Print this Post Article Lists Back

韓国の合計特殊出生率、世界最下位=WHO

 韓国の合計特殊出生率は昨年に続き再び最下位になった。一方、平均寿命は調査対象になった193カ国中28位と、比較的上位に入った。

 世界保健機関(WHO)が21日に発表した「世界保健統計2009」によると、韓国人女性一人が一生に生む子供の数を示す合計特殊出生率は、2007年の統計基準で1.2人となり、193カ国中最下位だった。合計特殊出生率が1.2人という国は韓国、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、チェコ、ポーランド、スロバキア、ウクライナなど8カ国だった。韓国は昨年も06年の統計基準で1.2人となり、193カ国中最下位だった。韓国の合計特殊出生率は1990年1.6人、2000年1.4人と減少の一途をたどっている。北朝鮮の合計特殊出生率は昨年と同じ1.9人だった。

 一方、男女を合わせた韓国の平均寿命は79歳で、ポルトガルやコスタリカと並び29位だった。これは、昨年の78.5歳より0.5歳伸びたものだが、順位は23位から5段階下がっている。男性の平均寿命は76歳、女性は82歳で、男性の平均寿命は1年伸びた。北朝鮮の平均寿命は昨年と同じ66歳(男性64歳、女性68歳)だった。

 合計特殊出生率1位は昨年に続きニジェールとアフガニスタンだった。ニジェールは7.2人(昨年7.3人)、アフガニスタンは7.1人(昨年 7.2人)。しかし、両国の平均寿命はそれぞれ51歳と42歳で、世界最下位圏だ。

 最長寿国は日本とサンマリノで平均82.5歳だった。男女合わせた期待寿命はシエラレオネが41歳で最も短かった。

シン・ジョンソン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る