定”したということになる。

ところが、しばらく前に私が
”ラミパス、ラミパス、アスパルテーム”
(「「馬鹿は死ななきゃ直らない」?」)
などでここで紹介したように、「コカ・コーラ」やスポーツ飲料水やサプリメントやガムやアメやクッキーなど多くに使われている人工甘味料の主成分はアスパルテームなのである。

記事には

『米ボストン大学医学部のデボラ・アンダーソン教授が1985年に、米医学誌の権威ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表したもの。コカ・コーラの中でも、特にダイエット・コークの避妊効果が最も高かったという。

同様の研究は台湾の研究グループも行っており、同時受賞となった。しかし、台湾のグループは、コカ・コーラならびに他のソフトドリンクには「避妊効果がない」ことを確認している。

一方、清涼飲料水大手コカ・コーラは、イグ・ノーベル化学賞についての問い合わせに、回答を拒否している。 』

とあるが、特に「ダイエット・コーク」の甘味料の主成分がアスパルテームなのである(ビンの表示を読めば分かるヨ。)

だから、当然、「ダイエット・コーク」の方が普通のコカ・コーラより避妊率が高くなる。

アスパルテーム」に

『動物実験
----------------
ただし、マウス実験で、動物に影響がないとされているレベルの1/1000の量でマウスの精子に障碍を起こしたという実験結果もある。

ヒトでも恐らく、アスパルテームの摂り過ぎは精子数に影響があると見られる。』

と書かれているように、このアスパルテームの取り過ぎは、女性の場合には妊婦で何らかの障害を引き起し、男性の場合には精子の数を減らす。要するに、人類の「生殖作用に作用する」という可能性が高い物質の1つなのである。

この記事の研究と一致する結果をデボラ・アンダーソン教授が確認したに過ぎない。すなわち、

”アスパルテームは生殖作用を阻害する。”

ということである。

したがって、コカ・コーラ(ダイエット・コーク)愛用者とそうでないものの成人男女を10万人ほど別々に取って来て、無精子症や不妊症の患者の確率を調べればすぐに確定できるはずであろう。

まあ、しかしコカ・コーラ社やラムズフェルドのアスパルテーム会社はそういうことをして欲しくはない。

適当に冗談っぽく笑い飛ばして欲しいわけだ。

それにイグ・ノーベル賞も手を貸した、ということなのだナ。いろんな「笑える研究」といっしょにそういった類いのお話として笑い飛ばしたというわけですナ。

実に見事な情報操作である。
2008/10/10のBlog
さて話題は国内の研究者の話に戻る。

今回のノーベル賞のように、国籍が日本であろうがなかろうが、日本人がノーベル賞を取ると、国民はこれまた間違った印象を受ける。言い換えると、「日本人の研究者によって間違った印象をかもし出されることになる。」

要するにこれはこういうことである。これをここでメモしておこう。

日本人の研究者の中にも大きく分けて2種類ある、ということである。このことは、ほとんど日本人には理解されていないだろう。

この種類というのは、普通の日本人の中にも存在する、いわゆる「お公家さん」と「サムライ」の違いである。

ノーベル賞を取るような日本人の研究者は、どちらかと言えば「サムライ型」である。あまり秀才的ではなく、故柘植俊一博士が言った「反秀才型」に近い。

ところが、日本国内(海外組でない)の研究者の大半は残念ながら「お公家さん型」である。

だから、この言葉から彷佛されるように、彼ら「お公家さん型」研究者にとっては研究テーマや研究内容よりむしろ研究生活や地位や名誉の方が先に立つ。それゆえ、教授になれば月給100万円もらえるとか、助教授、助手(助教)や秘書がもらえる。研究室が手に入る。こういったことが魅力となる。

また自分の地位や名誉のためにやっているわけだから、それは手っ取り早く得られるに越したことはない。だから、いつも誰より先に海外で流行り始めた研究を見つけ、誰より先に日本に紹介して「日本の第一人者」になることを目指す。

「お公家さん型」研究者とはこういう人々のことである。(「現代の「お公家さん」とは?」、「柳田vs生駒2」、「安倍退陣:”お公家さん”政治の断末魔?」)

しかしこういう研究者ばかりを馬鹿には出来ない。

ラップミュージシャンにしろ、ブレイクダンサーにしろ、日本の第一人者を気取っている連中はまったく同じような連中だからである。国内の誰より先に日本に導入すればそれで儲かるわけだから、誰より先に海外から新情報を得てそれを国内に導入しただけで地位や名誉やお金が得られるからだ。ラップにせよ、ブレイクダンスにせよ、ブルースにせよ、アメリカの黒人が発明したものである。しかし、それを日本に導入して「日本のビヨンセ」、「和製マイケル・ジャクソン」となれば日本で食っていけるわけだ。

科学の世界にもこういう人々が今も日本には存在するのである。

ついでに書けば、「化学賞の下村さん、江崎さんと野依さんと電話座談会」の中で、江崎玲於奈博士が

「仮定の質問ですが、日本にいたらGFPの発見はできたでしょうか。」

と尋ねると、下村博士が

「日本、名古屋にいたら、はっきり言ってイクオリンの研究は成功しなかったと思います。米国には自由さがありました。」

というように答えているが、ここにある「日本の不自由さ」というものが、どこから出てくるのかというと、これこそ今ここで問題にしている日本の大学の大半が「お公家さん型」研究者であるということのために出てくるのである。要するに、「お公家さん型」研究者が権力や政治力や人事を握るために、「サムライ型」研究者の評価が低くなり、住むべき場所がなくなってしまうからである。「流行を追うのが王道であり、独自の道を進むものは邪道だ」というふうに過って見なされてしまうのだ。

ところが、科学者の世界においては欧米は比較的自由でオープンマインドであるために、偏屈な研究者であろうが、一風変わった研究者であろうが、やるべきことをやっていればそこそこに暮らしていけるという自由がある(あったと言うべきかも知れないが)のである。

それゆえ、日本では問題が生じるのである。

それは何かというと、日本人ノーベル賞学者が出ると、マスコミがこぞってそういう偉大な日本人学者たちに「日本の若者たちに何かメッセージを」というようなことをいう。そしてノーベル賞学者たちが「もっと日本の基礎科学に理解を」とか「もっと基礎科学に援助が必要」というような意見を述べる。

確かに次のノーベル賞学者を生み出すためには基礎科学への援助が必要なのだが、実際には次にノーベル賞を取るような「サムライ的科学者」は非常に少なく、むしろ大半は「お公家さん的科学者」たちである。だから、本来はもっと減って欲しい、絶滅すべき「お公家さん的科学者」たちが社会に居座り、温存され、生き延びてしまいかねないという問題が生じるのである。

国内の科学分野に投資すればするほど、逆に「お公家さん的科学者」たちが増殖してのさばってしまうのだ。小林・益川が日本物理学会に助成を叫べば叫ぶほど、実は日本物理学会に住んでいる官僚的な「お公家さん的物理学者」たちがのさばる、ということになる。

まあ、こういう事情が「日本の特殊事情」として存在する。

小林・益川や下村や南部のような科学者たちを援助するならいい。またそういう本当の科学者になろうとする若者を援助できるのであればすばらしい。

がしかし、日本の事情ではそうならず、国内の科学分野に援助すれば、研究などろくにせず、その援助金でパソコンを買い、一日中「2ちゃんねる」や自分の作った掲示板やブログなどに書き込んで遊んでいるというような科学者たちをも温存することになってしまうということなのである。

ここが日本の科学界の知られざる「もどかしい」ところなのである。

科学を援助する側はこういうところに目を向けなくてはならないのだ。
ノーベル賞に沸くが…日本の大学、トップ10入りなし

この記事のように(これは典型的なものだが)、日本のマスコミにいる”インテリ”でもあまり日本(や欧米)の大学の内状まで良く通じているものはいない。これが日本社会を間違った方向へといつも導くのである。

大学の「世界ランキング」で日本の大学が比較的下位に来るのにはいくつかの理由がる。

まず、「世界ランキング」といっても、大学の職員(つまり研究者やその実績)を評価するものと大学の施設や環境や学生の質を評価するものがある。これを忘れてはならない。これらを分かりやすく区別するために、仮にここでは、前者を「大学研究世界ランキング」、後者を「大学環境世界ランキング」とでも呼んでおくことにしよう。

今回の記事のイギリスのランキングは、前者の「大学研究世界ランキング」に相当するものだろう。それに対して、アメリカから出されるものは後者の「大学環境世界ランキング」である。

「大学環境世界ランキング」の場合、大学内の物理的な生活環境や研究環境や学習環境が考慮されるために、100年近く前の日本の生活水準と相対的にリッチに作られた日本の大学の多くは、現在の生活環境レベルで見ると、空間的に手狭であるためにかなりランキングが下がる。アメリカの大学のように、広大な敷地と施設を持ち、まるで公園の中に大学の学部群が設置されているというような大学のランキングが上位に入る。そのため、東大でも上位100に入ればいい方だという結果になる。

一方、「大学研究世界ランキング」の場合、今度はこういう大学生活環境面はあまり重要ではなくなり、どれだけ世界にインパクトを与えたか、どれだけ世界に影響を与えたかの研究開発や研究公表の数などが考慮されるわけである。こうなると、日本の大学の手狭で劣悪な環境であっても、そこで孤軍奮闘したり、頑張っている研究者の貢献というものが考慮されて、かなりランキングがあがる。東大の場合、トップ10のオリンピック決勝は無理でもオリンピックの準決勝レベルには残ることになる。

今回の公表では、
東京(19)、京都(25)、大阪(44)、
東京工業(61)、東北(112)、名古屋(120)、
九州(158)、北海道(174)、早稲田(180)、
神戸(199)
ということだが、これが好い結果かどうか判断するのは個人の主観が入るだろう。私個人の見方では、日本の大学は結構”頑張っている”と思うが、まだまだイギリス人が好意的に見てくれているのではないかという気もする。実際には、もっと低いのではないかと思う。

ところで、英米の大学が上位に入るのはこれまたかなり”作為的”で当然と言える。なぜなら、こういったランキング会社が考慮するのは公表された研究雑誌のインパクトファクターというものである。(Google Scholarと研究者の”被引用数”

中でも特にインパクトファクターが高い雑誌は、イギリスのネイチャーやアメリカのサイエンスである。この科学の世界では、こういった雑誌に自分の研究論文が掲載されることは非常に名誉のこととされ、それによって教授職が取れるとさえ言われている。

