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2009/05/21のBlog
デービッド・アイク氏と太田龍氏

みなさん、こんにちは。

ここではもう何も書くことはないと思っていたが、昨日重大ニュースが飛び込んだ。そう、ここでも何度も取り上げた、日本の「陰謀暴露論」の第一人者であった、太田龍氏(太田竜とも書く。本名、栗原登一)が逝去されたのである。享年78歳。

太田竜氏死去 社会活動家

太田龍氏は、「週刊日本新聞」や「David Icke in Japan」などの主催者であった。同時に、ジョン・コールマン博士、デービッド・アイク氏などの数多くの著書を日本語に翻訳、数多くの日本人に欧米社会の「闇の社会構造」や「ニューワールドオーダー」や「ロスチャイルド帝国」などを紹介した。

世界が「管理社会化」、そして「人類家畜奴隷化」への急速な展開の最中、さらなる活躍が期待されていただけにとても残念である。昨年に「知られざる歴史」や「第三次世界大戦」の著者である、ジャック・オットー博士もお亡くなりになったが、世界にとって必要な人たちが早くおなくなりになるようだ。本当に世も末である。

生前の太田龍氏の活躍がどのようなものであったかをうまく記述した文章を見つけたので以下に紹介しておく。
清らかなキリスト教会”の助け

ご冥福を心からお祈りします。合掌。
2009/04/27のBlog
[ 19:42 ] [ 管理人から ]
みなさん、こんにちは。

4月24日付けのdoblog管理者宣言によると、このサービスは5月30日で終了とのこと。したがって、本ブログも自動的に終了します。もし興味ある記事があるのなら、ご勝手にコピーしてお読みください。

どうしてdoblogがこういう前代未聞の”犯罪的な”不祥事を引き起こしてしまったのか、については我々の知り得ないいろいろな事件があったのでしょう。その理由はdoblog当局自体には明白なのでしょう。

おそらく、NTT-dataはどこかからの政治的圧力や脅迫を受けてのことでしょう。それゆえ、サーバー破損は破損というよりは誰かの破壊工作のようなものだったのでしょう。そう私は想像します。まあ、その経緯はうやむやに終わるか、いずれ分かってくるのか、のいずれかでしょう。

さて、5年に渡ってこのブログを書いてきた私のようなものにとっては非常に痛いことですが、他のブログサービスに全部お引っ越しするのは非常に大変なので、どこかへお引っ越しする予定はありません。したがって、私個人は自動消滅するまでこのまま置いておくつもりです。私個人はバックアップはあるので特に問題ないですが、これまでに収集してきたさまざまなデータの保管場所を失うというのは非常に残念なことです。

この意味では、ブログサービス終了というのは”NTT DATA CORPORATION”という会社の名前に反する行為ですが、この会社組織も自民党、創価学会、公明党などなどに代表されるさまざまな政治結社の力には抗することができなかったのでしょう。まあ、この会社を責めても何の足しにもならないので、これまでご苦労様というところでしょう。

そんなわけで、もしこのブログ内の記事になにがしかの関心を惹かれた人は、適当にその部分をコピーないしダウンロードして”個人的に”見てください。5月30日の終了日までに適当にやって欲しいと思っています。

長いことおつきあいいただいた方々には心より感謝いたします。みなさんのご健勝とご幸福を心よりお祈りいたします。では、さようなら。

グッドラック!
2009/02/06のBlog
みなさん、こんばんは。

今夜は、俗にいう「ホラー映画」など吹っ飛ぶほど”世にも恐ろしい”お話を紹介しよう。しかし、これは全部”リアルな”この現実世界のお話である。「お話」というのは英語では"Theory"(論や理論)にあたるが、ここでいう「お話」は現実の「物語」(ストーリー)のことである。「現実を言葉で表現したもの」がストーリーであり、「だれかが作った論」が「理論」である。

どういうわけか、日本人には「○○論」というと、この「理論」のことと「ストーリー」のことを一緒くたにする輩が多い。そのため、「陰謀」と「陰謀論」、「陰謀暴露論」なども一緒くたにしてしまうものがほとんどである。

「陰謀」とはConspiracyのことで、「だれかが人に知らせずだまって悪さを働くこと」を意味する。これが「陰謀」の定義である。だから、ブッシュが国民に嘘をついてイラクを爆撃すれば、これはまぎれもない「陰謀」となる。また、「陰謀論」とは、「だれかが陰謀を練ること」ないしは「だれかが陰謀を計画し書き残したもの」である。

方や「陰謀暴露論」とは、revelationのことである。これは、だれかが計画している「陰謀」を暴くことである。そしてそういう陰謀を暴くための論説や言論を意味する。

このように、「陰謀」と「陰謀論」と「陰謀暴露論」はまったく異なる意味を持っている。まずはこのことを理解し、肝に銘じなくてはならない。

さて、今日、偶然見つけたのだが、YouTubeにデービッド・アイクやその他の「陰謀暴露論者」たち、あるいは西洋史の歴史学者たちが今世紀になってやっと理解するようになり、今現在のこの世の政治世界を動かす動力学の根源と考えられているものを実に見事に表現した番組を見つけたので、ここに「日本初」で紹介しておこう。もちろん、デービッド・アイクも登場する。すべて英語なので、だれかが翻訳すれば実にいい番組となるだろうと思う。

これは、日本の「世界史」(これは、あまりに古く、また現代の題材は避けられているので)にはまったく記載される事のない西洋史、すなわちジャック・オットーのいう「忘れ去られた歴史」に相当する。

ここ最近の西洋、欧米の社会風潮では、今や「イルミナーティ」は人々の常識となってきたようである。そして何とかして「イルミナーティ」と戦わなくてはならないという人々が蜂起しつつある。

この番組もそういうものの1つであるように見える。オーストラリアで作成されたテレビ番組のようである。世はテレビの時代ではなく(テレビは当然「イルミナーティ」の手によってメディア支配されきっているのだから)、インターネットの時代となったのである。

毎日の日本国内のニュースで出ているように、日本の主要産業が軒並み「大赤字」に陥っている。この原因は何か? 

人の腹にナイフを突き刺せば、出血する。もし全体の2割も出血すればショックとなり、全体の3割ともなれば出血多量で死に絶える。血が体全体を回らず体が酸欠状態となり脳死やら臓器が壊死するからである。

これと全く同じで、世界経済の中でそこに出回っている金のうち2割も引き出せば、世界経済は瀕死の状態に陥る。そして3割も引き出せば、金は世界を駆け巡らず、世界経済は死ぬ。

要するに、世界経済という人間の腹にナイフが突き刺され、世界経済は出血多量で死にかけているというわけである。もちろん、これを行っているのが「イルミナーティ」の創始者ロスチャイルドである。

こういう人々の歴史や意図や目的や考え方を番組にしたものが、以下のものである。

では、堪能していただきたい。

Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 1
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 2
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 3
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 4
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 5
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 6
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 7
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 8
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 9
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 10
Enigmatv -- Illuminati Vol I: All Conspiracy, No Theory 11

Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 1
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 2
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 3
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 4
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 5
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 6
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 7
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 8
Enigmatv - Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 9
Enigmatv -- Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 10
Enigmatv -- Illuminati Vol II: The AntiChrist Conspiracy 11

写真:下北沢天狗祭りの「天狗」。「古寺古社フォト巡り」より。

みなさん、こんにちは。

今日は、イスラエルのことを紹介したい。

ユダヤ人が日本に来て一番驚くことや興味を引かれる(もちろんジャック・オットーのいう「偽ユダヤ人」はまったく興味を引かれないが)は、日本の古代から伝わる「天狗」の出で立ちが、「ユダヤ主義者」の出で立ちとそっくりだからであるという。

赤ら顔に高い鼻。黒い服と頭につける黒い箱。そして手には「虎の巻」。これが日本の天狗の古来からの姿である。




一方、赤ら顔の白人顔に高いユダヤ鼻。黒い服と黒い帽子とおでこにつける黒い箱。そして手には「トーラーの巻物」。これが現代の「ユダヤ主義者」の出で立ちである。

確かに天狗と敬虔なユダヤ人は非常によく似ている。

それゆえ、日本人には「古代ユダヤ12支族」の内の「ガド」、「マナセ」などの「失われた10支族」の一部が移り住んで「大和(ヤーウマト)=ヤハヴェの民」となったという説もある。この民が天皇家の祖先となり、神道を信仰したと言われている。この神道の儀式こそユダヤ人にして「古代ユダヤ」の伝統儀式を思い起こさせ、郷里への強い郷愁を誘うと言われているものである。この意味では神道こそ日本人の源流にあたるものである。(「「エクソダス」と「エフライムの木」」、「目白と駒込」)


さて、私にも個人的に2、3人の理論物理学者の友人がイスラエル国内に住んでいる。彼らは非常に優秀な数学者でありあるいは理論物理学者である。

そんなすばらしいイスラエル国民がどうして小国ガサを爆撃するのだろうか。

ここには、アメリカ合衆国やここ日本と同様の問題が存在する。つまり、「現在の世界各国、特に先進国共通の問題が潜んでいる」ということである。

その問題とは何か?

と言えば、90%の善良な国民に対して10%の悪徳な国民が潜んでいて、この悪徳な人々がいつの間にか社会の上層部に一見良識的に見える「富裕層」として君臨してしまったという問題である。そして、この人々は各国を「政治的経済的思想的に支配したい」と考えているということである。

まあ、デービッド・アイクの言葉で言えば「世界統一国家」、ジョン・コールマン博士の言葉で言えば「世界人間牧場」、イルミナティーの言葉で言えば「ワンワールド」、シオニスト(ザイオニスト)の言葉で言えば「ダビデの王国」、ジョージ・オーウェルの言葉で言えば「ビッグブラザー国家」、オルダス・ハクスリーの言葉で言えば「すばらしい新世界」。こういう管理国家を作りたいという独裁主義者が存在するということである。

この独裁主義者、いわゆる「帝国主義者」が、世界各国のどこにもいて、それぞれの社会の見えないところで意図的に「陰謀(コンスピラシー)」を企て、世界政治を牛耳っているというのが、俗にいう「陰謀暴露論者」たちの主張である。

イスラエルにも大半が善良な市民であるが、それが一部の国粋主義者や「シオニスト」や超右翼の手によって、歯向かいようもない方法で若者たちが戦闘にかり出されている。こういう状況がある。

かつての日本がそうであったように、「非国民」の汚名を科せられたり、投獄されたり、資格剥奪されたりするのであれば、若者たちも軍隊に入り戦闘に出向く他なくなる。軍隊では上司の命令は絶対である。歯向かえば命も危ない。こういう状況に今のイスラエルは悪徳な政治家たちによって追い込まれている。

これをリポートしたものが、アイクの以下の記事である。

イスラエルについての真実を語るべきときが来た……思想警察に対する恐怖を越えて

ぜひ一読してもらいたいものである。これほどいい分析は日本のマスコミでは見る事ができないだろうからである。

また、一方、アメリカ国内に住む「ユダヤ主義者」の人々、善良なユダヤ人の人々も立ち上がっている。これもYouTubeに存在したので紹介しておこう。

Real Jews Against Israel

しかし、こういうニュースは日本国内もアメリカ国内もそれほど大きなニュースとして取り上げられない。なぜならこうしたメディア支配する金融業はみな戦争を指示している(戦争を仕掛けている)ものどもと同一の組織の人々だからである。


ところで、ここで出てくる「リアルジュー(真のユダヤ人)」とは何か。「偽ユダヤ人(シオニスト)」とは何か。

これら両者はまったく異なるという。「偽ユダヤ人(シオニスト)」は「NWO(新世界秩序)」をもくろむ帝国主義者であり世界支配を目指している。しかし、「真のユダヤ人」はまったく世界支配はもくろんでいない。

「真のユダヤ人」とは、古代12支族のうち、2支族のベンジャミン(ベニヤミン)とジュダ(ユダ)のうちのユダを祖先とするものである。これが定義であるという。(「Forbidden Knowledge: Jack Otto Part 1」)現在では「セファルディム系ユダヤ人」と呼ばれ、茶髪か黒髪で茶色の眼の人々がこれにあたるかも知れない。

これに対して、「偽ユダヤ人」とは、西暦741年に東欧から西洋に入った、現在では「アシュケナージ系ユダヤ人」と呼ばれる人種のうちで、「ルシファー信仰(悪魔主義)」を行い、ヘブライ語ではなく「イェディッシュ語(ジェディッシュ語)」を話した部族であったという。言語ではヘブライ語を借用し、一見表向きはユダヤ人を装うが本質は全く違い、北欧のバイキングと共通の祖先である、かつてコーカサスに住んでいた「サカ」(=アングロサクソン人)をルーツに持つ金髪碧眼に近い人々であるという。「フェニキア人」、「カエサル」など後の西洋世界で「帝国主義」(「強姦」、「略奪」)を築いた民族は全部この系統の人種であると考えられている。

この種の人々は、ユダヤ教であろうがキリスト教カソリックであろうがプロテスタントであろうが見かけの宗教はまったく関係ないという話である。こういった人々は表向きは普通の宗教を持っているが、裏ではかならず「ルシファー信仰」や「ドロイド信仰」など「悪魔主義的信仰」を持つからである。卑近な例では、クリスチャンのクリスマスを祝い、悪魔主義者のハロウィーンも祝う。こういう「ダブルスタンダード」である。

俗にいう「シオニスト」というのは、ユダヤ人を装った帝国主義者のことである。だから、普通のユダヤ人とはまったく異なる。しかし、もはやこういうダークサイドの人々が実権を握り、コントロールできなくなってしまったのが、今のイスラエルである。

同様に、アメリカの「ネオコン(新保守主義)」というのは、周知のように、善良なアメリカ人の中にいる帝国主義者の一団のことでである。この一味がレーガン、ブッシュやチェイニーやラムズフェルド、そしてクリントンやゴア、キッシンジャーやブレジンスキーなどに代表される人々である。「偽ユダヤ人」、「偽アメリカ人」と言ってもいいだろう。なぜなら、善良なアメリカ人、共和党議員のロン・ポール博士のような人々は決して他国を侵略しないし、そういう行為を否定しているからである。

日本人にも「偽日本人」、中国にも「偽中国人」、そして韓国にも「偽韓国人」とでもいったほうがいいような人々が出てきて、今や「富裕層」という名のもとに、それぞれの国々で伝統を捨て去り、家族制度を捨て去り、一部のリッチと大多数の貧乏人という世界へと「チェンジ」しているというわけである。そして、今やこの「偽○○人」が先進国中にはびこり増殖しているのである。

表向きは「神道」を信じるが、その裏では「どくろ」をまとい「悪魔のピース」をする。こんな日本人ばかりとなったわけである。

「偽」と「真」とはどっちが主流かというかなりあやふやで相対的なものである。「真」に対して「偽」が勝てば偽ものが本当のものとして振る舞う事になる。

真偽を見極める眼、これが肝要だが、すでにこういうものも死語となっているのが今の日本である。バーチャルもリアルも今の日本人の頭では判別できなくなっているというのが現状だろう。

「君はイエディッシュ語を話せるか?」

これが「偽ユダヤ人」が話を終わりにする時の常套句であるという話である。
2009/02/04のBlog
写真:理容室/Family Salon セイコウからより。「グーグルストリート」と言うより「グーグルスパイ」あるいは「グーグル盗撮」だな。名前を変えた方がいい。他にも無数にこういうものはあるようだ(グーグルストリート)。


みなさん、こんにちは。

昨年の夏に私は以下のものを書いていた。
”グーグル盗撮”始まる:要注意

この中で私はこんなことを書いていた。

『常軌を逸したサービスはサービスとは言えない。こういう邪悪な発想の技術やサービスは即座に止めるべきだろう。むしろ、グーグル社の内部を撮影して公開すべきだろう。

他人のものは自分のもの。自分のものは自分のもの。これでは困る。

これから本当に第3次世界大戦がぼっ発するかも知れないという不穏な時代に「敵に塩を送る」ように、自国内の極秘情報をわざわざグーグルにただで提供してやる国も国である。

いずれにせよ、どんな情報も無償で企業に提供するというもったいないことは止めるべきだ。法律を作ってこういったグーグル行為は違法とすべきだろう。』


写真:町中を周りの車の迷惑になるほど非常にゆっくり走るプリウス。それが「グーグル盗撮」の車らしい。こんな車を見かけたらまず警察へ110番すること。


さて、やっと最近になって、以下の記事のように、

グーグル:「ストリートビュー」ナンバーや表札丸見え

これが社会問題になってきたようである。今日はこの問題を論じたい。

掲示板「2ch」の西村博之もそうだが、アメリカ発のIT技術を国内に移転してその「技術差益」で儲けようという輩、特にサーバーが日本国内ではなくアメリカ国内に存在するものの場合は、すべて一種の「エージェント活動」と見てよい。

