2009年 5月 21日 |
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裁判員制度スタート 法曹三者会見
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殺人事件など重大な事件の被告を市民が裁く裁判員制度が21日、始まりました。これに合わせ、香川県内の裁判所と弁護士、検察庁が会見し、制度への協力を呼びかけました。高松地方裁判所で行われた会見には、地裁のほか高松地方検察庁、香川県弁護士会の代表3人が臨みました。そして司法に対する国民の理解と信頼のため分かりやすい迅速な裁判を目指したいと抱負を語りました。裁判員制度では市民が重大な刑事事件の裁判の審理に加わり、被告の有罪・無罪や刑の重さを決めます。香川県内では現在、辞退者を除く2837人が裁判員候補者に選ばれています。
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新型インフル 自宅待機の生徒に健康確認
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新型インフルエンザの感染拡大を受け、兵庫県から通う生徒に自宅待機の措置を取っている学校では、毎日、教員が生徒の自宅に電話をかけ健康状態を確認しています。岡山市のベル学園高校では兵庫県から通う生徒33人に対し、22日まで自宅待機の措置を取っています。高校では放課後などに担任の教員が生徒の自宅に電話をかけ、健康状態を確認しています。教員は体温やせきなどインフルエンザの症状が出ていないか確認し、チェックシートに記入していました。また、高校では洗面所に消毒液を設置したり、手洗いやうがいを放送で呼びかけるなど感染拡大の防止を図っています。岡山県内でこれまでに休校や自宅待機の措置をとった私立学校は21校となっています。
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香川県が二次感染防止に連携して消毒
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新型インフルエンザなどの感染症が香川県内で発生した場合に備え、香川県と害虫駆除会社などで作る団体が、21日連携して消毒作業を行う協定を結びました。協定は新型インフルエンザや鳥インフルエンザなどが香川県内で発生した場合、迅速な消毒作業で二次感染を防ぐため、香川県と害虫駆除会社などで作る県ペストコントロール協会が結んだものです。今後は互いに連携し、消毒に使用する機材の確保や、研修会を開いて技術の向上を図るなど、体制の整備に努めることにしています。ペストコントロール協会は香川県で大きな高潮被害が出た2004年の台風の際も被災地域の消毒作業を行ったということです。
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NPO法人理事長 詐欺容疑で逮捕
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嘘の請求をして倉敷市から介護給付費など約250万円をだまし取ったとして岡山市のNPO法人の理事長の女が21日、詐欺の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは岡山市北区東花尻のNPO法人で、障害者に福祉サービスを提供する「たいむカプセル」の理事長、石黒悠容疑者(48)です。警察によりますと石黒容疑者は倉敷市内の障害者3人に150回以上の介護サービスを行ったとする嘘の請求書類を倉敷市に提出し、2006年11月から2カ月間で市から介護給付費など約250万円をだまし取った疑いです。警察は去年9月、市からの告訴を受け、裏づけ捜査を進めていました。警察の取調べに対し石黒容疑者は「私が罪を犯したことにしてもらって構いません」と供述し、容疑を認めているということです。警察はこのほかにも余罪があるとみて石黒容疑者を追及する方針です。
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山里を彩る珍しい「七色樫」
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四季を通じて七色に葉の色を変える珍しいカシの木が岡山県鏡野町で山里を美しく彩っていますこのカシの木は季節ごとに葉の色を変えることから「七色樫」と呼ばれています。推定樹齢は300年、高さは約16メートルで岡山県の天然記念物に指定されています。今月上旬までオレンジ色だった葉は黄色く染まり、周囲の水田や山々の緑と美しいコントラストを作りだしています。七色樫はブナ科のウラジロガシが変異したもので七色に変わる理由は分かっていないということです。葉の色はこれからさらに濃くなり夏から秋にかけては緑色に、冬には枯れた葉が黄色くなり季節とともに七色に変わるということです。
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