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2009年5月21日(木) 19:20 |
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不安の声多い中、裁判員制度始まる
一般の人が裁判員として刑事裁判に参加する裁判員制度が21日からスタートしました。
開かれた司法を目指して始まる制度ですが、市民からは「参加したくない」という声が聞かれるなど、制度への意識が低い中でのスタートとなりました。 裁判員制度は殺人や強盗致傷などの重大な刑事裁判に、有権者から選ばれた裁判員6人がプロの裁判官3人と一緒に裁判に参加する制度で、21日以降に起訴された事件が対象となります。 制度の開始にあわせて高松地裁では裁判所、地検、弁護士会が会見を開きました。 一方でJNNの電話調査ではおよそ7割の人が裁判に参加したくないと回答するなど、市民の制度に対する意識は否定的なものが多いのが現状です。 こうした市民の声に対し岡山地裁は過度な不安は必要ないと言います。 裁判員が参加する裁判は早ければ7月下旬以降にも始まる見通しです。
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