なぜなら、現在のアメリカの法律では、前ブッシュ政権時代にほとんどの法律は書き換えられて、インターネットであろうが何であろうが、大統領が必要とすれば全部勝手に盗聴できるということになったからである。

したがって、グーグルに登録されているものだけでなく、アメリカ発のものにはすべて(プログラムであろうが何であろうが)アメリカの法律が適用されるからである(利用の「同意書」なるものには必ずこれが明記されている)。

それゆえ、アメリカ国内にあるGoogle本社にある情報はすべてアメリカ政府の管理下におかれるということをまずは念頭におかなければならない。

そんなわけだから、庭に干したパンツであろうが、表札であろうが、ひとたびグーグルストリートであろうが、グーグルアースであろうが、検索されたものはすべてアメリカ政府の極秘情報として集められ管理されるのである。もちろん、将来的には戦争に利用される。あるいは、アメリカから政治的に有害と見なされたら、そういった政治家は暗殺されることになるかもしれない。あるいは、ダークサイドのアウトローたちの標的とされるかも知れないわけである。


写真:右側のプリウスのように、車体のてっぺんにへんな突起がついている車が「グーグル盗撮」の車。そこに360度全天カメラが付いているらしい。この車と遭遇したらまずあなたのプライバシーはない。


ところで、昨日テレビ番組でこの問題でインタビューを受けた、ある不動産会社の社長が「こういうサービスがないと自社の物件の場まで顧客と見に行かなくてはならないから不便」などと言っていたが、これなど典型的な「二枚舌」というやつだろう。もしその社長が言うだけの目的であれば、本来その不動産会社が自分で写真を撮りパソコンに入れておけばそれですむという簡単な話である。

こういう場合、実は本当の目的はもっと別にある。例えば、他社の持つ不動産や他人の不動産を勝手に見たいわけである。これが本来の目的である。こういう目的のためにはグーグルアースやグーグルストリートなどは非常に便利なのである。なぜなら、黙って狙いを付けた物件を毎日24時間体制で見る事ができるからである。

何事も「一長一短」。便利になればなるほどその危険性もますます高まる。10mの解像度なら、せいぜい家が判別できるだけだが、1mの解像度となれば人物まで特定できる。30cmの解像度となれば人の顔までわかり、10cmの解像度となればスカートの中まで分かる。そして赤外線となれば、下着の下まで見える。こういう案配となる。

きっとグーグルの社員は、「公道から撮っている」という名目のもとに普通の写真ばかりか赤外線でも写真を撮っているはずである。そして社内で密かな楽しみにしているに違いない。

果たして本当はどうかはグーグル社内をグーグルストリートビューで撮ってもらわないとフェアーではないだろう。もし勝手に公道から他人の家を撮りたいのであれば、社員の家から部屋から社内のトイレの中まで全部公開してほしいものだ。そしてグーグル社員の下着まで全部赤外線で撮って24時間見る事ができるようにして、自分たちの尻の毛1本まで全部公開することをして初めて見も知らずの人の家を公開できるというものである。それができないなら、即刻こういう「悪徳商売」から手を引くべきだろう。

いずれにせよ、グーグルの社長は即刻”逮捕”した方がいいだろう。



写真:「グーグル盗撮」で使用するロボットカメラ。これに睨まれたら最後。あなたはウェッブの世界で笑い者? あるいは、あなたはだれかにつけ狙われる? あるいは、あなたの家に悪質訪問販売者が来る? あるいは、外国人の「緊縛強盗団」がやってくる? いずれにせよあまりいい事はないに違いない。
グーグルがストリートビューの撮影に使っているカメラ「Ladybug2」 より。




写真:これぞ完全バージョンの「グーグル盗撮」カー。奴らは組織犯罪者だ! それにしても”いい商売”だな。あくせく働く訳でもなく、人の家の周りを高級自動車で走り回るだけで巨額の金を手に入れる。 表向きは「地球温暖化」撲滅などとほざいているが、やっていることは全く逆。日本全国で「CO2をまき散らしている」だけだ。
Google(グーグル)「ストリートビュー」で徘徊したらヤツの家が見えた! より。
2009/02/03のBlog
みなさん、こんにちは。

今日は、マケイン候補と予備選挙で戦ったロン・ポール博士の言葉を紹介しておこう。

Ron Paul: Stop Dreaming

いま国会中継を見ているが、昨日からずっと国会での論戦を聞いてきたが、正直
「本当にこの人たちは大学教育を受けてきたのか?」、
「この人たちはこの世の中のことを知っているのか?」、
「欧米の知識人たちの動きを知っているのか?」
と思わざるを得ない。およそ「プロの政治家」を称するにはあまりに世間知らず、世界知らずである。まるでその辺の親父やおばさんがテレビの街頭インタビューでおしゃべりしたり、サラリーマンが酔った拍子に飛び出す「飲み屋談義」の域を出ていない。それゆえ、アメリカの王手マスメディアの報道に振り回され、国連やダボス会議など、イルミナティー陣営の言いなりとなってしまうわけである。アメリカのCIA、イギリスのMI6、ロシアのKGB並みの情報収集組織が必要とまでは言わないが、欧米のプロパガンダや情報操作に振り回されないレベルで独自の頭で考えて長期短期の戦略を考えられる組織が必要に見える。

さて、アメリカの政治家の中で、私が知る限りでもっともユニークな事、もっとも異色な事を言っているのがロン・ポール氏だろうと思う。この政治家は他のどの政治家とも違って、普通の政治家と100%反対のことを言っているからである。

このロン・ポール氏だけが、アメリカの「国税庁(内国債入庁)」を廃止することを選挙公約にあげている。このアメリカの国税庁こそ、アメリカの憲法違反とされている「所得税徴収」の根源と言われている組織である。そして、これこそ、ジョン・ルッソ監督が取り上げたテーマ「アメリカ人は所得税を払う必要があるのか」である(”ショックドクトリン”:「世界金融危機」はまだ序の口さ!)。

『アメリカ:自由からファシズムへ』その1(日本語字幕版)
『アメリカ:自由からファシズムへ』その2(日本語字幕版)
『アメリカ:自由からファシズムへ』その3(日本語字幕版)
『アメリカ:自由からファシズムへ』その4(日本語字幕版)
『アメリカ:自由からファシズムへ』その5(日本語字幕版)

このポールの言っていることこそ、本当にアメリカを健全な国にする唯一の方向であると私は見ている。しかし、それゆえ、大統領として選ばれる事はない。なぜなら、アメリカのエリート層の利権にことごとく反するからである。実質的にはせいぜいアンチテーゼとして「ガス抜き」、「愚痴のはけ口」程度に利用されるだけだろう。しかしながら、私個人は、この人物の主張する中にこそ、本来人類の進むべき道があると考えている。

いやー、ロン・ポールさんは面白い人物である。



ところで、ついでにここに紹介しておくと、このロン・ポール議員の応援演説会で実に興味深い演説をした人物がいる。"World War III"(「第三次世界大戦」)という本を書いた歴史家ジャック・オットー(Jack Otto)氏である。私の知る限り日本国内ではまだまったく無名の人物であるが、この人の講演もYouTubeにあったので紹介しておこう。実に名演説である。

Forbidden Knowledge: Jack Otto Part 1
Forbidden Knowledge: Jack Otto Part 2
Forbidden Knowledge: Jack Otto Part 3
Forbidden Knowledge: Jack Otto Part 4
Forbidden Knowledge: Jack Otto Part 5
Forbidden Knowledge: Jack Otto Part 6

このオットー氏の講演の中では、現在までのヨーロッパの歴史、政治史が詳細に語られている。エイブラハム・リンカーンの実名、ロスチャイルドの実名、アドルフ・ヒットラーの実名までそらで即座に思い出せる人物というのはそうはいないだろう。

このオットー氏の「警告」はデービッド・アイクやジョン・コールマン博士などの警告とまったくいっしょである。ロスチャイルド一派を「偽ユダヤ人」とユダヤ人のオットー氏は呼んでいる。

そんな歴史家オットー氏がなぜマケイン候補ではなく、なぜオバマ候補でなく、このポール候補の応援演説をしたのか、ここにこの世界の問題の本質が潜むと私は見ている。
2009/02/02のBlog
みなさん、こんにちは。

今日は日本のボブスレーチームのことを紹介しておこう。

6年ほど前に私は拙著「物理お宅博士のスポーツ観戦記:ソルトレイクオリンピック2002」を自費出版した(もちろん、超マイナーな出版社から出したため全く売れていないが)。このオリンピックはどういうわけかNHKがオリンピックの全試合を報道した。私は暇を持て余していたので全試合つきあって観たのである。そして、さまざまな競技を物理学的な目で見て、昔の掲示板に書き残した。それをまとめたのがこの本である。ボブスレーやスピードスケートやジャンプなど私の個人的観点で書いたものである。

ある時この元ネタを書いていた昔の掲示板を日本のボブスレーコーチの石井和男さんが目を付け、個人的にコンタクトを取ってきた。私としては想像していなかったことだが、当時ボブスレーの打開策や新機軸を探索していた石井さんは私の論点--ボブスレーは科学競技であるから科学工学的に挑戦しなくてはだめ--という見方に非常に興味を持ち、なんと日本のボブスレーを強くしたいという思いのあまりに私に連絡してきた訳である。

一方、私は当時また別の本「柘植の『反秀才論』を読み解く」という本も自費出版した(もちろん、この本も全く売れていない)。私は当時これに関して柘植先生(故人)の親友である石井孝雄さんと個人的に柘植先生のことでいろいろコンタクトを取っていた。石井孝雄さんの専門は流体力学である。

そこで、ボブスレーでオリンピックでメダルを取るためには、科学者や技術者の強力なしにボブスレーを強くすることは不可能という私の観点から、石井和男さんに石井孝雄さんを紹介したのである。物事はまれに驚くべき偶然というものが起こるもので、両方の石井さんらは同じ横浜に住み非常に近いところに住んでいた。それで会って見るということになり、2人は意気投合し、どんどん話が進み、あれよあれよという間に日本初の「ボブスレー工学研究会」が発足したというわけである。

それ以来日本のボブスレーをいかにして強くできるかということで私は石井さんに協力してきた。特に、私と石井和男さんの出会い、そして柘植俊一先生(故人)の親友である石井孝雄先生との出会いが契機となり、日本初の「ボブスレー工学研究会」が発足したことが一番大きな出来事であった。この研究会の座長には、かつて「日の丸飛行隊」の名のもとに札幌オリンピックで1、2、3位を独占した日本ジャンプのために「スキージャンプ工学研究会」を発足させジャンプの飛型を風同実験した東大の先生の直系のお弟子さんである東大名誉教授の東さんが就いている。

最近は、私があまりに離れた場に住んでいることや、「ボブスレー工学研究会」が順調に実績を積んできているので、私の出る場はほとんどなくなり、草葉の陰から応援する形で外から見ているというのが私の現状である。そうは言っても、私は「日本で初めて4人乗りボブスレーに試乗した物理学者」である(2006年)。また、ボブスレーの選手たちがいかに勤勉で忍耐強い精神の持ち主たちかをよく知っている数少ない科学者の1人でもある。


写真:日本ボブスレーチーム。右からパイロットの鈴木さん、ブレーカーの小林竜一さん、土井川真二 さん、辻尾さん

「ボブスレー工学研究会」が発足後、日本ボブスレーチームは徐々にかつ急速に力を付けてきている。昨年には、日本のボブスレー史上初めて上位入賞を果たした(Europe Cup in Cortina(ITALY) 4人乗り2試合目)。今期も入賞を果たしている。

最近の動向は以下のものにあるのでぜひ見てほしい。
Team Japan Bobsleigh(石井和男さんのブログ)
Bobsleigh Japan Web Site

さて、そんな石井和男さん率いる(現在は総監督に抜擢された)日本ボブスレーチームが、NHKの科学番組「 アインシュタインの眼」で特集されることになったという。ぜひご覧あれ! 「氷上のF1」と言われるボブスレーの魅力が分かるに違いない。放送予定は以下の通り。

2月10日(火) 午後7:00-7:44 #68 ボブスレー
2月12日(木) 午前8:00-8:44 #68 ボブスレー
2月14日(土) 午後0:00-0:44 #68 ボブスレー

参考:
ブラボー、ボブスレージャパン!
日本の”国産”ボブスレーを目指して
他国のボブスレーチーム
”ボブスレー開発”協力者求む!
日本のF1メーカーよ、ボブスレーに参戦しよう!
日本のボブスレー、”氷上のF1”参戦決定!
2009/01/31のBlog
[ 17:46 ] [ デーヴィッド・アイク ]
みなさん、こんにちは。

今日はちょっと風変わりな話を紹介したい。

みなさんは”桜の花”を絵に描くとしたらどんなものを書くだろう?

おそらく右の写真のようなものを念頭に置くことだろう。5つの花弁のうち上に一枚が来るものである。もし上に2枚がきたら何か不自然で安定性に欠ける。

では、みなさんが星を書くとしたらどうだろうか?

この場合も上に星のとんがりが来るものを書くだろう。上にとんがり2つが来ると一番下が尖って何か不自然な星形になるからである。



最近、日本テレビのみのもんたの「おもいっきりいいテレビ」で西洋オカルト世界では非常に有名な「悪魔主義者のシンボル」=「悪魔のピース」をシンボルにしていた。

”ショックドクトリン”:「世界金融危機」はまだ序の口さ!
「落雷男」オバマ、中国の将来、悪魔主義の日本テレビ

もちろん、みのもんたや番組関係者は”悪意”あってそんなことをやっていたわけではないだろうが、誰が見ても「薄気味悪い」ものである。それゆえ、日本テレビには悪魔主義者が潜んでいるのだろうと私が言ったわけだ。



西洋世界ではこういった「オカルトシンボル」は、太古の昔から「シンボルにエネルギーが含まれる」というように考えて現在まで連綿と続いてきたのである。そして、ブッシュ、クリントン、ゴア、オバマなどのNWO(New World Order=「新世界秩序」)を標榜する人々の間で頻繁に使用されてきているものである。

こういうオカルトシンボルの中でもアメリカのネオコンなどNWOの人々にもっとも愛されているシンボルが、「逆さの五芒星(ペンタゴン=五角形の星)」のシンボルというものであるらしい。クリスマスツリーのてっぺんにある五芒星は神を表すいいシンボルだが、それが逆さまになると悪魔を表すオカルトのシンボルとなるのである。

驚くべきことに、クリントンもゴアもブッシュもアメリカ議会も人々の知らず知らずの内にこれを大衆の面前に掲示している。ペンタゴンは五芒星ではなく、逆さの五芒星(=反五芒星)を示していると言われている。アメリカ国旗、スターアンドストライプの星は普通の星だが、こういった政治家たちは微妙に国旗の位置関係を調節して下向きの星に見えるように工夫しているのである。

どうしてこの「逆さ星」にこだわるかと言えば、NWOの親玉であるロスチャイルド家の基幹宗教が悪魔主義だからだということである。デービッドアイクや今や無数の人々がそのことを指摘している。

YouTubeにもこんなものが出回っている。
Subliminal Messages Occult Simbolism illuminati



こんな話は西洋、欧米の話で日本には無関係と思われるだろう。しかし、そうではない。私は最近これとまったく同じものをテレビで見かけた。創価学会のテレビCMである。この話はまたいつかにして、実は我々が毎日使用するお札にもちゃんと仕込まれていたのである。

私も最初自分でこれを発見した時は「何かの偶然」、「たまたまだろ」と考えたが、その後いろいろ調べて考えてゆくにつれ、これは当然だろうなという気持ちに変わってきたのである。なぜなら、日本の紙幣を発行している日本銀行は、日本国の銀行でも日本人の銀行でもなく、ロスチャイルド家の銀行と変わっているからである。アメリカ銀行(バンカメ)とまったく同じことである。



たぶんこのことに気づいたのは私だけだろう。そんなわけで、今回一応それを紹介したわけである。

2009/01/30のBlog
みなさん、こんにちは。

ここ数日前から阿南市にある世界的大企業である王子製紙もどうやら世界的大不況の荒波を被っているようだ。新聞沙汰にまではなっていないが、この会社の24時間フル稼働体制の煙突もまったく煙を出していない。「開店休業状態」とはこのことだろう。



