カナダ親子留学/カナダ親子ホームステイ/多言語/こどもフランス語教材/こども英語教材はフロム・ウエスト


ミカンさんの体験談  

           

きっかけ:
親子ホームステイを検討し始めたのは、その前の年の11月頃でした。子供が生まれてから一度も海外に行っておらず、その年のお正月の旅行も検討してはみたものの、料金の高さに断念。でもこの調子ではいつまでたっても海外行きは実現しない...と私の心は翌年の夏の過ごし方にとびました。

年々暑くなる東京の夏、毎日家にいるわけにも行かずお出かけプランを考えなくてはなりません。お盆に清里あたりへ二泊三日で行っても、ちょっとしたインターナショナルのプリスクールのサマークラスに子供二人を通わせても、そこそこお金はかかります。だったらいっそ気候の良い海外で過ごせないかしら...。私一人で子供二人を連れて行っても安心な街、そうだ、以前フランス語の教材を買ったことのあるフロムウェストのホームページに、親子ホームステイの話が載っていたっけ、ということで、問い合わせのメールを出してみると、早速けいこさんから丁寧なお返事が。これはいいかもしれない、そこから約8ヶ月、準備はゆっくりスタートしました。あまりに先の話だったし、乗り物があまり好きではない4歳の上の子と、トイレトレーニングも終わっていない2歳の下の子を、私一人で海外に連れて行って、他の人のお宅に滞在する、そんなこと本当に実現できるのか、どうかなあ、とぎりぎりまで夢物語気分でした。

夢の実現へ:
心配した飛行機の機内では、子供達二人共かなり眠れたのでうまくのりきれて、幸先のよいスタート。
いよいよバンクーバー到着。けいこさんにもスムーズにお会いすることができました。
早速ステイ先へ向かいます。

ホストファミリー:
ステイ先には8歳の女の子と3歳の男の子がいて、子供達同士は男の子の歌う面白い歌をきっかけに、すぐにうちとけることができました。カナダ人のママとアルゼンチン出身のパパのこのご家庭は、他にもホームステイの受け入れをしていて、私達のあとからベネズエラ人とブラジル人の女子学生がやってきて、それはそれはインターナショナルな雰囲気に。
ご夫婦でヨガを教えていることもあり、食事も健康志向で、全粒粉のパンやキノアが登場、最初は味に馴染めなかった子供達も次第に食欲が出てよく食べるようになりました。

       

デイケア:
土曜に到着、翌月曜からはデイケアにも通い始めました。上の子が以前通っていたという理由でモンテッソーリのデイケアを選択。教具には二人共とても興味を示しました。
が、やはり初めての異国、先生もお友達も言葉も知らない環境に置かれていきなり母から離れられるわけもなく、全3週間のうち、1週目は殆ど一緒に、2週目は半分くらい、最終週にやっと「ママ、バイバーイ」が言えるようになりました。
当初予定していたより自分の時間は減りましたが、デイケアの色んな活動を一緒に体験できて、とても楽しかったです。毎日違う公園(海の見えるところや水遊びのできるところなど)に行き、週一回はちょっとした遠足(水族館やファームなど)、デイケアのお庭では花や野菜を育てていて、収穫したミニキャロットを頂いたり、とても充実していました。

ママの時間:
この夏のホームステイを選んだ理由の一つが、「自分の時間がほしい」というものでした。
まずは睡眠時間の確保。子供が幼稚園に入ってから、日中時間ができるかと思いきやその逆で、子供達が寝てから家事や自分の用を済ませようとすると、どうしても睡眠時間が3-4時間になってしまい、そんな生活のリズムを何とかしたかったのですが、ステイ中は食事の支度などの家事はやってもらえるし、PCにもふれていないので、毎日11時には就寝という健康的な生活を送ることができました。(帰国してまた元の生活パターンに戻ってしまっているのは・・・ですが。)
もう一つ、子供達がデイケアに行っている間に、という目論見は、上に書いたように予想よりはだいぶ少なくなってしまったのですが、それでも何コマかの「フランス語会話」と「フランス料理」のレッスンを受けることができました。先生はフレンチカナディアンのホストマザーだったので、移動の必要もなく、スケジュールもフレキシブル、リラックスムードでよかったです。
デイケア最終日には「りょうこさんヨガ」と「エステ」にも行くことができました。たった一回でしたが、りょうこさんとの出会いは単にヨガの体験にとどまらず、その後のおしゃべりの中にも素敵な「気づき」があって、行ってみてよかったと思いました。ぎりぎりにお願いしたのに、けいこさんには素早く対応してもらいました。ありがとうございます。

