大阪・西淀川署から移送される小林康浩容疑者(中央)=22日午前8時34分 食事は1日おにぎり1個 大阪の小4女児衰弱死事件大阪市西淀川区の小学4年松本聖香さん(9)が虐待を受けた末に死亡した事件で、母親の美奈(34)、小林康浩(38)の両容疑者=保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=が、聖香さんに1日の食事としておにぎり1個しか与えていなかったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。 聖香さんの頭部に髪の毛が円形に抜けたあとがあったことも判明。西淀川署捜査本部は虐待の状況をさらに調べている。 捜査関係者によると、美奈容疑者らは3月中旬ごろ連日にわたり、1日に白米のみのおにぎり1個か、バナナ1本しか与えなかった。 小林容疑者は3月10日ごろから聖香さんに激しく暴行するようになり、自宅ベランダに閉め出して、コンクリート製の床にシートを敷いただけで寝かせたりもしていた。「言うことを聞かず、ごまかすので暴力を振るった」と供述している。
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