以前(約3年前)、
”迷走する”王子製紙:富岡工場を日本一に?
で書いていたように、私がここに移り住んでもう10数年経つが、その間ここの煙突からの煙は片時も絶えることはなかった。年がら年中ずっとばい煙をまき散らしてきたからだ。風向きによってはものすごく臭いにおいがする。光化学スモッグの原因ともなる。

それが私もここに来て初めて「煙の出ていない煙突」を見ることになったのである。実に奇妙な現実である。もっとも我々地域住民には無臭で無煙の方がいい空気が吸えて結構なことであるに違いない。

この会社がまだ王子製紙に買収支配されず、「神崎製紙」と呼ばれていた頃、何十年も前の話。この会社は地元民のために稼働していた。地域に幼稚園を作り、最新の住宅を造り、サッカー場やゴルフ場などのレクリエーション施設も作っていた。まだ技術が未発達で24時間フル稼働はできなかった。

それができるようになったのは、当時地元の零細企業の発明家として勤めていた私の妻の父親が壊れにくいモーターを発明したことでできるようになったのである。その発明以来、この製紙会社は24時間フル稼働できるようになった。

こうして徐々に大企業に育ってゆくにつれ、大企業同士の経営統合の波にさらされ、10数年ほど前にちょうど我が家がここに引っ越してきた頃に王子製紙に買収されてしまったわけである。

そうなると、地場産業として栄えた神崎製紙も地域住民のためというよりは、都内に住む高級社員のため、全国に散らばる系列会社のため、という形で一子会社化してゆく。ゴルフ場は取り壊され駐車場にかわる。社員寮もことごとく小規模化され、大半は駐車場になる。付属の幼稚園は身売りされる。こうやって徐々に地域貢献、いわゆるメセナの精神が失われる。

この近くの昔の神崎製紙の社員寮の敷地内に子供たちの「秘密の場所」があった。これはこの地域の少年たちだけが知っている「クワガタの集まる木」だった。夜や早朝にそこへ行けば、毎夏必ずクワガタを捕まえることができた。かなり古い木だったので根元がちょうどいい具合に朽ち果て、クワガタの生息にもってこいの木となっていた。もちろん、我が家も毎夏そこにいってクワガタを捕まえたものだった。

この木は、昨年王子製紙の500億円事業の一環で、一気に更地化された。その後には大阪でよく見かけるような何の変哲もない駐車場へと変わってしまった。

「地球環境にやさしい」ということは、こういうことではないはずだ。もし「地球環境にやさしい」企業となるという大義名分の許に、地元で数十年もの歴史や伝統を持つ「クワガタの木」が破壊され押しつぶされあっという間に駐車場に変わるというのなら、それは大きな間違いである。

大義名分のそばからその大義名分を押しつぶす。これでは本末転倒である。

あのクワガタの木はもう二度と戻らない。
我々の思い出、我々の記憶にあるだけだ。
あの蜜のにおい。クワガタのにおい。子供たちの歓声。
あれはいつのことだったのか。
もし我々自身がその記憶すら失えば、
だれもそのクワガタの木を知るものはいない。
ああ、クワガタの木よ。子供たちと遊んだクワガタの木よ。
お前はもう戻らない。
2009/01/29のBlog
みなさん、こんにちは。

昨日は「ニコラ・テスラ」のことを紹介したが、その後そのテスラが発明した通称「テスラコイル」なるものをいろいろYouTubeで見ていたら、いやはやアメリカには非常に驚くべき「マッドサイエンス」的な人々が多くいて驚いた。そんななかで「ビーム兵器」を作ってしまった人々がいる。今日はそんな話題を紹介しておこう。



まず、「テスラコイル」とは、ニコラ・テスラが発明した高電圧発生器のことである。以前紹介した以下のものである。
BIGGG TESLA COIL OF OKLAHOMA

この原理は以下のものに一応説明されている。
テスラコイル
空芯電磁誘導の基本原理

極めつけは、ニコラ・テスラのことなら何でもというページもある。
Nikola Tesla Page, tesla coils

制作した人々も日本やアメリカにいたのでいくつか紹介すると以下のようなものである。
テスラコイル製作日記 Vol.1
高エネルギー技術研究室へようこそ:テスラコイル製作記 (1号機/300W)
A DIY Tesla Coil DC Powered with Plasma Output



すでに製品化されて打っている店もある。値段は結構高い。
テスラコイル
科学製品、物理製品、電子製品(おもしろ科学グッズ2)


実際にオペアンプの一種として音楽に転用した”実に怪しい”人々もいる。極超ヘビメタである。
Video: Tesla guitar amp sparks the Great Radio Controversy
テスラコイルでスーパーマリオ・テトリスを演奏


日本の高校の学園祭における「ブラックでんじろう」のようなショウ。
Tesla coil show for junior high school festival
Tesla coil show for school festival 2 文化祭でテスラコイル2



ロシアの超巨大テスラコイル。いったい何の目的でこんなものを作ったのだろうか。
ロシアにある、あたかも異星人の基地のような変電施設



さて、ここからどんどん”怪しげなマッドサイエンティスト”たちの話に飛ぶ。

まずは、テスラコイルを「家庭用ビーム兵器=プラズマ銃」に転用した人。
小型テスラコイルでプラズマ銃を作ってしまった男(絶対まねをしないように)
「プラズマ銃」を発明した天才少年。
Plasma Gun(たぶんCG)
Backyard FX: BFG9000 Giant Laser Weapon(家庭でつくったSF。しかし、ジョーク連発しながら殺人兵器映画を作れるという感覚がアメリカ人らしいところ。こんな少年はアメリカにはうようよいる。)

ここからは”リアル”な戦闘用兵器に応用された「プラズマ銃」。原理はテスラコイルだろうと思われる。
Scary Gunn(こんな兵器で打たれたら焼けこげる。玉がいらないわけだから、無限に砲撃できるという恐ろしい兵器である。)
High Impulse Weapon System(アメリカにはもうこんな民間人がいるようだ。発明者が「恐竜を打つために作った」というところが意味深?)
TOP SECRET - PLASMA WEAPON(ロシアのプラズマ兵器。どこまで本当かは不明。)
The Predator Short-range Assault Weapon(米軍潜水艦隊が発明した近距離プラズマ銃。その名もずばり「プリデター」。)


まあ、こんなふうにすでにテスラコイルを応用した「ビーム兵器」や「プラズマ銃」は実用化されているということである。こんなプラズマ銃が装備された無人戦闘機がやってきて、「ビンビンビン」とプラズマを人々に浴びせて焼き尽くす。これはSFXの世界の話ではない。すべて現実の話である。

hhayakawaの日記

「月曜 はややこしことが決まった会議の後に会議があることを忘れてすっぽかしてしまった。何かばたばたしているうちに終わっているな。」

最近、大学教授のブログを見ると、大学や学部や学科の「会議」を「すっぽかして」も平気だという教授たちが増えすぎたように見える。確かに日本の大学では「会議」と名の付くものが欧米の大学と比べて多すぎるというのも事実だが、大学運営で「一番重要な仕事」であるはずである。大学の重役になった以上、そういう「会議」に出ることは当然のことである。

「講義」をし、「研究」を進め、「会議」に出る。こういう「仕事」が大学教授の仕事である。日本の大学で「会議」が多いことはもう何十年も前からの伝統で今に始まったことではない。そんなことは現職の大学教授は大学に職探ししたころからもう存分に分かっていたはずのことであろう。こういう仕事があるからこそ、国家公務員の上級職並みの1000万円程度の年収を”国から”得られるのである。

なのに、「平気で会議をすっぽかす」。これは警官が当然の仕事である「捜査をすっぽかした」ようなものである。サッカー選手で言えば、「試合をすっぽかした」に等しい。

プロの仕事に「うっかりしていた」とか、「忘れた」とか、「気を取られていた」とか、そういう「言い訳」は通用しない。なぜなら他の参加者も当然すべてを投げ打って調整して参加を決めているはずだからである。

それゆえ、「すっぽかして」も平気というのは、その研究者がおそらく自分自身に対して何か誤った”幻想”、つまり「自分を特別扱いする気分」がどこかに潜んでいるという証であろう。「自分は特別だからそんな会議はすっぽかしてもよい」というような思い込みが潜在意識にあるのだろう。

私のように「アトホームダッド」をやっていて「責任ある地位」に就かない人間なら「すっぽかそう」が何しようが構わないが(当然無給なんだから)、大学教授の身分でまたその身分をひけらかしてブログを書いている以上、ともかく、そういう職場怠慢、職場放棄のようなことは決してするべきではないだろう。

ちまたには、今や五万の職なしの人々で溢れかえるご時世である。ましてや京大は「派遣切り」をどこより先に実施した大学でもある。そうした人々からの”反感”を食らうのは必至だろう。

いずれにせよ、大学教授の「すっぽかし」ほどみっともないものはない。
2009/01/27のBlog
みなさん、こんにちは。

昨日は、この地球上で今や核兵器以上に危険な存在となった「HAARP」を紹介した。今日は、ついでにこの「HAARP」の基本特許をとったバーナード・イーストランド(Bernard Eastlund)にもっとも影響を与えたと言われるニコラ・テスラ、俗にいう「悪魔の天才」について紹介しよう。

ニコラ・テスラは、実験中に米戦艦が消えてしまったという、いわゆる「フィラデルフィア実験」のように米軍の謎めいた実験などの奇妙で危険だが希有な発想の源泉と言われている。「フリーエネルギーの採取研究」、「時空を超える研究」、「超高電圧実験」、「超高磁場実験」などなど数多くの研究を行った人物とされている。

このニコラ・テスラは、地場の単位テスラともなるほどの超一流の科学者であった。そして、比較的初期にはトーマス・エジソンの許へ赴き、自分の発明した「交流発電機」、「交流輸送」システムを提案した。しかし、エジソンに拒否されたために、後にエジソンの「直流送電システム」とテスラの「交流送電システム」で歴史を変える対決をし、それを制し世界の発電輸送システムは現在も多くに使われているようにAC交流電流輸送システムが標準となっている。

晩年はだんだん謎めいた研究に一人突き進む。だれとも交流しないというような非常に不思議な人物であったと言われている。ニコラ・テスラは、当時発達してきたアインシュタインの「特殊相対性理論」や「量子力学」などにも個人的研究を通じ、もちろん非常によく知っていたとされている。その時流に抗しても自身の謎めいた研究を続けることを批評された時、テスラはこう言ったという。

「今はアインシュタインや量子力学の時代だが、相対性理論と量子力学はつじつまが合わない。だからいつか失敗する。そしていつの日か私の時代が来る」

このニコラ・テスラを特集した非常にいい番組をYouTubeで見つけたのでここに紹介しておこう。

Nikora Tesla: The Missing Secrets(Part 1 of 4)
Nikora Tesla: The Missing Secrets(Part 2of 4)
Nikora Tesla: The Missing Secrets(Part 3 of 4)
Nikora Tesla: The Missing Secrets(Part 4 of 4)

このテスラがかなり晩年に研究した「地球シールド研究」、「オーロラ研究」、「ビーム兵器」などなどの中に米軍やCIA好みの、イルミナティー好みのアイデアが満載されていたようである。それゆえ、米軍が密かに国税から多額の金をつぎ込んで(もちろん国民には黙って)作ったものが「ビーム兵器研究所」や「HAARP」であるという話である。

これは、SFでも「トンデモ」でも「たわ言」でも「作り話」でもない。すべて”リアル”である。アメリカの軍隊は30年先を見越して兵器研究をしていると言われるが、日本人のSF作家やインテリの想像力をはるかに超えたところで仕事をしているのである。だから、日本人の作家や学者やインテリ程度の「批評」だけを鵜呑みにしてはならない。アメリカにいる現実にインサイダー情報を知っている人々の声に耳を傾けなくてはならない。そして自分自身の頭で考えて結論を自分なりに出すべきである。

ニコラ・テスラ、この謎めいた人物。実に興味深い。

そうだ、ついでに付け加えておくと、このニコラ・テスラの時代こそ、今現在の21世紀の世界の金融危機を演出しているJPモルガン銀行の創始者JPモルガンの時代である。JPモルガンこそニコラ・テスラのパトロンであったのだ。
2009/01/26のBlog
みなさん、こんにちは。

一昨日、私はアメリカ軍が開発した信じられないほどの恐ろしい技術である「HAARP(ハープ)」を(おそらく日本で初めて?)紹介した。

今日は、その「HAARP」の実際の動作中の映像も見つけたので、それを紹介しておこう。以下のものである。

HAARP at work
HAARP sounds(これは、非常に”危険”なサウンドなので絶対に聞かないことを勧める)
HAARP in action

以下は「HAARP」の非常に優れたレポートである。
HAARP CBC broadcast weather control part 1
(イーストランドのアメリカ特許について語られている)
HAARP CBC broadcast weather control part 2
(カナダの研究者たちの話がレポートされている)

ついでにもう1つ追加。
HAARP technology
(研究者たちがHAARPの危険性を話す)

いずれにしても英語が聞き取りできないと、時代遅れになってしまうのは否めない。私はここ最近ずっとYouTubeの英語を聞きあさっていたために、かなり英語の聞き取りがよくなったように思う。



さて、電磁気学の教えるところでは、電磁波は金属できた容器の中に入ると遮蔽できることが知られている。これは「静電誘導効果」というが、かつてのオウム真理経信者が頭に金属ネットを被っていたのは一種の静電誘導効果で電磁気を遮蔽していたわけである。

事実、落雷にあっても自動車の中にいれば電流は自動車の表面を流れるために助かる。同様に、超高圧電流を扱う人々は金属のネット状の服を着て作業する。こうすると、仮に感電しても電流は体の表面を通るために助かるからである。同様に、金属のケージ(かご)の中に入れば、電磁気や高圧電流をも避けることができる。

これを実験したものが以下のものである。

Tesla cage of death
(絶対まねをしないように! 特にこの音によって脳を傷つけられる恐れがある。これも消音で見ることを勧める)

上のものは、ニコラ・テスラコイルからの放電であった。この巨大な実験施設もアメリカのオクラホマに存在した。何の目的でこんなものを作ったのか知らないが、きわめて危ない風景である。
BIGGG TESLA COIL OF OKLAHOMA

世の中にはこんな「マッドサイエンティスト」がたくさん存在する。まずはこういう事実を一般人はよく知っておく必要があるだろう。


そんなわけで、上空からの強烈な電磁波攻撃をシールドするには、金属の網でできたドームのようなもので日本全体を包み込むというような方法が必要なのかもしれない。この問題について実に先駆的な取り組みを推進していたのが、私が敬愛するバックミンスター・フラーであった。20世紀のアメリカ最大の建築家である。

新しい産業を興すためには、今後はフラー建築を推進するのがもっともいい投資先である。私はそう考えている。

安全はただでは買えない。
2009/01/24のBlog
みなさん、こんにちは。

MacBookの力はなかなかすごい。我が家のADSLというそれほど早くない有線システムでもそれなりにかなりの早さでYouTubeを見ることができる。Google EarthやGoogle Skyなども堪能できる。この小さなパソコンでここ10年ほど使ってきた我が家のパソコンの何十倍ものことができるのだから面白い。

そうやってスポーツから陰謀論やブードーサイエンス、そしてそれぞれにある悪ふざけまでさまざまなものをYouTubeで見ていると、時々非常に優れた番組を録画したものを発見して楽しむことができる。これは一種の「宝探し」のようなものである。さまざまな「ジャンクネタ」の間に潜む「本物」のコンテンツを探し出す、まるでインディー・ジョーンズが「神の聖杯」を探し出すような趣きがある。

このことから推察すると、今テレビのバラエティー番組では、
「ちまたの投稿ビデオや海外ビデオから情報をピックアップして雑談する番組」、
「ちまたの新聞や雑誌から情報をピックアップして雑談する番組」、
「ちまたのブログやホームページから情報をピックアップして雑談する番組」
などがあるが、これからは
「ちまたのYouTubeコンテンツの中からピックアップして雑談する番組」
というのも面白いだろう。おそらくこれがもっともおもしろいだろうと思う。なぜなら、上の3つすべてをすでに含むばかりか、それ以上の内容が存在しているからである。はっきりいって、上のものは”古く”、現実のスピードに対応できていないからである。

