2009年5月22日 21時17分更新
白菜の生産が盛んな岡山県高梁市で、やわらかくて甘みがある春白菜の収穫が最盛期を迎えています。
高梁市川上町では、およそ80戸の農家が7ヘクタールで白菜を栽培していて、冬の白菜が終わるこの時期に出荷する春白菜の栽培に取り組んでいます。
このうち田平太郎さんの畑でも今月中旬からことしの収穫が始まり、現在、収穫の最盛期を迎えています。
畑では家族4人が出て一面に大きく育った白菜を一つずつ掘り起こしては余分な根をカマで切り落とし、箱詰めする作業が行われていました。
春白菜は、芯が黄色になっているのが特徴で、冬の白菜に比べてやわらかく甘みがあるということです。
田平さんによりますと、今年は春に雨が少なかったため例年に比べて玉が小さいということですが、味などの品質は良いということです。
高梁市の春白菜の収穫は来月下旬まで行われ、県内のほか、広島県や関西へ向けて出荷されます。