しかしながら、ネイチャーはイギリスの雑誌であるために、基本的にはイギリス(やアメリカ人)の研究者の論文は「電話1本」で掲載されるという場合もある。要するに、イギリス人の”適当な論文”でも載ることがあるが、それ以外の国々の”非常に優れた論文”でも掲載拒否される場合もあるのである。ましてイギリスのネイチャーは「研究者の所属に非常にこだわる」雑誌として有名で、「これまで一度も所属のない研究者の論文を掲載したことがない」ということを自負しているという話である。

同様に、アメリカのサイエンスはアメリカの雑誌であり、同じようなことがアメリカ人に行われている。ここに日本発の欧文誌の必要性がある。(林・益川両氏も論文発表、伝統の学術誌が赤字で廃刊危機

そんなわけで、日本人の研究者が自分の名誉のためとネイチャーやサイエンスに投稿すると、研究内容が欧米に筒抜けになるが、結局論文公表には至らず、逆に”似たような論文”が英米人の手によって出されて苦い思いをするという場合も多々あるわけである。

まあ、こんな事情があるわけだから、英米人の研究者が有利となるのは当たり前である。さらには、アメリカのハーバード大やイェール大、イギリスのケンブリッジ大などの研究者が有利なのは、日本の研究者世界で東大や京大の研究者が社会的に有利となっているのとまったく同じような事情にあるからなのである。

かつて私は1つ論文をネイチャーに送ったことがあったが、所属無しということで即座に送り返されて来た。かたや、ネットワーク理論の創始者とされるアルバート・バラバシは、ネイチャーに送った論文で優先権を得るために、即座に掲載してもらうための”裏技”を使ったと自分の本「新ネットワーク思考」に書いている。要するに、ネイチャーのお偉方に電話で「重要だから出してくれ」と直談判したのだ!しかし一度出れば、そのインパクトは大きい。この論文はすでに何千もの引用をされる論文となったのである。

科学者の世界と言えども、人間のやる世界である。政治力学、人間関係、人間心理など、それがフェアであろうがなかろうが、あらゆる手を使う。これが欧米人というものである。サッカーと同じことである。

こういうところを理解しないと、本質を誤るのである。
2008/10/09のBlog
ところで、「日本物理学会」を見ても未だにノーベル物理学賞受賞のニュースが入っていない。

これと比べるとアメリカは早い。シカゴ大学のホームページでも最初から南部博士の写真入りである。

私が、日本物理学会ほど「官僚的な組織はない」というのがこういう意味なのである。(「”提案”vs”提言”」)

とにかく何ごとに対しても「対応が遅い」のである。英語でいうところの「責任」とは「応答の仕方」のことであるから、応答の出来不出来は責任のあるなしとほぼ等価なのである。

もっとも、いずれ完璧なものを掲載しようと考えて、対応が遅れているのかも知れないが、いきなり完全なものをという精神だとすべてに後手に回る。最初は不完全でも速報して、次第により完全なものに目指せばいいわけである。

いずれにせよ、私は物理学会員ではないから、どうでもいいことなのだが。(この記事を書いてから、しばらくして日本物理学会のホームページにもノーベル賞記事が出たようだネ。)
2008/10/08のBlog
The Nobel Prize in Chemistry 2008

今年のノーベル化学賞は、「緑色発光蛋白質の発見と発展に対して」、アメリカ人の3人、下村脩博士(80)、マーチン・チャルフィー博士(61)、ロバート・Y・ティエン博士(56)の3人に送られた。

マーチン・チャルフィー博士(61)


ロバート・Y・ティエン博士(56)
ノーベル物理学賞3人受賞の知らせから一夜明けて、朝からずっとテレビバラエティーでどう取り上げられるか見ていたところ、いやはや、みのもんたの「朝ズバ」から、小倉の「特ダネ」から、「ミヤネ屋」といい、山本の番組といい、まったくの科学音痴でお話にならなかった。

ミヤネ屋に至っては、ノーベル賞とイグノーベル賞を同列に扱う始末だった。昨夜の「ZERO」のとりあげ方もどうしようもなかった。

こういった状況を見ていると、どうやらそろそろこの辺で、「科学解説士」という国が認めた職業を作り、

『「科学解説士」の資格がないと、テレビ番組で科学解説はしてはならない』

という法律を作るべき時なのかも知れない。

これは、ちょうど天気予報における「気象予報士」のようなものである。「気象予報士」という職業は、気象学者とは違って特別な学位が必要ということではない。しかし、気象に関するごく一般的知識を持ったものでないと、天気予報できないというようなものである。なぜなら、「気象予報士」は気象の研究者である必要はないが、正しい知識に基づいて正確に予報できないと災害や遭難など人命に関わるからである。

今回の科学報道のしかたを見ていると、小倉の「お茶を濁す」、女性キャスターやタレントの「おばかな質問」、デーブ・スペクターの「研究者を愚ろうするようなコメント」(今度は宇宙人でも発見してもらいましょうかとスペクターは言った)で時間が過ぎ、まったく解説にもなっていない。にもかかわらず、参加者たちは時給100万円以上もスポンサーからもらうのである。

一方、取材された方のノーベル賞学者は、30年40年と待っても、せいぜい7000万円か3500万円程度の賞金、すなわち1年には8760時間あるから、30年で262800時間。つまり、時給300円程度ということになる。まあ、もちろん教授の場合には他に職場からの月給もあるから結構もらっているのかも知れないが、芸能人と比べれば微々たるものである。最近では、「科学コミュニケーター」という職業も作られつつあるが、まだまだそれで食べていけるほどの職ではない。

そんなわけで、テレビの科学解説は「科学解説士」の資格がないとできないというような制約を付けることができれば、みのもんたや小倉やみやねなどのばか者がノーベル賞解説番組を作って時間を潰してしまうというような状況は避けることができるはずである。番組のスポンサーもこの辺はしっかり考えるべきである。

いずれにせよ、ノーベル賞学者にインタビューするのは良いが、その時そこでノーベル賞学者がマスコミの質問に答えて今話したことと真っ向から反することをその次の瞬間にタレントが披露するという実にお馬鹿な状況が生まれるのでは困る。

もし子供達がこれを見ていれば、ますます科学者よりお馬鹿キャラのタレントの方が「楽していい生活できる」から好い、僕は「馬鹿芸能人を目指す」という結末になってしまうだろう。

大人たちの再考を期待したい。
2008/10/07のBlog
ノーベル賞日本人3氏、うち2人は関西の大学から

2008年度ノーベル物理学賞は、3人の日本人理論物理学者に送られた。

南部陽一郎(シカゴ大学名誉教授)は、「自発的対称性の破れ」で素粒子が質量を持つという理論を生み出した。

益川敏英博士(京都産業大学教授)と小林誠博士は、「CP対称性の破れ」の理論を生み出し、素粒子の「標準理論」を完成させた。


日本人のノーベル物理学賞学者が一気に3人も増える快挙。おめでとうと言いたい。
2008/10/06のBlog
エイズウイルス発見の2博士らにノーベル医学生理学賞

今年のノーベル生理学・医学賞は、「性感染症」のウィルス発見者たちであった。

「人パピローマウィルス」のハラルド・ツアハウゼン博士(72)


「エイズウィルス」発見者のリュック・モンタニエ博士(76)


フランソワーズ・バレシヌシ博士(61)。


まあついでに書いておくと、最近のノーベル賞はどの分野においても「大企業を儲けさせた科学者」が「国際的貢献」とみなされてきているということだ。最近の物理のノーベル賞のLSI(集積回路)にしてもそうだった。科学的には分かりきったことで特に目新しいことはないからだ。

この抗エイズウィルス薬やパピローマウィルスワクチンにしても、犠牲者は一般人であり、科学者の貢献は大企業を儲けさせたにすぎない。もし本当に国際貢献として一般人犠牲を防ぐのであれば、薬より「性教育」の方がより重要である。

また、エイズにしてもパピローマウィルスにしても、その蔓延をもたらしたのは、比較的性的に保守的な文化を持つ国々に対して「フリーセックス神話」をハリウッド映画やエロ雑誌やエロサイトで流行らした欧米社会にある。

つまり、エイズもパピローマ(=イボウィルス)も流行らせたのも欧米の白人(普通の下層階級の白人)、それを発見させたのも欧米の白人(上層部の資本家の白人)、それを発見したのも欧米の白人(教育を受けた科学者の白人)、そして影からこういったことを指揮しているのも白人(イルミナティーや300人委員会の白人)。

要するに、「自分で放火して自分で消火して英雄になる」という、日本でいう「マッチポンプ」である。

私が心配しているのは「ノーベル賞のマッチポンプ化」である。最近はかなりこの傾向が高い。

ノーベル平和賞もこの色が濃い。ヨーロッパ人が世界で紛争を起こさせておいて、その国の活動家に「ノーベル平和賞」を与える。これなどもまさしく「マッチポンプ」であろう。

これと比べれば、「イグノーベル賞」の方がはるかにアカデミックで本来の「ノーベルの精神」に近いようにすら感じられる昨今である。

”脳なし”の細菌集団ですら「迷路問題」を解くことができるという研究などもっともアカデミックで面白い。もちろん大企業が儲かるはずもない。しかし、細菌よりずっと高級な人間はもっとすごいことを目指すべきだという「人間再考」を促す。

この意味では、もはや「ノーベル賞にはノーベルの精神は存在しない」。

そんなことをここ最近のノーベル賞は教えてくれている。

参考:
キンゼイ博士の忘れ物:”子宮頸(けい)がん”
スケールフリーネットワークとエイズ禍
エイズ禍の問題:若者を蝕むエイズ
留学生政策 30万人受け入れへ議論深めよ

正直、こういう無知で無思慮で無遠慮な記事を読むとがく然とする。

「留学生30万人化計画」という政策は確か”おとぼけ首相”で無責任に首相を辞めて未だに国会議員として”居座っている”福田さんか、あるいはその前任者の安倍さんの時に出て来たものだと記憶している。

もしこういう計画が30年前か20年前に出されていたのだったら、おそらくうまくいっただろう。しかし、今現在では100%うまく行くはずがない。

ところが、あえてそれを唱えるところに悪名高いJPモルガンに株を買われて今や広告塔に成り下がってしまって久しい読売や日本テレビの困ったところである。

元文部科学大臣の有馬朗人氏が13年前に「ポスドク1万人化計画」を出して以来、今現在ではアカデミックポスト(大学職や研究職)に就職できない博士でごったがえしているといわれる御時世である。

そんな職場に「30万人」も外国人を入れたら何が起こるか?