さて、こうしたものの中から、いくつか私が気になったものをここしばらく紹介したいと思う。いくつかはすでに「地球温暖化」や「UFO暴露プロジェクト」の話で紹介した。

今回は、ちょっとちがった話題を取り上げたい。それは俗に「HAARP(ハープ)」(正式名、High Frequency Active Auroral Research Program、「高周波数活性化オーロラ研究プログラム」)と呼ばれるものである。ちなみに、この場所はグーグルアースで「haarp」と入れたら数秒でジャンプし見ることができる。アラスカのガコナにある。

China Earthquake caused by HAARP weapon 引地震的据
H.A.A.R.P. OVER TORONTO SKIES (MAY 25, 2008) part 2
HAARP Weather Weapon



ここで、大昔、1980年代の日本を思い出してほしい。この時代にはあのカルト集団「オウム真理教」がいた(今も名前を変えて存在する)。「オウム真理教」と言えば、白い服にヘッドギア、空気清浄機、そしてサリンなどのケミカルウェポン。ヘッドギアは、今でいう「脳科学」の脳波測定機で使うヘッドギアのようなものである。これをオウム信者は80年代には常に頭に着用していた。

この「オウム真理教」信者がなぜそんなヘッドギアをつけていたかと言えば、たぶん覚えている人はもうそうはいないだろうが、「アメリカ軍が放つスカラー電磁波攻撃から身を守るためである」というものだった。そしてことある度に彼らは「地震兵器による攻撃を受けている」といったものだ。「スカラー波」、「地震兵器」など聞き慣れない言葉で多くの人々は混乱させられ、彼らはマインドコントロールにかかった一種の「精神分裂病」患者のたまり場であるというふうに人々は考えたものであった。それゆえ、「こんなカルトは破壊しろ」と国民は思った。


あれから30年。しかし、2008年代になり、にわかには信じられない事態が世界を襲った。もちろん、世界同時多発テロ、世界同時不況である。

こういったものは、何十年も前からごくごく一部の「陰謀暴露論者」たちの手によって長らく指摘されてきたものだったが、そういう「陰謀暴露論者」や「陰謀論」は、「壁の向こうでだれかがこっちを聞いている」という精神分裂病患者特有の精神状態と同根のものとされて精神を病んだ人々の”たわ言”にすぎないと見下されてきたものである。今でもこういう論調はいわゆる「権威的なマスメディア」では一般的な主張である(例えば、ABCの「What Behind Internet Conspiracy Empires?」)。

ところが、世界同時不況が起こり、今ではアメリカの科学者やジャーナリストや映画監督などなどのかなりの高学歴者たちやインテリたちも”目が覚め”つつある。しばらく前に紹介した「ショックドクトリン」のナオミ・クラインはそういう1人である。そこで紹介したナオミ・クラインは、アメリカなど主要国の国際政治のやり方があまりにひどく、キューバの「グアンタナモ米軍基地」やイラクの「アブグレイブ収容所」などに見えるように、人道主義に反することを平気で行うのはなぜかということを周到に分析した。ノーベル経済学賞のミルトン・フリードマン、ハイエクなどのユダヤ人学派の言説を利用したウォール街が第三世界の経済改革と戦争による恐怖支配を実験し実現したと厳しく批判している。

最近では、この動きがさらに加速されつつあり、「UFO暴露プロジェクト」に数多くの科学技術者や公的職員が参加するようになったというわけである。さらに今回紹介する「HAARP」を暴露し批判する人々もついに登場したというわけだ。



物質のすべて(もちろんここでいうものは荷電粒子を含む物質や物体すべて)には、「固有振動数」というものがある。原子にもタンパク質にもDNAにも石油にもありとあらゆるものには固有の振動数がある。そして、そういった固有振動数を持つ物質が電気を帯びているなら(つまり、荷電粒子を含めば)、かならず電磁波と相互作用する。これがかつて朝永振一郎博士、ジュリアン・シュウィンガー博士とリチャード・ファインマン博士がノーベル物理学賞を取った「量子電磁力学」の教えるところである。

物質の固有振動数と同じ周波数の電磁波(もちろん光=可視光も、携帯電話のマイクロ波も電磁波)であれば、物質はその電磁波と共鳴し吸収する。そして放射する。その電磁波のパワー(強度)が小さければ、その物質はその電磁波を吸収放出するだけだが、電磁波の強度が信じられないほど強ければ今度はその物体を破壊できる。コップを共鳴する音波で破壊することができるのとまったく同じである。

この原理を使えば、人工衛星から石油の源泉、天然ガスの源泉など宇宙からですら探索できる。体の中も見ることができる。これがMRIである。非常に周波数の低い、せいぜい10から60ヘルツの電磁波であれば人体の脳波に影響を与えることができる。「China Earthquake caused by HAARP weapon 引地震的据」にあるように、空から地中の天然資源を探査するのにはたったの30ワットの電磁波で十分であったという。それがHAARPでは「1兆ワット」ものスーパースーパーハイパワーの電磁波を放射できるというのである。


果たしてそれほどのスーパースーパーハイパワーの電磁波を放射できるとするなら、何ができるのだろうか。

大気のコントロール、オゾン帯のコントロール、地下マグマのコントロール、人体脳のコントロール、地球環境のコントロールなどができると考えられているのである。アラスカのガコナから世界中の空に電磁照射し、その地の気候変動を誘発できる。場合によってはオゾン層を一時的に取り除いて、「オゾン層のない窓」を作り、太陽から降り注ぐ強烈な放射能を浴びせることもできる。地中深くを電磁照射し、相手国の地下のマグマだまりに電子レンジのようにして強烈に熱することもできる。そうするとプルームテクトニクスにより、地下のひずみが増し、巨大地震が誘発できる。ターゲット国の人々に低周波(10から60ヘルツ)の電磁波を浴びせ、精神活動を異常化させ、自殺犯罪の多発を誘発できる。南極の上空にオゾンの穴を開け、南極を暖めることもできる。

まあ、こんなふうなことができると考えられている。HAARPの原理はバーナード・イーストランドがアメリカの特許を取り、最近死んだエドワード・テラー(「水爆の父」と言われ、フォンノイマンの盟友であった)が秘密裏に強力に推進したという曰く付きの科学技術である。天才理論物理学者が生んだ「マッドサイエンス」の科学技術である。当時は実現不可能であったが、今ではすべて実現しているのである。これを強力に押し進めたのがクリントン--ブッシュ政権である。オバマももうデータ収集ずみで用なしとなった「グアンタナモ収容所」は廃止するが、「HAARP」はまだ生きている。

あなたの頭上にオーロラが見えたらあなたはまず助からない。数10分の内に巨大地震がくるか、あるいは、あなたの上に太陽からの強烈な放射能が降り注ぐ。あるいは、あなたの脳に降り注ぐごく低周波の電磁波によりあなたは精神異常を来たし、映画「ハプニング」のように電車に突っ込むだろう。

かつて1980年代、オウム真理経信者は麻原の邪教を信じていた。しかし、「脳波攻撃」、「地震兵器攻撃」、「環境破壊攻撃」をアメリカが仕掛けていると、ある意味非常に「先駆的」なことを言っていたのも事実なのである。どんな人のいうことにも一面の真実は含まれていることがある。ジャンクの中から黄金を探し出すこと。すなわち「宝探し」こそ、かつてソクラテスの師と言われたパルメニデスの教えでもある。「輝きを放つものほど偽物であり、真実のものは一見目立たないものの中にある」。

今「HAARP」と名のつく場所は3カ所に増えた。(これはアメリカ合衆国内の話だった。アメリカ国外ではおよそ10カ所に同じようなHAARP研究所があるようだ。世界中の人間をコントロールしたいらしい。)

最後に、MacBookの待ち受け画面もまた「オーロラ」である。これでジョブズは何かを言いたかったのだろうか?


それにしても、「と学会」(俗にいう「トンデモ」という言葉を流行らせたニューエージグループ。この組織は何かのカルトか、新興宗教のカルトの支援を受けているのだろう)の言っていたことは嘘ばかりだった。今も嘘ばかり言っている。「脳波攻撃器」、「地震兵器」、「環境破壊装置」、「UFO」、「洗脳技術」も全部アメリカに存在するではないか。もはやアメリカの公的機関で仕事した数千人もの人々や政治家が口を揃えてこういう「マッドサイエンス」や「マッドサイエンティスト」を批判している時代である。これまで自分たちが「トンデモ」と批判していたものが全部「事実」となった今、連中はどうするのだろうか? 日本物理学会は特別チームを組織して真偽のほどを独自に調査すべきだろう。アラスカに行ってハープを見てくるべきである。
2009/01/22のBlog
昨年のアイクの論説のように、さっそくオバマ政権発足に絶妙のタイミングで以下のものが登場したのでここに紹介しておこう。

南極大陸でも温暖化確認、10年に0・1度ずつ気温上昇



当然、これは一般人は科学知識などなく全く分からないだろうとたかをくくったように人々を馬鹿にしきった記事だが、またイギリスの「ネイチャー」に載れば確立した知識だとその筋の専門家も見るだろうという、科学者や研究者をも馬鹿にしきった記事だが、今後数年オバマ/ゴア時代にはこういう「地球温暖化」カルト論者”寄り”の論文だけが掲載され続けることだろう。

その都度、「CO2排出権株」(カーボンオフセット)商売のアル・ゴアが儲けることになる。ゴアさんは京都議定書発足以来、ビルゲイツなど及びもつかない「数十兆円」もの荒稼ぎをしたのである。この金を使って今度はゴアの長年の夢である「1000万人のミリシア」を作る。これを世界中に派遣して世界中を武力統治するということになるのだろう。




こういう「政商」どもに歯向かう「真の科学者・技術者」たちにはまったく研究資金も職も与えないという時代へと突き進む。そうして今の東大や学習院大のように政府や権威などのいうことしか聞かずほかの良心的科学者の言葉など完全無視する「御用学者」たちだけしかいない大学や研究所の世界へと突き進むのである。なぜなら、そうやって科学者同士も「分裂統治」して科学者も撲滅するという「アジェンダ」の段階に入ってきたからである。

これからは、アルカイーダやテロリストに対してブッシュ大統領が行ったような手口で政府官僚が大学の科学者たちにも強硬な態度で「我々の味方になるか、敵となるか」という「二元論」で向かってくるという時代に入るのである。大学内で黙ってどうでもいいような枝葉末梢の研究テーマを研究したり、金持ちや権威の好みに合うような研究、大企業を儲けさせるような研究に対してのみ、研究費が降りるという時代になる。

科学者にとってかつてない厳しい時代になることは必至である。この兆候がネイチャーの論文にはっきり見えているのであろう。

昨年、学習院大のとある理論物理学者が「20年研究者として実に幸せな生活ができた。いい世界、いい時代に生まれてきた」というような脳天気なことを言っていたが、そういう脳天気な研究者だけが大学で幸せに暮らせるという世の中になるということである。物事を深く突き詰めたり、企業や権威にとって「不都合な真実」を突きつける研究者や学者には死んでもらおうという時代に突入したのである。

いやはや、世も末ですナー。
みなさん、こんにちは。

昨年9月頃、まだサブプライムローン破綻し始めた直後、そしてまだ自動車企業が破綻する少し前、私は「アメリカ最大のピンチ? 」にこう書いていた。


”しばらく前まで、日本では「勝ち組」、「負け組」というお馬鹿な論がちまたを賑わせたが、今後は勝ち負けではなく、「生き残り組」、「死にゆく組」という生死の問題、生存競争の時代に入る。”

大量リストラ、大量派遣社員切り、大量正社員解雇、などなどを見れば、私が「これから生存競争の時代に入る」といった意味が分かってきたことだろう。

しかしながら、長年の平和ぼけで日本のメディアはすでに、その大株主となっているJPモルガン銀行(正式には日本マスターズトラスト銀行、ほかの金融機関やファンドの筆頭株主としてフラクタルネットワークを張り巡らせている)のおかげで、イギリスのBBCやアメリカの主要メディアと同様にまったく悪徳銀行や大企業の”飼い犬”となってしまった。それゆえ、日本のメディアにはこうした問題を真っ正面からその細部や暗部をつくだけの財力も人力もない。

そんなわけで、今や世界は国際寡占勢力(シンジケート、アイクのいう「イルミナティー」、「ビッグブラザー」、コールマンのいう「300人委員会」)のやりたい放題になっているのだが、それを追求するものが公的機関や主要民間企業にはいない。

いやはや、非常にたいへんな事態に日本は陥っているのであるが、もはや日本も日本人も風前の灯火である。

これからは、かつてのアーミテージの「ショー・ザ・フラッグ」のように今度はオバマ大統領から「ショー・ザ・リスポンシビリティー(責任を見せろ)」といわれたり、、あるいはその側近となったヒラリー・クリントンによって「ショー・ザ・ブレイブ(勇気を見せろ)」といわれたりする時代になるのである。こうして日本の若者たちが戦地に派遣されるようになる。

そして、その日本の若者たちが戦争で犠牲になるようにしむけられて、日本は第二次世界大戦時のアメリカのように次第に本格的な戦争へと”引きずり込まれる”のである。

とまあ、こんな未来予測が成り立つ。

(あ)かつて1773年「イルミナティー」の創始者アムシェル・ロスチャイルドはこう言ったという。

1. 人間を支配するには、暴力とテロリズムに訴えると最善の結果が得られる。権力は力の中に存在している。

2. 政治権力を奪取するには「リベラリズム」を説くだけで十分である。そうすれば有権者は1つの思想のために自らの力、特権を手放すことになり、その放棄された力、特権をかき集めて手中に収めればいい。

3. 「金の力」はリベラルな支配者の権限を奪取した。「自由」が「信仰」に置き換えられても、大衆にはどのようにして自由を享受すればいいのかわからない。「自由」という思想を利用すれば「階級闘争」を生じさせることも可能だ。そして勝者は必ず「我々の資金」を必要とするだろうから、計画さえ成功すれば、既存政府が内敵に破壊されようが外敵に破壊されようが、それは重要問題ではない。

4. 道徳律によって支配を行なう支配者は、自ら攻撃にさらされてその地位を追われかねないので、熟達した政治家とは言えない。最終目標に到達するために利用されるありとあらゆる手段を正当化できる。率直さや正直さといった国民としての立派な資質は政治に支障をきたすから、支配となろうとする者は狡賢さ、欺瞞に訴えなければならない。

5. 我々の権利は力の中にある。私が見出している新たな権利とは、強者の権利によって攻撃する権利であり、既存秩序、規律のすべてを粉砕し、既存のすべての制度を再構築する権利であり、リベラリズムの中で自発的に放棄された権限に対する権利を我々に委ねた人々の主権者となる権利である。

6. 我々の富の力は、いかなる狡賢さ、力によっても損なわれないような強さを獲得する時まで、表面化しないよう保たれなければならない。戦略計画の基本路線から逸れることは「何世紀にも及ぶ営為」を無にする危険性がある。

7. 群集心理を利用して大衆に対する支配権を獲得すべきだ。暴徒の力は無目的で、無意味で、論拠を持たないために、いかなる側の提案にも影響される。独裁支配者だけが暴徒を有効に支配できる。

8. 酒類、ドラッグ、退廃的道徳、あらゆる形態の悪徳を代理人を通じて組織的に利用することで、諸国家の若者の道徳心を低下させなければならない。賄賂もペテンも裏切り行為も、それが我々の目的達成に役立つのであれば、続けられなければならない。

9. そうすることで服従と主権を確保できるなら、何がなんでも躊躇うことなく財産を奪い取る権利が自分達にはある。平和的征服の道を進む我々の国家は、盲従を生じさせる「恐怖」を維持するための目的に適う方策で置き換える権利を有する。

10. 我々は「自由・平等・博愛」という言葉を大衆に教え込んだ最初の民族である。今日に至るまで、この言葉は愚かな人々によって繰り返されてきた。ゴイムは、賢者であると自称する者さえ、難解さゆえにこの言葉を理解できず、その言葉の意味とその相互関係の対立に気づくことさえない。これは我々の旗を掲げる軍隊を我々の指示と統制のもとに置く言葉である。「自由・平等・博愛」のための場など自然界に存在しない。ゴイムの自然発生的で世襲的な貴族社会の廃墟の上に、我々は金による貴族社会をつくりあげた。それは我々の拠りどころ、すなわち富を参加資格とする貴族社会である。

11. 自ら戦争を誘発しながら、敵対するどちらの側にも領土の獲得が生じない和平会議を主導しなければならない。戦争は対立する双方の国家がさらに負債を抱え込み、我々の代理人の手中に落ちるよう主導されなければならない。

