松江放送局

2009年5月22日 9時29分更新

新型インフルエンザ確認されず

関西地方を旅行したあと、発熱やせきの症状を訴え、新型インフルエンザへの感染が疑われた県東部に住む20代の男性と、県西部に住む幼い男の子は、県の保健環境科学研究所の遺伝子検査で新型インフルエンザに感染していないことが確認されました。

新型インフルエンザの感染が疑われていたのは、県東部に住む20代の男性と県西部に住む男の幼児です。島根県によりますと2人は、いずれも関西地方に旅行したあと、38度を超える高い熱やせきなどの症状を訴えました。このうち20代の男性は、医療機関で行った簡易検査で、新型インフルエンザが含まれるA型と判定され、男の子はA型とは判定されませんでした。しかし、発熱外来の医師が新型インフルエンザの疑いがあると診断したため、島根県が21日の午後から松江市にある県の保健環境科学研究所で、それぞれから採取したウイルスの遺伝子検査を行っていました。

島根県によりすと、検査の結果が22日未明に判明し、20代の男性は、A香港型のインフルエンザ、男の子は、インフルエンザには感染していないことが確認されたということです。