想像するだけでも恐ろしいと言えるだろう。

ましてや、20年前の1980年代のような「バブル全盛期」ならいざ知らず、今では「世界同時不況」、これから「大恐慌」へといつ変化しないとも限らない時期である。

ところで、実はこの計画を日本より先走って行った国々がある。それは、JPモルガン発祥の地イギリスである。イギリスがこの分野ではもっとも世界の最先端を走っている。

そのイギリスが今どうなっているか? おそらく、読売の社説の匿名記者は知らなかったのだろう。もし知っているのにこういう記事を出したとすれば、かなり「確信犯」的犯罪者のようなものであろう。

生っ粋のイギリス人のジャーナリストであるデービッド・アイク氏の次の記事が、この問題で何が起こったか、何が真実かを見極める上で一番参考になる。

世界中をまたぎ、流入する大量の移民・・・この戦いの謀略は果たして・・・?

今やイギリスは、右翼と左翼とリベラル派の間で一触即発の危機にあるという。留学生や移民どころの騒ぎではない、不穏な国に様変わりしたというのである。おそらく、これが911の直後にアルカイーダと間違われて射殺されたブラジル人がいたという原因であろう。(父ちゃん、何をやってたの?… 世界がファシスト国家になったら..?

日本をそういう「不穏な国」、「緊張の国」にしたいのなら、どんどん移民や留学生を入れたら良いだろう。

今は1980年代とは違うのだ!

これを忘れてはならない。
鳴門工、PK戦制す 全国高校サッカー徳島大会

昨日10月5日に全国高校サッカー選手権徳島県大会1回戦残りの5試合が
徳島スポーツビレッジと鳴門球技場で行われ、ベスト16が決まった。

結果は以下の通り。

【1回戦】徳島スポーツビレッジ、5日

城南4(2-0、2-0)0城東
【得点者】
【城南】犬伏2、大塚、高松

鳴門工業2(2-2、0-0、PK5-3)2貞光工業
【得点者】
【鳴門工業】新開、廣田 
【貞光工業】谷内、板東

辻17(6-0、11-0)0名西
【得点者】
【辻】西岡5、平尾3、川人3、安藤2、永嶺2、瀧本、細川

池田2(1-0、1-0)0徳島東工業
【得点者】
【池田】山本翼、内田

【1回戦】鳴門球技場、5日

阿波7(4-0、3-1)1脇町
【得点者】
【阿波】姫田2、小出2、有井、川城
【脇町】前野

川島4(3-0、1-0)0海部
【得点者】
【川島】原田2、江本洋、藤原



鳴門━━━━━━┐ーーーーーーーーーーーーーーー┌━━━━━徳島商業
プリンスーーーー│ーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーープリンス
徳島北━━┓11├──┐ーーーーーーーーー┌──┤17┏━━辻
T2ーーー┗━━┘ーー│ーーーーーーーーー│ーー└━━┛ーーT2
穴吹───┘0ーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーー0└──名西
T3ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーー3ーーT3
生光学園━┓1ーーーー├──┐ーーー┌──┤ーーーー2┌──貞光工業
T3ーーー┗━━┐ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー┌━━┓ーーT3
阿南高専─┘0ー│ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ー2┗━━鳴門工業
T3ーーーーーー├──┘ーー│ーーー│ーー└──┤PK5ーーT2
脇町───┐1ー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー│ー0┌──海部
T3ーーー┏━━┘ーーーーー│ーーー│ーーーーー└━━┓ーーT3
阿波━━━┛7ーーーーーーー│ーーー│ーーーーーーー4┗━━川島
T1ーーーーーーーーーーーー├───┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内━━━━━┐ーーーーー│ーーー│ーーーーーーー2┏━━富岡東
T1ーーーーーー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー┌━━┛ーーT1
阿南工業─┐1ー├──┐ーー│ーーー│ーーーーー│ー1└──小松島
T3ーーー┏━━┘ーー│ーー│ーーー│ーー┌──┤ーーーーーT3
徳島文理━┛5ーーーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ー4┏━━城南
T3ーーーーーーーーー├──┘ーーー│ーー│ーー└━━┛ーーT1
富岡西──┐1ーーーー│ーーーーーー└──┤ーーーー0└──城東
T2ーーー┏━━┐ーー│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT2
鴨島商業━┛4ー├──┘ーーーーーーーーー│ーーーー2┏━━池田
T1ーーーーーー│ーーーーーーーーーーーー│ーー┌━━┛ーーT3
城北━━━━━━┘ーーーーーーーーーーーー└──┤ー0└──徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー└━━━━━徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1

今のところ私の予想が外れたのは、池田vs徳島東工業のみ。
2008/10/05のBlog
徳島北など初戦突破 27チーム参加し開幕

昨日10月4日に全国高校サッカー選手権徳島県大会が開幕。
徳島スポーツビレッジで1回戦6試合が行われた。


【1回戦】徳島スポーツビレッジ、4日

生光学園1(0-0、1-0)0阿南高専
【得点者】
【生光】杉本

徳島北11(3-0、8-0)0穴吹
【得点者】
【徳島北】臼杵2、古谷2、岡崎、八木、谷本

徳島文理5(3-0、2-1)1阿南工業
【得点者】
【徳島文理】原田2、多田2、オウンゴール
【阿南工業】林

鴨島商業4(2-1、2-0)1富岡西
【得点者】
【鴨島商業】高磯3、山脇
【富岡西】井口


【1回戦】鳴門球技場、4日

富岡東2(0-0、2-1)1小松島
【得点者】
【富岡東】多田、福田
【小松島】山口

川島??(?-?、?-?)??海部
【得点者】
【川島】??
【海部】??


鳴門──────┐ーーーーーーーーーーーーーーー┌─────徳島商業
プリンスーーーー│ーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーープリンス
徳島北━━┓11├──┐ーーーーーーーーー┌──┤ーー┌──辻
T2ーーー┗━━┘ーー│ーーーーーーーーー│ーー└──┤ーーT2
穴吹───┘0ーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーー└──名西
T3ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT3
生光学園━┓1ーーーー├──┐ーーー┌──┤ーーーーー┌──貞光工業
T3ーーー┗━━┐ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー┌──┤ーーT3
阿南高専─┘0ー│ーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ーー└──鳴門工業
T3ーーーーーー├──┘ーー│ーーー│ーー└──┤ーーーーーT2
脇町───┐ーー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー│ーー┌──海部
T3ーーー├──┘ーーーーー│ーーー│ーーーーー└──┤ーーT3
阿波───┘ーーーーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー└──川島
T1ーーーーーーーーーーーー├───┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内─────┐ーーーーー│ーーー│ーーーーーーー2┏━━富岡東
T1ーーーーーー│ーーーーー│ーーー│ーーーーー┌━━┛ーーT1
阿南工業─┐1ー├──┐ーー│ーーー│ーーーーー│ー1└──小松島
T3ーーー┏━━┘ーー│ーー│ーーー│ーー┌──┤ーーーーーT3
徳島文理━┛5ーーーー│ーー│ーーー│ーー│ーー│ーー┌──城南
T3ーーーーーーーーー├──┘ーーー│ーー│ーー└──┤ーーT1
富岡西──┐1ーーーー│ーーーーーー└──┤ーーーーー└──城東
T2ーーー┏━━┐ーー│ーーーーーーーーー│ーーーーーーーーT2
鴨島商業━┛4ー├──┘ーーーーーーーーー│ーーーーー┌──池田
T1ーーーーーー│ーーーーーーーーーーーー│ーー┌──┤ーーT3
城北──────┘ーーーーーーーーーーーー└──┤ーー└──徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー│ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー└─────徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1

ちなみに、私の予想は以下の通りだったが(「全国高校サッカー徳島県大会の「組み合わせ」決まる」)、この5試合は私の予想通りだった。

鳴門━━━━━━┓ーーーーーーーーーーーーーーー┏━━━━━徳島商業
プリンスーーーー┃ーーーーーーーーーーーーーーー┃ーーーーープリンス
徳島北━━┓ーー┗━━┓ーーーーーーーーー┏━━┛ーー┏━━辻
T2ーーー┗━━┘ーー┃ーーーーーーーーー┃ーー└━━┛ーーT2
穴吹───┘ーーーーー┃ーーーーーーーーー┃ーーーーー└──名西
T3ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーT3
生光学園━┓ーーーーー┗━━┓ーーー┏━━┛ーーーーー┌──貞光工業
T3ーーー┗━━┐ーー│ーー┃ーーー┃ーー│ーー┌━━┓ーーT3
阿南高専─┘ーー│ーー│ーー┃ーーー┃ーー│ーー│ーー┗━━鳴門工業
T3ーーーーーー┏━━┘ーー┃ーーー┃ーー└──┤ーーーーーT2
脇町───┐ーー┃ーーーーー┃ーーー┃ーーーーー│ーー┌──海部
T3ーーー┏━━┛ーーーーー┃ーーー┃ーーーーー└━━┓ーーT3
阿波━━━┛ーーーーーーーー┃ーーー┃ーーーーーーーー┗━━川島
T1ーーーーーーーーーーーー┗━●─┤ーーーーーーーーーーーT1
城ノ内━━━━━┓ーーーーー│ーーー│ーーーーーーーー┏━━富岡東
T1ーーーーーー┃ーーーーー│ーーー│ーーーーー┌━━┛ーーT1
阿南工業─┐ーー┗━━┓ーー│ーーー│ーーーーー│ーー└──小松島
T3ーーー┏━━┘ーー┃ーー│ーーー│ーー┌━━┓ーーーーーT3
徳島文理━┛ーーーーー┃ーー│ーーー│ーー│ーー┃ーー┏━━城南
T3ーーーーーーーーー┗━━┘ーーー│ーー│ーー┗━━┛ーーT1
富岡西──┐ーーーーー│ーーーーーー└━━┓ーーーーー└──城東
T2ーーー┏━━┓ーー│ーーーーーーーーー┃ーーーーーーーーT2
鴨島商業━┛ーー┗━━┘ーーーーーーーーー┃ーーーーー┌──池田
T1ーーーーーー│ーーーーーーーーーーーー┃ーー┌━━┓ーーT3
城北━━━━━━┘ーーーーーーーーーーーー┗━━┓ーー┗━━徳島東工業
T2ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー┃ーーーーーT2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー┗━━━━━徳島市立
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT1
2008/10/03のBlog
[ 11:04 ] [ 大学・大学院 ]
最近、日本物理学会に日本学術会議による提言:
新しい理工系大学院博士後期課程構築に向けて-科学・技術を担うべき若い世代のために』(2008年8月28日)
が掲載されていた。この中には7つの提言がある。