12. 財を活用して、我々の要求に素直に従い、我々のゲームの駒となって、正規の助言者として政府を陰で操ることを我々から任じられた学識と独創性を備えた人物にすぐ利用され得る候補者を選ばなければならない。助言者として我々が任じる人物は、全世界の出来事を支配するために、幼い頃から我々の考えに沿って育てられ、教育され、訓練された人物にすべきである。

13. 誹謗、中傷、偽の情報を流したことでどのような波紋が広がろうと、自らは姿を隠したまま、非難されることがないようにしなければならない。そして、プールした金を活用し、大衆への情報の出口すべてを支配すべきである。

14. 状況が悪化し、貧困と恐怖によって大衆が支配されたときには、常に代理人を表舞台に立たせ、秩序を回復すべきときが来れば、犠牲者は犯罪者や責任能力のない人々の犠牲となったと解釈されるよう、ことを進めなければならない。計算済みの恐怖支配が実現した時点で、犯罪者や精神異常者を処刑すれば、我々自身を抑圧された人々の救世主、労働者の擁護者として見せかけることができる。実際のところ、我々の関心は正反対で…減らすこと、すなわちゴイムを殺害することにある。

15. 我々の力を行使すれば、失業と飢えがつくりだされ、大衆にのしかかる。そうすれば、自然発生的貴族社会にかつて与えられた以上に確実な資本の支配力が生じる。代理人に暴徒を支配させることで、「暴徒」を利用して、行く手を阻むすべての人間を一掃することは可能である。

16. フリーメーソンへの潜入については、自分たちの目的はその組織および秘密厳守のフリーメーソンから提供されるものはすべて利用することである。ブルー・フリーメーソン内部に自らの大東社を組織して破壊活動を実行しながら、博愛主義の名のもとで、自らの活動の真の意味を隠すことは可能である。大東社に参入するメンバーはすべて、勧誘活動のために、そしてゴイムの間に無神論的唯物主義を広めるために利用されなければならない。全世界を統治する我々の主権者が王座に就く日が来れば、この同じ手が彼らの行く手を遮る可能性のあるすべてのものを払いのけることだろう。

17. 代理人は仰々しい言い回し、大衆受けのするスローガンを生み出せるよう訓練されなければならない。大衆には惜しみなく約束しなければならないからである。約束された事と反対の事は、のちになれば常におこなえる。「自由」と「解放」という言葉を使えば、ゴイムを煽って愛国心を駆りたて、神の掟、自然の掟に逆らってでも戦うという気にさせることができる。我々が支配権を得たら、神の名そのものが生きとし生ける者の辞書から消し去ることになる。

18. 恐怖支配は、手っ取り早く大衆を服従させるもっとも安上がりな方法だ。

19. 政治・経済・財政の助言者の仮面をかぶった我々の代理人が、国家的および国際的出来事の背後に潜む“秘密権力”の正体が暴かれるのではないかと心配することなく、我々の命令を実行できるよう、すべての戦争のあとには、秘密外交が主張されなければならない。秘密外交によって、我々の代理人が関わらないかぎり、諸国家は些細な個人的取り決めさえも結ぶことができないような支配権が確保されなければならない。

20. 最終目標である世界政府に到達するためには、大規模の独占、すなわちゴイムの中でも最も富ある者さえ我々に頼るほど、莫大な富の蓄積が必要とされるだろう。ここにお集まりの皆さんは、経済通でいらっしゃるから、こうして協力することの意味をあっさり計算されることと思います。

21. ゴイムからその不動産、産業を奪うため、経済的な国家利益および投資に関する限り、重税と不当競争を組み合わせてゴイムの経済破綻を引き起こさなければならない。国際舞台においてゴイムが商売ができないように仕向けることは可能である。つまりは原材料の巧みな支配、短時間労働および高賃金を求める組織的煽動運動の普及、競争者の助成によってそれは実現できる。賃金の増加で労働者が潤うことが決してないよう状況を管理しなければならない。

22. 最終的には、我々の運動に尽くす少数の金持ち、および我々の利益を守る警察と兵士と、プロレタリアートの大衆が残ればいい。ゴイムに殺し合いをさせるため、大々規模の武装増強が開始されなければならない。

23. 世界単一政府のメンバーは独裁者によって任命され、科学者、経済学者、財政専門家、企業家、大金持ちの中から選出される。実質的には万事、数字(カネ?)で解決がつく。

24. 代理人はその誤りを我々が承知している理論、原則を教え込むことで、社会の若年層の精神を惑わせて腐敗させる目的で、あらゆる階級、あらゆるレベルの社会、政府に潜入しなければならない。

25. 国家法および国際法については、いずれも変えるべきではなく、歪曲して最初はその法を覆い隠し、やがては見えなくさせるような否定的解釈を行なうだけで、現状のまま利用しつつ、ゴイムの文明を破壊しなければならない。我々の究極の目的は法を調停で置き換えることである。我々に対してゴイムが武装蜂起するのではないかと、皆さんはお考えになるかもしれませんが、我々は西ヨーロッパにおいて、どのような強者さえ縮み上がるような恐怖の組織を持っています。危険に脅かされないうちに、こうした組織を諸国家の各都市に組織することにいたしましょう。
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(い)これをもっと徹底したものが「シオニズムのバイブル」である「シオン議定書」というものである。

さらに要約しすこし現代の味付けをしたものがコールマンが暴露した「世界人間牧場化計画」というものである。

1)委員会指揮のもと、ワンワールド政府=新世界秩序(NWO)を確立する。
2)すべての国民国家のアイデンテイテイ・民族性と民族的な誇りを完全に粉砕する。
3)世界の大宗教、特にキリスト教の壊滅を計画し、実行する。
4)マインドコントロールによって人間を管理・コントロールする手段を確立する。
5)脱工業化ゼロ成長政策に基づき、すべての工業化と核エネルギによる電力供給を廃止する。ただしコンピュータとサービス産業は免除する。
6)ドラッグの使用を奨励、最終的には合法化する。ポルノを芸術として公認・日常化する。
7)ポルポト政権(カンボジア)の実験を応用し、都市の人口を激減させる。
8)科学の発達は委員会が必要と認めるものを除き、一切抑制する。特に標的とするのは核エネルギの平和利用で、委員会手先の新聞(ニューヨークタイムス、ワシントン・ポスト、タイムスなど)は核融合技術を忌避する。
9)先進国には局地戦争を起こし、第3国には飢饉と疫病を広めて2050年までに30億人の“無駄飯くい”の人々を殺す。
10)ローマクラブが採用した脱工業化零成長政策により仕事が縮小した結果、厖大な失業者を発生させ道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。家族という共同体を根底から揺るがし破壊する。
11)意図的に危機的状況を次々に起こしそれを操作・管理して、委員会を除く全人類が自らの運命に対して無力感しかもち得ないようにする。
12)新たな“破壊的カルト”を増産し続け、すでに役目を果たしている連中(ビートルズやローリングストーンズなどの邪悪なロック・グループなど)を支援する。
13)キリスト教助成の宗教的義務と偽り、キリスト教根本主義の信仰を後押しして“ユダヤ選民思想”の神話を当然のこととして人々に受け入れさせ、シオニズム国家イスラエルに貢献する。
14)ムスリム同胞団、イスラム原理主義、シーク教などの宗教的・破壊的カルトグループを圧迫し、マインド・コントロールの実験をする。
15)信教の自由という思想を世界中に輸出し、既存の真摯な宗教、とりわけキリスト教の根底を揺るがす。
16)世界経済の全面的崩壊の原因を作り、政治の全面的な混乱を引き起こす。
17)米国の内外政策をコントロールする。
18)国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、国際決済銀行(BIS)、国際司法裁判所のような超国家制度を強化する。
19)すべての政府中枢に侵入し、政府が代表する国家主権を内奥から破壊する。
20)世界的テロリスト・グループを組織し、テロ活動が起きた際テロリストと当事者の交渉に介入する。
21)米国および世界各国の教育をコントロールし、破壊する。これは“結果本位教育”という政策によって具現化される。
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(う)そしてこれをさらに簡単に言ったのがヘンリー・キッシンジャーの言葉である。

”Who controls the food supply controls the people;
who controls energy can control whole continents;
who controls money controls the world."
食料をコントロールする者が人々を支配し、
エネルギーをコントロールする者が国家を支配し、
マネーを支配する者が世界を支配する”
-------- ヘンリー・キッシンジャー

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これらを見て、欧米のユダヤ白人支配者層にいる人々がいかに”一貫した哲学”を持って国際問題に向かっているかということ分かるだろう。彼らはアムシェル・ロスチャイルドの息子であり、孫であり、ひ孫であり、玄孫であり、子孫である。

国際政治というのは、こういう血なまぐさい世界である。このことを日本人はまず理解しないといけない。

今後は日本という国も日本人もこういう世界に引きずり込まれる時代になるだろうということである。”覚悟”しなくてはならないだろう。すなわち、「目を覚ませ!(Wake up!)」ということである。

ところで、「シオン議定書」を読むと、「ユダヤ人以外は獣であるからいくらでも殺していい」という思想には困ったものだが、我々「人類」というものに対して非常に深く理解しなかなか鋭い視点で見ているということは確かである。

例えば、「シオンの議定書 第二十議定(財政計画の諸問題)」にこんなフレーズがある。

『国債が内国国債であるうちは、ゴイムは貧民の懐から集めた金を富豪の懐に収めただけだったが、われわれが特定の人間を買収して、国債を外国に売らせるようにしてからは、国家の富はすべてわれわれの金庫に流れ込み、ゴイムというゴイムはわれわれに国民を貢物として差し出したのである。

ゴイムの王者たちの国務に対する浅薄な態度、大臣たちの腐敗、国政を預る者たちの財政問題に対する理解の欠如が、彼らの祖国をわれわれの金庫に対する払い切れないほどの巨額の債務者にしてしまったが、それはわれわれの側の労力と金銭の多大な出費なしには容易にできることではなかった。』

これなど、今のアメリカや日本そのものである。

『ゴイムの頭というのは、思考力の発達していないことにかけては、全く野獣並みであることが明々白々ではないか!彼らは、われわれから利子付きの金を借りている。その元利を返そうと思えば、国庫から取り出す以外に手はなく、結局またわれわれから借りなければならず、どうあってもわれわれの懐に戻るということを考えても見ようとしないのである。』

これもまた今のアメリカ人や日本人そのものである。ユダヤ人の言葉で言えば、ブッシュや麻生など”獣”以下の頭脳ということだろう。

『われわれが計画したゴイムの財政制度と原理の改革案は、誰も肝を潰さないように衣をかぶせてある。われわれは、ゴイムがしでかした不始末によって財政に撒き散らした混乱の結果、改革が必要であることを指摘する。われわれが指摘する第一の不始末は、次々と起こる原因で年々膨れ上る年次予算に初めから仕込まれている。その予算は、上半期まではダラダラと行われ、それから補正予算を要求し、三ヵ月ぐらいかかって補正予算を作ると、もう清算予算を出さなければならない時期になって終りである。だが、翌年の予算は前年の総支出に基くので、経常の必要よりも年間五〇パーセントにも達し、十年もたつと三倍に膨れ上る。ゴイム政府の無頓着なやり方のお蔭で、国庫はついに空になる。ここで国債時代が始まるのだが、国債は国庫以外のものまで呑み込み、かくてゴイム国家全部がご破産となるのである。』

などなど。これらはすべて現在もそのままそっくり当てはまっている。日米の国家運営にも当てはまっている。「われわれが計画したゴイムの財政制度と原理の改革案は、誰も肝を潰さないように衣をかぶせてある。われわれは、ゴイムがしでかした不始末によって財政に撒き散らした混乱の結果、改革が必要であることを指摘する。」など今度のサブプライムローン問題(=「ゴイムがしでかした不始末」)以降の世界各国の対応そのものである。

おそらく、キッシンジャーやブレジンスキーなどが「50の頭を持つ男」などと形容されたが、実は彼らが身につけた「帝王学」というものは、すべて古来より伝わるこうした「シオニスト」の伝統的アイデアにすぎないのである。もっとも、こうした内容は、アムシェル・ロスチャイルドやキッシンジャーなど一人一人の人間が思いつけるようなものではない。

この意味では「シオン議定書」の内容は、インテリ必須の内容を含んでいるとも言えるのである。

我々ゴイムの科学者にとって実に耳の痛い部分は「シオンの議定書 第二議定 」にある次の部分であろう。

『ここに述べたことは根も葉もないことであるとは、瞬時たりとも考えないでいただきたい。われわれが仕掛けたダーウィン主義、マルクス主義、ニーチェ主義が、いかに功を奏しているかに注目していただきたい。われらユダヤ人にとっては、少なくとも、これらの指導者たちがゴイムの心魂に及ぼしたことを直視すれば、事は明白であるはずである。』

ところで、私に理解できない部分は、次の部分である。

『今日の国家は、人民の世論を創り出す強力な力をその手に持っている。すなわち、新聞である。新聞が果たす役割は、必要欠くべからざると考えられることを指摘し、人民の愚痴にはけ口を与え、不平不満を表明し作り出すことにある。言論の自由の勝利が具体的になるのは新聞においてである。だが、ゴイムの国家は、いかにこの力を効果的に使うかについては知っていたためしがなく、新聞はわれらが手中に落ちた。新聞を通じて、われわれはその背後にあって、影響力を行使した。ヴァイスマン博士が、われわれが血と汗の大洋を越えて集結してきたにもかかわらず、金力がわれらの手中にあることを知悉していることは他言を要しない。われわれは、あまたの同胞を犠牲にしてきたけれども、十分に報いられている。わが方の犠牲の一人一人は、神の見られるところでは、ゴイム一千人に相当するのである。』

この中の最後にある「神の見られるところでは」という部分である。ユダヤ人1人が日本人の1000人分の価値があるというのは、まあ分からない話ではないが、”神”のお見積もりの”神”とはいったい誰なのか? これがよくわからない。この思想的背景がイスラエル人1人を殺せば、1000人のパレスチナ人を殺す彼らの根拠の元になっている「選民思想」なのである。

さて最後に「シオンの議定書 第二十四議定(ダビデの王権) 」も実に興味深い。

『ダビデ王の子孫のうちの数人が、相続権ではなく、優れた資質を基準にして王と後継者を選定する。その人々には、政治の最高機密と政府の仕組みとが伝授されるが、常に何びとにも極秘の知恵が漏れないように留意する。この方式の真意は、このような秘義を授けられたことがない者には、政府を委すことはできないということを徹底させることにある。

これらの人々にのみ、何世紀にもわたる諸経験と比較しつつ、私がこれまでに述べたような計画の実際化や、政治経済運動や社会科学研究の全成果・・一言で言えば、人間関係を律する動かしがたい天然法則の大真理・・が伝授される。』

ここにある「ダビデ王の子孫のうちの数人」とはだれのことか知らないが、これが「300人委員会」の最上階級である「13の家系」に入っているのは確かである。「賢人長老会議」とはすなわち「300人委員会」のことであろう。こうした人々が、ユダヤ人の中で、優れた才能や能力を持つ若者から将来の王様となるべき人物を探し出し、賢人たちがテストをし、それにパスした者にのみ「政治の最高機密と政府の仕組みとが伝授される」というわけである。

アメリカ合衆国もイギリスからアメリカへ渡ったユダヤ系の人々が作った国だから、大統領(アメリカの王様)を選ぶにあたり、このユダヤの伝統儀式とちょっと似た方法によって大統領選びをするというわけである。この意味ではアメリカ合衆国は「準ユダヤ国家」というべきかもしれない。

この方法は、学者世界でもしばしば見られる。ユダヤ科学者社会では、科学者世界のリーダーをまったく同じような方法によって選んでいるからである。常にユダヤ人科学者が世界最高になるように見事に演出される。


まあ、こんなわけで、彼らにまだ滅ぼされていない間に、彼らから学ぶというのもいいだろう。


参考:
”ショックドクトリン”:「世界金融危機」はまだ序の口さ!
「落雷男」オバマ、中国の将来、悪魔主義の日本テレビ
オバマの行方:中東支配からアジア太平洋支配への道具?
”黒人初の大統領誕生”と喜んでいる場合ではない?
”ロスチャイルドの奇書の中の奇書”?

ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影?


