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平成21年度 旧司法試験 短答式試験 解答速報

ページの目次

平成21年度 旧司法試験 短答式試験 正解一覧表

問題番号 憲法 正解番号
1 3
2 4
3 3
4 3
5 1
6 2
7 3
8 3
9 4
10 2
11 4
12 4
13 3
14 4
15 2
16 3
17 3
18 4
19 2
20 5
問題番号 民法 正解番号
21 4
22 4
23 5
24 4
25 4
26 4
27 3
28 5
29 1
30 2
31 3
32 1
33 5
34 3
35 3
36 5
37 5
38 5
39 1
40 5
問題番号 刑法 正解番号
41 1
42 4
43 2
44 3
45 3
46 5
47 5
48 3
49 1
50 4
51 1
52 4
53 2
54 1
55 2
56 4
57 3
58 5
59 4
60 5
 

(平成21.5.10 第1版)

Wセミナー/司法試験
択一対策委員会

平成21年度 旧司法試験 短答式試験問題の総評

第1 体裁面について

 今年は39ページ(憲法14ページ,民法10ページ,刑法15ページ)であり,昨年の40ページよりも1ページ少なくなりました(憲法15ページ,民法10ページ,刑法15ページ)が,問題のページ数等の体裁面については大きな変動はなく従来の傾向と基本的には変わりませんでした。

第2 問題形式面について

 憲法については,個数問題がなくなり,穴埋め問題が増えています。
 個数問題は,組合せ問題と異なり,各記述の相対評価で正解に達することができないため,この点だけでも憲法の難易度は下がったと言ってもよいでしょう。また,穴埋め問題も昨年の7問から9問に増えた点についても,この形式の問題は,細かい知識に依存することなく事務処理能力があれば解けることから,難易度を下げる要因となっています。
 民法については,すべて組合せ問題であり,従来のものを踏襲している点で,形式面を原因とする難易度の変動はないと思われます。
 刑法についても,問題形式は基本的に従来のものを踏襲していますが,純粋な知識問題が1問出題されているため,この点で難易度は少し上がっているように思われます。

第3 問題内容面について

1 憲法

 知識問題は,近時の傾向である判例知識を問うものを中心に,それ以外の制度上の知識(憲法尊重擁護義務など)等を問うものも数問出題されました。
 後者については従来のレベルと同様のものしかきかれていません。また,前者についても,判例の細かい部分をきいているものがあったとはいえ,昨年と異なり個数形式ではなく組合せ形式できいているため,正解への到達のしやすさという点では昨年よりも易しくなっています。
 これに対して,穴埋め問題については従来のものとレベルは変わっていないように思われます。ただ「誤っているものを最も多く含む組合せ」という引っかけの形式が1問(No.14)出題されたことが昨年と異なるところです。

2 民法

 基本書にない知識を多くきいている点では従来のものと変わっていません。親族・相続分野から数問出題(No.30,33,40)されているのも,近時の傾向のとおりといえます。
 しかし,事例を正確に分析しなければ正解がでない(たとえば占有改定と即時取得に関する昨年のNo.24など)という問題はなく,また基本書レベルの知識だけで肢を消去すれば,それ以上のレベルの知識の正誤を確定しなくても正解に達することができるものもあったため,昨年よりは解きやすかったと思われます。

3 刑法

 昨年と同様,ヒントが問題文章中にあるため,上から順に埋まる問題もありましたが,昨年のようなあからさまなものは減っています。逆に今年はある程度先に進んでからでないと確定できないものもあったため,事務処理問題を苦手としている受験生にとっては難易度が上がっていると思われます。
 そして,ある程度知識がないと穴が埋まらない問題(拐取罪に関するNo.53,証拠隠滅・偽証教唆に関するNo.59など。また,誤想過剰防衛に関するNo.47も各学説に対する批判がわかっていないと埋まりませんが,現場思考で解くことは可能と思われます。ただ,現場で解くには時間がかかると思われます。)がある一方,細かい知識にとらわれるとかえって間違えやすい問題(電磁的記録不正作出罪などに関するNo.60)もあり,これらで時間が取られた受験生もいたものと思われ,難易度はやや上がっているのではないでしょうか。

第4 まとめ

 以上を踏まえますと,今年の短答式試験は,刑法については昨年より難易度が上がりましたが,憲法・民法については昨年より難易度が下がったといえますので,全体としては難易度が昨年よりも下がっていると思われます。加えて,短答式合格者数は昨年(1605人)よりさらに減少することは確実ですので,合格点は昨年(46点)より高くなることはほぼ間違いないところであると思われます。ただ,具体的な合格推定点については,合格者数が何人となるか予測が困難であるため算出することはできません。

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択一対策委員会

 

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