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外資系スペシャルインタビュー

【第5回】コンサルティングファームにおけるERP導入とは

アクセンチュア(株)小林裕平氏
コンサルティングファームにおけるERP導入とは
小林裕平氏インタビュー
アクセンチュア(株)
グローバル・ビジネス・ソリューションズ 総括パートナー

ビジネスパートナーという役割を実践

Q:事業の方向性について教えてください。

アクセンチュアといえば、“クライアント(顧客)に付加価値と高品質のサービスを提供する会社”という印象が強いと思います。3年前に株式公開を果たして企業としての基盤を充実させたこともあり、単なるコンサルティングというよりもクライアントの“ビジネスパートナー”として活動しています。

アクセンチュア(株)小林裕平氏

Q:ビジネスパートナーというのは、どんな役割を意味しているのですか?

私たちはクライアントに対してコンサルティングを行うだけでなく、それに沿ったビジネスの実行段階にまで踏み込んだ業務を展開しています。「コンサルの提案に従ったけれども効果がなかった」と嘆くクライアントがないように、クライアントがビジネス面でプラス効果を創出するところまで一緒に行動しようというスタンス、これが“ビジネスパートナー”の立場なのです。

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エキスパート集団であるグローバル・ビジネス・ソリューションズ

Q: 小林さんが統括されているグローバル・ビジネス・ソリューションズは、どのような部署ですか?

アクセンチュアのグローバル・ビジネス・ソリューションズ(以下、GBS)はアクセンチュア日本オフィスの一部門ではなく、GBSグローバルネットワークの一部であり、パッケージソフトを中心としてITソリューションを駆使した業務コンサルティングを提供するエキスパート集団であります。
海外にはさまざまなクライアントの導入ケースがあるので、そのような先行事例や最先端のソリューションに携わり実際に適用できること、海外支店網の情報システム統合化などグローバルなプロジェクトに参画できることなどがGBSの強みです。最近はハイテク関連の製造業(メーカー)、通信業、そして官公庁からの受注が増えています。

Q: GBSでの仕事の内容は?

GBSが担当する分野は主に、経営効率アップを図るために企業資源の管理計画を意味するERP(Enterprise Resource Planning)、そして情報資産(ERPをはじめ、SCMやB2Bなど)の最大活用を実現する包括的ソリューションであるEI(Enterprise Integration)が挙げられます。現在スタッフ数は38名、比率はERPとEIが3:1ほどで、個人の能力に応じて配置しています。今後は更に大幅な増員を計画しております。

アクセンチュア(株)小林裕平氏

当社ではERPに関する受注が急増しており、特にSAP社の製品を導入するケースが多くなっております。いずれにしても、クライアントの戦略に最適のソリューションを選択し、事業計画立案の最初から加わります。計画の“上流”段階からクライアントとともに考え、ビジネス面でプラス効果を創出する変革のパートナーとして参画しますから、やりがいがありますよ。

Q:将来のキャリアや教育は?

プロジェクト全体を責任を持ってまとめるマネージメントの道もあれば、エンジニアとしてエキスパートの道を選ぶこともできます。将来的には、インダストリーを軸とした業務プロセス改善のためにクライアントをサポートすることに徹する道もできる予定なので、自分に適したキャリアを選択できる点は大きなメリットでしょう。

GBSでは色々なプロジェクトに参加するなかで、最先端の技術を学んでいきます。そして、ビジネスへの志向性やコンサルティングに興味がある人は、マネージメントの道を選ぶケースが多いですね。クライアントの事業計画の上流から参画しますから、経営者の片腕のような役割をもって取り組むことができますが、それだけにクライアントのビジネスについてしっかりと捉える努力が必要です。ERPなどの製品の知識だけならばソフトウエア・ベンダーのほうがあると思います。それでもアクセンチュア、そしてGBSで仕事をするメリットとしてはプロジェクトには業界を超えて参画し、幅広い総合的な視点で仕事できる魅力があるからと自負しています。
教育という視点に関しては技術的なキャッチアップが遅れていれば社内トレーニング、現場で学ぶOJTのほか、場合によっては外部のベンダー企業でトレーニングしますから心配ありません。

毎日の仕事では、部署やプロジェクトによって差はありますが、月間の残業を定範囲以内に抑えるという目標を掲げており、この業界では画期的な取り組みだと思っています。

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求める人物像は「成長しよう」というマインド

Q: どのようなスキルを持った人材を求めていますか?

コンサルタント能力があり、しかもITエンジニアとしてのスキルを持った人材です。でも、最初から両方を高いレベルで備えた人はほとんどいませんよね(笑)。ですから、SAPの導入を経験したエンジニアで、各種ビジネスにも興味を持ってステップアップしたい人を求めています。初めはプロジェクトチームのメンバーとして行動しますから、「クライアントの役に立ちたい」「皆とともに成長したい」というマインドを持った人材を求めています。

Q: 面接では何を重視しますか?

面接の場で「3年後とか5年後、あるいは10年後、どんな人物になっていたいですか?」と聞くことがあります。即戦力よりも、自分の将来のキャリアパスを考えている人、何をめざしているのか明確な考えを持っている人材を重視しています。当社のクライアントの目は厳しいし、高い成果を期待されています。その期待に応えるための努力を楽しめる人、ビジネス面での成果を出すために努力する人を希望します。

アクセンチュア(株)小林裕平氏
Q: 中途入社したスタッフの事例は?

GBSの人材のうち、約3分の1は中途採用で入社したスタッフです。中途入社したスタッフのなかでは、コンサルティングファームから当社に入社し、SAPの導入プロジェクトなどに参加、現在はプロジェクトリーダーを担当している人がいます。あるいは、ベンダーから入社した女性はSAPに関する高いスキル及び経験を持っており、GBSでエキスパートとして活躍しています。いろいろなプロジェクトを経験しながら、自分ならではのキャリアをGBS、そしてアクセンチュアで築いてください。

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