これと、かつて13年ほど前に、私が日本物理学会に送りつけた提案(しかし却下されて日の目を見ることはなかった):
「日本の物理学--明日への展望」に異議あり!:戦後の日本におけるアカデミズムの問題点』(1995年2月)
と比べてみると面白いかも知れない。そこでここにメモしておこう。


【私の1995年の提案】

提案1:Ph.D.は真のブレイクスルーに対してのみ与えること。その代わり、(育英)奨学金は十分な額を与え、期間は最長8年間に延長し、ブレイクスルーのチャンスを増やすこと。
提案2:アメリカなどで普通に行われている、共通試験(Common Exam)、適性資格試験(Qualifying Exam)を大学院に設置すること。
提案3:大学院の博士課程、前期(修士)、後期(博士)の区別を撤廃し、一本に統一すること。
提案4:論文博士制度を撤廃すること。
提案5:大学、大学院はEqual Opportunity/Affirmative Actionを採択すること。
提案6:人事は講座制の上のレベルで行い、助手、助教授の職を教授と独立したものとすること。
提案7:日本物理学会規約に人事におけるインサイダー取り引きと天下りの禁止条項を設定すること。そして違反者には罰則を設けること。
提案8:大学内に、名前付き(冠)教授、Distinguished Professor、Professor Emeritusなどの(定年のない、死ぬまで勤められる)永久職を設置すること。
提案9:大学内にシニア、ジュニア教授制度、研究教授と教育教授の区別を設けること。
提案10:日本の大学は学期、授業構成を欧米型に合わせ、学科単位のトランスファーを国際的に行いやすくし、欧米の9月入学6月卒業に合わせること。日本人が海外で取得した学位を認めること。
提案11:学生に指導教官を選択する自由を認めること。そして委員会メンバーは5人まで増し、他分野、他大学の教授も含められるようにすること。
提案12:教科書の選定は学部(あるいは学科)レベルで行い、欧米一般の共通レベルに合わせること。
提案13:日本の大学、大学院は講座制度、研究室制度を廃止すること。
提案14:日本の大学、大学院は、理系、医系、文系の分野に限らず、同一の大学、大学院システムに統一すること。


【日本学術会議の2008年の提言】

提言1 大学は、育成すべき人材像を明確に示しつつ、新たな時代に相応しい博士号取得者の育成を構想するべきである。
提言2 国際的な競争力を持つ、多彩で魅力ある大学院教育体制を構築すべきである。
提言3 大学院の学生定員制度の柔軟化を図るべきである。
提言4 将来の理工系博士人材を確保するため、政策の継続性とその投資を堅持するべきである。
提言5 博士課程の大学院生個々人への投資を拡充すべきである。
提言6 博士号取得者の社会的処遇の改善を図るべきである。
提言7 大学院教育に関する統計の整備と若い世代への情報提供を強化すべきである。


私が提案してから13年経つが、私の提案の中でいくつか成就したものもある。例えば、【提案6】の「助手、助教授職の独立化」は、ほぼ実現した。【提案10】の秋入学は一部導入された。しかし、”未だにほとんどが手付かずのまま”である。

この対応の鈍さ(つまり、「時間的感覚の欠如」)を見るとがく然とするものがある。

なぜなら、中学生や高校生なら”たったの3年”で卒業してしまう。大学生でも”4年”で卒業してしまう。したがって、13年もの間無策や無対応で放置していれば、当時小学生であったものはすでに大学を卒業しているはずだからである。

つまり、オヤジ連中が自分の時間的感覚で何もしないで日々過ごしている内に若者たちは何も得ることなく従来のまま成人となり社会人となるのである。

かつてドゥンガが「日本人は間違いを直そうとしないところがある」と日本サッカー界を評して指摘したことがあったが、これは日本人のどの分野にも当てはまる。(「セレソン」、「サムライサッカーをめざせ」)

これはドゥンガが指摘したように「日本人特有のメンタリティー」であり、日本人が生来持っている保守性である。すなわち、「何もしないことが良いことだ」と思いたがるという習性である。


私が日本社会についていろいろ指摘してから10数年経つと、さまざまな問題が噴出してきたことが、いやがおうでも誰の目にも明白となってきたのである。そんなわけで、日本学術会議も今年になってこの提言をまとめたということだろう。

しかし、時すでにかなり遅し、の観あり。また、提言を見れば分かるように、私の提案すら知らなかったようだ(不勉強であるナ。なぜなら10年以上インターネット上に存在していたのだから)。

もちろん、今となれば、私の意見を却下し捨て去った日本物理学会にも責任があるはずなのだが、それを忘れて、まるで自分達の手柄かのように日本学術会議の提言を恥ずかし気もなく掲載しているのだから呆れてものも言えない。

というのも日本物理学会ほど官僚的組織はなく、会長でもせいぜい2年足らずの任期、一般の委員も任期は回り持ちで短く、誰も責任を取らないという幼稚な制度を取っているから、ちょっと前のこととなると今の委員は何も知らないということになるわけだ。したがって、数年経つと昔の議題と同じことを堂々回りして時間を潰す。こういうことをくり返すという愚を犯す。結果として物事は蓄積せず、13年前に私が送りつけた提案と同じような提言でもそれすら気付かないというわけだ。阿呆らしい。

いずれにせよ、近代の大学で教育を受けた”学者”ほど社会のお荷物となるものはない。

学者に期待してはいけないヨ!

これが私が30年ほど学者世界を見て来ての”結論”、正直な感想である。ほんと学者は(もちろん私も含めて)馬鹿だからナ。
2008/10/01のBlog
[ 17:49 ] [ 好きな言葉や詩 ]
まだ世界が青かった時代
まだ彼等がともに夢見ていた時代
まだ世界に希望が垣間見えた時代
若者はこんな歌を歌っていた

まだBenny Kやシェンやマイクロが無名の時代の歌

"Better Days"

そして
若者は前に前に進む

"My way"


若者はそれぞれの夢を実現し
昔夢見たFameをつかむ

"Catch The Wave"


しかしそれは
いつしか永遠の別れにつながる

Irie Got--ありがとうの詩
2008/09/30のBlog
[ 15:18 ] [ ジョーク ]
またノーベル賞の時期が近付いてきた。
当たるも八卦はずれるも八卦。
以下は私のまったく個人的憶測に基づくノーベル賞予想。
一種のジョークのようなものである。

化学賞 → 飯島澄男(カーボンナノチューブ発見)
物理学賞 → 中村修二(青色LED発明)
生理・医学賞 → 遠藤章(「スタチン」発見)
経済学賞 → バラバシ(ネットワーク理論研究)
平和賞 → プーチン元ロシア大統領(ロシア立て直し貢献)
[ 14:36 ] [ デーヴィッド・アイク ]
世の中には希代の奇書というものがある。

(あ)「反ロスチャイルド同盟」で紹介されている「ロスチャイルド家」による「二十五項目の世界革命行動計画」
(参考:「魚は海に使用料を払わない」(フラー)

(い)アルバート・パイクの「3つの世界大戦計画」
(参考:”3つの世界戦争とニビル星人降臨”

(う)ジョン・コールマン博士が発見した「300人委員会イルミナティー」による21条の「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」
(参考:ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影?

(え)オバマ大統領候補のブレインであると目されているブレンジンスキーの「Second Chance
The Grand Chessboard

これらは、「奇書の中の奇書」と呼ぶに相応しいものだが、不思議なことにこれらの書にある主題や主張は非常によく似ている。

書かれた年代は、(あ)が1773年。(い)が1857年頃。(う)が1999年。(え)が比較的最近の2000年代である。

だから、235年前の18世紀中の「二十五項目の世界革命行動計画」が基となって、約80年後の19世紀にアルバート・パイクによって理論武装され、20世紀に「300人委員会イルミナティー」の「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」と変わった。そして21世紀の現在に「ブレジンスキー構想」となって今後のオバマ政権の行動計画書となるということである。

実に4世紀に渡る気の長いストーリーである。

しかし、驚くことはない。ユダヤ人の聖書には、ユダヤ人が神の掟に背いたために以後400年間エジプトに捕われる、というような出来事は日常茶飯事のことだからだ。これは「エジプト捕囚」のことである。他にも「バビロン捕囚」もある。中世のヨーロッパでも長い間「ゲットー」と呼ばれるユダヤ人居住地に幽閉されたというような歴史がある。

こうしたことに対する復讐の念から、今度は「世界帝国」を作って他の民族(ゴイム)を逆に「ユダヤ捕囚」としようと考えるものがでてきても何も不思議はないからである。

17世紀のロンドンは、昨夜のNHKの関口宏の番組の話では、今の発展途上国の大都市とまったく同じような世界であった。当時のテムズ川は、1970年代の日本や今の中国やカンボジアなどの工業汚染した汚い川そのものだった。街には売春婦がたむろし、親子の絆も薄く、仕事のために子と親がまた出会うためには何年も要した。親が事故などで仕事を失えば、家庭は崩壊。ホームレス生活である。

初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが住んでいた時代とはそんな時代であった。したがって、この時代空気を基に、この世界を垣間見ながら「二十五項目の世界革命行動計画」を主張したはずである。

この”驚くべき主張”を見れば、「300人委員会」の「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」などまだまだ可愛らしく見えてしまう。

例えば、
『#1. 人間を支配するには、暴力とテロリズムに訴えると最善の結果が得られる。権力は力の中に存在している。』
は、「911」を見れば実に良く分かる。

『#2. 政治権力を奪取するには「リベラリズム」を説くだけで十分である。そうすれば有権者は1つの思想のために自らの力、特権を手放すことになり、その放棄された力、特権をかき集めて手中に収めればいい。』
は、今の自民党政権や先の小泉純一郎を見れば明白である。

『#7. 群集心理を利用して大衆に対する支配権を獲得すべきだ。。。。』

『#8. 酒類、ドラッグ、退廃的道徳、あらゆる形態の悪徳を代理人を通じて組織的に利用することで、諸国家の若者の道徳心を低下させなければならない。。。。』
は、今の日本(や欧米)の芸能界を見ればこの意味が明白となる。

日本のテレビの場合、番組を提供するテレビ局の日本テレビ、そのテレビのコマーシャルを作る電通、そしてそれらのための番組やCMに人材派遣する吉本興業などすべてがJPモルガンなど外資の所有物のようなものとなっている。そのおかげか、最近ではゴールデンタイムは「バカ番組」ばかりとなったというわけである。『群集心理を利用して大衆に対する支配権を獲得すべきだ。』を見事に実践しているわけだ。

