Tokyo, Dec 2, 2008 - (JCN Newswire) - 三菱電機株式会社(TSE:6503)は、シンガポールSingapore 電話ecommunications Limited(以下、Sing電話)と台湾Chunghwa 電話ecom Company Limited(以下、Chunghwa)から、両社の共同調達による次期通信衛星「ST-2」*1を受注しましたのでお知らせします。
今回の受注により、日本のメーカーとしては初めて自社製の国産標準衛星バスで国際商用通信衛星市場に参入することになります。 *1: Sing電話とChunghwaが共同所有する商用通信衛星「ST-1」の後継衛星です。
当社の商用衛星への取り組み
当社は1969年の宇宙開発事業団*2(NASDA)発足以来、NASDAの推進する国内衛星開発プロジェクトの半数近くに主契約者として参画し、今日の日本の宇宙開発におけるリーディングメーカーとしての地位を築いてきました。また、320以上の海外衛星プロジェクトにも衛星部品の供給などで参画してきました。
「ST-2」の提案には、当社の国産標準衛星バス「DS2000」を用いました。「DS2000」は、NASDAの技術試験衛星Ⅷ型「きく8号」をベースに開発したもので、「DS2000」を採用した衛星の運用実績(軌道上実績)として、国土交通省/気象庁の運輸多目的衛星新2号「ひまわり7号」と、スカパーJSAT株式会社の「スーパーバードC2号機」があります。信頼性を確保しつつコスト削減が可能で、Sing電話とChunghwaから納期や契約形態を含めて総合的な評価を得て、受注に至りました。
今回の受注により、当社は「DS2000」で国際商用通信衛星市場に初めて参入することになります。 *2: 2003年10月1日に宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所と共に、現在の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に統合。
概要: 三菱電機株式会社
三菱電機グループは、先にコーポレートステートメントとして「Changes for the Better」を制定いたしました。この趣旨は、“常により良いものを目指して変革していく”意志を表したものです。この言葉は、私たちグループ社員一人ひとりの心に掲げ、行動を起こすためのものでもあります。 “自分が変わらなければ、行動を起こさなければ、三菱電機グループは変わらない”という強い気持ちを持って取り組み、より良い明日へと前進していく決意です。詳細はこちらからご覧ください。 www.mitsubishielectric.co.jp
Tuesday, December 02, 2008 6:48:18 PM Source: 三菱電機株式会社 (EURONEXT: MSHIP) (TSE: 6503) (LSE: MEL)
From the Japan Corporate News Network
http://www.japancorp.net/japan
トピック: Corporate Announcement
セクター: IT・テクノロジー, ディスクロジャー
Copyright © 2009 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network KK.
|