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11日に亡くなった作曲家の三木たかし(本名・渡辺匡=わたなべ・ただし)さん(享年64歳)の葬儀・告別式が20日、東京・芝公園の増上寺でしめやかに営まれた。約700人の関係者が参列し、タレントの萩本欽一(68)、作詞家・荒木とよひさ氏(65)が友人代表として弔辞を読んだ。欽ちゃんは「三木さんは友達じゃないや、偉大すぎて。僕にとっては先生」と故人をたたえ「(天国で)阿久悠さんといい仕事をしてるんじゃないか」としのんだ。
「今日で、正直言って三木さんと友達をやめます」。かつて日テレ系「スター誕生!」で共演し友人代表として弔辞を読んだ欽ちゃんは、あえてそう言った。決して絶縁宣言ではない。欽ちゃんにとって三木さんは、尊敬すべき“先生”だったからだ。
先生と呼ぶと怒った三木さん。06年、紫綬褒章のパーティーに「来てね、絶対だからな」と友人のように誘った三木さん。最近はあえて欽ちゃんも友人として接してきたが、葬儀中に流れた名曲の数々に「知ってる曲が何曲も流れた時、やっぱり友達じゃないや、偉大すぎて。僕にとっては三木先生。やっとありがとうが言えた。ほっとする」と話した。
以前「欽ちゃん好きだ。でもね~、俺、阿久悠さんがもっと好きなんだ」と話していたエピソードを披露。「阿久悠さんと今いい仕事してるんじゃないか。三木さんを見たら、お前も来いよっていっているようで」と肩を落とした。
最も親しい友人で、故テレサ・テンさんの楽曲などでタッグを組んだ作詞家・荒木氏は涙、涙。「たかしちゃんの隣で付き添って一緒にいてあげたい。たかしちゃんは曲がったことが嫌いで、潔い人だったけど、僕にひとつだけうそをつきましたね。言ってたでしょ。僕は長生きだから、90歳まで生きてとよひさを見送って弔辞を読むからって言ってたのに…」と声を詰まらせた。
葬儀は午前10時から始まり、正午過ぎに出棺。喪主で妻の恵理子さん(33)も声を震わせながら「結婚生活は10年ほどでしたが、私にはもっと長く幸せな毎日を過ごしていたように感じます」とあいさつ。この日参列した約700人の関係者に見守られ、三木さんは桐ケ谷斎場でだびに付された。
(2009年5月21日06時04分 スポーツ報知)
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