『#11. 自ら戦争を誘発しながら、敵対するどちらの側にも領土の獲得が生じない和平会議を主導しなければならない。戦争は対立する双方の国家がさらに負債を抱え込み、我々の代理人の手中に落ちるよう主導されなければならない。』
は、第二次世界大戦や、アフガニスタン戦争やイラク戦争やグルジア戦争、パキスタンなどを見れば一目瞭然だろう。

『#12. 財を活用して、我々の要求に素直に従い、我々のゲームの駒となって、正規の助言者として政府を陰で操ることを我々から任じられた学識と独創性を備えた人物にすぐ利用され得る候補者を選ばなければならない。助言者として我々が任じる人物は、全世界の出来事を支配するために、幼い頃から我々の考えに沿って育てられ、教育され、訓練された人物にすべきである。』
やあるいは
『#17. 代理人は仰々しい言い回し、大衆受けのするスローガンを生み出せるよう訓練されなければならない。大衆には惜しみなく約束しなければならないからである。約束された事と反対の事は、のちになれば常におこなえる。。。。』
のやり方などこれまでの小泉政権そのものであろう。

そして極め付けは、
『#5. 我々の権利は力の中にある。私が見出している新たな権利とは、強者の権利によって攻撃する権利であり、既存秩序、規律のすべてを粉砕し、既存のすべての制度を再構築する権利であり、リベラリズムの中で自発的に放棄された権限に対する権利を我々に委ねた人々の主権者となる権利である。』

『#21. ゴイムからその不動産、産業を奪うため、経済的な国家利益および投資に関する限り、重税と不当競争を組み合わせてゴイムの経済破綻を引き起こさなければならない。国際舞台においてゴイムが商売ができないように仕向けることは可能である。つまりは原材料の巧みな支配、短時間労働および高賃金を求める組織的煽動運動の普及、競争者の助成によってそれは実現できる。賃金の増加で労働者が潤うことが決してないよう状況を管理しなければならない。』
であろうが、これはその昔の日本の「農民は生かさず殺さず」に近い発想だが、もっと悪質である。そして現在進行中の「サブプライムローン問題」余波の世界同時不況そのものである。

これほどまでに世界経済が1912年以来の大恐慌状態に近いにもかかわらず、
『#6. 我々の富の力は、いかなる狡賢さ、力によっても損なわれないような強さを獲得する時まで、表面化しないよう保たれなければならない。。。。』

『#13. 誹謗、中傷、偽の情報を流したことでどのような波紋が広がろうと、自らは姿を隠したまま、非難されることがないようにしなければならない。そして、プールした金を活用し、大衆への情報の出口すべてを支配すべきである。』
というように、未だに黒幕としての「ロスチャイルド家」の名前はちまたには上がって来ない。

むしろ、
『#14. 状況が悪化し、貧困と恐怖によって大衆が支配されたときには、常に代理人を表舞台に立たせ、秩序を回復すべきときが来れば、犠牲者は犯罪者や責任能力のない人々の犠牲となったと解釈されるよう、ことを進めなければならない。計算済みの恐怖支配が実現した時点で、犯罪者や精神異常者を処刑すれば、我々自身を抑圧された人々の救世主、労働者の擁護者として見せかけることができる。実際のところ、我々の関心は正反対で…減らすこと、すなわちゴイムを殺害することにある。』

『#15. 我々の力を行使すれば、失業と飢えがつくりだされ、大衆にのしかかる。そうすれば、自然発生的貴族社会にかつて与えられた以上に確実な資本の支配力が生じる。代理人に暴徒を支配させることで、「暴徒」を利用して、行く手を阻むすべての人間を一掃することは可能である。』
によって、「救世主メシア」の振りをしながら登場してくるのであろう。

私は、ロスチャイルドの味方でも反ロスチャイルドの味方でもないが、昨今のロスチャイルドのやり方はあまりに汚いのではなかろうか。ハリウッド映画に必ずナチスドイツを出してコケにするという「ユダヤジョーク」的な演出をくり返すが(最近では、「ハムナプトラ3」でそんなことをくり返していた)、そんなことをしても何の得にもならない。むしろ逆効果だろう。

かつてアムシェル・ロスチャイルドが住んでいた時代のロンドンは、産業革命直後のどさくさの時期であり、あまりに世の中が混沌として腐敗していたのかもしれない。それゆえ、教育がなく、不衛生で地獄絵の中に住むイギリス人が嫌いだったのかも知れない。が、そんな時代のゴイムの人々だけを見て書かれた行動計画書を読んで、それを真に受けて同じようなことを現代の「300人委員会」が行っているとすればこれまた考えものである。

ゼカリア・シッチン博士の研究によれば、かつて自らが作った地球人類をノアの大洪水で失ってしまった時、「自分達神々がこの地上で生存するためには地球人の力なくしては成り立たなかった」と初めて気付いたという話である。

同様に、先進国の繁栄は、貧しい国なくしてはあり得ない。ロスチャイルドの繁栄はゴイムの繁栄なくしてはあり得ないのである。

ロスチャイルド家がそのことに気付くのはいつの日のことだろうか?

まあ、気付くことなく、第三次世界大戦を導くのだろうがナ。
2008/09/28のBlog
高円宮杯第20回全日本ユース(U-15)選手権県予選決勝トーナメントの決勝が今日徳島市球技場サブグラウンドで行われた。

クラブチームの優勝候補のヴォルティスJYが、12年連続”12連覇”を果たした。

ヴォルティスJY優勝おめでとう!

優勝したヴォルティスJYと準優勝の川内中は四国予選に出場する。

しかし、こういう場合にはここで以前書いたように(2008年度県中学総体サッカー決勝:井川2連覇!)、本来なら準決勝で負けたヴォルティス吉野川と決勝で負けた川内中が「第2代表決定戦」を行うべきだろう。そうすれば、真に強いチームの2代表が徳島代表として他県のチームを戦うことができるからだ。

いずれにせよ、代表として出場するからには良い試合をして良い結果に結び付けて欲しいものである。

結果は以下の通り。

【決勝】徳島市球技場28日
ヴォルティスJY6(2-0;4-1)1川内中

【得点者】
【ヴォルティスJY】宮井4、桑島、西岡 【川内中】烏野

【徳島ヴォルティスJY】4一4一2
GK 三好 
DF 芦田 米田 近藤 春木
MF 立岩 桑島 吉崎 大和
FW 宮井 西岡

【北島】4一4一2
GK 兼市 
DF 志摩 市瀬 佐藤 高原
MF 桑原 岸野 中口 重本
FW 新居 烏野




この試合は現地で観戦したが、結果はヴォルティスJYの大勝のように見えるが試合自体はかなり白熱した接戦であった。

前半の後半からしか見れなかったが、その時にはすでに2一0でヴォルティスJYがリードしていた。前半の最後の10分にはヴォルティスJYが防戦一方となり、少なくとも3度の決定的シーンがあったが、惜しくもはずれてしまった。だからこの時期に1点を返していれば試合自体はまだ分からなかっただろう。

後半の最初の数分間も川内中が押しまくり、非常に惜しいチャンスを作り続け、ついに1点を入れ、2-1となった。しかし、その直後にヴォルティスJYのセンターバックのパスを川内中のトップ10番が縦を切って防がなかったために、ヴォルティスJYトップへの立てパスが通り、川内ディフェンダー陣がパニックになった時に2番と7番の連係ミス、そして7番のクリアミスが出てフリーでシュートされ、3-1と突き放された。ここでガクっと来るのが徳島県のサッカー選手の特有の性質であるが、川内もガクっと来て目に見えて運動量が落ちた。そしてまた1点を取られほぼ試合が決まってしまった。その後はヴォルティスJYは矢継ぎ早に選手を変え、計6人ほど選手交代をしてフレッシュな選手たちが得点を重ねて行った。

一方の川内中の方は完全にディフェンダー陣が、特に2番と7番の選手が、意気消沈して気持ちを切り替えられなかったのが失点の原因のように見えた。それと同時に攻めも短調となり、パワープレーに頼りすぎるようになって時間を失った。川内にも再三再四のチャンスもあったわけだから、もっと丁寧にサイドから攻撃をして行けば、少なくとも2点は取れたはずである。

試合終了のホイッスルが鳴るまでは決して試合を諦めないこと。

これもまたサッカーの基本中の基本である。こうした基本に乗っ取って四国大会で挑戦して欲しいものだ。

ところで、川内中にはJリーグばりの太鼓付き応援団がいたはずなのだが、今回はそれがなかったのが残念だった。

【準決勝】徳島市球技場27日

川内中3(1-1;2-1)2プルミエール

【得点者】
【川内】鳥野2、丸岡、【プルミエール】矢野、広田

ヴォルティスJY4(0-0;4-0)0ヴォルティス吉野川

【得点者】
【川内】鳥野2、丸岡、【プルミエール】矢野、広田
2008/09/27のBlog
[ 20:55 ] [ 政治・経済 ]
ロスチャイルドについて

「ロスチャイルド一族は戦争を始めることも防ぐこと出来る。
彼らの言葉は帝国を築くことも破壊することもできる。」
1923年12月3日付シカゴ・イブニング紙


ユダヤ人について

「世界は裏の世界を知らない。
世間一般の人々が想像しているものとは
ずいぶん違った人物によって動かされているのだよ」
ベンジャミン・ディズレーリ英国首相(1868年,1874年-1880年)


宗教と秘密結社と戦争

「政治の世界では、何事も偶然に起こるということはない。
もし何かが起こったならば、
それは前もって、そうなるように謀られていたのだ。」
フランクリン・D・ルーズベルト第32代米国大統領
[ 20:52 ] [ 政治・経済 ]
反ロスチャイルド同盟」のホームページ内で紹介されている、ロスチャイルド家にまつわる人物たちの言葉、すなわちこの世界の「金融支配者たちの言葉」をここにメモしておこう。

これを知ったら、現在の金融界で起こっていることの意味や真意が正しく理解できるはずである。

お金の仕組み

「借りる者は貸す人の奴隷となる」(旧約聖書)

「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。
そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」
マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1790年の発言)

金融の歴史

「世界金融の覇権が、完全に超国家的な統制機構として、
どこでも、またすべてを超えて支配すべきである」
モンタギュー・ノーマン イングランド銀行総裁(1920-1944)」



国家と企業と銀行の関係

「金を支配する者が国家を支配する」
ジェームズ・ガーフィールド第20代米国大統領(イルミナティ幹部)



銀行という名の搾取システム

「現代の銀行制度は、貨幣を“無”から作り出す。
その手口は、恐らく、これまで発明された詐術の中で、
もっとも驚くべきしろものである。
銀行は、不正によってつくられ、罪のうちに生まれた。
銀行家は地球を所有する」
ジョシア・スタンプ卿 イングランド銀行総裁(1928-1941)
2008/09/26のBlog
[ 18:22 ] [ 紀行文 ]
比較的こじんまりしたJR奈良駅の前の道路を渡ると、10mほど左手に三条通りという道がある。