↑カメラマンの斉藤光一さん撮影↓

斉藤さんの写真撮影:
素敵でした。斉藤さんご自身が、お子さんの小さい頃に育児にちゃんと関わっていらしたということもあるのでしょう、小さい子供達の気持ちをよくわかって下さって、本当に気持ちの良い時間を過ごし、いい表情の写真をたくさん撮って頂くことができました。途中、下の子が木製のベンチか何かのささくれが指に入ってしまい、痛がって撮影どころではなくなってしまったのですが、そんなときにも慌てず騒がず、マーケット内のお店の人に聞いて針を借りる交渉をして下さったりして、無事解決することができました。

アクシデント:
滞在四日目に、現地で購入した携帯電話を落としてしまいました。デイケアに行く途中、どこかでポケットから落っこちた模様。まだ殆ど使っていないのに、と落ち込みましたが、けいこさんが一緒にバスセンターまで探しに行って下さって、それでも見つからないし、しょうがない、と気持ちを切り替え、二台目を購入することに。そうしたらなんと八日目に「携帯落とされてますよ」の電話が。市の清掃当局の車が歩道の掃除をするときに見つけて拾ってくれていたのでした。「カナダ人、いい人達!!」と(二台目買っちゃった後悔が吹っ飛ぶくらいに)感動。
しかし、その後もこの携帯は、操作を誤ったのか、意図せずインターネットに接続されていてその料金がかかったり、何かとトラブルメーカーではありました。

バースデー:
滞在最終日の前日が私の誕生日でした。そのことを、その前の週にふとしたホストファザーとの会話で口にしていたら、なんとちゃんと覚えていて下さって、皆でパーティーをしてくれたのです。この歳になって、家族以外の人にお祝いしてもらえるなんて、想定外の感動でした♪

            

ふり返って:
今、この体験記をまとめていて、改めて今回の滞在中のたくさんの出会いが実り多いものであったと実感しています。バンクーバーは子連れでも安心して歩ける、平和で親切で健康志向の街だという印象を持ちました。バスで、シーバスで、道端で、公園で、マーケットで、ちょっとした会話を交わしたカナダの人々は皆フレンドリーでした。ホストファミリー、カメラマンの斉藤さん、ヨガのりょうこさん、サリー先生、デイケアの先生&お友達&そのご家族、皆さんがこのホームステイに対して、単にビジネスとしての対応ではない「ハートのこもった」対応をして下さっていたと思います。そしてそれは全てが、けいこさんのスピリットを投影したものなのだろうと。夏が終わって、子供達もそれぞれ一回り成長しました。カナダでの生活を無事終えたことによって、それが一つの自信につながったのかなと思います。
初めて訪れた外国、カナダは子供達にとって特別な国になるのでしょう。
とはいえ先日、電車内で見知らぬお兄さんの洋服にカナダの国旗を発見して「カナダ、カナダ!!」と騒ぎ出したのにはまいりましたが・・・。

フロムウエストのホームステイのおかげで、素敵な夏を過ごすことができました。
けいこさん、本当にありがとうございました。いつかまた、行けますように。

2008年7月後半から8月までの3週間、ミカンさん(ママ)と4才&2才のガールズは、デイケア・フランス語レッスン(ママ)・ヨガ・サリー先生のレッスン・英語スピーカー宅でのホームステイを体験されました。
    
デイケアから思いがけなく(?)足止めをされてしまったので、ママさんの時間が少なくなっちゃったなと思っていました。が、通常は希望してもだめなデイケアにずっと滞在でき、他の方にはない体験談になりましたね。ありがとうございました。けいこママより


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