Hatena::Diary

nakaPですが何か問題でも?

2009-05-20

細かいところですが

http://d.hatena.ne.jp/udongein/20090514/1242303209


いろいろと思うところもありますので、こっちで書きます。


弁護士法律全般に対する業務を、弁理士は産業財産(知的財産)に対して特化した業務を行ってますので、特許に関して弁護士に相談するのはあながち間違いではありません。ただそれに特化している弁理士に相談するほうがよりbetterだということになります。


あと出願特許が公開されるのは、出願日より18ヵ月後ではなく、18ヶ月経った後に公開されます。

(びみょーな表現だけど、18ヵ月後に必ず公開されるものではない)


ソフトウエアに対しての特許は、元々考慮されていないので難しいのは本当みたいです。

機械本体+それに載せるソフトウエアという合せ技で出願されていることが多いようです。


特許制度に関しては、一応日本はまだましなほうかなと思います。

アメリカは「サブマリン特許」なんてのもあるみたいだし、某国は「特許があるなんて知らなかった」の一言で逃げれるみたいだし・・・



・・・とまあ、資格の勉強をしていたのでその知識の中で書いてみました。

弁理士から聞いた話も含む)

資格が取れなかったのは内緒w

udongeinudongein 2009/05/20 13:12 >機械本体+それに載せるソフトウエアという合せ技で出願されていることが多いようです。
私が過去に出願したものも、このタイプですね。
で、請求項の中にソフトウェアによる処理を含めるみたいな。

naka_Pnaka_P 2009/05/20 14:11 ウチはそれがメインではないのであまり突っ込んで聞けなかったんですけどね。
ソフトウエアに関しては特許より著作権を主張したほうが良いのかもしれません。

やまだやまだ 2009/05/20 23:59 ソフトウェアでも特許がとれますよ。
純粋でソフトウェアだけで明細を書こうとすると、どうしても曖昧性が残るので書き方が非常に難しいというだけで。
だから、ソフトウェアのロジックを回路に置き換えて説明したりします。

それで書く方は(難しいけど)解決しますが、また難しいのは権利行使の方法ですね。
ハードウェアはその特許方式を使っているのを判断するのが比較的容易だけど、ソフトはそのロジックを使っていることを外部から観測するのが非常に難しいので。

あと、日本は先願主義ですがアメリカとかは先発明主義だったはずなので、特許が出てないと思って安心してたら「実はとっくに発明してたのだよ」と言ってそれが通ってしまう後出しジャンケンみたいなことができたような。

naka_Pnaka_P 2009/05/21 08:20 難しい=審査官の匙加減ってことになるんでしょうね。
この辺もっと理解して欲しいところだけど、そうなると審査官は全ての職種に精通してなければならなくなるし、それはそれで問題が出てきたり・・・

権利行使も、ちょっとでもロジックが違ったりすると別物とみなされる可能性もあるし、難しいところですね。

>後出しジャンケン
これを「サブマリン」って言うそうです。

やまだやまだ 2009/05/21 19:53 > 難しい=審査官の匙加減ってことになるんでしょうね。

だから審査員の匙加減だけで決まらないように公開期間があるんですよね。
「いや、そんなもん特許にするなよ」って誰でもいえるように。

> これを「サブマリン」って言うそうです。

あ、そういえばそうでしたね。

naka_Pnaka_P 2009/05/21 23:08 あ、そっか、そうでしたね>公開期間

ゲスト


トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/naka_P/20090520/1242790939