ここは自転車で登れる割と緩やかな上り坂である。しばらくちょっとジグザグの、というかちょっとコの字型に曲がりくねった道を進んで行くと、猿澤池が右手に見えてくる。この池の周りにはなにやら提灯が数珠つなぎになって飾られているのですぐに分かる。地元の人にこの池の名前は何、と聞いても答えられなかったが、後で調べると猿澤池であった。

この辺から坂はかなり急になる。私の脚力ではこの坂も何のことはなかったが、登り切った辺で左に垂直に曲がると興福寺の五重塔の前に出る。この道をまっすぐ行くと上り大路通りにぶつかる。
そこを垂直に右に曲がって右手に国立博物館を見なながらずっと上って行くと、ついに奈良公園に出る。鹿がたくさんいるあの奈良の公園である。ここを逆に左へ曲がって下って行くと近鉄奈良駅の前に繋がる。


奈良公園について信号のある交差点を渡ると、その辺に人力車が止まっている。昔ながらの人力車に乗って市内観光をするというのもおつなものだが、さらに自転車で真直ぐ進めば、そこに東大寺がある。この中に奈良の大仏が控えている。




信号機のある交差点からまっすぐに緑の芝生の公園をずっと道なりに上って行くと、その先に奈良県の新公会堂がある。ここでは能舞台があり、能を演じられるようになっている。


写真:ネットワーク理論革命を起こした、スケールフリーネットワークの発見者の1人、韓国のジョン博士。まだ39歳とか。


今回、DDAP5(Dynamics Days Assia-Pacific 5)という国際学会がここで開かれた。参加者は数百人というところ。基調講演者が9人。招待講演者が66人。一般講演者が67人。ポスターが83程度であった。日本国内を含めアジア各地からやって来た。

さて、こんな中今回、私は非常にポスターセッションの様変わりしたことに気がついた。もちろん私は学会や国際学会などには普段ことごとく参加しないから、ここ最近の雰囲気は知る由もなかった。一番最後の物理の国際学会は1998年にアメリカのアトランタで開催されたアメリカ物理学会100年祭であったから、今回の物理関係の国際学会がかれこれ10年ぶりであった。

ポスターセッションというのは、研究者が自分の研究内容を紙の上に書いてそれを掲示板の上に展示して約束の時間帯の中で閲覧者に説明するという催しである。物理学会でも昔から模造紙にマジックで書いてそれを貼って掲示するというのが従来の習わしであった。私が学生だった20年以上前はみんなそうしていたものだ。

それが最近では、印刷機(コピー機)が非常に進歩し、またパソコンも非常に進歩したために、研究内容をマジックで書くまでもなく、まるで写真印刷のように綺麗な画像を印刷することができる。そしてそれをそのまま掲示板に張り付ける。

今回特に印象に残ったのはこの先である。

実際のポスターの時間に入ると、ほとんどすべての研究者が自分で小型ノートブックパソコンを抱えていたのである。説明は掲示したポスターで行うが、ポスターに掲げられた内容はあくまで限られている。なぜなら物理的に狭いスペースが各人に割り当てられているためにページ数もそれほどない。おまけに所詮は画像であるから動かない。

ところが、パソコン上ではリアルタイムで画像を動かし、シミュレーションしてみせることができる。実際の計算を画面で行うことができる。実験データを直に見せることができる。さらには、さまざまな文献もその場で紹介できる。

というようなわけで、実際にはほとんどの演壇者たちが自分のパソコンを使って説明していたのである。これがめったに学会に行かない私の目には実に印象深く見えたのである。

思い出せば、自分の研究の計算を目の前でやってみせるなどという芸当は今のインテルインサイドのパソコンが出るまでまずは不可能であったからだ。昔はせいぜい計算結果を見せることしかできなかった。それが今やシミュレーションも計算結果も実験結果も動画で見せることができる。時代も変わったものである。

とするならば、これからはポスターセッションは時代遅れということになろう。むしろ、パソコンセッションとでも言うべきものに変わるはずであろう。こうなれば、あとは昔の模造紙の代わりをするものとして、壁掛け式の有機LEDの大モニターがあればすむというところか。

ひょっとすれば、今の技術からすれば、もう学会などという場に出向く必要もないのかも知れない。ネット上ですべて事足りる。

しかしそうなると、鹿のいる会場とか、大仏の近くとかいう臨場感は失われるだろう。やはり人間の場だから、同じ実空間と同じ時間を共有してあれこれ語り合うのが楽しいしまた有意義である。フェーストゥフェースが一番だろう。

奈良に行かなくては見れないもの、その場でしか飲み食いできないもの、御当地でしか出会わない人々、そういうものが実は後々の人生で非常に大切となるということがある。この意味では、いつの時代になっても人間の知的営みにはこの現実世界の時空間が必要である。

そんなことを感じさせられた数日間であった。
2008/09/25のBlog
[ 18:40 ] [ デーヴィッド・アイク ]
ところで、 アイクの記事に出ているアニメ「バグズライフ(A bug's life)」は非常に面白い。

Hopper explains the world

この続きの動画も非常に面白いから、どんどん見るといいだろう。

それにしても、夏の間うたい続けて遊んでしまったキリギリスが、冬になると働きアリの巣にやってきて食い物をもらい、仲良く暮らすという、「アリとキリギリス」の寓話があるが、どうやら現実の「アリとキリギリス」の話は違うようだ。

キリギリスは働きアリたちに

「もっと働け、もっと働け、そして私の銀行に貯金しろ」

と夏の間にうたい続け、冬になれば、今度は

「私にローンを組めばもっと広い家に住めるよ」
「私の保険に入りませんか」
「来年のために私に投資しませんか」

と勧誘のためにドアをノックする。

こんな感じだろうか。
プロ野球の「通説」は錯覚? 名大教授ら846試合分析

「金融経済学者」もこの程度!
とかく専門家というものは視野が狭く思考に偏りがある。

『「チャンスを逃すとピンチあり」「大量得点をした次の試合は打てない」。野球の世界でよく聞く話だ。こうした「通説」は本当なのか。名古屋大の加藤英明教授(金融経済学)らがプロ野球の試合を分析したところ、実際とはずれがあることが分かった。

 加藤教授らは、05年の全公式戦846試合のデータから検証した。

 たとえば、走者が二塁以上に進んだチャンスがあったのに得点できなかった場合、その球団が直後の守備回に失点する確率は26.4%(平均失点0.492点)だった。全体の平均(26.4%、0.495点)とはほとんど差がなかった。

 全試合のうち、10点以上の大量点があったのは145試合だった。その球団は次の試合でも平均4.87点を取っていて、全試合の平均4.43点を上回っていた。

 無死満塁の場合の得点確率は84.5%、平均得点は2.399点ですべての状況の中で最多だった。

 さらに、ホームゲームの7回裏の攻撃。ジェット風船を飛ばすなど、応援に熱が入るファンは多い。しかし、実際に得点が入る確率となると26.2%(平均得点0.481点)で112回裏の平均(26.9%、0.506点)以下。むしろ6回裏(30.7%、0.662点)の方が高く、必ずしも「ラッキーセブン」にはなっていなかった。

 加藤教授は「人は印象が強いと、本当は頻繁に起きていないことでも確率が高いと思い込みがちだ。通説にも錯覚がかなりあるのではないか」と話している。(杉本潔) 』

「統計」というものは、いくらでも自分の好きなようにウソをつき処理することができるという典型であろう。

この記事では、一番のポイントは、この加藤教授らが「05年の全公式戦846試合のデータ」と自分達のデータ処理の大変さを軽減するために”さぼった”ことにある。

結局、この話題の主張は、「あくまで2005年度だけの話」ということとなる。彼らの仕事を認めるとすれば、「確かに2005年度のプロ野球では、そうだった」ということである。

しかし、これをすぐに「他の年代も過去も現在も未来でもそうである」と一般化するのが、”あさはかな”ところである。人はすぐにそういう一般化を好む。手間ひまをかけずにすむからだ。

本当にあることを主張したいのであれば、野球の全データを基にして統計処理しなくてはならない。

野球には日本だけでも90年以上の歴史がある。戦後に限ってみても60年分のデータがある。さらには、プロ野球、高校野球、実業団野球とそれぞれにデータが存在する。アメリカにも他の国にもそうしたデータがある。

こういうデータすべてを調査してみて、「通説」が正しいかどうかを論じることができるのである。

「2005年のデータ」のみで100年にも及ぶ深い歴史を持つ野球の「通説」に疑義がはさめると思うなど、学者のごう慢もいいほどだ。ごう慢にもほどがあるといえるだろう。

こういう連中が「金融経済学者」というものだということですナ!

もっともこういう精神状態の持ち主だからこそ、金融支配者のロスチャイルドなどの銀行家たちから好かれるわけだろうがナ。
2008/09/24のBlog
[ 23:49 ] [ デーヴィッド・アイク ]
日本が、”平和ぼけ”的な組閣劇を行っている間、世界は大きく変化した。「911」以降最大の変化と言えるかも知れない。

この変化の意味をデービッド・アイクがいつもと変わらぬ明解な論旨で答えている。

パニックの仕掛け人・・・・・・そして、希望の兆し

要するにいわゆる「サブプライムローン問題」のことである。この問題がいかに企画され、いかに引き起こされ、だれが得をし、これから何がもたらされるか、が紹介されている。

『銀行や株式市場が崩壊するのは誰にとっても不幸なことだと思っている人もいるかもしれないが、そんなことはない。株式市場の崩壊が起きることが分かっていれば(自ら崩壊を起こす人はわかっているに決まっている)、最高値で売っておき、市場が崩壊した後で、二束三文で買い戻せばよい。

崩壊をひき起こす人々は、この方法によって、「危機」が起きる前よりも、大量の株式を手に入れることが可能であり、資金力も増すことができる。そのために必要な対価は極めて小額である。ロスチャイルドは、この手法を数え切れないぐらい使うことで有名(不名誉というべきか)であり、また今回も繰り返している。』

『金融界のエリートが惹き起こした1929年のウォールストリート暴落と大恐慌の金融危機によって、数多くの小さな銀行は消滅に追い込まれ、その資産や顧客は巨大銀行がはぎ取った。そのプロセスが現在進行しており、結果的に、同じ人間が支配し、世界中央銀行とグルになって活動する僅かな数の巨大銀行だけにするのが狙いである。

