第89話 白井由佳さん&長田弘さん
昨日は、旭川市教育委員会主催の「発達障害当事者からのメッセージ」と題して、NPO法人 大人のADD&ADHDの会理事長の白井由佳さんの講演。
今日も、教育委員会主催の「幸いなるかな本を愛する人」と題して、詩人であり作家である長田弘さんの講演会でした。
昨日は、自らがADHDであるという、白井由佳さんが、自らの経験い基づいて、さまざまな例を出しながら話を進めました。
「不安が高まって大きな声を出してしまう」
「忘れ物をよくしたり、予定を忘れたりして、だらしないといわれる」
「集中力が持続せず、落ち着きがないといわれる」
「ノートを取っても内容がわかっていない」
「同じ失敗を何度も繰り返す」
などです。
それに対して、親や先生がどう支援をしてゆくのか、当事者が社会の中でのびのびと生きてゆくにはどうしたらよいのか。
などを話されました。
子どもでも大人でも得意・不得意があります。
人は自分の出来ることで他人をカバーし、支えあって社会形成をしています。
誰にでも出来ることがあります。
白井さんは、何をやってもダメだったのですが、本を読んだり文章を書いたりするのが得意だったらしいのです。
だから今があるんでしょうね。
大切なのは自分にできることを精一杯やることです。
そして今日の講演は、長田弘さんです。
翻訳や、詩集、童話などを書いてる方です。
長田さんは、本を読むことだけが読書ではありません。といいます。
読んだあとで「自分の心の中に失いたくない言葉の蓄えを作りだす」
「本は一人で読んでいても、もう一人の過去や、未来の自分との対話」だといいます。
確かに、一冊の本を読み終えたときの達成感や、満足感って他にはないものですよね。
久々に記念写真を入れます。
長田弘先生とです。(MABU)
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