「魚は海に使用料を払わない」(フラー)

2009/01/20のBlog
みなさん、こんにちは。

今日は、バラク・フセイン・オバマの大統領就任式の日である。

「今」(目先のこと)しか見えないアメリカ人は学者クラスの人たちでも初の「黒人大統領」誕生に「夢見ごこち」である。「今はハネムーンなんだよ」と就任式を待つアメリカ人が言った。

こんなアメリカ人とは違い、「皮肉やペーソスの国」イギリス人のデービッド・アイクの分析は実に興味深い。


地球温暖化詐欺… ゴアの手の者が続々ホワイトハウス入りしている

アイクの調査書を読むといつものことだが、アメリカ人の政治家たちの「産官学連携」(つまり、軍産複合体)ぶりは今や常規を逸しているように思う。レーガン、父ブッシュ、クリントン、ゴア、子ブッシュ、ラムズフェルド、チェイニー、こうした人々の「政商」ぶりは「グリーディー(どん欲)」どころの騒ぎではないことが分かる。

ブッシュ家は石油商人、クリントンはハイテク商人、ゴアはCO2排出権商人、ラムズフェルドは化学商人、チェイニーは軍事商人、ポールソンは株売人などなど、実にお見事である。

今回のアイクの記事で明らかになったことは、「不都合な真実」でノーベル平和賞をいただいたアル・ゴアが、実はこれまで石油関連会社にばんばん投資してCO2をどんどん出させておいて、その裏ではCO2排出権を取引する会社を作って、まさに「マッチポンプ」式にぼろ儲けしたということが暴露されたという部分である。アル・ゴアからノーベル賞を剥奪すべきである。

ちなみに、ゴアのその排出権会社は「ブラッド・アンド・ゴア」と呼ばれているらしいが、以前アイクの本を借りて読んだところでは、ゴアが「ブラッド・アンド・ゴア」と呼ばれているのは、ゴアが「生き血を飲む習慣がある」からだということである。「アドレナリン中毒」というもので、恐怖でおののいた人の血に含まれるアドレナリンによって覚醒するという中毒だそうである。このために虐待された子供の血を採取しそれを常用しているとの噂があるらしい(詳細はアイクの本にある)。俗に「吸血鬼」というものがあるが、これは「アドレナリン中毒」の人間のことである。


ナオミ・クラインのいう「ショックドクトリン」、アイクのいう「問題・反応・解決(PRS--Problem-Reaction-Solution)」の手法によって、今後子ブッシュの撒いた種をどんどん強行突破で刈ってゆくというのがオバマ路線であるらしい。

その行く末は、「マイクロチップの人体埋め込み義務化」、「キャッシュレス社会の実現」、「科学者撲滅」、「生活物資の完全コントロール」、「エネルギーの完全コントロール」、「家庭の廃止」、「庶民の無子化」、「庶民の家畜動物化」、オルダス・ハクスリーの「すばらしき新世界」の実現であるという。

(ちなみに、今朝の徳島新聞には、ヘンリー・キッシンジャーやシュワルツなどかつてあれほど「核の傘」や「パワーバランス」を唱えて世界中を核戦争の危機に陥れた人間どもが、今度は「核兵器廃絶論者」へ転向したという記事が出ていた。しかし、実はこれもまたれっきとした「アジェンダ」の一部である。ジョン・コールマン博士によれば、「イルミナティー」は核技術を独占することが真の目的であるという話であり、いよいよ世界中の核兵器や核エネルギー技術を葬り去り、一部のユダヤ支配層のみの有する特権的技術にしたいらしい。そうやって彼らに反対する勢力には核で滅ぼすという恐怖で人々を支配する時代へと突き進むらしい。実際、「ハドソン解説から見えるもの:イルミナティーの影?」の中にあるように、「(5)脱工業化ゼロ成長政策に基づき、すべての工業化と核エネルギーによる電力供給を廃止する。ただしコンピュータとサービス産業は免除する。 」、「(8)科学の発達は委員会が必要と認めるものを除き、一切抑制する。特に標的とするのは核エネルギーの平和利用で、委員会手先の新聞(ニューヨークタイムス、ワシントン・ポスト、タイムスなど)は核融合技術を忌避する。」を順調(?)に推進してきたということである。)

一見するとアイクの主張は非常に過激に聞こえるだろうが、今パレスチナやパキスタンで起こっていることを見れば、連中がどれほど本気でこの「アジェンダ」を遂行しようとしているかは理解できるだろう。一般人や科学者の良識など「完全無視」である。これと同じように、良識ある心ある科学者や人々の意見は「完全無視」で有無を言わさずどんどんなにがしかの手を打ってくるのが彼らのやり方である。

当然、オバマ大統領も同じことをする。

これがアイクやコールマン博士や太田龍のいう「イルミナティー」と「300人委員会」の実力というものであるという話である。

今回のアイクの論説は必読である。

小関治男氏死去 京都大名誉教授

京都大名誉教授の小関治男氏(おぜき・はるお、分子生物学)が、13日午後8時51分、虚血性心疾患のため京都市東山区の病院で死去。享年83歳。

小関博士は、分子生物学における「京都学派」の父と言われる。諸外国、それも欧米から「学派」と呼ばれたり、地名をつけて呼ばれるという学者は日本ではそうはいない。たいがいそういう人は”ノーベル賞級”の学者の場合である。小関博士も正真正銘の”ノーベル賞級”の研究者であった。


小関博士の生前の解説には以下のものがある。
分子生物学のロマンティック時代と私

この記事の中の写真を見ると、2m近い長身と言われるワトソン博士と並んでもそれほど遜色ないところから、小関博士自身かなりの大柄で威風堂々とした日本人学者であったことがうかがえる。

これまた、日本から”本物”の学者がまた1人旅立った。

ご冥福を心から祈りたい。
2009/01/19のBlog
みなさん、こんにちは。

昨日は、Dr. Steven Greer氏のリーダーシップで実現した「UFO Disclosure Project」のNational Press Clubにおける記者会見のYouTube版を紹介したが、今日はその続きである。

まず次のものは、CNNのニュースがその記者会見の模様を報道したものである。
UFO: finally the truth revealed by CIA,FBI & US Government!

そして、以下のものは、Dr. Steven Greer氏が、いつ(When)、どこで(Where)、なぜ(Why)、だれが(Who)、何を(What)、どのように(How)、出会ってこのプロジェクトの実現に至ったか、どうしてこのプロジェクトを推進するのか、なぜ皆さんの協力が必要なのか、などの”記者会見では語らなかった”「インサイダー情報」を講演した時のもようである。

Disclosure Project - Untold Story 1/5
Disclosure Project - Untold Story 2/5
Disclosure Project - Untold Story 3/5
Disclosure Project - Untold Story 4/5
Disclosure Project - Untold Story 5/5

これを聞いていると、どんな経緯でノースカロライナの1田舎医師にすぎなかったDr. Steven Greer氏が今や人類の命運を握るかも知れないほどの影響力のある「UFO Disclosure Project」のリーダーになったかということがわかる。非常に興味深いのは、その最初の時、その田舎医師のDr. Steven Greer氏がRonald Rockfeller氏と会ったという話がNo.2の最初の部分にあることである。

ロックフェラーと言えばアメリカの大富豪で、アイクのいう「300人委員会」、「イルミナティー」の筆頭である。そのロックフェラーがどうしてこの一介の医師に出会い、その医師を世界のUFO暴露プロジェクトのリーダーに仕立て上げる必要があるのか? この辺は私にはあまりよく分からないが、このプロジェクトを後ろで支援しているのはロックフェラー(やロスチャイルド)であることは確かなようである。

このDr. Steven Greer氏によって繰り返し主張されているのは、アメリカ政府内にある「陰の政府」によって”ハイジャック”されている「UFO科学技術」を公表し、世界中の人々に利用可能にしない限り、この地球の地球温暖化などの諸問題は解決できないという主張である。これがDr. Steven Greer氏の最大の主張であり、このプロジェクトの最大の目的である。

もちろん、この「UFO科学技術」とは、我々”人類”の普通の物理学者など及びもつかない高度な科学技術のことである。UFO(彼らは、”乗り物”(ビークル)と呼ぶ)のエンジン部分である。宇宙空間に存在する「零点エネルギー」を自由自在に取り出す科学技術のことであるとDr. Steven Greer氏は説明している。UFOはこのエネルギーで反重力を生み出して浮遊し、無限のエネルギーを取り出せるという技術であるらしい。

まあ、例えて言えば、こんな感じだろう。

川の流れがあれば、その流れに水車を浸せば、川の水の流れを利用して水車から動力を取り出すことができる。もちろん、これでは川のある場所でしかエネルギーは取り出せないが、川の流れから動力を取り出し発電することは可能である。どうように風車を使えば、今度は空気の流れを使えば、風車によって発電することは可能である。石油の場合では、石油を燃焼させそのエネルギーで蒸気機関のタービンを回して発電可能である。これと同じように、これの「量子力学版」を考える。

つまり、宇宙空間、あるいはこの物理空間には物質が満ちている。この満ちた物質の持つ量子力学的エネルギーの持つ最低エネルギー状態である「零点エネルギー」(これはいつも量子力学的に揺らいでいるミクロな世界のエネルギー)に何らかの方法によって「零点エネルギー」の流れのための風車や水車やタービンのようなものを作ってその流れに入れる。そうやって量子力学的エネルギーを取り出す方法ということだろう。

現実に量子力学的「零点エネルギー」効果によって金属間に力が働くというのは「カシミア効果」と呼ばれて我々地球人の科学者にもよく知られていることである。私もその昔の大学院時代に勉強し、研究したこともある。この「零点エネルギー」からいかにして反重力を導きだせるのか? ここにこのUFO技術の粋がある。重力に抗する反重力を生み出せるのだから、もちろんそこからエネルギーも取り出せるはずだろう。

ひとつのヒントとして、水車がある。みなさんはあまり川のローテクを知らないはずだから知らないだろうが、昔からよく知られている技術がある。普通、川で船に乗れば、船を漕いだり風を利用しないかぎり、船が何もせずに川下から川上に向かって進行することは不可能である。だから、船は常に川上から川下へと流されるものと思うだろう。いわゆる川下りである。しかし、最初に目的地に杭を打って、そこから川底にロープを張り、そのロープの端を船の上に設置した水車に巻き付ける。船の水車は川の流れにそってどんどん回転する。同時に、その水車にどんどんロープは巻き付いてゆく。こうなると、ロープはどんどん短くなっていくから、船は川の流れに抗してどんどん川上に巻き上げられ、目的地へゴールできる。こんな技術が日本には昔から存在した。

もし重力に対してこのロープを張るのと同じようなことができれば、重力に抗して空中にぶら下がることができるはずである。まるでロープによって川に留まる船のようなものである。

宇宙人が実際にどのような方法で空中浮遊するのかまだ「UFO技術」が公開されていないので分からないが、このイメージに非常に近いUFOの映像も公開されている。以下のものである。
UFOs on Hawaii Island

このUFOでは、UFOのビークルの頭上に明るい光点ができ、そこから引き寄せられるかのような感じでビークルが浮いている。何らかの焦点があるような感じだ。また、このビークルは非常に「原始的」で、宇宙人が作ったというより、なぜかホバークラフトのような感じで地球人が作ったモデルのプロトタイプのようなものに見える。

話は飛ぶが、GMやフォードやクライスラーなど20世紀を代表したアメリカの自動車産業が潰れつつあるが(最近ではボーイングのような航空機会社も危なくなってきている)、アメリカではすでにもう自動車や飛行機を超えるUFO技術が実用化のめどがつき、もはや自動車産業や飛行機産業は用なしという時代に入っているのではないか、という気がする。だから、平気で大企業を廃棄処分できるのだろう。事実、Dr. Steven Greer氏の講演によれば、SAICというエネルギー企業やカーチス社(軍用機を作っている)などで開発中と言っている。

いずれにせよ、こういった超ハイテク技術が「イルミナティー」の手に入らないことだけは願いたいが、ちゃっかりロックフェラーが動いていることからすでに手中に収めているのかもしれない。今度は人類は空中からも監視されるということだろう。

はたして今後どのような展開になるか実に興味深いところである。

それにしても、日本のマスコミや日本政府は「とろい」なー。

ところで、「CGなら今やどんな映像でも作れる」、「だからすべてのUFO映像は偽物だ」という人がいるが、こういった人は頭が狂っている。というのも、現実と映像は他対一写像の関係にあるからだ。3次元の物体を射影すれば2次元の陰となるが、その陰から直接3次元映像は作れない。これと同じで、画像となった映像がCGで作れたからと言って、元の3次元オブジェクトが再生されたことにはならないからである。陰は陰、画像は画像。所詮は実物映像ではない。元の3次元映像を生み出すには、CTスキャンと同じように、たくさんのデータから逆問題を解かなくてはならない。したがって、無数の場所から同時観測して得られた画像データから映された立体物体を構築しなくてはならないからである(脳は実際こういうことをしている)。こういった作業が不可能な場合には「シャラップ」(「黙る」)ほかない。すなわち、「分からない」と言うべきである。決してそれが偽物だとは主張できない。しかし本物を見たその人はその陰しか映像に残せないが、「本物」と主張する他ない。どうもこういう原始的なことが日本のマスコミやインテリはなかなか理解できないようである。
2009/01/18のBlog
みなさん、こんにちは。

ここ最近、我が家に入ったMacBookの性能を確かめるために、YouTubeでいろいろ見たり、Google Earthを試したりしている。こうしていろいろ見ていると世界にはいろんな人がいて、IT技術をフルに使ってさまざまな話題を提供していることが分かった。正直、YouTubeの中を散策しているだけでも無限の時間が必要であり、実に奥行きの広い世界があるような感じである。もはや日本のテレビ局はこういった「コンテンツ」に太刀打ちできないだろう。今のところ、まだ基本内容が英語ベースで行われているために、英語のヒアリングのできない日本人にとってはそういった画像クリップの内容を理解することは難しいかもしれないが、それもそのうちGoogleなどの提供する「自動翻訳サービス」が進化することによって話されている言語の自動翻訳のスウィッチを押せば自在に言葉を理解できるようになるだろうと思う。

こうなると、自宅の「大画面」の「有機ELテレビ」でYouTubeコンテントを「超解像技術」によって自由自在に拡大縮小しながら見るという世界が実現するだろう。パソコンにも、ハードにおいては、「有機ELモニター」+「マルチCPU」+「画像チップ」+「物理計算チップ(PPU)」+「超解像チップ」+「超SSD」+「超HDD」+「ウェッブカメラ」のスーパーマルチ搭載パソコンが登場する日も近いだろう。

しかし現在では、さすがのMacBookでもまだ「超解像チップ」はなく、「物理計算チップ(PPU)」は搭載されていないので、Google EarthでもYouTubeでも画像はリアル精度で自由自在に拡大縮小できるというわけではない。まだまだ「モザイク」が消えるまで時間がかかるし、「モザイク」だらけのYouTube画像も多い。

さて、こうしていろいろ見ているうちに実に面白いものが、YouTube上にあることを発見したのでそういったものをここに紹介しておこう。日本のニューエージグループがいうところの「トンデモ科学」(Voodoo Scienceともいう?)に属するものである。「UFO」もの、「Planet X」あるいは「Nibiru」もの、「911陰謀暴露」ものなどさまざまなものがある。しかし、こういったものを「いかさまだ(hoax)」とすぐに小馬鹿にして無視したり目をつむったりしてはいけない。

そんな中でも一番興味深いものは、数年前にアメリカで始まった「UFO Diclosure Project]の映像がたくさん存在していることである。日本国内ではUFOは眉唾物である。だから、テレビに出る研究者も解説者も批判者も全部いい加減な眉唾物の人々しかいない。しかし、この映像はすべてアメリカの公的機関である「National Press Club」(日本で言う「日本記者クラブ」のようなもの)で公開で行われたものである。

これらは以下のものであった。このプロジェクトの標語は「Truth is out there」である。残念ながら全部英語である。
UFO Part 1 of 13 Disclosure Project-National Press Club
これはナンバー1だが、これからどんどんナンバー13までたどることができる。

中でも一番興味深いのは、以下のナンバー9である。
UFO Part 9 of 13 Disclosure Project-National Press Club
これには「UFOの動力」(エネルギーイルミネーションフラックスライナー)、「UFOの内部構造」などが紹介されている。ここでは、アメリカの大企業のいくつか、例えば「SAIC」などが製作中だとある。さらにSgt. Clifford Stone氏が「宇宙人は既に博物学的に分類整理され、現在知られているもので57種いる。いわゆるグレイというものには3種類いる。」と述べている。

