全日本女子会見で、ビーチ転向をやんわりと否定した木村沙織(右)と狩野舞子=都内
バレーボール女子日本代表の荒木田裕子女子強化委員長(55)が18日、川合俊一日本ビーチバレー連盟会長(46)に“イエローカード”を突き付けた。
以前から、木村沙織(22)=東レ=や狩野舞子(20)=久光製薬=のビーチ転向案を訴える川合会長に対し、荒木田氏は「(川合会長に)言いましたよ。『ちょっとボリューム下げてね!』ってね」と声を荒らげた。さらに「(不景気で)東レは祝勝会もやっていない。こんな時期に軽率な発言はどうか」と畳みかけた。
ただし、川合会長の携帯の番号が分からないため「ビーチ連盟にファクスしたわ。返事?ないけど」と苦笑していた。
一方、“ご指名”のあった木村は「『行かないで』ってファンレターが読み切れないほどきました。菅山さんからも電話で『来るの?』と言われました。考えてないですけど」と困惑すれば、狩野も「趣味でやってみたいけど本格的には」と話した。