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国内の感染者2000人以上の可能性も

 世界保健機関(WHO)で感染症対策を担当した押谷仁東北大教授は20日、都内で講演し、国内の状況について「今分かっている感染者数は氷山の一角で、10倍はいる」として、現時点で2000人以上に上る可能性があるとの見方を示した。

 押谷教授は「(ウイルスは)日本のどこにいてもおかしくない状況だ。国内で少なくとも数十万人単位の感染者が出るだろう。季節性インフルエンザを超える被害が起こる可能性がある」と警鐘を鳴らした。

 今後拡大が続けば、2〜3週間後には重症化する人が出て、1カ月後には死者が出るという米国のような経過をたどる恐れがあるとし、重症患者が多発した場合に備えた医療体制を緊急に考える必要があると指摘した。

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