いずれにせよ、かつてバックミンスター・フラーが言っていたように、ここでの結論は
「我々人類はまだ幼年期にあり、”外”にはもっと進んだ文明がある」
というものである。
2009/01/15のBlog
みなさん、 こんにちは。

今日は、私がこの10年ずっと観察してきて、ずっと感じている話題を考えたい。

まず右図を見てほしい。これは、ある大学教授のこれまでの論文出版数をエクセルで表にしたものである。

私はこれまでいろんな大学のいろんな大学教授(中にはもちろん知り合いもいる)の論文リストを眺めてきた。これは私の一種の趣味のようなものであるが、他人の論文リストを眺めるというのは結構面白い。「論文リスト」というものは、その人の「大学に置ける立場や地位の変化」、「興味の変遷」、「部下の増減」、「研究費の動向」などさまざまなものを反映しているからである。

今回紹介した例は、こうしていろいろ見てきたもので、かなり平均的で最近の日本の科学者の傾向を見事に反映していると考えられるものである。

(あ)最初の数年は、ごくわずか2通の論文が公表されているのみである。
これは、その人物がまだ大学院生であり、学位論文用の業績としての研究公表のみであることを示している。

(い)次に1、2年に2通ほどのペースで論文が公表されている。
これは、その人物が大学内に定職(正規雇用された職)を持つ助手(現在では助教と呼ばれる)であり[あるいはオーバードクター(現在ではポスドクと呼ばれる年齢である)かも知れない]、まだ研究者としては駆け出しの頃だからである。

(う)それが、10年ほどして今度は年に5通ほどコンスタントに公表する時期が来る。
これは、その人物が助手から助教授(現在では準教授と呼ばれる)に昇格し、だいたい1、2か月に1通のペースで論文を公表したからである。

およそ20年前、私が大学院生だった頃の大学教授は、もっともアクティブで有名な大学教授でも、月1つのペースで論文公表できれば驚異的な数字であった。2か月に1つならかなり御の字。1年に1、2つでもアクティブと言われていた時代であった。だから、この人物も非常に頑張ってかなりアクティブに働いたということが分かる。それを7年ほど続けた。

(え)1994年を境にさらに論文公表が増え、年8通ほどに増える。
これは、その人物がこの時期に助教授から教授へ昇格し、助教授や助手そして大学院生を持つ講座制の長となったことを示している。この時期に多少の増減はあるものの、この状況が2002年まで8年ほど続く。

上に書いたように、およそ20年前以前の日本の国公立大学の学者は、年に12通も論文公表を行えばスーパースター並みにアクティブであり、これを定年退職する年齢まで続けると、多くてもせいぜい100通ほどの論文を公表した。100を超えれば学会を代表するスーパースターと呼ばれたものである。だから、年に6通でもかなり立派な業績と考えられた。平均的な研究者では自分の年齢を若干超えるほどの論文数であれば十分だと考えられていたのである。例えば、定年が63歳であれば、63ほど論文を公表していれば十分標準的と考えられていたのである。

それゆえ、この人物の場合、このままずっと行けばそれはそれで十分である。

ちなみに付け加えれば、アメリカでも同様で、年に12も論文公表すれば非常にアクティブな研究者と考えられている。

(お)それが、2003年を境に”急激に”論文公表が増す。この時期、一気に論文数が20から30に増えるのである。そして現在に至る。
これは、特にこの研究者だけに見られる傾向ではなく、有名大学のそこそこの研究者には共通して見られる傾向である。

これは何を意味するのか?

実は、これは文部科学省のCOE(センター・オブ・エクセレンス)事業により、予算分配が有名大学や有名研究者や代表的研究者に”一か所集中的に”集まった結果であると考えられる。

上で述べたように、普通の研究者の場合、年に12通、月に1通もの論文を作成すると、やってみれば分かるが、大学などの通常業務をこなしながらであれば、毎日ひっきりなしに論文を書いていなくてはならない。そういう状況に陥る。だから、年に30通ともなると、一か月に2、3通の論文を同時進行で出版することになる。これは普通の個人の場合、おそらくまったく収拾がつかず不可能なのである。毎年これほど多くの論文を出す場合には、それぞれの論文の中身を思い出すことすら難しくなるはずである。

では、なぜこれができるか?

その答えは、この時期にポスドクがかならず2、3人付き、研究業務を彼等ポスドクに分業させられるようになったからだと考えられる。勝手にポスドクに好きな研究をさせ、その指導だけを行って、それに共著者として自分の名前を付けて論文が掲載許可されやすくしてやればいいわけである。

また、この時期には、大学院生自体の数も急速に増えたように見える。私が大学院生の頃(1980年代)では、1講座(教授、助教授、助手2人)に対して、学部4年生の卒研生数人、大学院生各学年に1、2人、計10数人程度が普通であった。大学院生の数だけで言えばせいぜい数人というところであり、10人もいればかなりの大所帯であった。それが、最近の大学では各大学のホームページを見れば一目瞭然だが、非常に学生数も多い。この状況が、膨大な論文出版数の傾向を生み出していると考えられる。

これは、逆に言えば、そういう良い状況からはずれた研究者の論文数は従来どおりでそれほど増えないということをも意味する。だから、その意味では、研究者や学者の世界における「格差社会」を表しているとも考えられるのである。研究環境の一極集中である。

一番の典型例は、「iPS細胞」の山中教授の例であろう。文部科学省から数百億円がこの研究者のこの研究テーマだけに集中した。大なり小なり、程度の差こそあれ、この傾向はどの分野にも拡散している。だから、いいお仲間を持つ研究者にはお金も人も集まるが、そこから外の研究者は一種の「村八分」状態に陥る。「研究者の囲い込み」である。

すでにこうしたCOE研究費制度ができて久しいので、研究者社会も一種のスケールフリーネットワーク構造ができているに違いない。ハブ(中心)となる研究者には、ヒューマンネットワークが無数にはり巡らされ、その数に比例して研究費も引き寄せられる。しかし、リム(末端)にいる研究者にはまったく研究費も人も来ない。こういう状況が出ているに違いない。

はたしてこれで万事うまく行くか?

これは今後を見ていく他ないだろうが、いつの間にか、研究者にも勝ち組と負け組のようなものができ、自分が知らず知らずのうちに負け組に入っていると知った研究者はどう思うのだろうか。興味深いところである。

いずれにせよ、年に30も40も論文に名を連ねるのが良いことだとは私には思えない。本来なら自分が計算したり、自分が書いたものだけに名を連ねるべきものである。
2009/01/13のBlog
高校サッカー、広島皆実が初V…鹿児島城西を3─2で破る
大迫勇新記録10発も悔しい準V/高校サッカー
【高校サッカーレポート】決勝:広島皆実×鹿児島城西 広島皆実初優勝!

第87回全国高校サッカー選手権の決勝が昨日12日、東京・国立競技場で決勝(45分ハーフ)で行われた。
広島皆実が3─2で鹿児島城西を破った。対戦成績4戦4勝0敗という、鹿児島城西キラーぶりを発揮した。

【決勝】(国立競技場)

広島皆実3─2(2─1、1─1)鹿児島城西

この試合も最初から最後まで全部見たが(そして今日も録画で見直したが)、ここ最近の決勝戦の試合の中ではベストに入るのではないかと思うほどすばらしい拮抗したシーソーゲームの試合だった。

「堅守強攻」をキャッチフレーズに初の全国制覇を狙った広島皆実と、「超高校級エースストライカー大迫」をキャッチフレーズに初の全国制覇を狙った鹿児島城西の戦いであった。このキャッチフレーズ通りの試合展開となった、実に好対照なチームであった。

鹿児島城西は、中盤は比較的あっさり前線の大迫へボールを送りそこから一気に波状攻撃に入る。それに対して、広島皆実はどちらかと言えば鹿児島実業のような早い寄せをベースに、スペースを与えない中盤で細かくつなぎ、必ず一旦サイドに送ってサイド攻撃で一気にゴール前で勝負するというチームである。

結果は、もちろん「サッカーの鉄則」通りサイド攻撃をベースとするチームが勝つ。

惜しむらくは、鹿児島城西も2点目はサイド攻撃から入ったように、もっともっと徹底的にサイドから攻めるべきだっただろう。そうすれば、もっと楽に点が入ったはずである。マンマークのディフェンスは前からの攻撃に強いが、横からの攻撃には比較的無力だからである。

しかし、この広島皆実は、横から攻められた時には、必ずセンターバックがニアサイドを一人埋めてブロックできるフリーなポジションに入り、相手のマークは残った2人に任せるという見事な役割分担ができていた。そのため、サイドを突破されてセンタリングされても、ニアサイドのディフェンダー(4番の松岡選手)がクリアしていた。

正直、こんなチームを育て上げられたらどんなにすばらしいかとおよそサッカーの監督を経験したことのある人ならだれでも思うに違いない。それほどに広島皆実はすばらしいチームだった。特に、最後の2戦(準決勝、決勝)はそうである。広島皆実の選手たちも大会に入って連戦連勝を続けていくうちに非常に成長したに違いない。お見事である。高校サッカーの監督は、今度は広島皆実を見学に行くべきだろう。

ところで、この広島皆実のチーム戦術を非常に分かりやすく分析した記事を見つけたので、ついでにそれもここで紹介しておこう。というのも、この中の攻撃パターンは、その次の鹿島学園戦、そして昨日の鹿児島城西戦でも繰り返されていたからである。
【高校サッカーレポート】広島皆実×四日市中央工 “堅守強攻”新スタイル確立【高校サッカーレポート】広島皆実×鹿島学園 決勝は「鹿児島城西×広島皆実」に

この記事の中で見なれないキーワードが2、3あったのでそれをメモしておこう。

まず第一は「ギャップ」、第二は「チャレンジパス」、第三は「チャレンジ&カバー」という言葉である。最初の2つは攻撃用語、最後のものは守備用語である。

第一の「ギャップ」とは、相手ディフェンダー選手同士の並んだ”間”、あるいは、相手ディフェンダーとミッドフィールダーの間のスペースなど、敵陣の間の隙間のことらしい。この位置取りをすること、ここへ入ることを「ギャップに入る」と使っているようである。

第二の「チャレンジパス」とは、「その”ギャップ”に入った選手へ出すパス」のことである。もしディフェンダーの間にポジション取りした選手へパスがでれば、これはいわゆる「キラーパス」となる。もしディフェンダーとミッドフィールダーの間にポジション取りした選手へパスを出せば、これはいわゆる「くさびのパス」となる。いずれにせよ、相手の守備陣を崩していくための”挑戦的パス”となるわけだから、これらを「チャレンジパス」と呼ぶのであろう。

第三の「チャレンジ&カバー」とは、相手の突破を防いだり、相手からボールを奪い取る際に「まず1人目が体を寄せてアタックし、そのこぼれ球を2人目の選手が奪い取る」というディフェンスの方法のことである。もし相手の強力フォワードの突破であれば、1人目は抜かれるのは最初から分かっている。そこで、1人目はまずコースを切ってから体にチャージし、相手の進行を遅らせる。抜かれても体を入れてボールに触らせないようにブロックする。そのすきに2人目の選手がボールを先に奪い取り、別のフリーの選手へパスする。

これは、俗に言う「サンド」というのとは異なる。というのは、サンドとは、敵1人が持つボールを2人で同時にアタックして動きを止めて奪い取る方法だから、しばしばこぼれ球は3人目の選手が奪うことになるが、「チャレンジ&カバー」では敵1人に2人で奪い取るからである。もちろん、2人がチャレンジして3人目がボールを奪い取ってもいいわけだが、いずれにしてもチャレンジした選手のすぐそばにいる選手のカバーが必須である。

この「チャレンジ&カバー」が見事に身に付いているのが広島皆実であり、「堅守」の要因の1つとなっている。(もう一つの要因は、「空中戦に勝ち、セカンドボールを拾う」である。)

「縦を切る」、「コースを切る」、「プレス」、「チャレンジ&カバー」で鉄壁のカテナチオ的な「堅守」を身に付け、「ギャップ」に入り込み、「チャレンジパス」を出し、相手を翻弄するというのが今回の広島皆実の「堅守強攻」のサッカーであった。

実に良い勉強になる大会であった。

おめでとう、広島皆実。よく頑張った、鹿児島城西。良い試合をありがとう。
2009/01/11のBlog
高校サッカー、決勝は鹿児島城西─広島皆実 12日激突
鹿児島城西と広島皆実が決勝へ 全国高校サッカー
【高校サッカー・準決勝】広島皆実、鹿児島城西が初の決勝進出


昨日(10日、埼玉スタジアム)、第87回全国高校サッカー選手権の準決勝があり、鹿児島城西は前橋育英(群馬)を5─3で下し、広島皆実は鹿島学園(茨城)を1─0で破り、ともに初の決勝進出。

【準決勝】

鹿児島城西(鹿児島)5-3(4-3、1-0)前橋育英(群馬)


広島皆実(広島)1-0(0-0、1-0)鹿島学園(茨城)



決勝は、U18-高円宮杯(全日本ユース)で8強の鹿児島城西と高円宮杯4強の作陽(岡山)を破って勢いに乗った広島皆実の戦いとなった。

ちなみに、2回戦で徳島商業は、この広島皆実と対戦、スピーディーな攻撃でゲームを支配していたがアンラッキーなゴールで惜しくも1-2で敗戦した。この時の相手が順調に勝ち上がって決勝まで危なげなく勝ち進んだのだから、徳島商業も十分に”自信”を持って良いと思う。なぜならこのチームから崩して得点したのは、徳島商業だけだからである。中川、佐々木、市山の徳商の”3トップ”は全国トップレベルであったということになる。

【決勝】
鹿児島城西--広島皆実

参考:
シュート20発、無念の1点 174cm鹿島学園・長峰
大迫勇9発で記録&V王手/高校サッカー
2009/01/10のBlog
この10年間ずっとPowerBookG3とミニタワーG3で頑張ってきた我が家にもついにMacBookがやってきた。

これまで何度も何度も修理しては自己修理の繰り返しで、一応今も使える状態になっているのだが、さすがに動画やインターネットの時代に対応できなくなってきた。それでもG3をG4にチューンアップしてOS10・2程度までは対応でき、YouTubeも見ることができるレベルにまでは達している。

マック専門店に行くと、パソコンが動かなくなると、まず先に「ハードディスクが破損したんですね」と言われる。したがって、何万円もする新しいハードディスクを買うように勧められ、しょうがなく何度か買い替えてきたのである。あるいは、「初期化すれば直るかもしれない」と言われて、何度も大事なデータを捨て去って、新しく再出発を余儀なくされたものである。

しかし、最近までいろいろ調べてみると、どうやらハードディスク自体が破損することは極めてまれで、たいていの場合は、DRAMキャッシュメモリーのチップの一部が破損してそのために「ガキーン」という破損音(クラッシュ音)を出して動かなくなっていたのである。今回、いろいろどのメモリーボードがだめになったかを試して、それらを交換してみると、驚くべきことに見事復活したのである。家にあるいろんなパソコンのパーツを1台に集中してまるでがらくたでできた合体ロボのような形で修理するとうまく動作して、これまで破損したと思われていたハードディスクをつなぐと、それらも見事に生きていたことが分かったというわけである。

こんな状況を実家の父親が見聞きし、あまりに大変そうなので、それではと一番新しい13型MacBookを1台プレゼントしてくれたというわけである。ありがたいことだ。

そんなわけで、今これは新しいMacBookで書いているが、いろいろ初期設定に時間を取られ、さまざまなマニュアルとにらめっこしてやっとインターネットができるようになったあの10年前の時代と異なり、今ではあっと言う間にインターネットにつながるのだからありがたい。この10年間のソフトとハードの進歩には驚くばかりである。進歩しないのは、我々人間だけだ。

私の個人的興味や能力では、もはやこの1台のMacBookを使いこなすまでにはいかないだろうというほどの多機能が揃っている。少しずつ練習していつかは使いこなせるようになりたいものではあるが、一歩一歩進む他はない。(強いて、MacBookの欠点があるとすれば、外側が金属フレームなので、寒い冬には手が寒いということですナ。)

いやはや、パソコン事情は様変わりしたものである。
2009/01/07のBlog
みなさん、こんにちは。

今日は、新年に入ってからも、ちまたの目先の経済問題だけを気にしていると物事の本質を誤るので、新年最初の話題として、YouTubeで昨日見つけた面白いビデオを紹介しておこう。

