ミノワマンのパネルを食いちぎるボブ・サップ=東京・六本木
「DREAM9」(26日、横浜アリーナ)
“野獣”ボブ・サップ(34)=米国=が19日、総合格闘技イベント「DREAM」のリングで元大リーグのスーパースター、ホセ・カンセコ(44)と“MLB対NFL最強決定戦”をぶち上げた。
26日・横浜大会で開幕する8選手による無差別級の「スーパーハルクトーナメント」1回戦で、サップは日本戦士のミノワマン(33)=フリー=と、カンセコは身長218センチの崔洪万(28)=韓国=とそれぞれ対戦。短期間ながらNFLのベアーズやバイキングスなどに在籍したサップは互いの初戦突破を前提とした上で「MLB対NFL、決勝でぜひ拳を交えたい」と今秋予定される頂上決戦での激突を熱望した。
大リーグ史上初の同一シーズン40本塁打&40盗塁を記録したカンセコは今大会で総合格闘技デビュー。趣味のムエタイと1敗1分けのセレブリティー(有名人)ボクシングの経験のみで、総合の練習開始は3カ月前。無謀とみられる転向だが、野獣は「小さいボールを的確に打てるんだから格闘技でも的確な攻撃を出せる」と潜在能力を評価。「ホセの頭をホームランしたい」と、米4大スポーツ対決を視野に入れた。