2009年5月22日 21時17分更新
県教育委員会は、小型カメラで女性を盗撮したとして県の条例違反の罪に問われた小学校教諭と、酒気帯び運転で検挙された高校の主任実習助手2人を、22日付けで懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、倉敷市立茶屋町小学校の藤原淳元教諭(28歳)と県立津山工業高校の丸吉康雄元主任実習助手(48歳)の2人です。
藤原元教諭は先月11日、岡山市中区の書店でサンダルの先端部分にペン型のビデオカメラを取り付けて、女性のスカートの中を盗撮し、県の迷惑防止条例違反で罰金50万円の略式命令を受けました。
県教育委員会によりますと、藤原元教諭は去年9月ごろから50人以上の女性を撮影していたということで、「同僚との人間関係に悩み、仕事のストレスを発散したかった」と話しているということです。
また、丸吉元主任実習助手は、今月1日の夜、岡山市北区で車を運転していたところ、スピード違反で警察の取り締まりを受け、さらに、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されました。
県教育委員会は「盗撮は教育の信用を失わせる重大な事件だ。また酒気帯び運転に関しても酒を飲んだ直後に車を運転した点が悪質だと判断し、厳しい処分にした」と話しています。