昨年までここでも「惑星X、ニビル」や「シュメールの神々」の研究で有名なゼカリア・シッチン博士の本をいくつか紹介してきた。そのゼカリア・シッチン博士のインタビュー番組のYouTube版があった。以下のものである。

オランダ人インタビュアーは、UFO問題、神の問題、人類創世進化の問題など様々な事柄をシッチン博士に聞いている。ただし英語なので、ヒアリングに問題ある人には難しいかもしれないが、逆にこういった関心あるものから英語を勉強するというのも良いのかもしれない。

Zecharia Sitchin interview Part 1:UFO問題
UFOは現代だけでなく古代でも目撃されていると話す。

Zecharia Sitchin interview Part 2:シュメール文明問題
シュメール人はごく最近になって分かったばかりの太陽系の構成を太古から知っていたと話す。

Zecharia Sitchin interview Part 3:ソビエト火星探査機消滅問題
ソ連の火星探査機が消滅したのは火星の古代文明の遺構が再活動して破壊したと話す。

Zecharia Sitchin interview Part 4:アヌンナキ問題
45万年前に地球に来て30万年前に人類を創世したと話す。

Zecharia Sitchin interview Part 5:DNA問題
DNAのアルファベット3文字でタンパク質を構成する仕方が古代ヘブライ語と同じだと話す。

Zecharia Sitchin interview Part 6:結論
1)UFOは太古からの問題である。2)我々だけが太陽系に住む人類ではない。3)我々の未来を研究することが緊急課題。



ところで、日本のマスコミでは「古代エジプト文明」と言えば、エジプトの”偽物”ザヒ・ハワス博士をエジプトのインディー・ジョーンズなどといってやたらと取り上げる。しかし、このザヒの「大ピラミッド=クフ王のピラミッド説」は、壁に赤い文字で書かれた「クフ」が証明するという立場だが、この「クフ」のヒエログリフは鳥の形の文字が左右反対の誤字であることが有名で、まともな考古学者(エジプト学以外の)たちからは、”まゆつばもの”と考えられている。なぜなら、クフ王が古代エジプト最大の王であったとしたら、その人物や部下が自分の名前を「落書き」程度で記載するはずもなく、ましてや自分の名前を間違えるはずはないからである。

もちろん、グラハム・ハンコック、シッチン博士他、多数の研究者がザヒ説を間違っていると考えている。しかし、いったんザヒ博士に異論を唱えると、エジプトのピラミッドの研究や見学や発掘の許可さえ下りなくなるという。この意味で、エジプトを私物化しているのである。それゆえ、グラハム・ハンコック、シッチン博士他、多数の研究者がザヒを非難している。

にもかかわらず、日本のテレビマスコミは、ザヒ詣でがやまない。ザヒの”個人的見解”をすべて受け入れてしまっているのだ。どうもこの辺が私には理解できない。

日本国内で、マスコミはもっとゼカリア・シッチン博士を取り上げるべきだろう。


ちなみに、このゼカリア・シッチン博士を調べていて非常に興味深いものを見つけたのでそれもここで紹介しておこう。

【2012年問題】
NIBIRU Norwegian leader's letter of WARNING
(ニビル、ノルウェー人指導者からの警告の手紙)
2012 Nibiru finally caught !?!
(ついに二ビル発見?)
Real Nasa Nibiru 2012 Doomsday Pictures of Planet X Approacing
Alien doomsday 2012 planet Nibiru exposed!!!! MUST SEE SCARY!!!!!!

ゼカリア・シッチン博士が30年前に予言した「神々の住む星」、「赤い惑星」、「交差する惑星=二ビル」がついに見つかった。古代エジプトの3つの大ピラミッドがオリオン座の”三ツ星”を真似ていることから、オリオン座から近付く(「オリオンミステリー」)というシッチンの予言どおり、2012年に地球に最接近するという話。そしてノアの洪水のような天変地異が2012年以降に起こるという予想に対して、ノルウェー政府は準備開始したというのが、「ノルウェー指導者の警告」である。「話を信じるか信じないかはあなたの勝手、自己責任の下生き残るためにみんなで対処せよ」という警告。


私はシッチン博士の二ビル公転周期3600年説で計算すると、二ビル再来は1400年後と見ていたが、3600を二ビルの60進法で書いたという説では、2012年頃というのもあり得ない話ではない(【天地創造の叙事詩】 ”惑星X” vs 惑星「ニビル」
”3つの世界戦争とニビル星人降臨”
)。

いずれにせよ、かつての「1999年ノストラダムスの予言」と同じで、「2012年」に何が起こるか、時間が解決することだろう。

みなさんのご幸運を祈る! グッドラック!
2009/01/05のBlog
前橋育英、鹿島学園など4強出そろう…高校サッカー

第87回全国高校サッカー選手権大会(第5日目、ニッパ球、駒沢)の準々決勝4試合が行われた。前橋育英(群馬)、鹿児島城西(鹿児島)、広島皆実(広島)、鹿島学園(茨城)が10日に埼玉スタジアムで行われる準決勝に進出した。

【準々決勝】

前橋育英(群馬)1-0国学院久我山(東京B)

鹿島学園(茨城)2-1大津(熊本)

鹿児島城西(鹿児島)6-2滝川二(兵庫)

広島皆実(広島)2-0四日市中央工(三重)


準決勝は、U18-高円宮杯(全日本ユース)で8強の鹿児島城西と前橋育英、高円宮杯4強の作陽(岡山)を破って勢いに乗った広島皆実と優勝候補帝京を破って勢いに乗った鹿島学園の戦いとなった。

【準決勝】
前橋育英--鹿児島城西
広島皆実--鹿島学園

参考:
初戦から有力校対決…激戦Bブロック
2009/01/04のBlog
[ 21:54 ] [ 公表論文 ]
(69) Shu-ichi Kinoshita, Kazumoto Iguchi and Hiroaki S. Yamada,
"Intrinsic Properties of Boolean Dynamics in Complex Networks",
J. Theor. Biol. 256, 351-369 (2009).*
[ 21:50 ] [ 公表論文 ]
(68) Shu-ichi Kinoshita, Kazumoto Iguchi and Hiroaki S. Yamada,
"Robustness of Attractor States in Complex Networks with Scale-free Topology",
The 2007 Annual Conference of Japanese Society for Bioinformatics (JSBi2007).*

(67) Shu-ichi Kinoshita, Kazumoto Iguchi and Hiroaki S. Yamada,
" Attractor States of Boolean Dynamics in Complex Networks",
Nishinomiya-Yukawa Memorial International Symposium: What is Life? The Next 100 Years of Yukawa's Dream, University of Kyoto (2007); Prog. Theor. Phys. Suppl. 178, 342-350 (2008).*

(66) Kazumoto Iguchi,
"Reciprocal Relations in Evolutionary Processes",
Nishinomiya-Yukawa Memorial International Symposium: What is Life? The Next 100 Years of Yukawa's Dream, University of Kyoto (2007); Prog. Theor. Phys. Suppl. 178, 235-242 (2008).*

(65) Shu-ichi Kinoshita, Kazumoto Iguchi and Hiroaki S. Yamada,
"Robustness of Attractor States in Complex Networks",
The 5th International Workshop on Complex Systems,
Sendai, September 25-28 (2007); AIP Conference Proceedings 982, 768-771 (2008).*
cond-mat/0708.2585

(64) Hiroaki S. Yamada and Kazumoto Iguchi,
"q-exponential Fitting for Distributions of Family Names",
Physica A 387, 1628-1636 (2008).*
2009/01/03のBlog
高校サッカー、8強出そろう…藤枝東は1点差で敗退

【3回戦】1月3日
前橋育英(群馬)1-0香川西(香川)
国学院久我山(東京B)7-1那覇西(沖縄)
滝川二(兵庫)3-0近大和歌山(和歌山)
鹿島学園(茨城)3-1情報科学(大分)
鹿児島城西(鹿児島)7-1宇都宮白楊(栃木)
四日市中央工(三重)0-0(PK4-2)筑陽学園(福岡)
広島皆実(広島)1-0作陽(岡山)
大津(熊本)3-2藤枝東(静岡)

優勝候補の市立船橋敗れる、野洲も敗退…高校サッカー

【2回戦】1月2日
香川西(香川)2-1市立船橋(千葉)●
国学院久我山(東京B)7-1松山北(愛媛)●
滝川二(兵庫)0-0(PK5-4)市立浦和(埼玉)●
宇都宮白楊(栃木)1-1(PK4-2)西京(山口)○
筑陽学園(福岡)3-0日章学園(宮崎)
広島皆実(広島)2-1徳島商(徳島)
鹿島学園(茨城)3-2野洲(滋賀)
大津(熊本)4-1立正大淞南(島根)
前橋育英(群馬)3-0武蔵工大二(長野)
那覇西(沖縄)0-0(PK5-4)佐賀東(佐賀)
近大和歌山(和歌山)1-0長崎日大(長崎)
鹿児島城西(鹿児島)5-2大阪桐蔭(大阪)
四日市中央工(三重)2-0山形中央(山形)○
作陽(岡山)4-2星稜(石川)○
情報科学(大分)0-0(PK4-1)東北(宮城)●
藤枝東(静岡)4-0境(鳥取)●


2回戦の中では、放送のあった広島皆実(広島)2-1徳島商(徳島)だけを見たが、徳商は勝てる試合を落としてしまった観が強い。一番の問題点は、ここ徳島の高校サッカー選手に非常にありがちなことだが、焦るとどんどん前がかりになって、パスサッカーが前線へ蹴るだけのラグビーサッカーに変ぼうしてしまうというところである。私はこれは「徳島県民特有の遺伝によるメンタリティー」のせいであると理解している。要するに、焦ったり、プレッシャーがかかると、頭の中が真っ白になり向きになって単調になるという気質のことである。徳島県の高校サッカーの中では徳商サッカーが一番余裕をもってするサッカーだったのだが、相手が全国レベルとなり力が拮抗してくるとどうしてもその気質が持ち上がってきて、だれもが予想のつく単純なサッカーになってしまった。パワープレーだけでは勝機はない。相手も堅守ではあるが、得点力はないチームだっただけに、後半の市山のシュートがはずれ、その直後にGKの不用意なミスキックから安全にコーナーへ逃れた。このコーナーキックが突然の強風に乗って驚くようなスーパーゴールに変わってしまった。これが決勝点となって、近年最強の徳商も良いところなく終わってしまった。

私の個人的サッカー観では、やはり今の高校サッカーレベルで世界トップレベルのサッカーができなといけないはずである。そのためには、高校生レベルであってもサッカーの質そのものは、マンチェスターUレベルのサッカーを目指すべきであろうと考える。これは決して不可能なことではない。なぜなら、J1のガンバ大阪、女子サッカーのなでしこジャパンなど良い成績を残して結果を出しているチームはみなマンUのサッカー戦術を勉強しているからである。高校生にできないはずがない。

そこで何が問題かと言えば、日本のサッカー指導者(もちろん小中高校の)のサッカーに対する考え方の問題である。ここにサッカーというものに対する本質的な誤解があるように見えるのである。

サッカーは、バスケットボールに非常に似ている。手でやることと足でやることの違い、コートの広さの違い、選手の人数の違い、ゴールの形の違いなどを除けば、ボールゲームとしてはほとんどいっしょである。実際、練習法や育成法においてはほとんど差がない。

そこで、バスケットボールと日本のサッカーの違いはどこあるか、と言えば、両者を見比べるとすぐに分かる。

バスケットボールは相手にボールをカットされたらすぐに反撃されてゴールを奪われてしまうため、非常に慎重にパス交換する。この意味は、フリーの位置に走り込んでそこでしっかり一旦止まってボールを受ける。そしてピボッティング(片足を軸にしてパスコースを探す)してパスした瞬間にパス&ゴーをして前に走り込む。この繰り返しである。要するに、バスケットにおいては、ボールをキャッチ(サッカーのトラップにあたる)がすべての基本だということである。しっかりボールをキャッチできなければ次に進めない。そのためには、野球の捕球動作と同じように、まず真っ先にボールのコースに走り込み、そこでしっかり踏み込んでいったん静止した状態で捕球する。そして次の投げ(サッカーではキックにあたる)の動作へと動く。

ところが、日本のサッカー選手の場合、日本のラグビーと非常に似ていて、ボールが来た場合、そのボールをしっかりキャッチせずに前へ前へと走りだしてノッコン(ノットコントロール)を取られるラグビーの選手と同様に、パスを受ける時にしっかり踏み込んで静止せずにどんどん前に蹴って「ドリブル突破の態勢」に入ってしまうのである。こうなると、せっかく自分のところに来たパスも相手との勝負の状況に持ち込んでしまったわけだから、ボール支配は五分五分になり、相手にパスカットされてしまうのである。もしバスケットなら、ここで一気にカウンターを食らって得点される。もしラグビーなら、ここで一気にターンオーバーされてトライまで進んでしまうだろう。

サッカーでも同じことで、味方から来たパスというものは、味方どうしでボール支配する状況であった場面がさらに続くなくてはならないというものである。だから、パスを受ける側がそこで相手をドリブル突破して抜き去ることばかり考えて、今自分がどこにいるかを考えずにどんどん前がかりになって突破ばかりやるとなれば、その都度ボール支配率は下がるのである。

だから、こういう場合は、フリーでボールをもらえる位置に入るまでは走り込むが、いったんフリーとなってパスの受け手となった場合には、そこでバスケットでいうピボッティングのように不必要にドリブルしないでその位置でパスコースを探すべきなのである。そしてパスコースが見つかればそこに正確にパスしてそれからパスした瞬間にパス&ゴーで走り出す。この繰り返しを行わなくてはならない。

残念ながら、日本のサッカーでは、なかなかこの意味のパス&ゴーができず、ボールをトラップする時にいつも前にドリブルしてしまうのである。そうなると、敵との間合いがその1つのトラップで狭くなり、その直後には敵にボールを取られてしまう。

元日の天皇杯でガンバ大阪が柏レイソルに対して圧倒的にボール支配できたのは、ガンバ大阪の選手たちはこれができていたからである。彼等はけっしてトラップの度に突破は計らない。しかるべき場所、ゴール前などだけで勝負所だけでそういうドリブル突破を試みる。もちろん、マンUもそうである。これが私が考える「大人のサッカー」である。

「子供のサッカー」というのは、いつも一生懸命に走り回る。だから運動量は多いが有効ではない。そういうものである。この意味では、高校サッカーの質は未だに「子供のサッカー」である。この違いを日本のサッカー指導者には分かってもらいたいものである。
2009/01/01のBlog
[ 23:17 ] [ サッカーJリーグ ]
天皇杯サッカー、G大阪2度目の優勝…延長後半決勝ゴール

サッカーの第88回天皇杯全日本選手権(1日午後2時、東京・国立競技場)の決勝は、G大阪(J1)が柏レイソル(J1)を延長戦1-0で下し、前身の松下電器時代の第70回大会以来、18大会ぶり2度目の優勝を果たした。

【決勝】
G大阪(J1)1(0-0, 0-0; 延長0-0, 1-0)0柏レイソル(J1)

「天皇杯」はカップ戦の最高峰であり、ガンバ大阪はかろうじて来期のアジアチャンピオンズリーグ出場権を得た。

私はこの試合も最初から最後までずっと見ていたが、実にすばらしい試合だった。

ガンバはトヨタカップ世界3位の経験がやはり生きていて、試合巧者ぶりは群を抜いている感じがした。一つ二つ皮がむけた状態に入ったのではないかと思う。

この試合の勝負所は、試合が延長最後まで長引くことを予想して播戸を温存した西野監督と後半勝負に賭けた石崎監督の采配のどちらが功を奏すかということろだった。

レイソルの石崎監督は、3人交代して後半勝負に打って出た。李とフランサの投入がすべてだったが、フランサの投入は一種の賭けだっただろう。非常に良い攻撃をしたが実らず、李とのコンビも功を奏さなかった。

一方、最後の最後の延長後半に播戸を投入し、最後の最後で播戸が仕事をして勝負を決めたしたたかさは、西野監督の手腕といえるだろう。

マンUと同じで、ここぞと言うときの怒濤の攻めとゆっくり組み立てる時のメリハリが、やはりガンバの方がかなり上だった。

この意味では、得点は1点差だったが、ガンバの快勝と言えるだろう。

久々に見る良い試合だった。日本のサッカーもここまでレベルが上がってきたかという意味では自信を持っていいだろう。

ガンバの今後を期待したい。
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