最終的な目的は、世界で一つだけの石油会社等々と同様に、たった一つの世界銀行にすることである。』
さて、この記事の中にしばしば登場する「ロスチャイルド」に関しては以下のものが最高に分かりやすい。太田龍氏の論説にも負けず、実に明解な論旨で分かりやすく語られている。(反ロスチャイルド同盟

物理学が扱うこの自然現象の世界では「永久機関」は存在しない。これが自然界の法則である。エネルギーを無からつくり出すことはだれにもできない。

しかし、この人間界の経済現象の世界はまったく異なる。この世界では、富み(お金)は無からつくり出されるのだ! したがって、経済界には「永久機関」が存在する。これが「銀行」である。人がローン(負債=金を借りる)する瞬間に銀行に富みが生まれる。

この”からくり”は気付いたもの勝ち、「早い者勝ち」なのだ。一番最初にこれに気付いた、ルシファー信仰のユダヤ人、ロスチャイルドが、「銀行」という経済界の永久機関を手中に納めた。そして、今や世界中の国々の政府の持つ金以上の金を手中に納めたと言われている。

そして、来るべきは、世界支配=「新世界秩序」(ワンワールド政府)だという。

まだ人々がこの真実を知らない時代、勝ち誇り、将来の一族の成功を確信したロスチャイルド家では、高らかに次の「二十五項目の行動計画書」から成る「世界革命行動計画」が宣言されたという。1773年のことである。(宗教と秘密結社と戦争

これが後にジョン・コールマン博士が発見することになった「300人委員会」による「悪魔の地球支配綱領(世界人間牧場計画)」(ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影? )やアルバート・パイクの「3つの戦争」(”3つの世界戦争とニビル星人降臨”)の種本となっていった。
では、ここにその25項目を紹介しておこう。

1. 人間を支配するには、暴力とテロリズムに訴えると最善の結果が得られる。権力は力の中に存在している。

2. 政治権力を奪取するには「リベラリズム」を説くだけで十分である。そうすれば有権者は1つの思想のために自らの力、特権を手放すことになり、その放棄された力、特権をかき集めて手中に収めればいい。

3. 「金の力」はリベラルな支配者の権限を奪取した。「自由」が「信仰」に置き換えられても、大衆にはどのようにして自由を享受すればいいのかわからない。「自由」という思想を利用すれば「階級闘争」を生じさせることも可能だ。そして勝者は必ず「我々の資金」を必要とするだろうから、計画さえ成功すれば、既存政府が内敵に破壊されようが外敵に破壊されようが、それは重要問題ではない。

4. 道徳律によって支配を行なう支配者は、自ら攻撃にさらされてその地位を追われかねないので、熟達した政治家とは言えない。最終目標に到達するために利用されるありとあらゆる手段を正当化できる。率直さや正直さといった国民としての立派な資質は政治に支障をきたすから、支配となろうとする者は狡賢さ、欺瞞に訴えなければならない。

5. 我々の権利は力の中にある。私が見出している新たな権利とは、強者の権利によって攻撃する権利であり、既存秩序、規律のすべてを粉砕し、既存のすべての制度を再構築する権利であり、リベラリズムの中で自発的に放棄された権限に対する権利を我々に委ねた人々の主権者となる権利である。

6. 我々の富の力は、いかなる狡賢さ、力によっても損なわれないような強さを獲得する時まで、表面化しないよう保たれなければならない。戦略計画の基本路線から逸れることは「何世紀にも及ぶ営為」を無にする危険性がある。

7. 群集心理を利用して大衆に対する支配権を獲得すべきだ。暴徒の力は無目的で、無意味で、論拠を持たないために、いかなる側の提案にも影響される。独裁支配者だけが暴徒を有効に支配できる。

8. 酒類、ドラッグ、退廃的道徳、あらゆる形態の悪徳を代理人を通じて組織的に利用することで、諸国家の若者の道徳心を低下させなければならない。賄賂もペテンも裏切り行為も、それが我々の目的達成に役立つのであれば、続けられなければならない。

9. そうすることで服従と主権を確保できるなら、何がなんでも躊躇うことなく財産を奪い取る権利が自分達にはある。平和的征服の道を進む我々の国家は、盲従を生じさせる「恐怖」を維持するための目的に適う方策で置き換える権利を有する。

10. 我々は「自由・平等・博愛」という言葉を大衆に教え込んだ最初の民族である。今日に至るまで、この言葉は愚かな人々によって繰り返されてきた。ゴイムは、賢者であると自称する者さえ、難解さゆえにこの言葉を理解できず、その言葉の意味とその相互関係の対立に気づくことさえない。これは我々の旗を掲げる軍隊を我々の指示と統制のもとに置く言葉である。「自由・平等・博愛」のための場など自然界に存在しない。ゴイムの自然発生的で世襲的な貴族社会の廃墟の上に、我々は金による貴族社会をつくりあげた。それは我々の拠りどころ、すなわち富を参加資格とする貴族社会である。

11. 自ら戦争を誘発しながら、敵対するどちらの側にも領土の獲得が生じない和平会議を主導しなければならない。戦争は対立する双方の国家がさらに負債を抱え込み、我々の代理人の手中に落ちるよう主導されなければならない。

12. 財を活用して、我々の要求に素直に従い、我々のゲームの駒となって、正規の助言者として政府を陰で操ることを我々から任じられた学識と独創性を備えた人物にすぐ利用され得る候補者を選ばなければならない。助言者として我々が任じる人物は、全世界の出来事を支配するために、幼い頃から我々の考えに沿って育てられ、教育され、訓練された人物にすべきである。

13. 誹謗、中傷、偽の情報を流したことでどのような波紋が広がろうと、自らは姿を隠したまま、非難されることがないようにしなければならない。そして、プールした金を活用し、大衆への情報の出口すべてを支配すべきである。

14. 状況が悪化し、貧困と恐怖によって大衆が支配されたときには、常に代理人を表舞台に立たせ、秩序を回復すべきときが来れば、犠牲者は犯罪者や責任能力のない人々の犠牲となったと解釈されるよう、ことを進めなければならない。計算済みの恐怖支配が実現した時点で、犯罪者や精神異常者を処刑すれば、我々自身を抑圧された人々の救世主、労働者の擁護者として見せかけることができる。実際のところ、我々の関心は正反対で…減らすこと、すなわちゴイムを殺害することにある。

15. 我々の力を行使すれば、失業と飢えがつくりだされ、大衆にのしかかる。そうすれば、自然発生的貴族社会にかつて与えられた以上に確実な資本の支配力が生じる。代理人に暴徒を支配させることで、「暴徒」を利用して、行く手を阻むすべての人間を一掃することは可能である。

16. フリーメーソンへの潜入については、自分たちの目的はその組織および秘密厳守のフリーメーソンから提供されるものはすべて利用することである。ブルー・フリーメーソン内部に自らの大東社を組織して破壊活動を実行しながら、博愛主義の名のもとで、自らの活動の真の意味を隠すことは可能である。大東社に参入するメンバーはすべて、勧誘活動のために、そしてゴイムの間に無神論的唯物主義を広めるために利用されなければならない。全世界を統治する我々の主権者が王座に就く日が来れば、この同じ手が彼らの行く手を遮る可能性のあるすべてのものを払いのけることだろう。

17. 代理人は仰々しい言い回し、大衆受けのするスローガンを生み出せるよう訓練されなければならない。大衆には惜しみなく約束しなければならないからである。約束された事と反対の事は、のちになれば常におこなえる。「自由」と「解放」という言葉を使えば、ゴイムを煽って愛国心を駆りたて、神の掟、自然の掟に逆らってでも戦うという気にさせることができる。我々が支配権を得たら、神の名そのものが生きとし生ける者の辞書から消し去ることになる。

18. 恐怖支配は、手っ取り早く大衆を服従させるもっとも安上がりな方法だ。

19. 政治・経済・財政の助言者の仮面をかぶった我々の代理人が、国家的および国際的出来事の背後に潜む“秘密権力”の正体が暴かれるのではないかと心配することなく、我々の命令を実行できるよう、すべての戦争のあとには、秘密外交が主張されなければならない。秘密外交によって、我々の代理人が関わらないかぎり、諸国家は些細な個人的取り決めさえも結ぶことができないような支配権が確保されなければならない。

20. 最終目標である世界政府に到達するためには、大規模の独占、すなわちゴイムの中でも最も富ある者さえ我々に頼るほど、莫大な富の蓄積が必要とされるだろう。ここにお集まりの皆さんは、経済通でいらっしゃるから、こうして協力することの意味をあっさり計算されることと思います。

21. ゴイムからその不動産、産業を奪うため、経済的な国家利益および投資に関する限り、重税と不当競争を組み合わせてゴイムの経済破綻を引き起こさなければならない。国際舞台においてゴイムが商売ができないように仕向けることは可能である。つまりは原材料の巧みな支配、短時間労働および高賃金を求める組織的煽動運動の普及、競争者の助成によってそれは実現できる。賃金の増加で労働者が潤うことが決してないよう状況を管理しなければならない。

22. 最終的には、我々の運動に尽くす少数の金持ち、および我々の利益を守る警察と兵士と、プロレタリアートの大衆が残ればいい。ゴイムに殺し合いをさせるため、大々規模の武装増強が開始されなければならない。

23. 世界単一政府のメンバーは独裁者によって任命され、科学者、経済学者、財政専門家、企業家、大金持ちの中から選出される。実質的には万事、数字(カネ?)で解決がつく。

24. 代理人はその誤りを我々が承知している理論、原則を教え込むことで、社会の若年層の精神を惑わせて腐敗させる目的で、あらゆる階級、あらゆるレベルの社会、政府に潜入しなければならない。

25. 国家法および国際法については、いずれも変えるべきではなく、歪曲して最初はその法を覆い隠し、やがては見えなくさせるような否定的解釈を行なうだけで、現状のまま利用しつつ、ゴイムの文明を破壊しなければならない。我々の究極の目的は法を調停で置き換えることである。我々に対してゴイムが武装蜂起するのではないかと、皆さんはお考えになるかもしれませんが、我々は西ヨーロッパにおいて、どのような強者さえ縮み上がるような恐怖の組織を持っています。危険に脅かされないうちに、こうした組織を諸国家の各都市に組織することにいたしましょう。
これが1773年に書かれたこととは思えない。それほどまでに驚くべきほど徹底的にロスチャイルド帝国へのビジョンが計画されている。

この知恵を”人類”のために生かせられたらどれほど素晴らしいか?

しかし彼らの知恵は”人類”(彼らルシファーユダヤ人が「ゴイ」あるいは「ゴイム」と呼ぶもの)のためではなく、ロスチャイルド家とその血族(ある時は「黒い貴族」、あるときは「青い血」と呼ばれた人々)のためだけに働かせているというわけだ。実に残念なことである。

ところで、私の個人的研究によれば、彼らルシファーユダヤ人が信奉している「ルシファー」とは、おそらくシッチン博士の言葉で言う「エンキ」の一派の「マルドゥク」(エジプトの初代ラー)のことだろうと思う。ひょっとしたらインダス文明の女神であった「イナンナ」のことかも知れない。

この辺は良く分からないが、1400年後に惑星「ニビル」(惑星X)の住人がこの地球にやってくるはずだから、その時には身長25mの巨人の「神々」によって地球人の持つ「金隗」は根こそぎされるはずである(オーパーツ、”巨人骨”)。要するに、ロスチャイルド家の所有するお金も全部「ニビル星人」に略奪されるのである。

まあ、14世紀後のことだから、それまで人類が「人畜」化されていなければの話だが。

いずれにせよ、

「魚は海に使用料を払わない」

と看過したバックミンスター・フラーは偉い。なぜ人間だけがロスチャイルドに税金や利息を払わなくてはならないのだろうか? 実に不思議な話ではある。
麻生首相が閣僚名簿発表、34歳小渕氏が戦後最年少入閣

麻生首相の「上々の内閣」誕生。

麻生さんは、気を許すと「国民」というべきところでついつい「下々の方々」と口が滑ってしまうという人物である。

この麻生さんが選んだのは、やはり”特別の人々”「上々の方々」であった。要するに、麻生さんが見て「血筋の良い方々」であったというわけだ。

メンバーは以下の通り。

総理ーーーーーー麻生 太郎
総務ーーーーーー鳩山 邦夫(津島派)
法務ーーーーーー森 英介(麻生派)=初
外務ーーーーーー中曽根弘文(参・伊吹派)
財務・金融ーーー中川 昭一(伊吹派)
文部科学ーーーー塩谷 立(町村派)=初
厚生労働ーーーー舛添 要一(参・無派閥)=再任
農水ーーーーーー石破 茂(津島派)
経済産業ーーーー二階 俊博(二階派)=再任
国土交通ーーーー中山 成彬(町村派)
環境ーーーーーー斉藤 鉄夫(公明)=再任
防衛ーーーーーー浜田 靖一(無派閥)=初
官房・拉致問題ー河村 建夫(伊吹派)
国家公安委員長ー佐藤 勉(古賀派)=初
経済財政ーーーー与謝野 馨(無派閥)=再任
行政改革ーーーー甘利 明(山崎派)
消費者ーーーーー野田 聖子(無派閥)=再任
少子化ーーーーー小渕 優子(津島派)=初


さて、この人々を以前紹介した情報(「日本社会は「二世三世」天国?:社会のダニだナ!」)やさまざまな情報と照らし合わせてみよう。

吉田茂(元首相) → 麻生太賀吉 → 麻生太郎
鳩山和夫 → 鳩山一郎(元首相) → 鳩山威一郎 → 鳩山邦夫
森矗昶 ・岩瀬亮 → 森曉・森清・森美秀 → 森英介
中曽根康弘(元首相) → 中曽根弘文
中川一郎 → 中川昭一
塩谷一夫 → 塩谷立
舛添要一(東大法学部卒)
石破二朗 → 石破茂
二階俊太郎 → 二階俊博
中山成彬(東大法学部卒)
浜田幸一 → 浜田靖一
河村定一 → 河村建夫
佐藤勉(日本大学工学部卒)
与謝野馨(中曽根の元秘書)
甘利正 → 甘利明
野田卯一 → 野田聖子 (孫)
小渕光平 → 小渕恵三(元首相) → 小渕優子


これを見れば一目瞭然、日本の「新日本秩序」(ニュージャパンオーダー、NJO)、つまり、日本の名家出身者たちで構成されているというわけだナ。
高円宮杯第20回全日本ユース(U-15)選手権県予選決勝トーナメントの準々決勝が昨日徳島ヴォルティスビレッジで行われた。結果は以下の通り。

【準々決勝】
川内中3(0-0;3-0)0リベリモ
プルミエール3(1-0;2-1)1北島中
ヴォルティス吉野川3(1-0;2-0)0鴨島一中
ヴォルティスJY3(1-0;2-0)0井川中

偶然にも準々決勝は中学勢vsクラブ勢の戦いとなったが、クラブの3勝1敗。中学勢の優勝候補井川中と2連覇を狙うクラブ勢の優勝候補ヴォルティスJYとの戦いはヴォルティスJYの圧勝となったようだ。中学の準優勝チーム北島対クラブの準優勝チームのプルミエールの戦いもクラブの勝利。中学の3位チーム鴨島一中対クラブの3位チームのヴォルティス吉野川の戦いもまたクラブの勝利。番狂わせは、川内中の勝利と言えるだろう。川内中には、Jリーグばりの父兄の熱血応援がある。おそらくそれが功を奏しているのだろう。(2008年度県中学総体サッカー1回戦

いずれにせよ、クラブチームにいるこの年代のサッカー選手にとって大きな大会はこれだけなので、中学3年間の最後の戦いとして気持ちをすえて来ていることが結果に出ているのだろう。なぜなら一方の中学の場合には、大方この時期までサッカーを続ける3年生はいなくて、引退している。それゆえ、この大会が1、2年生の”新生チーム”の最初の大会にしている場合がほとんどだからである。

私個人は、中学校チームも3年生の引退大会をこの高円宮にして10月までサッカーをやるべきだと見ているが、徳島県の場合、この時期に受験校を決めるための「学力テスト」が控えているために(不思議な徳島県:徳島の構造的問題?)、スポーツ選手の引退が非常に早い。

これがまた徳島のスポーツ選手の成長を大きく阻害しているのである。すべてが”悪循環”に陥って、”2年連続”国体最下位(何十年も下位低迷)を続けている理由であろうヨ。

この辺で抜本的に物事の考え方を変えるべき時期に来ていることだけは確かだろう。

子供にとって”有害”となる教育ばかりしている教育委員会というのはなんと呼ぶべきなのか? おそらく「有害教育委員会」とでも呼ぶべきだろう。徳島県教育委員会が「徳島県有害教育委員会」となっていることだけは確かであるナ!
2008/09/23のBlog
産卵か、親ウナギ初捕獲マリアナ諸島西方の海域

水産庁と水産総合研究センターが、東京から南に約2400キロのマリアナ諸島西方の太平洋で、”ついに”「日本や東アジア沿岸から産卵に来たとみられる親ウナギの捕獲に成功した」というニュース。

これは一見たわいないニュースだが、これが非常に重大なものだというのはあまりこの筋の話に興味ない人には理解できないだろう。

ウナギは日本人にとって太古から馴染みある食材である。しかしこのウナギがどこで誕生しどうやって日本の河川に住み着くのかは長らくの謎であった。

ウナギが、サケと同じような回遊魚であるということはあまり知られていない。

サケの場合は、川で産卵された卵から孵ると稚魚は海に戻り、サケは海で成長して、産卵期になるとまた川に舞い戻る。

これとはまったく逆にウナギは海で産卵する。卵が孵ると稚魚のシラウウナギとなって河川に戻る。そして成長してから産卵期になると海へ舞い戻る。

では、いったい海の中のどこに産卵するのか?

これが長いこと分からなかった。

ところで、ウナギの養殖では、稚魚がなくては養殖できない。川に登り始めたばかりの稚魚を川辺で網で救い上げ、それを養殖業者へ売ると良いお金になる。だから、シラスウナギ猟は、ここ徳島では昔からおばあさんたちの良いアルバイトとなっている。シラスウナギがたむろす場所を知っていると早朝に出かけそこで一網打尽にしてバケツに入れ、養殖業者に売るのである。それゆえ、その秘密の場所はぜったいに他言無用となる。どこにそのスポットがあるか知っているものだけがお金を得られたという話である。

こんなわけだから、ウナギの産卵場を知るというのは、実に大切なことなのである。

2006年に、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授などが、ニホンウナギの産卵場所がグアム島やマリアナ諸島の西側沖のマリアナ海嶺のスルガ海山付近であることを、ほぼ突き止めたという。この時には、生まれてまもない稚魚だけが捕獲された。

それから2年、ついに産卵直後の成魚のウナギが捕獲されたというわけである。

しかし、考えてみれば、淡水魚のウナギが塩水の海の中を泳ぎ回ったり、海水魚のサケが淡水魚となって川登りしたりと実に不思議なことである。
2008/09/22のBlog
高円宮杯第20回全日本ユース(U-15)選手権県予選決勝トーナメントの第2回戦が昨日行われた。結果は以下の通り。

【2回戦】
鴨島一中5(1-0;4-0)0藍住中
ヴォルティス吉野川5(3-1;2-0)1徳島中
井川中3(1-0;2-0)0鳴門一中
ヴォルティスJY11(8-0;3-0)0富田中
リベリモ6(1-2;2-1;1-0;2-0)3池田中
川内中2(0-1;2-0)1鳴門ニ中
プルミエール2(0-1;1-0;1-1;0-0;PK8-7)2城西中
北島中2(0-0;2-2;0-0;0-0;PK4-2)2阿南FC

いくつかは白熱の戦いがあったようだ。プルミvs城西のPK戦8-7というのは、勝った方は良いが負けた方はたまらないだろう。北島vs阿南FC戦も同様であろう。こんな中、中学の優勝候補の井川中は順調に勝利したようだ。また、中学の中では井川中の次に強い徳島中に圧勝したヴォルティス吉野川も興味深い。川内はインターハイで鴨島一中と対戦し敗戦したが、その借りを返したかっこうとなった(「2008年度県中学総体サッカー1回戦」)。クラブチームの中の優勝候補のヴォルティスJYも順調に初戦を圧勝した。

しかし、聞くところによると、相変わらずレフェリーのミスジャッジも多いようだ。中学生最後の試合が、オフサイドやファールの見逃し、誤った警告やレッドカードなどのレフェリーの不用意なミスで勝負がつくとしたら考えものだ。選手はたまったものではない。なぜなら、以前ここで紹介したように、”徳島県”ではサッカーのこの結果がそのまま高校入試を左右するからだ。(「不思議な徳島県:徳島の構造的問題?」)

レフェリーはこの点を十二分に理解して、公正なジャッジを行って欲しいと思う。

レフェリーの存在が消える試合ほど良い試合なのだ。(「Jリーグの”壊し屋(こわしや)”さん」、「またやったのか、家本主審? ”免許はく奪”あるのみ」)